1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/03(水) 23:16:18.37 ID:n/swZlP70
シンジ「全然会話しないし」
レイ「悪いわけじゃないわ。興味が無いだけ」
カヲル「僕はシンジ君と親しくできればそれでいいんだ」
シンジ「はあ……もうっ」
シンジ「―――じゃ、また明日ね」
カヲル「うん。また」
レイ「……」
カヲル「……シンジ君、行ったよ」
レイ「やっと…………! カヲル、ぅ」ギュッ
カヲル「よく我慢したね。シンジ君の前で君がこうすると、シンジ君が傷ついてしまうから」
レイ「分かってる、ちゃんとあなたの命令通りにするわ。全てあなたの……♥」スリスリ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/03(水) 23:31:39.34 ID:n/swZlP70
レイ「今日も碇君、気づいてなかった」
カヲル「そうだね。レイがまた一日耐えてくれたから、僕のシンジ君は幸せに過ごせた」
レイ「ご、『ご褒美』……して ///」
カヲル「……」チュッ
レイ「〜〜〜〜っ♥」
シンジ「ねえ。どうしてカヲル君とみんなって仲悪いの?」
アスカ「は?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/03(水) 23:40:01.58 ID:n/swZlP70
シンジ「カヲル君はすごく優しくていい人だよ。それにカッコいいし。なのに」
アスカ「それはあんたの主観でしょ」
シンジ「もっと……みんなが仲良くできたらいいのに」
レイ「んぁっ、ちゅ、カヲル♥ カヲルぅ、愛してるの……! んちゅ、ちゅぅ、ンンっ」
アスカ「人と人との付き合いなんて、そう思うようにはいかないわよ。あんただって散々経験あるんじゃないの?」
シンジ「うん……」
アスカ「あ。メール」ピッ
シンジ「誰から?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/03(水) 23:44:40.06 ID:n/swZlP70
アスカ「ヒカリ。ちょっと電話してくる」スッ
バタン
アスカ「……もしもし」
カヲル『やあ。メールで返してくれていいのに』
アスカ「バカ。声が聞きたかったの」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/03(水) 23:50:07.72 ID:n/swZlP70
カヲル『シンジ君は?』
アスカ「そろそろ夕食の支度。大丈夫よ、もうあいつにヒドイことしたりしないから」
カヲル『約束だよ』
アスカ「うん! ただ……カヲルがシンジ以外と上手くいってないって信じてるから、心配してるみたい」
カヲル『そう……ネルフでもその事を言ってたよ。バランスが難しいな』
アスカ「ね、ねぇ。カヲルぅ。『ご褒美』は? 今日もあなたの言いつけ守ったご褒美……!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:01:29.14 ID:ZbxWc6ht0
カヲル『電話で?』
アスカ「声だけでも、イイから……欲しいの……」
カヲル『……分かったよ。目を閉じて』
アスカ「ん」
カヲル『空いてる手を、僕の手だと思って。君の身体に触れて』
アスカ「ぁ……ン」
カヲル『アスカ』
アスカ「あ、あ、ん……♥」ピクッ
カヲル『ゆっくり……僕を感じて。アスカ』
アスカ「ハァ、ハァ、ぁぁ、カ、カヲル……♥」
シンジ(今日は静かだな。いっつもお構いなしに大声で話すのに)
アスカ「んぁ、ぁっ、ぁぁ、ハァ、ハァ、カヲル、カヲル、カヲル……」クチュクチュクチュ
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:06:52.42 ID:ZbxWc6ht0
シンジ「―――え?」
ヒカリ「だからね、碇君の早退スケジュール教えて欲しいの。ほら、ネルフで訓練とかある時の」
シンジ「いや、それはいいんだけど。昨日、電話してないの?」
ヒカリ「? うん。アスカにも電話して聞こうと思ってたのに、し忘れちゃって……さっきも言ったけど」
シンジ「……」
ヒカリ「どうかしたの?」
シンジ「う、ううん。大したことじゃないんだ。僕の勘違い」
ヒカリ「?」
22 名前:>>21それ確実に他の人[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:11:57.25 ID:ZbxWc6ht0
シンジ(確かに、洞木さんからメールって言ってたよな。メールであって電話じゃないから、とか?そんな……)
シンジ「ねえ。アスカ」
アスカ「なによ」
シンジ「洞木さんが、アスカと僕の早退スケジュール教えて欲しいって」
アスカ「あー、そう言えば渡してないわね」
シンジ「……それとさ」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:17:09.29 ID:ZbxWc6ht0
シンジ「昨日の電話。メール? どっちでもいいけど、洞木さんからって言ってなかったっけ」
アスカ「……言ったっけ?」
シンジ「多分。でも洞木さん、アスカと連絡取ってないって言うから。あれ、って思って」
アスカ「あんたの記憶違いでしょ。なに、女子のプライバシーを詮索する気? ヘンタイ」
シンジ「え。ち、ちがうよ、ゴメン。ただ不思議に思っただけなんだ」
アスカ「……」
シンジ「詮索とかそんなつもりじゃ……ごめん」
アスカ「ふん。ま、いいわ。とりあえずヒカリと先生に出しとけばいいわけね」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:29:59.08 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「ご……ごめんなさい……私が迂闊だったせいで……」
カヲル「君のせいだけじゃないさ。僕も気が回らなかった」
レイ「カヲルのすることに問題はないわ」
カヲル「まあ、なんにしても電話の相手を隠したくらいでシンジ君にバレてしまうことはないと思う。そちらは今後気をつけることにして、僕と君たちの表向きの関係性について考えなおさないと」
アスカ「バカシンジが心配しすぎる……?」
カヲル「バカ?」ピク
アスカ「あっ!? 違うの、ただのクセで。本気でバカにしてるわけじゃなくて!」
レイ「減点1ね」
アスカ「く……っ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 00:34:23.11 ID:ZbxWc6ht0
シンジ「―――第三遊園地?」
カヲル「遊園地というより、複合レジャー施設のようだよ」
シンジ「へえ。そんなのあるんだね、ここにも」
カヲル「シンジ君の言うとおり、エヴァのパイロット同士なのだから、もっと親交を深めておくべきだと考えなおしたんだ」
シンジ「うん! 二人はもう誘った?」
カヲル「まだだよ」
シンジ「じゃあ、僕連絡しとく。アスカには家で言えばいいし」
カヲル「ありがとう。シンジ君」
シンジ「良かった……カヲル君がその気なら、きっとすぐ誰とでも仲良くなれるよ」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:10:43.65 ID:ZbxWc6ht0
レイ『親交……遊園地……』
シンジ「ど……どうかな? 結構、色々あって楽しそうな所だよ」
レイ『碇君がそう言うなら』
シンジ「ホント!? じゃあ、行くならいつが都合がいい?」
アスカ「遊園地ねえ……ガキっぽい」
シンジ「そう言わないでよ」
アスカ「ぷ。冗談よ。いいわ、たまにはあんたの希望に乗ってあげる」
シンジ「ありがとう……! アスカ」
シンジ(友達と何人もで遊園地とか出かけるなんて、そう言えば初めてだ。楽しみだな)
レイ(カヲル。素敵な人。カヲル。カヲル)
アスカ(カヲルとデート!カヲルとデート!ああ〜、これでファーストか、せめてバカシンジがいなけりゃ最高なのに!)
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:14:24.67 ID:ZbxWc6ht0
当日
シンジ「おはよう」
カヲル「やあ、おはようシンジ君。私服姿も素敵だね」
シンジ「カヲル君はなんでも褒めるから」
カヲル「シンジ君に対してだけさ」
シンジ「///」
アスカ「……男同士でなにやってんのよ。気持ち悪い」
レイ「……」
アスカ「で。あんたはどうして制服姿なわけ?」
レイ「制服しか持ってないもの」
アスカ「はぁ……」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:18:41.16 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「ショッピングモールあるみたいだし、最初にファーストの服買ってきましょ」
シンジ「服? でも荷物になるんじゃ」
アスカ「こいつに着替えさせて、制服は貸しロッカーにでも入れときゃいいのよ」
レイ「いらない」
アスカ「一緒にいる私が恥ずかしいの! ほら、さっさと行くわよ」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:25:41.18 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「まさか、試着室使うのも初めてだなんてね。さすが人形女」
シャッ
レイ「……着たわ」
シンジ「わ…… ///」
アスカ「うん。さすが、私の見立てに狂いはないわね」
シンジ「す、すごく似合ってる。綾波」
レイ「ありがとう碇君」
カヲル「とてもいいね。可愛いと思うよ」
レイ「……っ!」ビクンッ
シンジ「ん?」
アスカ(ちっ。こりゃマズいかも)
アスカ「シンジ。あんたもついでに、一着くらいまともな服買っときなさい。選んであげるから」
シンジ「えー……僕はいいよ」
アスカ「良くない。ほら、あっちにあんた向けっぽいのあるから!」
シンジ「ちょ、ちょっとアスカ、引っ張らないで」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:33:13.87 ID:ZbxWc6ht0
レイ「…………カ、ヲル。もっと……言って」
カヲル「シンジ君の言葉通りさ」
レイ「あなたの声で聞きたいの……」
カヲル「似合ってる。レイ」
レイ「あ♥」
カヲル「その静かで優しい色合いは、君自身とよく合う。素敵だよ」
レイ「♥♥♥」
アスカ「どうよこれ。ぴったし」
シンジ「ど根性ガエル……未だにこんなのあるんだ……」
アスカ「あんたもこれ着て、ちったー根性出しなさいって」
シンジ「なんだよそれ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:44:50.54 ID:ZbxWc6ht0
シンジ「あ。ミラー迷路だ」
アスカ「お約束の鏡張りの迷路ってやつね。なに、ああいうの好きなの?」
シンジ「好きっていうか、入ったこと無いよ。でも本で見て、行ってみたい……かなって」
カヲル「じゃあ入ろう。せっかくだから、それぞれがしたい事を、一緒に体験して回るのがいい」
レイ「迷路……」
アスカ「…………うん。いいかも」
シンジ「―――はぐれちゃった……」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 01:57:32.44 ID:ZbxWc6ht0
レイ「ハァ、ハァ、んん……カヲル……やっと」スリスリ
アスカ「やっと触れられる……ああ。こんなにカヲルの近くにずっといて、ずっと嫌いなフリだけなんて拷問よ……ぉ」ギュゥゥ
レイ「しましょう。『それぞれがしたい事』……『一緒に』……♥」
カヲル「一緒の中にシンジ君がいない。寂しがらせてしまうから、すぐ戻るよ」
アスカ「じゃあ、じゃあ、早くちょうだぁい♥」
レイ「今日、ここまで分の……『ご褒美』」
チュゥゥ
アスカ「ぁ〜〜〜〜っっ」ビクビクッ
レイ「ふぁぁ、ぁぁぁ………!」ビクビクッ
シンジ(みんな、どこかなー)
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:03:42.50 ID:ZbxWc6ht0
―――
――
―
レイ「ジェットコースター」
シンジ「え?」
レイ「ジェットコースター。乗りたい
アスカ「へえ。意外」
シンジ「う、うん。でも、どっちにしろ乗るつもりだったから」
アスカ「あ! 今ちょうど空いてるじゃない。さっさと行きましょ!」グィッ
カヲル「はは。引っ張らないで」
シンジ「あ……」
レイ「どうかしたの?碇君」
シンジ「ううん。別に、どうもしないよ。僕らも早く行こう」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:04:33.51 ID:ZbxWc6ht0
シンジ(アスカがカヲル君の手握って引っ張ってくなんて。今日一日で随分打ち解けたんだな)
シンジ(そう言えば……服買う時に僕が引っ張られた時は、袖だったっけ)
シンジ(ヘンなの。仲良くなって欲しかったのに、なったらなったで少し嫉妬してるのかな……僕)
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:18:14.08 ID:ZbxWc6ht0
シンジ「う〜……」
アスカ「なーにのびてんの」
シンジ「疲れた……まさか最後にプールなんて……」
アスカ「あら、私のチョイスがご不満? それぞれの希望の場所回るって取り決めだったでしょ」
シンジ「それはそうだけど……少し休ませて。夕ごはん遅くなっちゃって平気?」
アスカ「それはいいけど。情けないわねえ、あんた、泳げないから隅っこでパシャパシャしてただけじゃない」
シンジ「……アスカ達は、プール楽しめた? 綾波と、カヲル君と」
アスカ「まあまあね。何よ、ひがんでるわけ?」
シンジ「ち、違うよ! 楽しめて、友達になったなら……それが目的だし、良かったなって」
アスカ「そ。私部屋にいるから、夕ごはんできたら呼んで」
バタン
アスカ(友達、ね)
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:28:53.52 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「はぁ」
アスカ(貸し水着でも、カヲル、素敵だったな……水に濡れて、怖いくらい色気あって……)
アスカ「はぁ」
アスカ(あいつだってまだ中学生のはずなのに。カヲルを見ちゃった女共、どいつも彼氏とかそっちのけで目ハートにしちゃってて、笑えたわ)
アスカ「私も……あの女共と変わらないか」
アスカ(ああ、カヲル。カヲル、カヲル、カヲル! ホントは、あの場で抱きつきたかった!押し倒されたかった!犯されたかったのに!!)
アスカ(すごすご私だけシンジと帰らなくちゃいけないなんてっっ。ファーストのやつは、絶対今頃っっっ!)
アスカ「く、ぅぅ……ハッ、ハッ、ハッ、ハァァ、ずるい、ずるいよぉ」クチュクチュ
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:33:59.32 ID:ZbxWc6ht0
ミサト「却下」
アスカ「どうしてよ! ファーストはひとり暮らししてるじゃない!」
ミサト「本来はレイのほうが特殊ケースなのよ。保安の問題あるし」
アスカ「私も特殊ケースにして」
ミサト「司令がそれを許すと思う? 今同様に保護者と同居か、あるいはネルフの女子寮しか選択肢ないわ」
アスカ「寮……」
ミサト「結構規則キツいらしいわよー。男子禁制だし。なんつって」
アスカ「……」
ミサト「アスカ?ちょっとまさか、本気で男連れ込む気じゃないわよね?」
アスカ「なわけないでしょ。もういい」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:39:35.20 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「お願いっ。ヒカリ。この通り!」
ヒカリ「そ、そんな。頭上げてよアスカ」
アスカ「じゃあ……聞いてくれる?」
ヒカリ「……」
アスカ「ヒカリぃ」
ヒカリ「そりゃ……友だちの頼みだもん、応えてあげたいけど」
アスカ「けど?」
ヒカリ「碇君にも、葛城さんにも内緒で外泊したいなんて」
アスカ「ヒカリは口裏合わせるだけでいいし、絶対迷惑かけないから!」
ヒカリ「……」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:45:39.80 ID:ZbxWc6ht0
ヒカリ「やっぱり、ダメ。友達だからこそ、そんなことするアスカが心配だもん」
アスカ「大丈夫よ。危ないことするわけじゃないってば」
ヒカリ「じゃあ、どこに何しに泊まるの?それも教えてもらってない」
アスカ「…………ファーストの部屋」
ヒカリ「え。ファーストって、綾波さん!?」
アスカ「そ、そうよ。実はその、最近は多少距離が縮まってて。それで、うん、お泊りしてみよかなって」
ヒカリ「でも、それなら秘密にしなくても」
アスカ「だって恥ずかしいじゃない。今更、私があいつと遊ぶなんて」
ヒカリ「…………アスカ。嘘ついてない?」
アスカ「ついてない」
ヒカリ「……」
アスカ「ヒカリ、お願い!! ヒカリのお姉ちゃんに頼まれたデートの件とチャラで、これだけ協力して!」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:51:58.76 ID:ZbxWc6ht0
ミサト「このところ、どうもおかしいのよねえ、アスカ」
リツコ「そう」
ミサト「そうってあんた。パイロットのメンタル管理は重要事項よ」
リツコ「シンジ君とアスカはあなたの管轄でしょ。アドバイスが欲しいにしても、もう少し具体的に言ってもらわないと」
ミサト「ん〜……妙にそわそわしてたり、突拍子もないこと言い出したり……」
リツコ「はあ。ミサトの具体的って、私の認識にある具体的とは違うのね」
ミサト「何を今更、腐れ縁」
リツコ「変化はいつ頃から?」
ミサト「気づいたのは半月前くらい。でも思い出すと、一ヶ月ちょい前には兆候あったかも」
リツコ「一ヶ月と少し……ちょうど、渚君が本部に加わった頃ね」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 02:57:11.88 ID:ZbxWc6ht0
アスカ「……♪」テクテク
ヒカリ「……」
ヒカリ(ごめんねアスカ。後つけるような真似して……でもせめて、本当に危ないことじゃないかだけ確かめたいの)
ヒカリ(私のせいでアスカになにかあったら、私)
アスカ「……♪」テクテク
ヒカリ(……それにしても、すっごく上機嫌)
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 03:05:52.57 ID:ZbxWc6ht0
ヒカリ「!!? なによ、ここ……!」
ヒカリ(こ、こんな。廃墟みたいな地区に。アスカ!)
ヒカリ「はっ、はっ、はっ」
ヒカリ(どこ? 見失っちゃった……どうしよ、どうしよう)
ヒカリ「はっ、はっ、はっ」
ヒカリ(ダメ。どんどん時間経っちゃうし……もう葛城さんに連絡したほうが……あ!)
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/04(木) 03:10:48.23 ID:ZbxWc6ht0
ヒカリ(あのアパート!あそこの部屋だけカーテン……!)
カツ…カツ…カツ…
ヒカリ(アスカが酷い目にあってませんように。アスカが酷い目にあってませんように)
カツ…カツ…カツ…
ヒカリ(多分、ここ……かな)
【402 綾波】
ヒカリ「え……!? あやな……ホ、ホントにここが綾波さんの??」
『あああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥』
ヒカリ「っっ!??」
65 名前:1[] 投稿日:2013/07/04(木) 07:14:57.23 ID:bqV20jAV0
あとちょいだから、帰ってからSS深夜か速報にでも立てて終わらせるわ