キョン「じゃあ、寝ましょうか」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「最近あたしのSS見なくなったわね」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 11:51:28.08 ID:bfmpN22P0

キョン「…」

みくる「…」

キョン「何も…起きませんね」

みくる「そうですね」

キョン「長門もいきなり寝ろとかなに言ってるんですかね」

みくる「えぇ…」

キョン「…とりあえず外に出ましょう」

みくる「はい」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 11:53:32.98 ID:bfmpN22P0

キョン「…あれ」

みくる「どうしたんですか?」

キョン「いや、ドアがあかなくて」

みくる「え?」

キョン「おーい長門、これはなんの冗談だ?」

みくる「…」

キョン「…どゆこと?」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 11:58:26.98 ID:bfmpN22P0

みくる「キョン君…」

キョン「い…一回落ち着きましょう」

みくる「は…はい」

キョン(状況を整理しよう、まず俺たちは三年前にタイムトラベルしてきた)

キョン(そこで朝比奈さんがえーっと…TPなんとかをなくした)

キョン(そして未来に帰れなくなり、長門に助けを求めたら…)

キョン(長門にいきなり寝ろ…と言われた)

キョン「さっぱりわからんぞ」

キョン(いや、俺的には一生このままでもいいんだが、朝比奈さんはそう思わん
    だろう、長門、ジョークなんだろう?早く出してくれ)

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:02:19.41 ID:bfmpN22P0

みくる「どうしましょうか」

キョン「…とりあえず今日は寝ましょうか、明日になれば長門も鍵を開けてくれますよ」

みくる「そうですね…」

キョン「それじゃあ布団は離しておきますね」

みくる「キョン君、私と同じ部屋で寝るのいやなんですか?」

キョン「そそそそうじゃなくてですね!俺の方が大変というかなんというか」

みくる「ふふ、冗談ですよ、それじゃあおやすみなさい」

キョン「え…えぇ、おやすみです」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:11:43.65 ID:bfmpN22P0

ー一日目ー

みくる「起きてください、キョン君」

キョン「あが」

みくる「おはようございます」

キョン「あ、朝比奈さん…え?」

みくる「いやだなぁ、忘れちゃったんですか?」

キョン「忘れ…あ、そうか、長門に閉じ込められて」

みくる「ええ」

キョン「で、ドアは…開きませんね」

みくる「どうしましょう」

キョン「ま、まぁもう少し待ってみましょう」

みくる「はい」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:15:29.43 ID:bfmpN22P0

キョン「…」

みくる「……」

キョン「………」

みくる「…………ねぇ、キョン君」

キョン「なんです?」

みくる「お腹、減りませんか?」

キョン「…いえ、全く」

みくる「おかしくありませんか?」

キョン「おかしい…ですね、もう随分時間経ってますし」

みくる「どうしてでしょう」

キョン「どうしてですかね」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:21:11.01 ID:bfmpN22P0

ー三日目ー

みくる「キョン君」

キョン「なんです?」

みくる「もしかして…なんですけど」

キョン「はい」

みくる「長門さん、もしかしてこの部屋の時間を止めたんじゃないでしょうか」

みくる「それなら私たちのお腹が減らないのも納得がいきます」

キョン「そうですね、長門ならありえますね」

みくる「そうでしょう?」

キョン「ただ、それだとおかしいことがありますよ」

みくる「なんでしょう」

キョン「なんで俺らの時間は止まらないんでしょう」

みくる「あ…確かに」

キョン(…長門、お前は何がしたいんだ)

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:28:09.52 ID:bfmpN22P0

キョン「…あ」

みくる「どうしたの?キョン君」

キョン「この部屋の時間は止まってるんですよね」

みくる「はい、おそらく」

キョン「それで、俺らはお腹が減ったり、あれですけど、尿意や便意なんもない」

みくる「は…はい」

キョン「きっとここにいれば、年を取らないんじゃないでしょうか」

みくる「そうですね」

キョン「そして、今は三年前」

みくる「…あ」

キョン「長門は…三年間俺らをここに閉じ込める気なんじゃ」

みくる「そ…そんな」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/09/18(水) 12:59:02.88 ID:bfmpN22P0

ー七日目ー

キョン「朝比奈さん」

みくる「なんですか?」

キョン「しりとりでもしましょう」

みくる「いいですよ」

キョン「りんご」

みくる「ごぼう」

キョン「うし」

みくる「しまうま」

キョン「まんとひひ」

みくる「ひとこぶらくだ」

キョン「だっくすふんど」

みくる「どうも」



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