1 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/09(土) 22:42:44.74 ID:KwfruE+/o
昔々の事である、其処には心優しき老夫婦が住んで居たそうだ。
シンジ「ばんばぁ、ぺっこ里さ下りでって薪売ってくっからよぉ」
アスカ「行ってございん、あだすはマンマこしぇで待ってっがらなぁ」
シンジは雪が積もる田んぼの中で、運悪く罠に掛かった鶴を見つけた。
シンジ「じゃじゃじゃ…なんたらもじぇごど…今助けでけっからな…」
鶴は罠から逃れ、嬉しそうにシンジの頭上を旋回した。
シンジ「もうおしぇられんでねぇど…」
シンジは眩しい太陽の光に顔をしかめながら言った。
2 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/09(土) 22:54:53.40 ID:KwfruE+/o
シンジは里で薪を売り、米など食料品を購入して帰路に立った。
シンジ「はぁ…かしぇげどかしぇげどはっぱす暮らしっこ楽になんねな…」
シンジ「オラかばねいれぐてわがねじゃ…」
急に空模様が怪しくなり、空気も冷えて来たようである。
その内シンジは家に着いたようであった。
シンジ「ばんばぁ!雪っこモレモレど降って来たじゃ!!」
アスカ「なんたら寒ぇど思ったったおん」
6 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 05:05:15.55 ID:I9hFcQRDO
シンジ「しゃねがら、マンマにすべじゃ」
アスカ「ほだな、マンマにすべ」
アスカ「ありゃ?この煮物あめでだな」
シンジ「なんたら痛ますね、はえぐ食えばいがったな」
アスカ「ずんつぁんほれ、白菜漬けだの漬がさりあんべぇ良いど」
シンジ「んだな、んめじゃ」
トントン…
シンジ「ん?誰が来たんでねが?」
アスカ「こっただ雪モレモレど降る日に誰来たべ?」
8 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 09:55:48.14 ID:I9hFcQRDO
???「もしもし… ごめんくださいまし…旅の途中、雪に降られ難儀して居ります…」
シンジ「なんだべ、娘っこの声だな…」
ガラッ
アスカ「あら〜、こったに雪たげで、ほれほれ中さへぇらい…」
二人はその娘を家の中に招き入れた。
冷えきった体を暖める為に、
囲炉裏の所に連れて行き、
温かい汁物を与えた。
シンジ「ほれ、味噌汁あがらい」
娘「ありがとうございます…」
ズズッ…
娘「…美味しい…」
聞けば娘は両親を亡くし、親類の所に向かう途中だったそうだ。
娘はレイと言う名であった。
9 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 10:08:09.07 ID:I9hFcQRDO
シンジ「今年は大雪だなや、こんで旅続げんの無理だべ…」
アスカ「レイさんがいがったら、雪っこ無ぐなるまでこごさ居だら良いでねが」
レイ「お二人がご迷惑で無ければ…喜んで…」ニッコリ
レイは二人の申し出を快く受け、
春まで家に滞在することになった。
レイは大層働いた、雪かき、炊事、洗濯、掃除、
厳しい冬には大変な仕事だ。
老夫婦だったシンジやアスカはとても助かった。
10 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 10:18:01.52 ID:I9hFcQRDO
シンジ「おレイは良ぐ働ぐし、器量も良い…おらいのホントの娘になってけだら良いべなぁ…」
アスカ「んだんだ、うちの子さなってけらい…」
子が居なかった二人はレイをとても可愛がった、
そんな二人の気持ちを汲み取ったのか、
レイは迷わず二人の子になった。
レイ「お父様…お母様…不束な娘ですが…改めてよろしくお願い致します…」
シンジ「お〜お〜…」ジワッ
アスカ「よろすぐなぁ…」ポロポロ
二人は泣いて喜んだ。
11 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 10:42:28.39 ID:I9hFcQRDO
〜〜〜〜数日後〜〜〜〜
ゲンドウ「久すぶりだな… スンズ…」
シンジ「おやず…」
実は二人は親子であった。
すっかり疎遠になっていたが、
この度養女を迎えた事を伝える為に、
十数年振りに再開を果たした。
しかしシンジは家に上がるに上がれ無くあった。
ゲンドウ「上がるごったら早ぐせ… んでねばけぇれ」
ゲンドウは静かに、そして厳しく語った。
12 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 12:14:28.52 ID:I9hFcQRDO
意を決し、シンジは家の敷居を跨いだ。
シンジ「おやずよ、ぺっこ聞いで欲す事あんだ…」
ゲンドウ「何だ…」
シンジ「おらいでわらすなさなねがったがらよ、旅の娘ば養女さしたんだ」
ゲンドウ「ほぉ…」
レイ「初めまして…お祖父様…」
ゲンドウ「ユイ…!?」
シンジ「は?何かだってれ、こいづはレイってんだ」
ゲンドウ「いや、なしてもね… たんだの見間違ぇだ…」
シンジ「まんず、そう言うこっだがら……んでオラだずけぇるわ」
ゲンドウ「あぁ…」
二人はゲンドウ宅を後にした。
14 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 15:34:43.69 ID:I9hFcQRDO
ある晩、レイは奥の部屋に放置されていた機織りを使いたいと申し出た。
レイ「布を織りたいのです… 貸して頂けますか?」
シンジ「ああ、かまねども…何年も使ってねがら、まどもに動がねがもしんねど?」
レイ「大丈夫…動くみたいです」ニコ
シンジ「んだども糸っこねえど」
アスカ「明日里さ下りでって買ってこば良いべ?」
シンジ「んだな、そうすっぺ」
レイ「お父様…お母様…ありがとうございます…」ニッコリ
シンジ「あれな、アスガが機織りすてがら買ってけろ言われだんだども、
アスガてんぼくされだがら一反も織らねでぶん投げでだんだぁ」
アスカ「スンズ!おめ余計なごと語んな!」バキッ!
シンジ「あだだだ…なぬもはだがねくたっていがべじゃあ!」
アスカ「あんだバガぁ!?あだすだって名誉っつーもんがあるべ!」
レイ「や、やめて…二人とも…」オロオロ
シンジとアスカは久しぶりに夫婦ケンカをした、
終わった後は二人ともけろりとしていた、
夫婦の事は夫婦にしか分からない、
何故かレイはそんな二人の事が、
微笑ましいと感じたのだった。
15 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 15:46:23.77 ID:I9hFcQRDO
シンジ「じゃじゃじゃ…糸っこ買うべど思ったけんど、銭っこ足らねじゃ…」
アスカ「三軒隣の冬月のずんつぁまがら借りれば良いべ」
シンジ「冬月のずんつぁまがぁ…前借りでだのけぇしてねんだけんど…貸してけっぺが…」
レイ「大丈夫…織った布を売ればお金になります…そう言えばきっと貸してくれますわ…」
シンジ「ほが、まんず行ってくっがら…」
シンジは半信半疑だったが、
誠心誠意冬月翁に話しをした、
結果上手いこと借りる事が出来た。
16 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 15:54:21.73 ID:I9hFcQRDO
シンジは里で絹の糸を買い込んできた。
シンジ「ほれ、買って来たど」
レイ「ありがとうございます…早速機織りしますわ」
レイ「それで…一つお願いがあります…」
シンジ「なんだべ?」
レイ「わたしが機織りしてる間は、絶対覗かないでくださいまし…」
アスカ「わがったわがった、ぜって見さいがねがら安すんすろ」
レイ「それでは…」ペコリ
暫くすると機織りの音がし始めた。
ギッコンバッタン ギッコンバッタン
18 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 16:30:05.95 ID:I9hFcQRDO
ギッコンバッタン ギッコンバッタン
機織りの音は三日三晩続いた。
レイ「出来ました…」
レイの手にはそれはそれは美しい布があった。
シンジ「じゃじゃじゃ!こっだだ綺麗な布見だごどねぇじゃ!」
アスカ「なんたら綺麗だべぇ…」ウットリ
レイ「これを売れば…良いお金になります…どうぞ売ってきて下さいまし…」
シンジ「売るのもなんだが勿体無ぇみでだなぁ…」
〜〜〜〜葛城反物店〜〜〜〜
ミサト「ちゃぁ〜なんたら見事な反物だべ…こったな見事な物初めで見だわ〜」
シンジ「なんぼで買ってけるんだべ?」
ミサト「十両でなんじょだ?」
シンジ「( Д ) ゜ ゜」
シンジ(そんだげ有れば、ずんつぁまにけぇしてもお釣りの方がでっけぇ…)
シンジ「ほんでいがす!」
シンジは大喜びで帰った。
19 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 16:44:56.51 ID:I9hFcQRDO
シンジ「今けぇったど!」
アスカ「お帰りスンズ、布っこなんぼで売れだのや?」
シンジ「んどな…」コソコソ
アスカ「( Д ) ゜ ゜」
シンジ「たまげだべ?」
アスカ「」コクコク
シンジ「おレイはおらいの宝だなや!」
アスカ「」コクコク
シンジ「冬月のずんつぁまさも銭っこけぇしたし、すばらく安泰だなや♪」
シンジ「ほんでおレイはなんじょした?」
アスカ「まだ機織り始めだじゃ」
ギッコンバッタン ギッコンバッタン
20 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 17:20:31.09 ID:I9hFcQRDO
二人はレイの織った布のお陰で、
今まで手にしたことの無い金額を手に入れた。
しかし一体どうやったらあのような反物を作れるのか、
シンジは知りたくて仕方が無かったが、
レイとの約束を思いだし、部屋を覗くのは止めた。
レイ「お父様…お母様…また出来上がりましたわ」ニコ…
シンジ「おぉ…こりゃ前にも増しで良い出来だなゃあ…」
アスカ「おレイ…ぺっこやづれだんでねが?大丈夫が?」
レイ「大丈夫…少し休めば…」
二人はレイのやつれ方を見て心配になった。
21 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 17:40:33.27 ID:I9hFcQRDO
シンジ「まんず売ってくっからよ…」
アスカ「気ぃづげでな…」
〜〜〜〜葛城反物店〜〜〜〜
ミサト「こりゃ大したたまげだ!前のも見事だったけんど、こりゃ遥かに上物だぁ〜!」
ミサト「ぺっこ見でけらい番頭さん!」
リツコ「長年番頭させでもらってっけど、こっただ見事なの見だごどねがす…」
ミサト「着物に仕立ででお城さ出したら百は硬ぇんでねが?」ヒソヒソ
リツコ「んだんだ、そんくれぇ行ぐんでねがすべが?」ヒソヒソ
ミサト「スンズさん、三十両でなんじょだべ!」
シンジ「( Д ) ゜ ゜」
シンジ「いがすいがす!ほんでいがす!」
年寄りが二人余生を過ごすには、
充分すぎる程の大金である。
22 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/10(日) 18:07:23.70 ID:I9hFcQRDO
シンジはあまりの金額に魂が抜けたように惚けて歩いていた。
その姿を眺める二人組の男達がいるのも知らず。
悪者い「あのじさま、やんべ銭っこ持ってんな?」
悪者ろ「山道さへぇったら追い剥ぎすべ…」ニヤリ
〜〜〜〜山道〜〜〜〜
悪者い「おう!じさまよぅ!」
悪者ろ「懐の物ば置いでってもらうべが!」
シンジ「な、なんだおめだず!追い剥ぎが!?」
悪者い「んだ!その通りよ!」
悪者ろ「はえぐ出さねば怪我すっと!」ジリジリ
シンジ(逃げでわがね、逃げでわがね、逃げでわがね、逃げでわがね、逃げでわがね…)
悪者い「なぁにぶつくさかだってんだじじぃ!」
シンジ「うおぉぉぉぉ!!」グワッ!
悪者ろ「な!やる気がじじい!」スラッ
二人の悪漢が同時にシンジを襲う!
悪者い「ぶったぎったる!」
悪者ろ「死ねやじじぃ!」
シンジ「絶対恐怖領域全開!!」
バキィィィン!!
悪者い「ぎゃあああ!」ドバシャッ!
悪者ろ「ぎゃあああ!」ズベシャッ!
シンジ「オラの心の壁…思いしったが!」ハァハァ…
シンジは何気に強かった。
悪漢達は見えない壁に勢い良くぶつかり、
弾き飛ばされ目を回していた。
シンジ「今の内にずらかるべ…」
25 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 02:55:37.04 ID:1LbaX0ADO
シンジ「今けぇったど!」
アスカ「今度はなんぼで売れだ?」
シンジ「三十両」ヒソヒソ
アスカ「ぶくぶく…」バタン
シンジ「じゃじゃじゃ!アスガが泡吹いでひっくりけぇってしまったじゃ!」
レイ「お母様…しっかりして下さいまし…」
アスカ「う〜ん…」
シンジ「寝せどげ、めんどくせぇ」
アスカはあまりの金額に仰天し、
失神してしまったようだ。
レイは布団を敷き、アスカを寝せた。
26 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 03:10:50.32 ID:1LbaX0ADO
シンジ「おレイのお陰で、この先困んねぇぐれの銭っこ手さ出来だ、ありがどなぁ」
レイ「そうですか…それは良かった」ニコ…
シンジ「おレイ顔色おがすねど、がおったんでねが?」
レイ「大丈夫……最後の機織り…してきますね」
シンジ「無理すねぐて良いがらなぁ…」
ギッコンバッタン ギッコンバッタン
シンジ「すかす、なんじょにすてあすただ布織ってんだべな?」
シンジは急に覗きたくなった、
レイの心配も有ったが、
それより布の製造過程が見たくて仕方が無かった、
しかしレイとの約束がそれを引き止めた。
27 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 03:22:28.69 ID:1LbaX0ADO
シンジ「見だらわがね、見だらわがね、見だらわがね、見だらわがね、見だらわがね…」
シンジはどうにも我慢が出来なかった。
ペロッ プスッ…
シンジはとうとう障子に穴を開けてしまった、
恐る恐る中を覗いた時、シンジは驚愕した。
シンジ「こ、こいづは…」
中に居たのは鶴であった、
あの罠に掛かった鶴であった。
シンジに助けられた恩返しをするためにやって来たのだ。
シンジ「あの鶴が…羽っこ抜ぎ抜ぎ機織りさ織り込んで…あったにみすぼらすぐなるまで…」
シンジは涙が止まらなくなった、
感謝の気持ちと可哀想に思う気持ちが入り乱れた。
28 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 03:39:48.00 ID:1LbaX0ADO
ギッコンバッタン ギッコンバッタン
シンジ「うぅ…」
〜〜〜〜翌朝〜〜〜〜
レイ「おはようございます…」
シンジ「…おはよう…」
アスカ「おはようさん」
レイ「お父様、お母様……わたしはもうここには居られません…」
シンジ「おレイ…」
アスカ「なしてそったな事かだるのや!」
シンジ「もさげね!おレイ、なんじょにも我慢が出来ねがったんだぁ!」
アスカ「あんだ、見だのが!?」
シンジ「勘弁すてけろ!勘弁すてけろ!」
シンジは拝むように土下座した。
アスカ「こんスケベ!バガ!変態!信ずらんねぇ!」ドカッ!ドカッ!
シンジ「勘弁、勘弁すてけろ〜」
30 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 03:59:34.00 ID:1LbaX0ADO
レイ「さようなら…お世話になりました…」
アスカ「待ってけろ!行がねでけろ!」
シンジ「おめはオラだづのめんけぇ娘だ、どごさも行がねでけろ!」
二人はレイにすがって懇願した。
だがレイは涙を流し、悲しげにこう言った。
レイ「駄目なの…一度見られたら…この姿を保ってられないの……」
レイはみるみる鶴の姿になってしまった。
シンジ「おレイ…おレイ…」
アスカ「行がねでけろ〜…」
鶴は細く一鳴きし、空に舞い上がった、
別れを惜しむように家の周りを旋回し、
その内遠くに飛びさってしまった。
おレイが居なくなり、
ポッカリと心に穴が
開いてしまったような二人は気が付いた。
金より何より、娘のおレイが一番大切だったのだと。
終劇
32 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 04:07:40.21 ID:1LbaX0ADO
ご静読ありがとうございました(*_ _)ペコリ
NERVでの上映会の下りは省きます。
需要は無いと思いますが、
もしあったら書きます。
36 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 13:52:46.94 ID:1LbaX0ADO
〜〜〜〜NERV試写会場〜〜〜〜
シンジ「今回も良い映画になったね!」
アスカ「主役はファーストに取られたけどね〜」
レイ「運が良かっただけ」
アスカ「クジで主役を決めるなんて、無いわ〜」
シンジ「あはは、でも準主役みたいなもんだったし、良かったじゃないか」
アスカ「だって婆さんよ?あたしの美貌が全く生かされ無いじゃない!」
マリ「イイジャン…デラレタンダシ…」
カヲル「エイガハイイネ…リリンガウミダシタブンカノ…キワミダヨ…」
青葉「」
37 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 13:54:05.01 ID:1LbaX0ADO
アスカ「あ…ごめん」
冬月「ナマエダケダッタ…」
マヤ「私はまたナレーションだけ…」
ミサト「悪者二人はまた来ないの?」
シンジ「トウジとケンスケは普通に学校ですよ、僕らは召集掛かった事になってますから」
ミサト「あらそう…」
日向「今回は出演者が限られたからね、仕方ないよ」
日向「予算が余り無かったし…」チラッ
ゲンドウ「私の出番が…少ないからだ…」クイッ
38 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2013/03/11(月) 13:55:03.25 ID:1LbaX0ADO
ミサト「まあ良いじゃない、前作と今作二本立てで市内の映画館に配給するんだし、少しはお金になるでしょ?」
リツコ「ならないわ」
ミサト「あら…」
冬月「いつも迷惑を掛ける、市民の皆さんの為に無料公開だからな」
ミサト「なんだ、ただなんだ…」
アスカ「勿体無いわね〜」
日向「DVDのネット販売が割りと好調なんだよ、次作は大分楽になると思うよ」
ゲンドウ「まぁ…NERVの存在をご理解頂かねばならんからな…(なんちゃって)」
アスカ「なんか逆に何時も暇こいてるって思われるんじゃない?」
加持「俺たちが暇って事は、世の中が平和って事さ」
ミサト「確かにねぇ〜、ちょっち退屈だけど〜」
青葉「最後の使徒は何時現れるんでしょうね」
マヤ「さぁ〜…」
カヲル「」
ホントのおしまい