1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:26:33.20 ID:o0/jLW1f0
シンジ「許せない…」
カヲル「どうしたんだい?シンジ君」
シンジ「カヲル君! アスカがヒドイんだ!」
カヲル「……またシンジ君を苛めたのか。あの毛唐リリン」
シンジ「ねえ。カヲル君の魅力を思い知らせて、アスカをメロメロにしてやってよ!!」
カヲル「え?」
シンジ「お願いだから」
カヲル(シンジきゅんにお願いされた!!)
カヲル「任せて。君の希望を叶えるために僕はいるんだ」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:31:32.79 ID:o0/jLW1f0
その日の夜
アスカ『ぁ…もしもし、シンジ……』
シンジ「アスカ、今どこ? もうご飯できてるよ」
アスカ『ご、ごめんなさい。私今日……っ、ん、ヒカリの、とこに…ぁ、ぁん』
シンジ「?」
アスカ『泊ま、泊まるから…帰らない、から。ンぅ、ぁっ、食べて、て、ぁ、ひぅっ』
シンジ「…………分かった」
シンジ(なんだろ。ヘンなの)
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:38:43.06 ID:o0/jLW1f0
翌日
アスカ「シンジ。これ、カヲ…渚から」
シンジ「カヲル君から? 何?」
アスカ「知らないわよ。ただ、渡しといてくれって命れ…言われただけだから」
シンジ「ふうん。ありがとう」
アスカ「じゃ、私寝るわ。疲れてるから、起こさないでね」
シンジ「うん」
ガサガサ
シンジ(ビデオディスクだ。何で僕に? 何かの映画かな?)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:47:19.69 ID:o0/jLW1f0
アスカ『んちゅ、ちゅ、ンむ、れろ、ちゅぷっ、ン』
シンジ「!?」
アスカ『ちゅぅぅ、ンっちゅ、んぷ、ふぁ』
カヲル『……そんなに僕の指が美味しいのかい?』
アスカ『ほぃひぃ…ちゅぱっ、ンぁ、ほぃひぃれふぅ……んんっ』
カヲル『…』
アスカ『ぁぁ、カヲルさま、カヲルさまぁ……』スリスリ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:53:43.96 ID:o0/jLW1f0
カヲル『もう一度言っておくけど、僕は君になんの興味もない。ただシンジ君に頼まれたから。それだけだ』
アスカ『わ、分かってます。それでもいいの、いいんです……』
シンジ「す…すごい」
アスカ『カヲルさまの玩具……ううん、玩具ですらないわ。勝手に縋りつくだけの哀れなメスなの』
カヲル『自分の立場は分かってるようだね』
アスカ『はい!』
カヲル『……』ゲシッ
アスカ『ひぃんッ』
ドサッ
アスカ『ぁ……ぁ、ぁへ……』
シンジ(カヲル君に蹴っ飛ばされても、怒るどころかヨダレ垂らしてイっちゃってる……あのアスカが!)
シンジ「やっぱりカヲル君は凄いや!!」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 12:59:59.59 ID:o0/jLW1f0
翌日
シンジ「カヲル君!!」
カヲル「やあシンジ君。ビデオは見てくれたかい?」
シンジ「うんっ。ありがとう、思ってた以上だった」
カヲル「君がそう言ってくれと嬉しい。あんなのに声をかけたかいがあったよ」
シンジ「そ、それでその……またお願いが」
カヲル「なんだい? 僕に叶えられることであれば何でも言って」
シンジ「今度は洞木さんって人を、アスカみたいにして欲しいんだ」
カヲル「え?」
シンジ「洞木さんはいい人なんだけど…アスカに色々吹きこまれて、よく知りもしないのにカヲル君のこと悪く思ってるみたいだから」
カヲル「僕はそんなことは気にしないけど」
シンジ「ダメだよ! カヲル君をバカにするなんて、絶対ダメ!」
カヲル「シンジ君……」ジーン
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 13:37:09.41 ID:o0/jLW1f0
キーンコーンカーンコーン
ヒカリ「起立。礼」
「「「「「さようなら」」」」」
ヒカリ(さてっと。今日もスーパー寄って、お弁当の準備頑張らなくっちゃ)
スーパー
ヒカリ「♪」
ヒカリ(好きな人のご飯考えるのって楽しいな。鈴原、明日も喜んで食べてくれるかな……)
カヲル「すみません」
ヒカリ「え、はい?」
カヲル「こんにちは。洞木ヒカリさんですよね」ニコ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 13:42:57.63 ID:o0/jLW1f0
翌日
ヒカリ「ごめんね鈴原…今日はお弁当ないの」
トウジ「ふぇっ!?」
ヒカリ「っていうか、もう作ってこないから。これ、責任取って今日のパン代」
ジャラ
ヒカリ「明日からはまた自分で用意してね。ホントにごめんなさい。それじゃ」
トウジ「い、いいんちょう……? なんや、急に……」
ヒカリ「碇君にも渡すものがあるの。はい」
シンジ「ディスク……これって」
ヒカリ「あの人に頼まれたの。碇君に渡せば分かるからって」
シンジ「う、うん。ありがとう」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 13:53:16.77 ID:o0/jLW1f0
ヒカリ『はぁ、はぁ、ん……かふぉるはまぁ……』
チュク……クチュゥゥ、チュパッ
ヒカリ『どうですか? あ、味は』
カヲル『マズいよ。君の唾液のせいで』
ヒカリ『ご……ごめんなさい、ごめんなさい……』
カヲル『この食材は、その鈴原君というリリンのために買ったものなんだね』
ヒカリ『はい……』
カヲル『好きな異性のために買ったそれを、初対面の男に口移しで食べさせている。それも全裸で。屈辱だとは思わないのかい?』
シンジ(えっ。洞木さんって、トウジのこと好きだったのか……じゃあ、トウジに悪いことしちゃったのかな)
シンジ(でも仕方ないよ。だって相手がカヲル君だし。カヲル君はもっとモテるべきなんだ!)
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 14:03:01.13 ID:o0/jLW1f0
ヒカリ『屈辱だなんて! 私とっても、とっても幸せです!』
カヲル『…』
ヒカリ『こんな綺麗な人に、こんな……ン、ん』
クチュ、チュク、チュパッ
ヒカリ『ふぁ……く、くひうつひれぇ……ンぁ、ご奉仕ぃ、させていただけてぇ……とってもしあわせぇ……』
カヲル『そう。良かったね。でも、マズいしもう飽きたよ』バサ
ヒカリ『あっ』
カヲル『勿体無いから残りは君が食べるんだ。拾わずに、這いつくばって口だけで』
ヒカリ『は、はい』
カヲル『床も汚れたから、舐めて掃除しておいてね』
ヒカリ『はい!……ん、ちゅ、ペロ、レロッ』
カヲル『…………不潔だね』
ヒカリ『はひぃ……わ、わたし、フケツな女の子です……レロッ』
シンジ「わー」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/13(日) 14:11:21.62 ID:o0/jLW1f0
翌日
シンジ「マヤさんって人がいるんだ。赤木リツコさんの後輩で、ネルフのオペーレーターの」
カヲル「そのリリンがどうかしたのかい? まさかまたシンジ君になにか」
シンジ「ううん。僕は何もされてないけど……ただ、なんていうか、レズっぽい人で」
カヲル「レズ。女性の同性愛者を指す俗語だね」
シンジ「それで、多分リツコさんの事が好きで、リツコさんもそれは知ってるみたいで」
カヲル「つまり?」
シンジ「つまり、あやしい二人なんだ。でも女の人同士なんておかしいよっ。ネルフにはカヲル君がいるのに」
カヲル「シンジ君に買いかぶられるのはこそばゆいね」
シンジ「カヲル君! あの二人を落としてカヲル君の奪い合いさせてやって!」