しんのすけ「ペル・・・ソナ・・・?」 1 名前:!ninja[sage] 投稿日:2013/09/14(土) 02:37:11.84 ID:x4jzEAQT0 みさえ「しんちゃーん、今日はジュネスに行くからお留守番お願いねー」 しんのすけ「ええー?いつもお留守番ばっかりでかーちゃんずるいゾ!」 ひま「たーい!」 しんのすけ「オラもたまには連れてけ連れてけ!」 みさえ「あーもー今日だけだかんね!」 しんのすけ「うわーい!やったやったー!」 ひま「たーいたーい!」 みさえ「早く支度してきなさい!」 しんのすけ「ほーい」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:38:22.24 ID:x4jzEAQT0 ージュネスー みさえ「あら〜、サトーココノカドーより安いじゃな〜い!」 しんのすけ「ねえねえかーちゃんかーちゃん、肉ガムってなに」 みさえ「さ、さぁ・・・美味しくないのは間違いないんじゃない?」 ひま「た、たい・・・」 店員「今からタイムサービス!タイムサービスとなっております!なんと五分間限定で!キャベツ2玉で100円!100円となっております!」 みさえ「や、安!ちょちょっと待っててしんちゃん!うおおおお!!」ビューン! しんのすけ「いってらっしゃーい」 しんのすけ「・・・暇だゾ」 10分後・・・ しんのすけ「・・・遅すぎるゾ!」 しんのすけ「ははーん、きっとどこかで迷子になってるんだゾ、かーちゃん今迎えに行くゾ!」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:39:06.69 ID:x4jzEAQT0 ー家電コーナーー >‎じゃあテレビの中に入るぞ 陽介「絶対離れんなよ!里中!」 千枝「う、うん!」 しんのすけ「ほっほーい!オラ野原しんのすけ5歳!アクション幼稚園に通っているんだゾ! ねえねえ、おねいさんは焼肉のお供にキャベツ派?レタス派?」 千枝「う、うわ!なんだなんだ!」 陽介「げっ見られた!というか落ちる!」 >‎このままでは子供が一緒にテレビに落ちてしまう 千枝「は、はなせ!ガキンチョ!」 しんのすけ「うほほーい、いい匂いがするゾー」ガシッ 千枝「わー!はなせはなせー!」ブンブン 陽介「あ。暴れんなって、うわー!」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:41:31.09 ID:x4jzEAQT0 >‎落ちてしまった・・・ しんのすけ「えへへー」 千枝「いい加減離れろっつーの!」 陽介「おい、どうすんだこの坊主・・・」 >‎そっとしておこう 陽介「テレビの中でそっとするわけにもいかねーだろ・・・」 千枝「あれ?この前居たクマは?」 クマ「ここに居るクマ!」 しんのすけ「おお!おっきいぬいぐるみが動いてるゾ!」 クマ「この子誰クマ?」 >‎知らない子だということを伝えた クマ「そっかー、じゃああっちの世界に送り返すクマ」 陽介「そうしてくれ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:43:13.89 ID:x4jzEAQT0 しんのすけ「えー?こっちの方が楽しそうだゾ!・・・そういえばここどこ?」 陽介「そこからなのか・・・」 千枝「ここは、シャド 陽介「うわー!馬鹿馬鹿言うなってー!」 千枝「あっイケね」 千枝「でももうテレビの中に入っちゃったし、向こうに戻っても子供の戯言だって言って誰も聞かないっしょ」 陽介「そ、それもそうだと思うが・・・うーん」 >‎ここはとにかく危険だということを伝えた・・・ しんのすけ「嫌だゾ!オラは強いんだゾ!地球の危機を何度も救ったんだゾ!えっへん!」 千枝「でも最低限ペルソナぐらい出せないとここで戦えないよ?」 しんのすけ「ペルソナ?何それ」 千枝「ほら、こうやって、ペルソナー!」カッ >‎千枝がトモエを出して見せた・・・ 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:45:08.08 ID:x4jzEAQT0 しんのすけ「おおー!おねいさんすごーい!」 千枝「ふふん!」 >‎どこか得意げだ・・・ しんのすけ「オラも出るかも!ペルソナ!」カッ 千枝「ほら、出ないっしょ?・・・えっ?」 陽介「そりゃそーだ出ないでない・・・は?」 >‎出た・・・これは・・・ルシファー! 陽介「嘘だろ・・・おい」 しんのすけ「おおー!かっちょいいのが出たゾ!」 千枝「うっそ・・・しかもめちゃ強いし・・・」 しんのすけ「これで着いていっていい?」 千枝「で、でもまだ子供でしょ?襲われると危ないって!」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:48:56.25 ID:x4jzEAQT0 >‎着いてくるように伝えた 陽介「いいのか?こんな子供・・・」 クマ「きっと大丈夫クマよ、きっとクマより腕力あるクマし」 しんのすけ「わっほーい!」 >‎俺たちで守ればいい 千枝「・・・うん、そうだね、きっと戦力にもなってくれるし!」 陽介「お前がそういうんなら大丈夫だろう・・・絶対に離れるんじゃねーぞ!坊主!」 しんのすけ「ブ、ラジャー!」 陽介「ほ、本当に大丈夫かこいつ・・・」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:50:12.78 ID:x4jzEAQT0 ー雪子姫の城ー クマ「征服の騎士が出たクマ!先生たちの先制クマ!」 しんのすけ「ペルソナ〜ん?」ブレイブザッパー バシュウ! クマ「先生達の勝利クマー!」 >‎強すぎる・・・ 陽介「こいつのおかげでラクラク進めるな、今後も頼むぜ」 しんのすけ「ほほーい!千枝ちゃん褒めて褒めてー」 千枝「はいはいえらいえらいぞー」 >‎今後の攻略に心強い味方が出来た・・・ 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:51:42.69 ID:x4jzEAQT0 ー最終階ー 千枝「雪子!」 陽介「天城!」 しんのすけ「うっほほーい!同じ顔のおねいさんが二人居るゾ!」 「おねいさん達、双子?」 >‎シャドウとの関係を子供でもわかるように説明した しんのすけ「なるへそ」 雪子S「あら!王子様が4人も!」 千枝「四人・・・ってことはクマ以外ってこと?」 クマ「三人目はしんちゃんで、四人目はクマでしょーが!」 陽介「いや、それはないな」 しんのすけ「千枝おねいさんは男なの?」 千枝「んな訳ねーでしょうが!ちょっと黙ってて!」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:53:42.69 ID:x4jzEAQT0 雪子S「そうよ、千枝は王子様・・・だった」 「結局千枝じゃダメだった、私を連れ出してくれなかった!」 「老舗旅館の女将修行?そんなウザイ束縛、まっぴらなのよ!」 「たまたまここに生まれただけでこんな事嫌なのよ、嫌!」 「私は待ってるのよ、ここから連れ出してくれる、王子様を!」 「街の尊厳?そんなものクソくらえだわ!」 雪子「な、なんてことを!」 しんのすけ「おねいさん!」 雪子「だ、だれ?」 しんのすけ「オラ、オラおねいさんの事も全然知らないけど、自分が殻に篭ってるって分かってるなら、自分で破ればいいんだゾ!」 「自分で破れない、自分じゃどうしようもない、そう思ってるからダメなんだゾ!」 雪子S「私は!老舗旅館の時期女将で!街の誇りもあるの!私からは出ていけないの!」 しんのすけ「そんなこと!一度でいいから忘れるんだゾ!ひよこだって殻を破って出てくるときはじめは自分で割るんだぞ!」 「おねいさんは!結局逃げてるだけだゾ!」 「自分と向き合う勇気を持って!」 雪子「・・・!」 「・・・」 雪子S「あーもう本当ウザイ!」 「消えろ!」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:54:42.69 ID:x4jzEAQT0 雪子「待って!」 「・・・私は、勇気が無かった」 「一度も試したこともないのに、初めから無理だ、無理だなんて」 「してもないことを・・・」 雪子S「・・・」 雪子「この私は、ちょっと捻じ曲がってるけど・・・アナタは・・・私だね」 雪子S「・・・うん」パァ >‎自分に向き合い自分と認めることができた雪子はペルソナ「サクヤコノハナヒメ」の力を手に入れた! 陽介「す、すげぇ・・・」 千枝「説得しちゃった・・・」 雪子「私を私と認めることが出来たのも、この子のお陰ね、ありがと」なでなで しんのすけ「シュッシュッポッポー!」 雪子「ふふ、変な子」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:56:19.93 ID:x4jzEAQT0 「あれ、気持ち、悪い・・・」バタン しんのすけ「あれ?おねいさん?」 千枝「ちょっと!大丈夫!?」 クマ「ここの空気が悪すぎるクマー!早く戻るクマー!」 >‎雪子を担いでテレビの外に戻った・・・ 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 02:58:03.66 ID:x4jzEAQT0 ー屋上ー 雪子「・・・ん、ここは?」 千枝「ジュネスよ」 しんのすけ「お、おねいさん、大丈夫?」 雪子「大丈夫、ありがとう」 陽介「天城、何か覚えてるか?」 雪子「・・・ごめん、旅館に戻ってからは曖昧で・・・」 陽介「そうか・・・」 >‎それでも無事でよかった 雪子「力になれなくて、ごめんね」 しんのすけ「ジュネス王子!雪子おねいさんはとっても辛い思いをしてるんだぞ!もう!」 陽介「お前に何がわかるんだっつーの!」 千枝「そうだね、今日はこの辺でお開きとしますか」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 03:00:02.64 ID:x4jzEAQT0 みさえ「あー!こんなところに!」 しんのすけ「迷子になったのはそっちでしょ!もう!心配したんだから!」 げんこつ! みさえ「こっちのセリフだっつーの!」 >‎たくましい母親が現れた・・・ みさえ「ったく・・・すいませんうちの子が迷惑掛けて」 千枝「いえいえ、ははは・・・」 陽介「どちらかというと助けられたっていうか・・・」 みさえ「?とにかくすいません・・・ほら!行くわよ!」 しんのすけ「また会おうねー!千枝おねいさん!雪子おねいさん!ジュネス王子!・・・誰だっけ」 >‎主人公だ! しんのすけ「主人公さん!またねー!」 >‎・・・まさに嵐のような子供だった END 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/14(土) 03:14:18.93 ID:x4jzEAQT0 糞スレ