1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 21:59:25.84 ID:KD6ymZQt0
ビチャ!
小五郎「一体誰が犯人なんだ…」
コナン(!? おっちゃんの後頭部に命中したのに効果がねぇ!どういう事だ!?)
目暮警部「おや毛利さん。後頭部に何か…」
小五郎「ん?」ベトォ…
コナン(やべぇ!)
小五郎「こ、これは…!皆伏せろおおおおお!!!!」
歩美「キャーーーッ!!!!」
光彦「ひいいいいい」
蘭「新一いいいいい!」
コナン(やべぇ!!)
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:02:30.02 ID:KD6ymZQt0
元太「お、おじさん!一体どうしたんだよ!!」
小五郎「犯人が俺たちを狙撃しようとしている!!」
目暮警部「なんですと!?」
コナン「こ、こわいよおじちゃん!!」
小五郎「落ち着け、落ち着け皆!!」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:08:13.24 ID:KD6ymZQt0
コナン(くそっ、犯人はとっくに分かってるってのに厄介な事になってきやがった!)
容疑者A「もう嫌だ…次から次へと一体なんなんだ…!」
容疑者B「大丈夫…俺は助かる…俺だけは助かる…」ブツブツ
容疑者C「あんた達馬鹿じゃないの?ここは密室なのよ、窓ガラスは割れてないし狙撃なんてされるわけないじゃないの」
コナン(被害者のふりして白々しいぜ!)
目暮警部「しかしここに集めた容疑者は全員シロだったとは…」
小五郎「だが狙撃されてると分かった以上真犯人を追い詰めたも同然ですよ!」
コナン(なんとかしてこの場をおさめねぇと…!)
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:15:31.10 ID:KD6ymZQt0
灰原「江戸川くん。精子を飛ばしたのはあなたなんでしょ?」ヒソヒソ
コナン「バレちまったか…腕時計型麻酔銃の針が切れちまってな…」ヒソヒソ
灰原「だからって精子を飛ばすなんてあなたらしくもないわ。麻酔針なら私が予備を持ってるから一声かけてくれればよかったのに」つ麻酔針
コナン「おぉ!!気が利くぜ灰原!」
阿笠博士「いやー皆待たせたの〜。出かける準備をしてたら…おや?」ガチャ
コナン「くらえ!」ピシュッ
阿笠博士「あひっ」zzz
灰原「!?」
阿笠博士(コナン)「皆さん安心してください。小五郎さんの後頭部に付着したのはただの精子。それも光彦くんのです。」
小五郎「!?」
灰原「!?」
光彦「ぼ、僕じゃないですよぉ!
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:19:57.83 ID:KD6ymZQt0
元太「光彦お前…」
歩美「殺人現場だっていうのに一体何考えてるの!?」
光彦「違いますってば!」
目暮警部「光彦くん…残念だが現行犯逮捕させてもらうよ」
光彦「やめてください!僕じゃないですよぉ!」
コナン「やったぜ!後はおっちゃんを眠らせて殺人事件の謎を説くだけだ!」
灰原「江戸川くん、でももう針が…」
コナン「くらえ!」ピュッ
ビチャッ
小五郎「う!」ベトォ
小五郎「ま、まただ!」
阿笠博士(コナン)「落ち着くんじゃ!今のも光彦くんの仕業じゃ。」
コナン(なんでおっちゃんは眠らねーんだ!?)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:24:01.63 ID:KD6ymZQt0
光彦「だから僕は知りませんってば!」
目暮警部「そうですよ阿笠博士。光彦くんは私の横に、しかも手錠をされて毛利さんの斜め前方にいたのです。」
阿笠博士(コナン)「じゃあワシのです。」
目暮警部「残念です、博士…」
コナン(阿笠博士まで逮捕されちまった…一体どうすりゃいいんだ!)
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:29:23.24 ID:KD6ymZQt0
灰原「江戸川くん。博士の胸ポケットの中に麻酔針の予備があるはずだわ」
コナン「だが博士は逮捕されちまった。不審な動きはできねぇ…」
コナン「こうなったら夜になっておっちゃんが自然と眠るまで待つしかねーぜ…」
灰原「何か解決策があるはずよ。」
光彦「犯人は博士だってわかったんだから僕の手錠は外してくださいよぉ!」
目暮警部「一発目の時に博士はこの部屋にいなかった。君の容疑はまだ晴れていない」
コナン「目暮警部のいう通りだ!黙ってろ性犯罪者!」
光彦「うぅ…僕は何もしてない…」
コナン(一体どうすりゃおっちゃんを眠らせられるんだ…!)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:37:30.65 ID:KD6ymZQt0
阿笠博士「ムニャムニャ…ふわぁ〜おや、一体何が…」
目暮警部「お目覚めですかな眠りの性犯罪者さん。」
阿笠博士「どえぇぇぇ!?なんで逮捕されとるんじゃワシ!?」
コナン「往生際が悪いぜ博士。ムショの中で後生静かに暮らせよな」
阿笠博士「そうか…ワシは大変な事をしてしまったようじゃな…」
小五郎「博士…」
阿笠博士「早く連行してください。そして裁いてください。私を。何をしてでも償います。」
目暮警部「博士…」
コナン「博士…」
犯人「警部さん…僕が…僕がこの殺人事件の犯人です」
コナン「!?」
犯人「そのお爺さんの誠実さのおかげで目が覚めました。シラを切りとおそうとしていた自分が恥ずかしい…」
目暮警部「そうか…」
コナン「…な?」
灰原「な?じゃないわよ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/04/02(火) 22:46:42.45 ID:KD6ymZQt0
目暮警部「いやぁ今回まさか眠りの小五郎の力を借りずに事件が解決するとは…」
小五郎「しかし受け入れ難い事件でしたね…」
歩美「う、うぅ…」
灰原「元気だして吉田さん。光彦くんや博士の事はもう忘れましょう。2人の分まで生きましょう」
コナン(しかし…博士がいなくなったら今後どうやっておっちゃんを眠らせればいいんだ…)
コナン(またチンポ型麻酔銃を試すにしてももう身代わりにできるのは元太しかいねぇ、困ったぜ)
こうして元太が逮捕された後コナンは殺人事件に遭遇したらすぐ帰る事にした
fin.