1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/05/26(日) 13:00:27.21 ID:dDkSy9lw0
レイ「これがあなたの望んだ世界、そのものよ」
シンジ「は、はやなみぃぃ!!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 13:28:47.22 ID:dDkSy9lw0
レイ「? なぜ拒もうとするの?」
シンジ「なぜって、だって……っ! マズイよ、こんなの」
レイ「なにがマズイの?」フルルン
シンジ「だからその、フルルンとかそういうのが、ぼぼ僕らちゅうがくしぇいなのにっっ」
レイ「でも碇君は、安らぎを得たいのでしょう? 心もカラダも」
シンジ「こ、心も。カラダも……」
レイ「それはとてもとてもとても気持ちのイイことだから」
ズチュッ
シンジ「ひぁう!?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 13:35:06.64 ID:dDkSy9lw0
レイ「あ……っ」
シンジ「うぁ……な、なんだこれっ、埋まって……!?」
レイ「ここでなら、ぁ、地上でより深く一つになれるわ。本当の意味で。ン……」
シンジ「あ、あ、くぅ……はやなみぃ」
ヌチュチュ
シンジ「ふぁっあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ビクンビクン
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 13:43:15.85 ID:5mYSo+G90
アスカ「ひゃ、ンあああぁぁぁぁ!!」
シンジ「!? アスカ!??」
アスカ「や……ぁっ、なんで私がこんな……ぁぁ、ふあ、んんっ」
シンジ「なっなんだこれ。綾波とアスカが、重なって………??」
レイ「ここでは、碇君を中心に誰もが溶け合っているから」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 13:49:43.42 ID:5mYSo+G90
レイ「まだ全てが一つになっているわけではないけど。弐号機パイロットは、碇君を望んでいた。だから、もう」
アスカ「ちが……誰が! こんなやつ、と、あぁぁっ!」
レイ「碇君と一つになって、気持ちよくなって、止まらなくなっているの」
シンジ「アスカが……?」
アスカ「ちが、ちがう、ぁ、ぁぁン、く、あんた達なんか殺してやる、殺してやぁ、ぁぁ、あっ!」
ヌチャッヌチャッヌチャッ
シンジ「うぁっ! ア、アスカ、そんなっ動いたら……」
アスカ「ンひ、んぁぁ、あ、らめ、シンジ、しんじぃぃ」
キール「……」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 13:56:20.67 ID:5mYSo+G90
ゼーレ「おかしい。何故我らの肉体が保たれたままなのだ」
キール「むう」
ゼーレ「だが、リリスは確かにあそこに在る。初号機を依代としての儀式も、死海文書の通りに行われたのだぞ?」
ゼーレ「我らの計画にない要素が絡んだのは間違いない。まずは状況の把握が先決だ」
左様「左様」
キール「仕方あるまい。碇に電話をしてみよう」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 14:05:50.20 ID:5mYSo+G90
キール「もしもし。議長ですけど、ゲンドウ君ですか?」
ゲンドウ『はい』
キール「ちょっとあの、予定と違ってませんか? 補完計画どうなったんですか? これもゲンドウさんの仕業だったりします?」
ゲンドウ『いえ。実は私の方の計画は、リリスが地上に現れる前に頓挫してしまいまして』
キール「え?」
ゲンドウ『リリスの魂に裏切られたのです。やはり、若い男のほうがいいんですな』
キール「そうですか……世知辛い。でも、それじゃあ一体……」
ゲンドウ『私の方でも現在調査中です。何か分かったら追って連絡します』
キール「あ、はい。宜しくお願いします。こちらからも定期的に連絡入れるようしますんで」
ピッ
ゼーレ「やつはなんと?」
キール「何も把握しておらぬ。碇め、飼い犬を御することすらできんとは」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 14:15:19.83 ID:5mYSo+G90
冬月「ゼーレは焦っているようだな」
ゲンドウ「ああ」
冬月「もっとも、事態を理解していないのは我々も同じだが。どうする?碇」
ゲンドウ「伊吹二尉をはじめ、補完された職員もいる。まずは現在残った人員を把握し、補完された者とそうでない者の違いを洗い出せ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 14:31:24.15 ID:5mYSo+G90
シンジ「あひゅかぁ……もぅ……」
アスカ「ハー……♥ ハー……♥ ハー……♥」
レイ「少しは落ち着いた?」
アスカ「ワタ……わた、し……ぃぁ……ァァ」
レイ「寂しかったのね。碇君が、あなたを見てくれないと思っていたから」
レイ「大丈夫。碇君の傍にいて、碇君を気持ちヨクしてあげれば、碇君に愛してもらえるわ」
アスカ「ほ、ホントに……? わたし、わたしのこと見てくれるのぉ? シンジぃ」
シンジ「あ、あの」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 14:39:20.03 ID:5mYSo+G90
シンジ「僕、まだ……見るとか見ないとか、溶け合うとかって、なにがなんだか分かんなくて」
シンジ「嬉しいし……き、気持ちいいけど、ちょっと待」
レイ「えいっ」ズチャッ
シンジ「ほひぃっ!?」
アスカ「ねえ、ねえしんじぃ、んっ、んっ」ヌチュッヌチュッ
シンジ「んにゃぁう!?」
シンジ(ふ……二人分、重なって一緒に……!!)
ズチュッズチュッズチュッ
シンジ「あっ、いあっ、ふひっらゃっ」
レイ「愛してくれる? 碇君」
アスカ「……私のこと、好き?」
ズチュッズチュッズチュッ
シンジ「はへひぁ、ふぁ、うん、うっ、うん! らいしゅきれふぅっ!!」
青葉「―――リストできました。こちらです」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 14:48:04.68 ID:Om2dzhfL0
冬月「こんな有様の中、ご苦労だったな。どれ……」
ゲンドウ「……」
冬月「なんと。残ったのは男ばかりか」
ゲンドウ「ああ、そのようだ」
冬月「だが、女性職員全員が補完に導かれたわけでもない。どういう事だ」
ゲンドウ「……溶けた者、あるいは残された者になにかしらの共通項があるのかも知れん」
青葉「容姿だろ」
日向「容姿だよな」
青葉「枯れた爺さんと周り見てないオッサンのコンビだから、誰かが教えてやらなきゃ気づかないかも知れないぞ」
日向「それで違ってたら面倒だし、しばらくほっとこう。他に仕事山積みだしさ」
37 名前:>>14から[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 20:22:56.48 ID:JSoVb1Ds0
青葉「でも、いいのか? お前」
日向「さあ。とにかく、もう少し情報を整理してから考えよう」
日向(葛城さん……サードインパクトは不完全な形に阻止できたのかも知れないけど、あの人は……)
ミサト「んっああああ〜〜〜〜〜〜!!」
シンジ「くぅああぅっ」
ミサト「ああ! すご、これぇっイイ、あああィひあァん!!」
シンジ「ミ……ッ、みひゃとひゃ、ああふあ……あっっ!」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 20:29:21.01 ID:JSoVb1Ds0
ミサト「あっくるっ、ああ、ンぁぁ! あぁぁ、あーーーーー〜〜〜」ビクビクビク
シンジ「ハァ、ハァ、ハァ」
アスカ「ミサトのやつ……急に現れてバカみたいに激しくするから、シンジが苦しそうになってんじゃない」
レイ「違うわ」
アスカ「なにが違うのよ」
レイ「碇君が苦しい理由」
シンジ「ハァ、ハァ、くぁ、ぅうっぅ」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 20:40:23.06 ID:JSoVb1Ds0
レイ「リミッターがかけてあるの」
アスカ「なにそれ。分かるように言いなさいよ」
レイ「……皆と溶け合う快楽を、突然全て受け止めたら、碇君が壊れてしまう」
レイ「だから、碇君に近しい人から少しずつ魂の混ざり合いを深めていくの」
アスカ「それがリミッター?」
レイ「碇君の魂に流れ込む快楽に、上限を設けてあるわ。それがリミッター」
アスカ「なにそれ、説明になってないじゃない! なんで制御してあんのにこんな苦しそうなのよっ」
レイ「苦しんでいるのは、リミッターのせいで射精できないから」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 20:51:24.26 ID:/APQ+S0/0
レイ「でも……解き放てないままでは、それはそれで碇君が壊れてしまうかも知れないのね」
シンジ「うぅぅぅ、ぅぅ」
アスカ「そ、そんなら悠長に言ってる場合じゃないじゃない! 早く解放しなさいよ!」
レイ「大丈夫。もう、次の魂と繋がるわ。その時に―――」
マナ「あ、れ? シンジ?」
シンジ「……ぁ。マ、マナ……」
アスカ「!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 21:04:21.02 ID:/APQ+S0/0
アスカ「ちょっとファースト! なんであいつがっ」
レイ「ここには皆いるもの。それに彼女は、碇君と心の距離が近いから」
アスカ「心の……って」
マナ「シン……ひゃぅ、ン」
シンジ「うっ」ビクッ
マナ「なに……? これ、あ、あ、ダメ、やばぃよ、これ……」ズチュ…ヌチュッ
シンジ「うぁっぁ、ぁぁ」
マナ「ああ、あ、しんじぃ、キモチぃ、しんじっ、ああ!」
アスカ「……」
レイ「上限はあるけれど、今度は碇君、射精もできるわ」
アスカ「スパイ女で……?」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 21:16:11.79 ID:/APQ+S0/0
アスカ「……ダメよ、そんなの」グイッ
シンジ「アス―――」
ズププッ
シンジ「ふゃっ、はぁぅ!」
アスカ「ぁン!」
マナ「あ、あ、あ、いい、あ、あっあ」ズッチュズッチュ
アスカ「ぁ〜、ぁっくぅ! ん、シンジ、あ、私で、ンンっ」グリュグリュ
シンジ(ま……また、二人、まとめて混ざり合って……!)
レイ「私も。もっと一つになりましょう、碇君」
シンジ「!」
ミサト「んふふ、ねぇ♥ またしよぉ、シンジくん」
シンジ「!!?」
ヌチュ、ズニュ、ズルル…
ずちゅっずちゅっずちゅっ
シンジ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 21:18:32.87 ID:/APQ+S0/0
冬月「ふぅむ。いかんな。目が疲れてきた」
ゲンドウ「無理はいけませんよ。先生」
冬月「そうも言ってられんだろう。なにしろ、我らとゼーレ、双方とも現状を掴めぬままだ」
ゲンドウ「……いつまでも政府を抑えておけないでしょうからね」
冬月「まったく、頭が痛いよ」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/05/26(日) 21:29:04.39 ID:/APQ+S0/0
冬月「職員の資料をひっくり返して精査してみても、何も捉えられぬままだ」
冬月「年齢、サイズ、出身地、家族構成、経歴……どの観点からも、補完・非補完者を分けた要因が見当たらん」
ゲンドウ「手がかりは相変わらず、女性だけだったという点のみか……」
冬月「そうなるな。特に理由なくこうなったのだとしたら、それはそれでお手上げだよ」
リツコ「……その件についてですが、お話があります」
冬月「赤木君!」