1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:46:34.55 ID:7wN/qoQl0
コナン「すげーな博士。じゃあ早速動かしてみるか」カチ!
アガサ「馬鹿者!」ドンッ!
コナン「な、何だよ博士」
アガサ「例え犯罪者でも簡単に失われていい命は無いんじゃ!恥を知れ!」
コナン「あ、ああ悪かったよ博士(何のために作ったんだよ...)」
アガサ「分かればいいんじゃ。以後気をつけるようにな」
コナン「じゃあ学校行ってくるぜ!」
アガサ「気を付けるんじゃぞ〜」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:47:45.31 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜〜学校〜〜〜〜
コナン「ついたぜ」
歩美「キャー!」
コナン「!? あれは...歩美の叫び声!?教室か!歩美ー!」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:48:48.49 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜〜教室〜〜〜〜
教室に着くとそこには、血塗れの包丁を持った光彦と1つの死体があった。
コナン「光彦お前...」
光彦「ぼ、ぼ、僕じゃありませ〜ん!」
コナン「そ、そうか...。この死体は一体・・・。元太か?」
元太「俺はここだぜ」
ジン「ふ〜スッキリしたな〜。ん?あれは...ウ、ウォッカ⁉ウォッカー!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:50:04.58 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜数時間後〜〜〜
目暮警部「被害者の名前はウォッカ、容疑者はいつも通りの光彦君だな」
毛利「犯人は決まりですな。日頃からストレスを抱えていたキレる少年が気の弱そうな男性を狙った、と。」
ジン「ウォッカーーー‼ウォッカーーー‼うう、ひでえひでえよ!仇はとってやるからなウォッカーー‼」
光彦「ちょ、ちょっと僕の言い分も聞いてください!」
歩美「この殺人鬼!死ね!」
元太「刑務所って鰻重食えんのか?」
コナン(この事件何か違和感を感じるぞ・・・)
コナン「光彦!詳しく話してくれ」
光彦「実は・・・」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:51:19.94 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜数時間前〜〜〜
光彦「今日も教室に一番乗りです〜。では早速歩美ちゃんの机を舐めさせてもらいましょうかね。ん?」
ウォッカ「ペロペロ先使ってるぜペロペロ」
光彦「誰ですかこの人・・・。ん?あれは…博士⁉」
ウォッカ「ペロペロん?ぐわぁー!」
アガサ「ほっほっほ」ザクッザクッザク!
ウォッカ「うう…無念…」バタッ
アガサ「ほっほっほ光彦くん悪人は去ったぞ。ほれ、この包丁を持っておくんじゃ。また悪人がでるかも知れんからの。じゃあの」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:53:06.96 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜回想終了〜〜〜
目暮「そんな事があったのか」
コナン「おいおい嘘つくんじゃねえよ光彦。その時間博士は俺と一緒にいたんだぜ」
光彦「⁉そ、そんな。じゃああれは一体・・・」
歩美「この犯罪者!」
元太「最期の晩餐に鰻重は頼めるのか?」
目暮「決まったな。ジンさん、光彦くんは我々が責任を持って死刑にして見せましょうぞ」
ジン「け、刑事さん!ウォッカーー‼良かったな〜ウォッカー‼」
こうして事件は終わったかに見えたが・・・
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:54:53.25 ID:7wN/qoQl0
〜〜〜アガサ邸〜〜〜
コナン「なあ博士、あんた今日人を殺したろ?」
アガサ「‼な、何を言うんじゃ新一⁉」
コナン「これだよ。犯行現場に博士のオナホが落ちてたんだよ。これは博士のオリジナル博士以外には持ち得ない。観念しろい!」
アガサ「‼‼ふっふっふ。そうじゃよ良くぞ見抜いたな新一よ…。全てワシがやったんじゃよ!」
コナン「やはりか…。だがどうやって?犯行時刻博士は俺と一緒にいただろ」
アガサ「これじゃよ」スチャ
コナン「それは、犯罪者を殺すスイッチ⁉」
アガサ「ふふふそうじゃ。だが実は違うんじゃよ。犯罪者を殺すスイッチは作れなかったんじゃ…。変わりに出来たのがこの時間を止めるスイッチなんじゃ!」
コナン「な、なんだってー」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:57:07.70 ID:7wN/qoQl0
アガサ「お前に言った手前、今更犯罪者を殺すスイッチが作れなかったと言えず、時間を止めて自分で誰かを殺しに行ったんじゃ!」
コナン「な、なにー。だがおかしいぞ博士、スイッチを押したのは俺だし、光彦とウォッカも時間を止めている間動いていたそうじゃないか」
アガサ「その通り。実は止めた時間の中は選ばれし者しか動けんのじゃ。それがワシとウォッカ、それに光彦くんじゃ」
コナン「え、選ばれし者!?」
アガサ「そうじゃ。邪魔になるそ奴らには消えて貰う事にしたんじゃ。そしてこの秘密を知ってしまった新一お前にも消えて貰うぞ!」
コナン「⁉辞めろ博士!」
アガサ「遅い!スイッチオン!」カチッ!
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 17:59:21.03 ID:7wN/qoQl0
コナン「う、うわー・・・。ん?何ともないぞ?どうなってんだよ、おい!博士!」
アガサ「・・・」
コナン「博士が動かなくなったぞ?どうなってんだよ」
灰原「私の仕業よ工藤くん。」
コナン「灰原!どう言う事だってばよ?」
灰原「実はこの装置の実験は数ヶ月前から始まっていたの。やっとでスイッチの効果を逆転させる事が出来たの」
元太「俺も手伝ったぜ」
コナン「なるほど、じゃあ今は博士だけが停止した状態という訳か。流石だぜ灰原!」
灰原「照れるわ工藤くん///それよりこの後その///」
コナン「おう!早速ベッドに行こうぜ」
元太「俺も見学させて貰うぜ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/07/01(月) 18:04:34.71 ID:7wN/qoQl0
その後、留置場に居た光彦は博士と同じタイミングで動かなくなったため、生きたまま火葬された。
スイッチは完璧じゃない。
アガサ博士はいつか再び動き出す時が来るだろう。
その時、博士以外の選ばれし者 光彦とウォッカを失った我々に対抗手段はあるのだろうか。
それを皆さんには今後考えて頂きたいのである。