1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 18:45:15.91 ID:4x1b+rsY0
光彦「コナンくーんどうしましょう……」
コナン「いいからさっさと着替えろよ」
うな重「体操服おめぇ一人だけだぞ!!」
光彦「だから服がないんですってば!!」
歩美ちゃん「光彦くん早く着替えなよー」
光彦「服がないんですから着替えれないですよ!!」
灰原「うるさいわね…ていうかあなた早く着替えなさいよ」
光彦「灰原さんまで……」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 18:50:31.88 ID:4x1b+rsY0
コナン「くっせーな、光彦。じゃあそのまんまで授業受けろよ」
光彦「そんなぁ!助けてくださいよぉ」
うな重「こいつ上履きもはいてねぇぞ!!」
光彦「だからなくなったんですって!!」
灰原「なんで自分でどうにかしようとしないのかしら」
歩美ちゃん「哀ちゃんの言うとおりだよ!!」
光彦「そうですけど……ちょっとは」ブツブツ
うな重「うっせーぞ光彦!そこまで言うなら家に取りに帰れよな!!」
光彦「遠いですって……あっ授業始まりそう」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 18:57:31.14 ID:4x1b+rsY0
─キーンコーンカーンコーン
先生「授業始めるぞー。席につけ…ん?」
先生「おい光彦、なんでお前体操服なんだ」
光彦「(名前で呼ばれた……)教室に戻ると服がなくなっていたんです」
先生「そんなわけないだろう、それとお前教科書くらいだしなさい」
光彦「(お前……)教科書もなくなっていたんです。おそらく誰かが…」
先生「みんなのせいにするのか?この中に犯人がいるっていうのか?」
光彦「き…きっとそうだと思います!!全部一気になくなるなんて……」
周り「(最低だな……人のせいにしだしたぞ…)(くさいな…)」
先生「みんな顔を伏せなさい。……では、とった人は正直に手をあげなさい」
シーン
先生「みんな顔をあげなさい」
先生「では授業を始めるぞ」
光彦「えっ」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:06:28.96 ID:4x1b+rsY0
─キーンコーンカーンコーン
光彦「(授業が終わっちゃいました…)」
うな重「よっしゃ―昼飯だぜ!!!」
歩美ちゃん「おなかペコペコだよー!!」
光彦「皆さん…犯人誰だと思います…?」
コナン「犯人?事件でも起きたのか?ていうか光彦なんで体操服なんだ?」
灰原「本当、円谷くん臭いわね」
光彦「だから僕の私物がとられたんですよー…」
コナン「誰かがやったって確証はあるのか?」
光彦「えっ……いや、あの、これだけ一気になくなったってことは…」
灰原「それだけで誰かがやったって決めるつけるのね」
コナン「証拠もねーのに………ちょっとどっかいっててくれるか光彦」
光彦「……」
灰原「(いい具合に落ち込んできてるわね…)」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:14:24.13 ID:4x1b+rsY0
光彦「(給食はあってよかった)あのー…みなさん僕のもの知りませんか?」
歩美ちゃん「コナンくん!給食おいしーね!!」
コナン「たしかにうまいな!!でもこのうまさは食べ物だけのせいじゃねーぜ!」
歩美ちゃん「え?どういうことー?」
コナン「歩美ちゃんと一緒に食べてるせいもあるってことだよ!」
歩美ちゃん「////」
うな重「うめぇー!!!!!!!!!!!!!!」
光彦「…(今日は早退しましょうか)」
灰原「ねぇ円谷くん」ボソッ
光彦「!?」
灰原「ちょっといいかしら……話したいことがあるんだけど」
光彦「い…いいいですよ!!ありがとうございます!!」
灰原「なんでお礼いってるのよ……。放課後屋上で待ってて」
光彦「分かりました!!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:23:10.79 ID:4x1b+rsY0
─放課後
光彦「(あのあともずっとコナン君たちから無視され続けました…)」
光彦「(それでも…灰原さんから話しかけてもらえるなんて…!!)」
光彦「(いったいどんな用件でしょう。今日の犯人の話かな…?それとも……)」
光彦「(というか遅いですね…20分はもう待っているのですが……)」
1時間後
光彦「(1時間ですか。まぁ先生に頼まれごとでもされたんでしょう。灰原さん優秀だから)」
2時間後
光彦「(灰原さんが約束を破るなんてありえませんよね!!)」
3時間後
光彦「(学校が閉まっちゃいます…帰りましょうかね)」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:26:47.24 ID:4x1b+rsY0
灰原「遅くなってごめんなさい」
光彦「灰原さんー!!!!!????」
灰原「ありがとう、こんな遅くまで待っててくれて」
光彦「いえ!!いえいえ!!そんな!!!全然ですよ!!」
光彦「それより話ってなんですか!!?」
灰原「私が隠したの」
光彦「えっ……」
灰原「私が隠したの」
光彦「なんで…そんな…」
灰原「かまってほしかったの」
光彦「えっ///」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:29:44.39 ID:4x1b+rsY0
光彦「かまってほしかったって…その……」
灰原「こうでもしないと私しかみてくれないと思って…」
光彦「いや…あの……その……///」
灰原「他に方法思いつかなかったの。ごめんなさい。本当にごめんなさい」
光彦「あ…あはは!!いいんですよ!そんな…僕も…うれしいし…」
灰原「光彦くんやっぱり優しい……」
光彦「そんなことないですよー////あっ!!もう遅いし一緒に帰りますか!!?///」
灰原「うんっ!!ありがとう!!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:37:32.96 ID:4x1b+rsY0
光彦「(こんな展開予想してなかったです///嬉しい…)」
灰原「ねぇ…円谷くん…、今日さ…」
光彦「???」
灰原「泊まっても…いいかな?」
光彦「!!!?????」
灰原「お願い……」
光彦「あ、ああああの、親が、」
灰原「大丈夫、許可はとったから」
光彦「!!!!????????」
灰原「あとは円谷くんの許可だけ…ね?」
光彦「…はい!!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:47:54.71 ID:4x1b+rsY0
光彦「ただいまー!!あれ?誰もいません」
灰原「旅行にいくっていっていたわよ」
光彦「そ…そうなんですね!!(なんで知っているんだろう)」
灰原「ねぇ…円谷くん…トイレ行きたくなっちゃった…」
光彦「あぁ!それならこっちです!」
灰原「ありがとう」
光彦「ここですよ!!」
灰原「はいって」
光彦「へ?」
灰原「いいからはいって」
光彦「は…はい」
灰原「じゃあね」バタン
光彦「え?あ!!あきません!!灰原さんなにしたんですか!!」
灰原「瞬間接着剤」
コナン「(大爆笑ものだなこれは)」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:52:07.15 ID:4x1b+rsY0
うな重「うっへー!!光彦の部屋ひれーな!!!」
コナン「8畳はあるな…光彦のくせに」
灰原「監視カメラちゃんと起動してるわね。」
歩美ちゃん「なんかわくわくするね!!まだドアたたいてる!!」
うな重「光彦のやつ泣いてるぜww」
光彦「なんなんですか!!????灰原さぁん!!!」ドンドンドン
コナン「下手なコントよりおもろい」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 19:59:14.53 ID:4x1b+rsY0
コナン「最初はゴキブリだったな」
うな重「おう!!うちのゴキブリはでかいやつばっかだぜ!」
歩美ちゃん「どこから放すの?」
コナン「排気孔外れるようになってたからホースでこの部屋とつなげたんだ」
コナン「ホースにゴキブリを入れてこっちに栓をすればゴキブリが勝手に向こうにたどり着く」
歩美ちゃん「すごいね!!コナン君頭いい!!」
コナン「理屈抜きだけどな!!」
灰原「理論もくそもないわね」
うな重「放すぞー!!!wwww」
コナン「たのむうな重!」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/13(土) 20:04:36.94 ID:4x1b+rsY0
こうして10時間の間光彦はトイレに監禁された
瀕死状態の光彦を発見したのは光彦の母親
部屋を誰かに荒らされた形跡があるが
犯人は見つからず仕舞いになる
円谷家は引っ越しをしもうコナンたちと光彦は会うことはなかった
光彦はその日から一言も言葉を発さなくなったという
おわり