オーキド「懐かしいのお」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「北高で部活対抗の乱闘をすることになったわ」

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1 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:09:57.47 ID:DBqipGF50

〜オーキド研究所〜

オーキド「ケンジよ メガ進化についてのレポートを探してきてくれるかのう?」

ケンジ「はい、オーキド博士。」

〜研究所資料室〜

ケンジ「確かここに……
あった!  これを博士のところに…」

ヘ~゙トベトン ベ~トベトン

ケンジ「うああベトベトン?」

ベトベトン「ベトベト♪♪♪」

ケンジ「おいやめろ!ベトベトン!
     うぁぁぁぁ…………」

バラバラバラバラ………

ケンジ「あぁベトベトン
君のせいで資料がバラバラじゃないか!」

ベトベトン「ベトォ……」

ケンジ「片付けなくちゃ……レポートもどこかに…」

ケンジ「ん?なんだろうこれは?
写真? それもずいぶん古い…
男の子と女の子がうつっている」
ドドドド………

オーキド「どうしたんじゃ!ケンジ!大きな音がしたが大丈夫か?」

ケンジ「いっ!?だっ大丈夫です!
すみません。」

オーキド「なにか隠しているのか?」

ケンジ「いやいやそんな……」

ヒラ……

オーキド「なんじゃこれは……?
おお!懐かしいのお!」

ケンジ「?」

オーキド「この写真の男の子はワシなんじゃよ。」

ケンジ「この男の子がオーキド博士なんですか?」

オーキド「そうじゃよ。もう40年も
前かのお」

3 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:15:54.37 ID:DBqipGF50

ケンジ「では、その隣の女の子は?」

オーキド「その女の子はワシの幼馴染みじゃ。ケンジよ。休憩でもしながらワシの昔話聞いてくれんかのお」

ケンジ「はい!とても気になります!」



6 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:24:15.65 ID:DBqipGF50

約40年前

女の子「はやくしなさいよ!今日の朝旅に出るっていってたじゃないの!」

オーキド「ああごめん!実は俺こんなの作ってたんだ!ほら!」

女の子「なにこれ……」

オーキド「名付けてポケモン図鑑!
出会ったポケモンはこれで記録するんだ!」

女の子「辞書みたいじゃない!
かさばって邪魔ね」

オーキド「一生懸命作ったんだけど…いらないのか…」

女の子「わかったわよ!もらってあげるわ!」

オーキド「ヘヘッ」

8 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:30:11.35 ID:DBqipGF50

オーキド「それじゃあいくか!次会う時はポケモンリーグだ!」

女の子「まっ待ちなさいよ!」

オーキド「俺はポケモンマスターに全体なってやる!まってろよ!セキエイリーグ!」

9 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:38:16.42 ID:DBqipGF50

女の子「全く……あんなにはりきっちゃって……あたしもいかなきゃ!」

オーキド「あれ?やべっ!俺ポケモンもってくるの忘れた!」

ダダタダ……

女の子「あら、ずいぶんはやい再会ねぇ?」

オーキド「ぐぬぬぬ」

女の子「あっ!そうだ!あんたのママからこれとどけてくれって。
中身は知らないけどモンスターボールよ。」

10 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:41:43.02 ID:DBqipGF50

オーキド「やったぜ!ありがとう!
よし!でてこいヒトカゲ!」

ヒトカゲ「カゲェ!」

オーキド「じゃあ今度こそ、セキエイリーグで!」

11 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:47:14.22 ID:DBqipGF50

二人は着実にバッチを集めていき、ついにポケモンリーグへの出場の権利を得た。

12 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:51:10.62 ID:DBqipGF50

女の子「待っていたよ。オーキド!図鑑にこだわってたせいか随分ここにくるのが遅かったじゃない。
データなんて必要ない。
あたしが本当のバトルを見せてあげるわ!」


13 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 01:56:52.88 ID:DBqipGF50

女の子「使用ポケモンは一体どちらが戦闘不能になったら負け
それでいいね!?」

オーキド「おう!」

女の子「ゆけ!ゲンガー!」

オーキド「ゆけ!リザードン!

「かえんほうしゃだ!」


14 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:01:43.58 ID:DBqipGF50

女の子「シャドーボール!」

オーキド(威力で押し負けている…)

女の子「この程度?全くがっかりさせるわ!
ゲンガー!  ヘドロばくだん!」

15 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:09:57.88 ID:DBqipGF50

リザードン「グオア」

オーキド「リザードン!くそお
どうすればいいんだ!
リザードン………?
よし!もうか発動!
かえんほしゃ!」


16 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:14:47.98 ID:DBqipGF50

ゲンガー「」

女の子「ゲンガー!……………
あんたの勝ちよ!あんたが今からセキエイリーグのチャンピオ…」

オーキド「いや!俺はチャンピオンは辞退するよ。」

女の子「!?」

17 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:15:15.19 ID:DBqipGF50

ゲンガー「」

女の子「ゲンガー!……………
あんたの勝ちよ!あんたが今からセキエイリーグのチャンピオ…」

オーキド「いや!俺はチャンピオンは辞退するよ。」

女の子「!?」

18 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:24:48.09 ID:DBqipGF50


女の子「なんで?あんたの夢はもう叶ったのよ?」

オーキド「お前に図鑑をあげたとき邪魔だっていってただろ?
それに不便だよな自分で書き込むなんて。
だから俺決めたんだ。もっとポケモンの事知って、いつかはトレーナー皆が使うようなハイテクな図鑑を作りたいんだ!
俺、トレーナーをやめて研究者になるよ!」

女の子「……………………」

19 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:43:12.36 ID:DBqipGF50

〜そして現在〜

オーキド「それ以来会っていないんじゃ。でも、彼女はいまでも現役トレーナーとして活動しているそうじゃ。」

ケンジ(博士の幼馴染みでゲンガーを使う現役トレーナー……?)

ケンジ「もしかしてあのキクコさんですか!!??」

オーキド「そうじゃ!よくわかったのお」

ケンジ「ありがとうございました
オーキド博士。話を聞かせてもらって。」

オーキド「こちらこそありがとう。
昔話をしていてワシも少年時代に戻ったようじゃった。」

オーキド「よし!ケンジよ!
資料室を片付けにいくとしよう!」

END

20 名前:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[] 投稿日:2014/01/09(木) 02:46:23.43 ID:DBqipGF50

ご閲覧ありがとうございました。



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