1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/06/21(金) 04:35:20.31 ID:z/ni9B9z0
キョン「ん?」
長門「お尻も大きくなっている」
キョン「・・・俺の事か?」
長門「そう」
キョン「太ったって言いたいのか?」
みくる「いえ、なんか全体的にふっくらというか、丸みを帯びてきているような気がします」
キョン「太ったって事じゃないですか」
古泉「・・・声も高くなってきてませんか?」
キョン「え?」
長門「あなたの肉体は女性に変化していると思われる」
キョン「・・・女になってるって?」
長門「そう」
キョン「おいおい、そんなわけ・・・」
長門「理由はわからない、しかし原因は見当がつく」
キョン「・・・ハルヒか」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 04:41:58.88 ID:z/ni9B9z0
みくる「涼宮さん最近部室に顔を少し出してはすぐ帰りますね」
キョン「ハルヒが俺が女になればいいと考えてるってことか?」
古泉「・・・そんな事を考えるでしょうか?」
長門「直接的にそう思っていなくても、結果的にそうなるような願望を抱いている可能性もある」
みくる「・・・親しい同性の友達が欲しいとかですか?」
キョン「何!?」
古泉「それなら納得いきます。新しい同性の友達を作らなくても、今一番親しいあなたが同性になれば結果的には同じ事になります」
キョン「おい待てよ、友達欲しいてことで女にされてはかなわん」
長門「同性の友達を得るとあなたを失うと涼宮ハルヒに気付かせる必要がある」
古泉「それでは明日なんとかしましょうか」
キョン「何とかってどうするんだ?」
古泉「あなたが異性の素晴らしさを伝えればいいだけですよ」
みくる「あっそうですね!」
キョン「まっ待て!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 04:47:05.22 ID:z/ni9B9z0
翌日
キョン「・・・」
キョン(昨日より胸が大きくなってる・・・ほんのり膨らんでるって感じだったのに今じゃ確実におっぱいだな)
ゴソゴソ
キョン「よし、まだチンコはあるな」
妹「キョンくん起きて!」
キョン「もう起きてるよ」
妹「?」
キョン「どうしたんだ?」
妹「キョンくん、声がおかしいよ」
キョン「え?・・・あーあー、ちょっと風邪かもしれんな」
妹「なんかお姉ちゃんみたい・・・それよりごはん!」
キョン「いやいいよ、このまま学校に行くから」
妹「なんで?」
キョン(こいつに気付かれるんだから親にあったら体の変化に気付くかもしれんしな)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 04:51:07.31 ID:z/ni9B9z0
キョン(髪が細くなったというか、サラサラしてるな、心なしか体からいい匂いがしてるような気がする)
古泉「・・・」
キョン「おい古泉!」
古泉「!?」
キョン「今日ハルヒにいったい何をやればいいんだ?」
古泉「ちょっと来てください」
キョン「え?」
古泉「いいからこっちに!」
キョン「え・・・ああ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 04:55:12.54 ID:z/ni9B9z0
キョンは古泉に手を引かれながらSOS団部室まできた
古泉「入ってください」
キョン(どうして俺は古泉に手を握られて心が高鳴ってるんだ・・・)
古泉「気づかなかったんですか?」
キョン「何がだ?」
古泉「もしかして登校中に変化が進んだんでしょうか・・・今のあなたは完全に女性です」
キョン「何!?」
古泉「女性が男子の制服来てるようにしかみえません、今の状態で教室なんかに行くと明らかに問題になります」
キョン「・・・チンコが無い!」
古泉「・・・とっとにかく今日は授業は休んでください、放課後涼宮さんを連れてきますからそれまでここにいてください」
キョン「ああ、そうしよう」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 04:57:31.72 ID:z/ni9B9z0
古泉「制服だと問題があります、ジャージに着替えてください」
キョン「それもそうだな・・・」ゴソゴソ
古泉「どうして僕がいるのに着替えを始めるんですか!」
キョン「え、だってお前が着替えろって・・・」
古泉「・・・すみません、僕もどうかしてますね・・・とりあえず先に行きますからここで待っていてください」
キョン「昼はどうするんだ?」
古泉「お昼は何か買って来ますから、トイレに行くときは女子トイレを使ってください」
キョン「そうだな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:05:04.41 ID:z/ni9B9z0
キョン「・・・退屈だな」
キョン「長門の本でも読もうか・・・」
ペラペラ
キョン「・・・つまらん」
キョン「他に暇つぶしできるものいったら・・・」
キョン「・・・この体だよな」
キョン「・・・自分の体だから別にいいよな」
キョン「なんかいつの間にか大きくなってるな、おっぱいがハルヒくらいはあるな」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:10:30.38 ID:z/ni9B9z0
もみもみ
キョン「柔らかい・・・」
ガチャッ
国木田「・・・」
キョン「!?」
国木田「あっあの、何かすみません」
キョン「いや違うんだ国木田!」
国木田「僕の事知ってるんですか?」
キョン「お前何をいって・・・あっ」
国木田「そのジャージ同じ学年ですね」
キョン「ええ・・・まぁそうですね、ははは」
国木田「あなたも涼宮さんの仲間ですか?」
キョン「まぁそんな感じだ・・・です」
国木田「キョンが・・・いや、友達が今日学校に来てないようなのでSOS団の人に話を聞きたかったんですが」
キョン「ハルヒがいるだろ、もしかして今日来てないのか?」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:13:37.52 ID:z/ni9B9z0
国木田「涼宮さんも来てないですね」
キョン「そうか・・・そうですか」
国木田「あの・・・よかったらお名前を教えてもらえませんか?」
キョン「え?キョッ・・・キョウコ」
国木田「キョウコさんですか、僕の名前はご存じですよね?」
キョン「ええ、まぁ」
国木田「どこのクラスですか?」
キョン「えーっと・・・」
古泉「すみません、遅れてしまって」
キョン(ナイスタイミング、助けてくれ古泉)
国木田「どうも」
古泉「はい・・・」
国木田「彼女もSOS団に入ったんですか?」
古泉「そうですね、それより出て行ってもらえますか?今から彼女に話があるので」
国木田「でも・・・」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:20:22.86 ID:z/ni9B9z0
古泉「・・・はぁ、僕どうしたんでしょうね」
キョン「何がだ?」
古泉「彼をあんなに冷たく追い出すなんて」
キョン「俺の存在が変に思われるからだろ?」
古泉「いえ、なんかあなたが・・・なんでもないです、それよりパンと牛乳を買って来たのでこれを食べてください」
キョン「すまんな、ちょうどお腹が減ってたところなんだ」
古泉「・・・あの、胸が大きくなりました?」
キョン「ああ、ハルヒくらいはあるだろ?」
古泉「髪も伸びて来てますね」
キョン「ん、そうか?」
古泉「大事な事を伝えるのを忘れていました、今日涼宮さんは学校に来ていません」
キョン「みたいだな」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:25:14.96 ID:z/ni9B9z0
キョン「どうするんだ?ハルヒの家にでも行ってみるか?」
古泉「それは避けたいですね、いたずらに彼女を刺激してしまっては取り返しのつかない事になると思いますし」
キョン「そうだな・・・明日にするか」
古泉「はい」
キョン「でもこの状態で家に帰ったら大騒ぎになるな、国木田も俺だとわからなかったみたいだし」
古泉「近くにホテルの部屋を取りましょう」
キョン「そうして貰ったら助かる」
古泉「一応女子の制服も用意しておきますね、何かあるかもしれませんし」
キョン「ああ」
古泉「・・・」
キョン「どうしたんだ?」
古泉「ブラジャーも必要ですね」
キョン「え?」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/21(金) 05:41:57.78 ID:z/ni9B9z0
翌日
キョン「ん・・・男にもどってるぞ!」
完