1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:02:39.03 ID:Inok3C920
シンジ「父さん。なぜ僕を呼んだの?」
ゲンドウ「お前が使徒に好かれる体質だからだ」
シンジ「使徒って、人類を滅ぼすっていう化物なんだろ!? なんでそんな事言い切れるんだよ!」
ゲンドウ「…」
シンジ「それに、化物に好かれたからって……」
ゲンドウ「コマせ。それ以上は望まん」
シンジ「3年ぶりに会う中学生の息子に言うことじゃないよ……父さん」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:12:05.47 ID:Inok3C920
ドゴォン!
ゲンドウ「やつめ。ここに気づいたか」
青葉「目標をカメラで捉えました。主モニターに回します」
ピッ
ミサト「あれが―――使徒」
シンジ「え……?」
サキエル『ふふっ。えい! やあ!』ドゴン!ドゴン!
冬月「むう。我々の予想より胸がデカいな」
ゲンドウ「ああ。だがこの角度では断言できん。カメラにもっとズームするよう伝達しろ」
青葉「はい」
シンジ(使徒……? あの女の子が?)
ミサト「シンジ君。出てくれるわね?」
シンジ「…………説得してくればいいんですよね?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:22:13.92 ID:Inok3C920
拡声器『えー…っと。そこの女の子。とりあえず止まって。暴れずに話を聞いて下さい』
サキエル「ん? 誰? 顔見せてよ」
拡声器『……暴れないでくれますか?』
サキエル「声が可愛いから1分だけ待ってあげる。でも隠れたままならドカーンね」
シンジ「…」
サキエル「わっ」
シンジ「『わ』?」
サキエル「んふふ。なぁにぃ?」
ミサト「いきなり猫なで声に変わったわね」
リツコ「……いける!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:38:04.87 ID:Inok3C920
シンジ「僕はあの、話を……話をしたくて」
サキエル「うん。いいよ。じゃああそこ、ちょうどいいから座ろ」
シンジ(あそこって、あの瓦礫か)
ストン
サキエル「で、お話ってなぁに? あ、名前なんて言うの? 私サキエル」
シンジ「碇シンジ……です」
サキエル「シンジ君かぁ……いい名前」ススッ
シンジ「サ、サキエルさん。ちょっと近すぎる気が……」
サキエル「いいじゃない近いほうが、声が聞きやすくて。ねぇもっとお顔見せて」ギュッ
シンジ「はぅ」
ゲンドウ「子供の名を褒められた。親の手柄だな」
冬月「名づけたのはどうせユイ君なのだろ?」
シンジ「―――と、言うわけで。できればその、暴れて街を壊したりするのは、止めて欲しくて」
サキエル「うーんそれは無理」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:49:26.54 ID:Inok3C920
シンジ(あっさり断られちゃったじゃないか!父さん…! そ、それに)
ムニムニム
シンジ(う、腕に柔らかいのが当たって……)
リツコ「シンジ君、ガチガチね」
ミサト「あっちのほうもガチガチだったりしてねー」
マヤ「不潔」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 13:50:57.25 ID:Inok3C920
サキエル「これはねぇ、生存競争ってやつなんだから。私が消えるか、あなた達リリンが滅びるか」
ムニムニム
シンジ「ぁぅぅ」
サキエル「でもぉ……君と子作りして、種族の壁を超えちゃうのも悪くないかもぉ……ふふ」
シンジ「……!?」
サキエル「ねぇ、私と子供作ってみる? それともぉ、滅ぶ?」
シンジ「えっ。い、いや、でも、いきなりそんなっ」
サキエル「えい!」
ドゴォン!
シンジ「ひっ」
サキエル「さ。選んで」
シンジ「ひぃぃ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 14:02:24.74 ID:Inok3C920
シンジ(な……なんだよこれ。説得…話をすればいいんじゃないの!?)
ゲンドウ「行け、シンジ。コマせ」
職員たち「押し倒せー!」「頑張れ中学生ーー!!」
サキエル「DOTTI?」
シンジ(無理だよ! キスだってしたことないのに。どうしていいかだってよく分からないのに!!)
サキエル「……そっか。ヤなんだ。私とじゃ」
シンジ「え?」
サキエル「いいよ、それならそれで。君を犯して、リリンも滅ぼしちゃうから」
シンジ「!? ま、待ってください、そんな……ぐはっ!」
ドサ
サキエル「……そのままじっとして。死ぬ前くらい、気持ち良くなっときたいでしょ……?」
シンジ「あ、あ」
サキエル「いただいます」
シンジ「あああああああああああああああああああああああああ!!!」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 14:09:59.43 ID:Inok3C920
プツン
冬月「!? なぜモニターを消す」
青葉「わ、分かりません。突然制御が!」
リツコ「……これ以上はプライバシーの重大な侵害に当たると判断し、映像を切断しました」
マヤ「さすが先輩」
ゲンドウ「そんな場合ではない。赤木博士、早急に映像を回復したまえ」
ミサト「現状の把握は女性スタッフで確認いたしますので、ご心配なく」
リツコ「マヤ。あなたも見る?」
マヤ「わ……私は、遠慮します」
ミサト「どれどれ。うわ。容赦無いわねぇ」
冬月「ええいっ、どうなってる! せめて実況したまえ!」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 14:26:09.18 ID:Inok3C920
リツコ「シンジ君は既に半裸。口内を犯し尽くされた後、上半身に舐めしゃぶるようなキスを降らされて身悶えていますわ」
ミサト「責めが下半身に移行するのも時間の問題ね」
女性職員「中学生の男の子がいきなりされるには、刺激が強すぎるんじゃ……」
リツコ「ええ。このままでは、性器に触れられすらせずに一度射精しかねないわ」
ゲンドウ「赤木博士、もう一度言う。映像を出せ」
ミサト「――――! シンジ君!?」
リツコ「まさか、童貞の暴走!?」
日向「ど、どうしたんですか?」
マヤ「シンジ君が、シンジ君が逆に責め始めています! あ、あんな乱暴に……でも凄い……」
リツコ「遠慮するんじゃなかったの?」
マヤ「仕事です。仕事ですから。わわっ、あんなとこ舐めちゃうなんてっ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 14:27:18.84 ID:Inok3C920
冬月「………どういうことだ?碇」
ゲンドウ「ふっ。シンジに植え付けてあるエヴァが目覚めたな」
冬月「エヴァ―――淫蕩なリリスの遺伝子か。勝ったな」
マヤ「サキエル貫通! そのままヨガり狂っています!!!」
ゲンドウ「映せえええええええええええええええええええええええ!!!!!!」
シンジ「――――――っ!?」
シンジ「どこだ、ここ……? 知らない天井だ」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/08/25(日) 14:34:04.71 ID:Inok3C920
ゲンドウ「分かった。ご苦労だったな」カチャ
冬月「何の報告かね」
ゲンドウ「シンジが目を覚ましたそうだ。検査でも別状ない」
冬月「そうか……堕ちた使徒によるだいしゅきホールドでフィニッシュ。まずは一安心といったところだな」
ゲンドウ「ああ。だが、まだ最初の一歩に過ぎん。使徒を全てコマし、補完を完成させなければ我らの回春は成らん」
冬月「回春のために息子を犠牲に、か。業が深いな」
ゲンドウ「ふ……」