カツオ「この街にスタンド使いが増えつつある」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:キョン「あれ?『消失』?」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:10:08.94 ID:O5XSYFeJ0

〜公園〜

カツオ「どうなっているんだ!」

???「磯野カツオさんですか?」

カツオ「だれ?」

???「ちーっす!spw財団の三河屋というものです」

カツオ「何の用です?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:13:17.12 ID:O5XSYFeJ0

三河屋「スタンド使いが増えている原因がわかりました」

カツオ「本当ですか」

三河屋「この街のどこかに、貫いた者をスタンド使いにする弓矢を持った人が潜んでいます。」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:16:37.81 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「誰なんです?」

三河屋「そこまではわかりませんでした」

    「しかし、これを止められるのは最強のスタンド、スター・イタズラを持つあなただけです」

    「お願いします」

カツオ「わかった」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:21:39.91 ID:O5XSYFeJ0

しばらくして

カツオ「とは言ったもののどうすれば・・・」

???「きみがカツオ君だね?」

カツオ「き・・・あなたは・・・裏のおじいちゃん!!」

おじいちゃん「波平さまを探ろうとする者は生かしてはおけませんでの」

カツオ「父さんが弓矢を持っているっていうのかい!?」

おじいちゃん「しまった!言っちゃった」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:26:52.15 ID:O5XSYFeJ0

おじいちゃん「ヒゲ・デラックス!!」

カツオ「うわあ!ヒゲが伸びて僕の体に巻き付いてくるよおおお!!」

おじいちゃん「このまま全身の骨を絞め砕いてくれるわ!ほっほっほ」

カツオ「痛い痛い痛い痛い!!スターイタズラ!!」ヴォン

    「オラオラオラオラオラオラオラ!!」

ぶちぶちぶちぶち

おじいちゃん「ぐああああ根こそぎ引き抜かれのじゃぁぁぁ!!」

カツオ「やれやれだよ」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:32:44.88 ID:O5XSYFeJ0

おじいちゃんはヒゲを抜かれ、あおむけに倒れている

カツオ「おじいちゃん、父さんのスタンドの秘密を話して・・・ん?」

おじいちゃんのオデコにおできのようなものがあった。

カツオ「これは・・・!スター・イタズラ!」

    「やはり肉の芽!ディオと同じ・・・!まさか、父さんも吸血鬼なのか!?」

我を取り戻したおじいちゃん

おじいちゃん「わしは何を・・・矢で貫かれて・・・それから・・・??」

カツオ「操られていたんです。」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:42:17.40 ID:O5XSYFeJ0

その瞬間、後ろから、ドクロのついた小さな戦車のようなものが飛んできて、
おじいちゃんの頭を貫いた。

おじいちゃん「がっ・・・!?」

カツオ「おじいちゃん!!」

???「ヘアーハートアタック。弱点はない。」

カツオ「もう大将のおでましか・・・父さん・・・いや・・・波平!!」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:47:48.35 ID:O5XSYFeJ0

カツオは頭にちがのぼっていた。

後ろからヘアーハートアタックが突進してきた。

ヘアーハートアタック「コッチヲ見ロ!!」

カツオ「スターイタズラ!!オラオラオラオラオラオラオラ!!オラァ!!」

ヘアーハートアタックにラッシュをかますカツオ。しかしダメージはほとんどない。

カツオ「なんて頑丈な野郎だ」

その瞬間、ヘアーハートアタックが、カチッと鳴った。

カツオ「!?」

ドッゴォォン!!

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:52:31.71 ID:O5XSYFeJ0

カツオは持ち前の逃げ足の早さで間一髪爆発から逃れたが、あまりの爆風で、手を少し負傷した。

カツオ「このパワー!!・・・ぐあっ!」

その時

花沢さん「磯野くぅ〜ん!!」

花沢さんは、手に熱い缶コーヒーを持っていた。

カツオ「花沢さん!!来ちゃだめだ!!」

一直線に花沢さんへ向かっていくヘアーハートアタック!

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 17:59:36.99 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「スター・イタズラ・ザ・イソノワールド!!」

時が止まった。その間に花沢さんの缶コーヒーを違う方向へ投げるカツオ。

カツオ「時は動き出す」

ヘアーハートアタックは缶コーヒーの方向へ突進していった。

波平は細い路地へ逃走した。

波平「ヘアーハートアタックがいれば、わしが手を下すまでもないな・・・」

カツオ「待て!!」

花沢「今のは磯野君のお父さん?それに今のドクロのは何!?」

カツオ「大丈夫だよ・・・え?・・・花沢さん、今のが見えていたのかい?」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:05:20.63 ID:O5XSYFeJ0

花沢さん「うん。私も磯野君と同じ能力を持っているの。」

カツオ「えぇー!?」

花沢「この状況からして、もしかして磯野君のお父さんは敵なの・・・?」

カツオ「そうなんだよ!さすが花沢さん!!」

そんなことを言っているうちに、ヘアーハートアタックが戻ってきた。

カツオ「また来たよ!!」

花沢「ここは私に任せて!フドウサン・ダイヤモンド!!」ヴォン!!

ヘアーハートアタックを拳で殴りつけるフドウサン・ダイヤモンド。

花沢「このスタンドを磯野君のお父さんの所へ戻す!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:12:37.43 ID:O5XSYFeJ0

花沢「後を追うわよ磯野君!!」

カツオ「う・・・うん!」

戻っていくヘアーハートアタックを追う2人。

花沢「あの角を右へまがったわ!」

角からこっそりと右を見る2人。

花沢「いたわ!行きましょう!」

カツオ「いや、2人同時に向かっていくのは得策じゃあない。それに花沢さんのことは波平にはばれていないんだよ。」

    「2手に別れよう。まず僕が行く。花沢さんは反対側から回り込んで。」

花沢「わかったわ。」

波平にむかってカツオは走り出した。

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:20:38.15 ID:O5XSYFeJ0

波平「来たか・・・」

突撃するカツオ。

しかし波平はその瞬間、漫画『サザエさん』を取り出して見せた。

波平「ヘブンズヘアー!!」

カツオ「うわぁ!?」

カツオの体が本になり、動けなくなった。

カツオ「さっきの爆弾以外にも能力を!?」

波平「そこにいるのはわかってるんだよ花沢さん。」

カツオ(ばれていたのか!)

波平「さあ、その塀の影からでてきなさい。」

カツオ「出てきちゃだめだ!!波平の持っている本を見ると本にされるぞ!!」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:26:10.38 ID:O5XSYFeJ0

波平「まあ出てこないんならそれでいいんだがね」

波平はカツオの体に書いてある文字を読み始めた。

波平「なになに・・・得意科目は体育。運動神経が良い。学校で立たされている時に倒立をして、クラスのみんなを驚かせたこともある。
    サザエにいつも追いかけられているので、足が速い。趣味はスポーツ全般(特に野球が好き)。
    食い意地が張っていて、普段のおやつはもちろん、お中元やお客さんが持ってきたおみやげ、近所からのおすそ分けなど人より多く食べたがる。
    女装が上手い。カツオが女装してるとは知らず波平から「カツオはどうした? 『お友達』が待っとられるのに」と言わせたり、化粧品のセールスマンに化粧をされたりしたことがある。
    さらに鼻を掴んで廃品回収屋や三河屋の三郎の真似をしている。廃品回収屋の真似をした時は、通り掛かった家の女住人が本物と間違えてラジオを持って出て来たほど似ている」

カツオ「くそっ」

波平「父親でも知らないことが書いてあるな・・・」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:31:18.68 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「そ・・・そうだ!花沢さん!三河屋さんにこのことを知らせるんだ!!」

波平「そうはさせないよ。」カキカキ

カツオ「今僕の体に何を書いた!!」

波平「読んでやろうか?『左にある犬のクソを食べる』」

カツオ「な・・・なんだってぇ〜!?うわっ!体が勝手にウンコの方へ!!助けて〜!」

花沢「どうしよう・・・磯野君が・・・!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:35:41.05 ID:O5XSYFeJ0

花沢さんが塀の後ろから出てきた。目をつぶっている。

波平「出てきたのはいいが・・・どうやって目を開かせたものか」

カツオ「うわああああ舌が勝手に!!いやだぁぁぁ!!」

波平「そういえばカツオに何か書いてあったぞ・・・えっと・・・これだ!!」

   「『だみ声!ゴリラ!暴力女!』」

花沢さんはプッツンした。

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:41:33.51 ID:O5XSYFeJ0

花沢さんは目を開いてしまった。

花沢「死ねぇぇぇ!!」

波平「かかったな!ヘブンズヘアー・・・」

バキィッ!!

花沢さんの拳が波平に炸裂した。

波平「な、なにぃ!?まさか、何も見えないくらいキレているのか!?」

花沢「ドララララララララララララララララララララララ!!」

波平は死んだ。

カツオ「やった!!」

カツオは本から元に戻った。ウンコはギリギリ食べていない。

花沢さんの怒りがおさまった。

カツオ「これで終わったんだね」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 18:45:33.73 ID:O5XSYFeJ0

花沢「!!」

カツオ「どうしたの花沢さん?」

花沢「あ・・・頭・・・」

カツオ「あぁ、頭ね。相変わらずハゲ・・・えぇ!?」

    「け・・・毛が2本!?まさか・・・海平さん!?」

花沢「影武者よ・・・」

カツオ「てことは・・・波平は・・・」

花沢「まんまと逃げられてしまったわね」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:06:16.13 ID:O5XSYFeJ0

〜そして夕方〜

カツオ「ただいまー」

サザエ「おそかったわね」

波平「また野球でもしてたんじゃろ」

カツオ「!?」

今度はちゃんと毛が1本だ。

カツオ(何で普通にいるんだ!?)

サザエ「もうご飯よ〜」

夕食を食べに部屋に全員集合する磯野家。

全員「いただきます」

その時!

サザエがお味噌汁をカツオにぶっかけた。

カツオ「あっつぅ!!」

サザエ「スターイタズラの使い手、カツオ。ここで死んでもらいましょうかねえ」

なんとサザエは波平の部下であった。

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:13:16.99 ID:O5XSYFeJ0

波平「サザエ、殺してかまわん。」

サザエ「了解。ザ・サザエ!!」ヴォン

サザエのスタンドがちゃぶ台を削り取った。

カツオ「ひぃぃ!!」

サザエ「死ねぇ!!」

手を振り落とすサザエ。

???「危ない!!」

マスオがカツオをタックルで突き飛ばした。

サザエ「チッ」

カツオ「マスオ兄さん!!」

マスオ「マスオact3!」ヴォン!

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:17:48.90 ID:O5XSYFeJ0

マスオ「3FREEZE!!くらわせろっ!!」

サザエの右手が重り、攻撃が封じられた。

サザエ「ぐっ!!」

すかさず波平がカツオに襲い掛かる。

マスオ「カツオ君!触れられたら爆弾に変えられるぞ!よけろ!!」

カツオ「えっ!?」

カツオは間一髪かわした。

波平「マスオ君め、余計なことを・・・!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:29:02.14 ID:O5XSYFeJ0

カツオはその反動で扉を壊し、台所へ突っ込んだ。

波平「逃がさん!」

カツオには、マスオがなぜ波平、サザエのスタンドのことを知っているのかわからなかった。

サザエ「なぜ私たちのことを?そしてなぜあなたもスタンドを持っているの?」

マスオ「さぁね」

サザエ「まあいいわ。タラちゃん!!」

タラちゃん「ですぅー!!」

マスオの背後からタラちゃんが飛びかかった。

マスオ「2人相手か、ちょっときついぜ・・・!!」

タラちゃん「ゴールド・エクスペリエンスですぅー!!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:35:52.72 ID:O5XSYFeJ0

タラちゃん「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」

マスオ「うおっ!!」

後ろに飛びのいてかわすマスオ。

マスオ「しまった!サザエから5メートル以上離れてしまった!!」

サザエ「右手が軽くなったわ。ナイスよ、タラちゃん。」

タラちゃん「えへんですぅー!」

左前にタラちゃん、右前にサザエ、後ろは壁。

サザエ「ザ・サザエ!!」

タラちゃん「無駄無駄無駄無駄ァ!!」

マスオ「ここまでか・・・!!」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:44:35.66 ID:O5XSYFeJ0

しかしその瞬間、サザエの右肩が弾丸で貫かれた。

マスオはその瞬間を見逃さず、右前方へタラちゃんの攻撃をかわした。

サザエ「母さん!?」

フネ「バッド・フネカンパニー!!」

マスオ「御母さん!!」

フネ「これで2対2です」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:51:29.44 ID:O5XSYFeJ0

〜一方・台所〜

波平「ヘアークイーン!!」

波平は包丁やフライパンを爆弾に変え、投げて攻撃してくる。

カツオ(やっぱりスター・イタズラ・ザ・ワールドの射程距離内には入ってこないか・・・!)

波平「やはりフライパンとかじゃ、かわされて終わりか・・・それなら!」

ガパァ

カツオ「タマ!?」

タマ「にゃーん」

なんとヘアークイーンの腹が開き、中からタマが出てきたのであった。

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 19:58:03.21 ID:O5XSYFeJ0

タマ「ニャオッ」ボッ!

タマから何かが発射された。しかし見えない。

カツオ「?」

突然、カツオの目の前の家具が爆発した。

カツオ「うわぁ!」

波平「まだまだいくぞぉー!」

ボンッ!!

カツオ(見えない爆弾か何かを発射しているのか?しかし僕ではなく前の家具が爆発したのを見ると誘導弾ではないらしい)

    (もっと距離を取ったほうがいい!!)

カツオは壁を壊し、波平とフネの部屋へと距離を取った。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:10:39.75 ID:O5XSYFeJ0

〜一方、茶の間〜

マスオ・フネVSタラちゃん・サザエ

フネ「私はサザエの相手をします。マスオさんはタラちゃんを。容赦は入りませんよ」

マスオ「はい!!」

マスオ「エコーズact3!やつのスタンドを攻撃しろ!!」

しかしゴールドエクスペリエンスは素早く、エコーズの動きをひょいひょいとかわした。

タラちゃん「無駄ァ!!」

ゴールドエクスペリエンスの拳がマスオのあばら骨を粉々に砕いた。

マスオ「うぐぅ!!」

 

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:12:29.47 ID:O5XSYFeJ0

一方

フネ「バッドカンパニー!」

船の前に60名の歩兵、戦車7台、ヘリ4機が現れた。

フネ「発射!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

サザエ「ザ・サザエ!!ぐはあ!!」

右手で大半の弾丸は削り取ったが、左手をハチの巣にされた。

フネ「どうしました?その程度ですか?」

サザエ「くそっ!」

バッドカンパニーは全員、サザエに銃口をむけた。

フネ「死になさい」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:17:07.89 ID:O5XSYFeJ0

兵隊が銃の引き金を引こうとしたその瞬間!

マスオの体をタラちゃんのゴールドエクスペリエンスが貫いた。

タラちゃん「止めでーす!」

ゴールドエクスペリエンスが腕を振り上げた。

マスオ「ちくしょう!」

マスオを助けるべきか。マスオを見捨ててサザエを殺すべきか。

フネはマスオを助けるほうを選んだ。

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:23:06.45 ID:O5XSYFeJ0

フネ「バッドカンパニー!!」

タラちゃんは全身を弾丸に貫かれ血しぶきをあげて吹き飛んだ。

その瞬間、フネの顔が削り取られた。

マスオ「うおおおおおおおおおお!!」

俺のせいで御母さんは死んだんだ!!

マスオはサザエの顔を重くした。

床に顔がめり込むサザエ。

サザエ「ぐはぁ!!」

サザエの頭がい骨は悲鳴を上げ、口から血を吹きだした。

マスオ「御母さんの仇だ!死ね!」

マスオはサザエの頭を叩き割った。

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:26:10.50 ID:O5XSYFeJ0

サザエ死亡

フネ死亡


マスオはタラちゃんを見た。まだかろうじて息はあるようだ。

マスオはゴールドエクスペリエンスに腹を貫かれたため、出血多量で倒れこんだ。

マスオは気絶してしまった。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:33:01.32 ID:O5XSYFeJ0

一方、カツオは波平とフネの部屋で波平と対峙していた。

カツオ(どうにかしてやつに近ずかなければ・・・!)

カツオの背後で気配がした。

カツオが振り向くと、廊下にワカメが立っていた。

カツオ(ワカメは敵なのか!?味方なのか!?)

ワカメ「クリーム!!」

ワカメも波平の部下であった。

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:44:07.66 ID:O5XSYFeJ0

ワカメはスタンドの中に入り、消えた。

前はヘアークイーンの見えない爆弾、後ろはえたいのしれないワカメのスタンド。

絶体絶命。

カツオの後ろのふすまに円形のあなが開いた。そのまま床を削り取りながら近ずいてくる。

波平「発射!!」ボッ!!

カツオは死を直感した。

しかしその瞬間、部屋の屋根が崩れて落ちてきた。

カツオ・波平「!?」

???「シルバーチャリオッツ!!」

カツオ君「伊佐坂先生!!」

波平「くっ!」

伊佐坂「カツオ君、大丈夫かい?」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 20:52:50.96 ID:O5XSYFeJ0

「僕もいるよ!」

伊佐坂先生の後ろから、ノリスケが現れた。

ノリスケ「ハーヴェスト!!」

倒れているカツオを伊佐坂家へ運んだ。

カツオ「茶の間にマスオ兄さんが!!戦ってるんです!!」

伊佐坂先生「心配ない。花沢さんが向かっているよ。もうすぐこっちに来るだろう。」

波平「伊佐坂ァ!!ヘアーハートアタック!!」

伊佐坂「カツオ君、ここはいったん退くんだ。こっちは戦力が少ないし、あっちはまだ数名の仲間がいるんだ。」
    「そいつらまでここに来られては、勝ち目はないからね。」

カツオ「は、はい!」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:01:42.12 ID:O5XSYFeJ0

伊佐坂が磯野家の屋根の上に買ったばかりの熱い缶コーヒーを投げた。

それを追うヘアーハートアタック。

伊佐坂「今のうちだ。」

3人は伊佐坂家の裏口から道路へ出て一目散に走り出した。

ワカメ「追う?」

波平「いや、こちらも戦力を分散させるのはまずい。しかも彼らは三河屋と通じている。」

   「ワカメの能力も知られてしまっているだろう」

波平の後ろで物音がした。

波平「!?」

タラちゃん「ぼくです」

タラちゃんはゴールドエクスペリエンスの能力で回復していた。

波平「タラちゃんか。ん?サザエはどうした?」

タラちゃん「マスオに殺られたです」

64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:04:55.78 ID:O5XSYFeJ0

波平「マスオは君が殺ったのか?」

タラちゃん「フネは殺ったけど、マスオは逃がしてしまったです」

波平「そうか・・・サザエが・・・」

ワカメ「死んでしまったお姉ちゃんのためにも、やつらを皆殺しにしましょう」

波平「あぁ」

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:08:27.63 ID:O5XSYFeJ0

道路を走り続ける3人。

カツオ「どこに行くの?」

ノリスケ「花沢不動産だよ」

伊佐坂「あそこには仲間が集合しているはずだ」

カツオ「こっちにもまだ仲間がいるんですね!」

伊佐坂「ああ。数人な。おっ、見えてきたぞ」

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:16:40.02 ID:O5XSYFeJ0

花沢不動産に入ると、そこには、イクラちゃん、中島、花沢さん、マスオ、三河屋のサブちゃんがいた。

カツオ「マスオさん!」

熱い抱擁を交わす2人。

マスオさん「花沢さんのおかげで一命をとりとめてね」

カツオ「よかった〜!!」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:18:18.90 ID:O5XSYFeJ0

サブちゃん「エアロサブスのレーダーに反応あり!!数人の集団が猛スピードで近ずいてきます!!」

ノリスケ「もうかんずかれたのかい!?」

伊佐坂「ここが最終決戦の場になりそうですね」

花沢「どんと来いってもんよ!!」

中島「磯野!この戦いが終わったら野球しようぜ!!」

イクラ「ばぶぅ〜!!」

カツオ「いくぞ!!」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:23:57.85 ID:O5XSYFeJ0

花沢不動産から外に出るみんな。

伊佐坂「来たぞ」

それぞれみんな目の前の敵だけを見ている。

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:32:09.61 ID:O5XSYFeJ0

伊佐坂「敵も全員引き連れて総力戦に来たようだ」

カツオ「波平は僕に任せてくれ。」

ノリスケ「一番厄介なのはタラちゃんかな。僕と伊倉で相手をするよ」

花沢さん「あたしは女同士、ワカメちゃんと闘るわ」

サブちゃん「アナゴさんの情報だけは最後まで何もつかめなかった。みなさん気を付けてください。」

中島「オッケィ!俺があなごさんとやるぜ!」

三河屋「じゃあ僕はあまったリカちゃんの相手をするよ」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:35:11.36 ID:O5XSYFeJ0

しかし、計画通りにはいかなかった。

なんと敵は全員、一斉に花沢さんへ襲い掛かった!

カツオ「花沢さん!!」

「ヘアークイーン!!」

「無駄無駄無駄無駄無駄!!」

ガオン!!

ドッ!

ズバシャァッ!!

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:38:46.25 ID:O5XSYFeJ0

マスオ「花沢さぁぁぁーーーーーーーーーーん!!」

もうそこには花沢さんの姿はなかった。

血だけが残っていた。

中島「あ・・・あ・・・」

波平「まずは回復役を奪った」

   「これでもう貴様らの怪我を治す者はおらん」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:43:56.76 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「よくも花沢さんをぉーーーーーーーーーーーー!!」

カツオは怒りのあまり、とっさに波平へ飛びかかった。

しかし、マスオによって防がれた。

マスオ「怒りで感情的になるな。飛びかかりたい気持ちはみんないっしょさ。でもそれで冷静さを失っちゃあいけない。」

    「やつらの思うつぼだ」

カツオ「くっ・・・!!」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:47:00.55 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「ありがとう、マスオさん。」

マスオ「いいんだ。それよりも目の前の敵へ集中するんだ。」

カツオ「うん」

アナゴ「では、戦闘開始といきますかな。」





――――――――戦闘開始――――――――――

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 21:56:06.53 ID:O5XSYFeJ0

アナゴさんは、目にもとまらぬ速さでマスオの顔にパンチをくらわした。

マスオはギリギリガードしたが、吹き飛ばされ、ブロック塀にめり込んだ。

マスオ「がっ・・・はぁ・・・!!」

血を吐くマスオ。

アナゴ「僕のスタンドはザ・アナーゴ。君とはレベルが違う」

カツオ「僕と同じタイプのスタンドか!?まずい!!」

アナゴ「あっけないな、マスオ君。ザ・アナーゴ!!」

    「時は止まった・・・楽なもんだな・・・こうして君の首をつかんで・・・ひねるだけなんて」



    バキッ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:00:27.48 ID:O5XSYFeJ0

バキッという音と共にアナゴがふっとんだ。

アナゴ「・・・!!忘れていた!こいつも時を止められる!止まった時の世界を自由に動けるんだ!」

カツオ「やっぱり君の相手はぼくだ。同じ能力は2人いらない!!」

アナゴ「ちっ・・・時間切れだ」

時は動き出した。

79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:09:11.07 ID:O5XSYFeJ0

時が動き出したその瞬間、中島、サブちゃん、がリカちゃんに。

伊佐坂先生が波平に襲い掛かった。

伊佐坂「囲碁友どうし、決着つけましょうや」

波平「死ぬのはお前だ!伊佐坂!!」

伊佐坂「チャリオッツ!!」

チャリオッツの槍が発射された。

波平「なにぃ!!こんな隠し技を!!」

しかし槍は波平の腹へは刺さらなかった。

タマが自分が攻撃されたと勘違いして、空気弾でガードしたのだ。

波平「ふふふ、今日のわしはついとる!!」

   「ヘアークイーン!!こいつを爆弾に変えろっ!!」

81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:13:43.33 ID:O5XSYFeJ0

伊佐坂が爆破された。

リカちゃん「ハイエロファントグリーン!!」

サブちゃん「カスがッ!!サブサブサブサブサブサブサブサブサブ!!」

リカちゃんがハチの巣になった。

タラちゃん「無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」

ノリスケ「僕のスタンドじゃ・・・勝てない・・・」

ドサッ

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:17:25.62 ID:O5XSYFeJ0

行き着く間もなく敵味方合わせて3人が死んだ。

波平「ヘアーハートアタック!!」

一番体温が高かったのは血まみれのマスオだった。

ドッ

マスオの首をヘアーハートアタックが貫いた。

イクラちゃん「ばぶー(ハーミットパープル)」

タラちゃん「カスでーす」

ドガッ

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:19:17.83 ID:O5XSYFeJ0

カツオ「スター・イタズラ・ザ・ワールド!!死ねタラ!!」

ズバッ

カツオ「波平、無益な戦いはやめよう」

波平「そうだな。パイツァダスト!!」

平和な日常が戻った。



86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/05(金) 22:24:11.26 ID:O5XSYFeJ0

仕事
スマン



ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ゲンドウ「インターネットを始めるぞ、冬月」