コナン(22)「光彦ってまだ内定とってねーのかよwww」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:朝倉「…こんな時間まで何処に行ってたの?」長門「古泉一樹の部屋」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:35:13.66 ID:639ccc0gI

月日は流れ…16年後

阿笠邸にて

コナン「お前ら久しぶりだなー、バーローwwwww」

元太「久しぶりだなー、コナン!!!」クソデブスマイル!

歩美「久しぶりー!!!コナン君、かっこよくなったね!!!」

コナン「そ、そんなことねーよ、バーローwwwこのバーローwww」///

灰原「まったく…貴方って人は変わらないわね。」

コナン「う、うっせー…ほっとけよ…」


阿笠(68)「おー、久しぶりじゃな。はっはっはー!」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:42:00.70 ID:639ccc0gI

元太「おぉぉぉー!!!博士じゃねーかーwwwてっきり死んだかと思ってたぜwww」

歩美「博士に失礼だよ、元太君www」

阿笠「哀君のお陰でまだまだ元気じゃよ…それにしても君達も相変わらずじゃな、ほっほ。」

灰原「まぁ、博士は相変わらずメタボだけど。」

阿笠「す、すまんのぅ…(それにしても哀君は色っぽくなったのぅ…)」///

コナン「あれれ〜?そういえば光彦は?」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:45:23.86 ID:639ccc0gI

灰原「円谷君ならまだ就活らしいわよ。」

コナン「へっ!?あいつまだ決まってねーのかよwww」

元太「なんだコナン知らなかったのか?」

歩美「光彦君、公務員志望らしいからまだなんだってさ!」

コナン「ああ…公務員か。」

灰原「しかも警視庁目指してるらしいわよ。」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:49:57.80 ID:639ccc0gI

阿笠「ほぉ…光彦君らしいと言えば光彦君らしいのぅ。」

元太「そういえばコナンはどこに決まったんだ?」

コナン「お、俺か?…俺は…株式会社バーローってところだ。」

歩美「バ、バーロー?…そんな会社、歩美聞いたこと無いよ。」

コナン「いわゆるブラック企業でさ…あはは…(本当はパラパラのインストラクターだけどよ!)」

阿笠「他のみんなはどんな進路なんじゃ?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:54:20.54 ID:639ccc0gI

元太「俺は実家の酒屋を継ぐんだぜ!」クソデブスマイル!

歩美「歩美は看護婦だよ!」

コナン「へ、へぇー、そうなんだ。灰原は?」

灰原「私は製薬会社に入ったわ。」

コナン「おめーらしいな…」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/29(火) 23:57:50.05 ID:639ccc0gI

その頃、光彦は…

光彦「今日は面接です!筆記試験の対策もしつつ面接対策をしてきた僕だからきっと受かりますよー!」


面接会場にて

光彦「いよいよ、僕の番です!」

???「次の方、どうぞー。」

コンコン!

光彦「失礼します!」ガチャ!

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:03:16.81 ID:iE9bG4GhI

???「どうぞ、座って下さい。」

光彦「失礼します。」スッ

???「まずは自己紹介からお願いします。」

光彦「帝丹大学法学部四年、円谷光彦です!」キリ!

亀山「はい…自分は警視庁採用係の亀山です。」

杉下「同じく、杉下です。」

古畑「えぇ〜…古畑です、はい。」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:11:08.06 ID:iE9bG4GhI

光彦「(なんだか…個性的な人ばかりですね…)」

亀山「どうぞリラックスして下さい!ガチガチですよ〜。」

光彦「は、はい。」

亀山「そうそうそんな感じで。…えー、円谷さんはどうやってここまで?」

光彦「で、電車でここまで来ました。」

亀山「遠かったでしょう?米花町からここまでなら二時間くらいかかるんじゃないですか?」

光彦「え、ええ。」

杉下「亀山君。」

亀山「はい?」

杉下「余計な質問はそこまでにして本題に入りましょう。」

亀山「そうっすね。古畑さんもそんな感じで?」

古畑「えぇー…んー…私からは一つだけ。…円谷君って言ったっけ?君なんでそんなソバカスだらけなのさ?」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:17:30.94 ID:iE9bG4GhI

光彦「え!?そ、それは…」

古畑「私の部下でさぁ…あれ、なんだっけあいつ?」

杉下「今泉巡査ですか。」

古畑「あー、そいつです!…その今泉って使えない奴なんだけどね、やたらデコが広いからデコさんって呼ばれてるんだよ。」

光彦「は、はぁ…」

亀山「古畑さん、いつも叩いてるっすよね?」

古畑「あいつのデコ見てると叩きたくなってくるんだよ…えーと、なんだっけ…あ、そうそう…だから、円谷君だっけ、君もそんなソバカスだらけの顔だと舐められるよ?」

光彦「そ、そうですか…そう言われましても…」

杉下「亀山君!」

亀山「は、はい。本題に入りますか。」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:26:41.14 ID:iE9bG4GhI

亀山「さっそくですが…志望動機を聞かせて貰えますか?」

光彦「え、えー、はい。…私は小学生の時から警察官になりたいと思ってました。というのも、私は少年探偵団というのに属してましt」

亀山「少年探偵団?それってなんですか?」

杉下「確かに気になりますねぇ〜。」

光彦「少年探偵団というのは僕が小学生の時に入ってたグループです。僕を含め五人で様々な事件を解決してました。」

亀山「例えばどんな事件を?」

光彦「猫探しや、学校の噂…時には殺人事件をです。」

亀山「!」

杉下「ほぅ…殺人事件をですか。」

古畑「アクチノバシラス・アクチノミセテムコミタンス…」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:35:41.30 ID:iE9bG4GhI

光彦「はい…僕たちなぜか殺人事件によく遭遇していて…目暮警部はご存知ですか?」

亀山「目暮警部を知ってるんすか。」

杉下「彼は五年前殉職しましたよ。」

光彦「そ、そうだったんですか…」

古畑「なんだか疲れたなぁ〜、寝よ。」

亀山「殺人事件にはどの位立ち会われたんですぅ?」

光彦「百から先は覚えてません…こんなに多いのもたぶん毛利探偵のせいだと思うんですが…」

亀山「毛利探偵って、まさか…眠りの小五郎のことっすか!?」

光彦「そ、そうです…」

杉下「彼も確か五年前に階段から転げ落ちて亡くなってますね。」

古畑「……気になるなぁ。」

杉下「古畑警部補も気になりますか。僕も同感です。」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:40:20.34 ID:iE9bG4GhI

亀山「右京さーん、なんでもかんでも事件にするのは良くないっすよ〜。」

杉下「細かい所が気になってしまう、僕の悪い癖。」

古畑「んふふ。」

杉下「しかしながら、調べてみる価値はあると思んですがねぇ。」

亀山「それは後にしましょうよ。今は円谷さんの面接が優先っすよ。」

古畑「そんなの誰かに任せればいいんだよ。僕さぁー、こういうの苦手なんだよ。」

光彦「…」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:47:27.14 ID:iE9bG4GhI

亀山「えーと、円谷さんは少年探偵団に入ってた。それで警察の仕事に興味を持った…ってことでいいっすか?」

光彦「だ、だいたいそういうところです。」

杉下「他にはないのですか?その程度の理由で我々の世界に興味を持ったと言うにはいささか説得力に欠けると思うんですがねぇ。」

亀山「だ、そうです。」

光彦「え、えー…他には…」


古畑「えぇー…今回は一人の青年が面接を受けにきましたぁ。とても誠実な青年ですぅ、はい。しかし、なぜ我々が彼を面接したのか?…答えはこの後すぐ。古畑任三郎でした。」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 00:54:16.24 ID:iE9bG4GhI

光彦「…ぼ、僕は…小さい頃から西部警察やはぐれ刑事や踊る大捜査線を見て興味をもったから警察官になろうと…」

杉下「はいぃ?」

光彦「で、ですから…」

杉下「言い訳を、するんじなぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!!!」プルプル!

光彦「!?」

亀山「あちゃー。」

杉下「これで面接は終わりです。」

光彦「えっ?」

杉下「最後に一つだけ。…君を採用するわけにはいきませんねぇ。」

光彦「!!!???」

亀山「だそうです。お疲れ様っす。」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 01:07:19.76 ID:iE9bG4GhI

光彦「………」

古畑「お察ししますぅ。」

光彦「…な、なんで…」

古畑「んふふ…私は最初から貴方が落ちると思ってましたよ。」

光彦「そ、そんな…嘘です!!!」

古畑「いいですか、あなた!あなた、一次試験の筆記に受かってないんです!」

光彦「えっ!!!???」

古畑「これは事実ですぅ!私の優秀な部下の小男がきちんと確認しました!」

光彦「な、ならなぜ面接を…」

古畑「えぇー、それについては…申し訳なく思ってますぅ。先ほどの面接官は毛利探偵の死について調べてた特命係というものでして、はい。受験者の中から毛利探偵と接点があった君を呼び出し面接と言うなの聞き込みを。」

光彦「そ、そんな…」

古畑「しかし、全然聞けませんでした、んふふふふ。だから、私を呼ぶなっていったんだよ〜。」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 01:09:33.03 ID:iE9bG4GhI

光彦「…古畑さん。」

古畑「はい?」

光彦「…人生って難しいんですね。」

古畑「そんなもんですぅ。」

光彦「…行きましょう。」

古畑「…」ニコッ!

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/30(水) 01:27:05.05 ID:iE9bG4GhI





ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:元太「出来たぞ新一、光彦に想像を絶する痛みが降りかかるスイッチじゃ」