1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:11:33.91 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「アスカの気持ちには応えられない」
アスカ「あーあ!振られちゃった!バカシンジごときにっ…!」
アスカ「バカシンジ…なんかに…バカ…」
アスカ「バカ…バカぁ…!」
シンジ「ごめん」
アスカ「なんで私じゃないのよ!!」
アスカ「いつも一緒に居るのにぃっ!!私の方が…この私の方が…!!」
アスカ「コネメガネなんかより、アンタの事!ずっとずっとわかってやってるんだからっ!!」
シンジ「そう…かなぁ…?僕はそうは思わないや」
アスカ「!!」
シンジ「アスカはいつも僕を悪く言うばかりで僕の気持ちを考えてくれない」
シンジ「僕はバカシンジなんて言い方許した覚えもないし」
シンジ「人を平気で傷つけられる様な言葉を使う子は…」
シンジ「好きじゃない」
アスカ「う…ぅ…うぅ…」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:12:07.08 ID:sxxa+Qnb0
アスカ「あぁああああんまぁりぃいいいだぁああああああああ」
シンジ「あ…アスカ!?」
アスカ「HEEEEEEEEEEEEYッッ!!!!」
シンジ「!」びくっ
アスカ「あぁあああああああんんんんんまぁああああああありぃいいいいいいだぁああああああああ」
シンジ「ご…ごめん…」
アスカ「あぁあああんんんんんまぁああありぃいいいいいだぁああああああああ」
シンジ「う…ぅ…」
アスカ「ばぶぅ!」
シンジ「は?」
アスカ「あぶ!ばーぶぅっ!!だぁっ!」
シンジ「えっ…と…」
アスカ「あぶだぶぅ!」
シンジ「あ…アスカぁ?」
アスカ「ばぶ!」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:12:40.65 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「アスカ?冗談は性格だけにしてよ…」
アスカ「ばぶぅ?」
シンジ「嘘だ…こんな事言ったらまともなアスカは激怒するはずなのに…」
シンジ「どうしよう…アスカがおかしくなっちゃった…」
シンジ「ミサトさーん!」
アスカ「あぶぅ!」
シンジ「もう!アスカじゃないよ!」
アスカ「あうっ!」
シンジ「あ…今日は徹夜で仕事だって言ってた…どうしよう…とりあえずネルフに…」
アスカ「きゃっ!きゃっ!」
シンジ「アスカ、ちょっとコッチ来て?」
アスカ「ぶぅー!」ぷいっ
シンジ「そんな所は変わらないのか…」
アスカ「きゃぁ!きゃっ!」
シンジ「ど…どうしよう…」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:13:14.11 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「そうだ!マリにっ…」
ピピルピルピルピピルピッ
マリ「はいはいー?どしたのワンコ君?」
シンジ「もしもし?ゴメン、実はアスカに告白されて…断ったらアスカがおかしくなって…」
シンジ「赤ちゃん言葉で…でも体はそのままで…その、動かなくて…」
マリ「ワンコ君?何言ってんのぉ?大丈夫?混乱してるよぉ?」
シンジ「ごめん…突然で僕…どうしたら良いかわかんなくて」
マリ「ふぅむ…ワンコ君が何言ってるかわかんないから…よしっ!ワンコ君ちに行くよっ!」
シンジ「ありがとう!お願いしようと思ってたんだよ!」
マリ「いいって事よー!何か良い匂いがしそうだし…」
シンジ「?」
マリ「こっちの話ー、じゃあ向かうわー…ばいばーい」
ピッ
シンジ「良かった…これで何とかなるかもしれない…」
アスカ「あぶぅうう!!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:13:47.17 ID:sxxa+Qnb0
ピンポーン
シンジ「マリっ!?」
マリ「正解ー!」
シンジ「良かったぁ…もう…どうしたら良いかさっぱりわかんなくて…」
マリ「で?その姫はどこぉ?」
シンジ「リビングでテレビ見てる」
マリ「え?別に普通じゃん」
マリ「姫なんて家じゃテレビ見てるかゲームしてるかのどっちかだし」
シンジ「そうだけど…そうじゃないんだよ…」
マリ「姫ぇー?遊びに来たよぉ?」
ガチャ
アスカ「あぶふぅ!」
マリ「は?」
アスカ「あぶあう!」
マリ「う…うそ…姫、そう言うプレイ?やだなぁ…邪魔しちゃったなぁ…」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:14:19.63 ID:sxxa+Qnb0
マリ「ワンコ君も人が悪いなぁ…こんなの見せつける為に電話して来たんだ…?」
シンジ「ちっ…違うよ!そんな事しないよ…!!」
アスカ「ぶふぅうう!きゃっ!きゃっ!」
マリ「じゃあこの大きな赤ちゃんはどう説明するのかニャ?」
シンジ「僕が知りたいよ…」
マリ「ありゃ…ガチで落ち込んでる所を見るとそう言うプレイじゃなさそうだねー?失敬!」
アスカ「しっけー!」
シンジ「わかってくれればいいんだ…」
マリ「一応、事のいきさつだけ説明して貰おうか!?」
シンジ「うん…さっきアスカに告白されたって言ったよね?」
マリ「うん」
シンジ「僕はそれを断ったんだ」
マリ「理由は聞かないでおくけど、それは大きそうだね」
シンジ「そうだね…こんな事になるなんて…」
マリ「普通は誰も思わないよ…で?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:14:51.31 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「アスカが僕の事は何でもわかるみたいに言うから」
マリ「ずっと一緒にいるじゃん」
シンジ「でも…僕はそうは思わなかったから…だから…」
マリ「悪い男だねぇー」
シンジ「だってしょうがないだろぉ!?マリが好きなんだから!!」
マリ「えっ?」
シンジ「僕がアスカの告白を断ったのは…いつも僕の心の中に…」
シンジ「マリが居るからなんだよっ!!」
マリ「あ…あはは…と…突然の告白だニャー?」
マリ「こんな時、どんな顔すればいいのかわかんないよ…?」
シンジ「はぐらかさないでよ…」
マリ「でも…姫こんなだし…こんな状態でまともに受け答え…出来ないよ」
アスカ「あぶっ!だぶっ!」
シンジ「そ…そうだね…そうだよね…ゴメン…」
マリ「いいけど…今はそっちより、この姫を直すのが先じゃないかな?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:36:53.75 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「そうなんだけど…ネルフに連れて行ってリツコさんに見てもらおうと思ったんだけど」
マリ「だけど?」
シンジ「アスカにソッポむかれて…」
アスカ「あぶだぶぅ!」
マリ「…そんな所は変わらずなんだね」
シンジ「そうなんだよ…」
マリ「人が変われば言う事聞くかも」
マリ「姫ぇ?ちょっとお出かけしようか?」
アスカ「あぶぅ?」
シンジ「アスカ、リツコさんに見て貰おうねー?」
アスカ「あぶぅっ!!」ぷいっ
マリ「ワンコ君、シャラップ!」
シンジ「はい…」
マリ「ほら、姫?手ぇ繋ごうかぁ?ほいっ!」さっ
アスカ「あうあうあー」ぎゅっ
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:43:18.06 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「小指だけ握ってる…」
マリ「これじゃあ本当に赤ちゃんだよ…」
アスカ「あぶ?」
シンジ「見た目はアスカなのに」
アスカ「あぶふぅ!」にこぉ
マリ「!!」きゅん
マリ(どうしよう…こんな…こんな姫…反則だよ…)
マリ(か…かわいい…!!)
シンジ「マリ?」
マリ「」ぼけーっ
アスカ「あうぅ…だぁ」
シンジ「ま…マリ!?」
マリ「あっ…あぁ!あはは…姫、キュートになっちゃって…どうしたものかなぁーって!!」
シンジ「ホントだよ…今までの事とか覚えてるのかな?」
マリ「う…そ、そうね!私もソレぇ?考えてた所なんだニャー!うんうん!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:48:54.84 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「早くリツコさんに見てもらおう…」
マリ「そ…そうだね」
シンジ「きっとリツコさんなら元に戻してくれるはずだよ」
マリ「うんうん!」ぎゅ
アスカ「あぶぅー」ぎゅ
シンジ「でもホント、マリに懐いてくれて良かった…これで連れて行けそうだよ」
マリ「そ…そうだね!」
マリ(やっばー…)
マリ(元に戻したくない…)
シンジ「?」
マリ「ワンコ君さぁ…一つ提案があるんだけど…」
シンジ「なに?」
マリ「ワンコ君はさっき私の事好きって言ってくれたよね?」
シンジ「うん」
マリ「そんな私のお願い、聞いてくれるかニャ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 16:57:45.30 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「え…もしかして…」
マリ「えへへー…」
シンジ「正気ですか?」
マリ「正気ですとも!」
シンジ「ホントに?僕の考えが正しければ…それはアスカの人権と言うか…」
シンジ「元に戻ったアスカがどんな反応するか…」
マリ「いいじゃーん!だってこの姫っ!!」
アスカ「ばぶばぶあぶだぶ」
マリ「超プリティーっ!」うきうき
シンジ(どうしよう…この状態になるまでの経過を見ていた僕にはそんな感情は一切沸かないよ…)
シンジ(だっておかしいよ!いきなり…いきなり奇妙な上位捕食者の様な悲鳴を上げたかと思えば…)
シンジ(人が変わったように幼児化…そんなの絶対ヤバいに決まってる…)
シンジ(絶対止めといた方がいいよ!)
シンジ「ま…マリがそうしたいって言うなら…」
シンジ(とは言えず…)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:02:49.32 ID:sxxa+Qnb0
マリ「んふふー!さっすが私のワンコ君!話がわかるぅー」
シンジ「あ…あはは…」
アスカ「あぶぅ…」にこにこ
マリ「ほら、姫ぇ?ぎゅーっ!!」ぎゅー
アスカ「あうぅ」ぎゅー
マリ「おほっ!かわゆいーっ!」なでなで
アスカ「あぶぅ…」ぐぅー
マリ「あれ?お腹空いたのかなぁ?」ぐぅー
シンジ「マリもお腹空いたみたいだね、ご飯作るからアスカと遊んでて?」
マリ「いいの?私、やるよぉ?」
アスカ「うえーん!うえーん!」ひっく
シンジ「ほら、マリが離れると泣いちゃう」
マリ「姫…」きゅん
アスカ「あうぁー」にっこり
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:07:58.04 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「じゃあ僕は作り始めるから」すたすた
マリ「ありがとう、よろしくぅー」
アスカ「あうぅー」パンパン
マリ「あっ!姫ぇ…そこは…」
アスカ「はうあうあー」パンパン
マリ「え…もしかして、おっぱい欲しいの?」
マリ(どうしよう…私、まだ母乳なんて出ないよぉ…)
マリ(てか、姫この歳でおっぱい飲むのかなぁ…体は中学生なのに…)
アスカ「あうぅうう…」ぐすん
マリ「あっ…ゴメン、姫!ちょっと待って…?」
マリ「ワンコ君!」
シンジ「なに?何か食べたいものある?」
マリ「あっ…そうじゃなくって…その…」
シンジ「?」
マリ「しばらくコッチ向かないで欲しいニャー」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:14:19.12 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「え?どうして?」
マリ「姫がおっぱいねだってるのっ!」
シンジ「えぇー!?わ…わわわわかったよ!!絶対向かないから!!ゴメン!!」
マリ「いいよ…まだあげてないし…でも、今から良いって言うまでは向かないでねっ!」
シンジ「う、ううううん!!どうぞ!!」
マリ「どうぞって…なんかスケベだねぇ…ワンコ君…」
シンジ「ゴメン…」
アスカ「あぶふぅ」にこにこ
マリ「母乳は出ないけど、これで我慢してねー?姫ぇ?」ぽろん
アスカ「あぶっ」ニヤリ
マリ「?」
アスカ「」がぶっ
マリ「ギニャっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
アスカ「あぶぅー」にこにこ
マリ「っ…!つつ…姫ぇ…酷いよぉ…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:20:53.92 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「マリ!?どうしたの!?大丈夫っ?」
マリ「むっ!!」
マリ「このスケベワンコ!なんでも無いからこっち向くニャ!!」
シンジ「あ…向いてないよ…」
マリ「そ…そう?ゴメンゴメン…」
シンジ「うん」
マリ(あまりの痛みに八つ当たりしちゃったよ…)
アスカ「あうあぶー」ニヤニヤ
マリ「ごめんねー?はい、今度はあんまり歯を立てないでね?姫ぇ?」
アスカ「あうあう!」ちゅば
マリ「んっ…」
アスカ「」ちゅうちゅう
マリ「…あっ」
アスカ「」レロレロレロレロ
マリ「ひゃっ!姫ぇ…?」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:28:06.82 ID:sxxa+Qnb0
アスカ「」ちゅくちゅく
マリ「ぅう…アっ…」びくん
アスカ「あぶぅうう」にこっ
マリ「よかった…満足してくれたみたいだニ」
アスカ「」ペッ!
マリ「…ャ!!?」
アスカ「あぶぅー」ニヤニヤ
マリ(なんだろう…お…美味しくなかったのかなぁ…)
マリ(割とへこむなぁ…私のおっぱい…美味しくないんだ…)
マリ(どうしよう…立ち直れないかも知れない…)
アスカ「あぶふう!」にこにこ
マリ「…」
アスカ「あうあうあー」にこーっ
マリ「」きゅん
マリ(いいや…そもそも私、今の時点で母乳出る訳ないし…)
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:36:05.21 ID:sxxa+Qnb0
マリ「はい、姫!おしまーいっ!」
アスカ「チッ…」
マリ「えっ?」
アスカ「あぶぅううう!ばぶあうあー」にっこぉおおおお
マリ「なんだ、気のせいか…」
アスカ「あうあうぶぅー」
マリ「ワンコ君、コッチ向いて大丈夫だよぉ?」
シンジ「あ、僕も丁度出来たとこ」
マリ「良いタイミングぅ!バッチシだねっ!」
シンジ「偶然だよ」
マリ「いやいや、ワンコ君と結婚する未来の奥さんはきっと幸せ者だニャ」
アスカ「あうあー」
マリ「ほら、姫もそうだって!」
シンジ「はは、ありがとうアスカも」
マリ「なんかこうしてると少し早く結婚した夫婦みたいだねー?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:48:16.29 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「それにしては子供が大き過ぎる気がするけど」
マリ「やだなぁ…冗談だよワンコ君」
シンジ「僕はマリが奥さんなら嬉しいよ…アスカが子供って言うのは置いておくとして」
マリ「予行演習になるんじゃにゃいのー?」
シンジ「それって…」
マリ「ご想」
アスカ「あうだぁ!!ばぶっ!!あうあうあうあうあうあーーーーーーー!!!」
シンジ「ちょっ…アスカ!」
マリ「あらら?おあずけみたいだよぉ?ワンコ君?」
シンジ「ちぇ…良い答えが聞けそうだったのに…アスカってちっちゃい時からこんなだったのかなぁ…」
アスカ「あうー」にっこり
マリ「まさかぁ…偶然だよ!お腹空かしてるし、良い匂いがするから催促してるんじゃない?」
マリ「私もお腹空いてるしぃー」
シンジ「そうだね、じゃあ夕飯にしよう」
アスカ「あぶだぶぅ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 17:55:50.26 ID:sxxa+Qnb0
マリ「おぉっ!これはこれは手の込んだ」
シンジ「そんな事ないよ、いつもこんな感じだよ?」
シンジ(実はちょっと頑張ったけど)
マリ「ワンコ君、私に毎日みそ汁を作ってくれないか?」
シンジ「もちろん!」
マリ「ワンコ君…」
シンジ「マリ…」
アスカ「」じーっ
マリ「あわわ!じょ、冗談だよぉー?姫ぇ?」
アスカ「あぶぅ!」にこにこ
シンジ「なんだ…いい返事の方だと思ったのに…」
マリ「むっ!私は雰囲気に流される様な女じゃないニャ!」
シンジ「ご…ごめん…」
マリ「でも、まぁ…ポイントは上がったよぉ」もじもじ
シンジ「じゃあポイントアップをさらに期待して…はい、どうぞ!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:04:26.95 ID:sxxa+Qnb0
マリ「本当にみそ汁作ってくれてたのね」
シンジ「和食は好き?」
マリ「うん!向こうでも流行ってたからねー」
シンジ「良かったらたくさん食べてね」
マリ「ではでは、いただきまー」
アスカ「あぶぅ!!」がしゃーん
マリ「ニギゃあっ!?!?」ぴょん
シンジ「マリ!?大丈夫!?火傷してない!?」
シンジ「アスカっ!?何してんだよ!!」
アスカ「あぶぅうう…」おどおど
マリ「わ…ワンコ君、今の姫は赤ちゃんなんだから…大きな声で怒っちゃ嫌…」
シンジ「ご…ごめん」
マリ「それに、姫も火傷してるかも…」
シンジ「アスカ?大丈夫?」
アスカ「あぶぅ!あーうっ!」にこにこ
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:12:37.16 ID:sxxa+Qnb0
マリ「よかった…姫は大丈夫みたいだね」
シンジ「うん…マリは?」
マリ「少し…」
シンジ「見せて!」ばっ
マリ「あっ…ワンコ君…」きゅん
シンジ「赤くなってる!すぐ水で冷やさなきゃ!!」ぐいっ
マリ「あ…そんな強く引っ張らなくても…大丈夫だよぉ…」
じゃー
アスカ「…チッ」
マリ「?」
マリ(…さっきと同じ音?水の音で良く聞こえないけど…これって)
マリ(舌打ち?…な訳ないか…)
マリ「ごめん、ワンコ君せっかく作ってくれたのに…」
シンジ「気にしないで、たくさん作ってあるから」
マリ「ありがとう…ごめんね」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:20:41.59 ID:sxxa+Qnb0
キュッ
マリ「床、汚れちゃったね…掃除しないとね」
シンジ「あ、僕するから!食べてて?」
マリ「でも…」
シンジ「アスカ、お箸も使えないみたいだから…食べさせてあげながら、ね?」
アスカ「あうぅ…」ぎゅるるる
マリ「あ…そうだね…じゃあ…」
シンジ「うん!僕も冷める前に食べて欲しいし」
マリ「じゃあお言葉に甘えて、いただきます」
アスカ「あぶあうあー」
マリ「はい、姫っ?あーんっ!」
アスカ「あー」
マリ「ほれ」ぽいっ
アスカ「あう」もにゅもにゅ
シンジ「よいしょ…よいしょ…」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:25:58.10 ID:sxxa+Qnb0
アスカ「あー」
マリ「はいはい、姫は食いしんぼだねぇ?」ぽいっ
アスカ「あうう」もぐもぐ
アスカ「あー」
マリ「えっ?少しは私も食べたいんだけど…」ぽいっ
アスカ「んまんま」もぐもぐ
アスカ「あー」
マリ「ちょ…私の分が…」
アスカ「あぶぅうううう!!」チンチンチンチン
マリ「うぅ…すごい食欲…食べるヒマ無いよぉ…」
シンジ「ふぅ…これでよし!僕も食べさせるの手伝うよ」
マリ「助け舟!やったぁ!!」
シンジ「はい、アスカ?あーんして?」
アスカ「むぶぅ」とじっ
シンジ「…なんでだよ」
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:29:48.95 ID:sxxa+Qnb0
マリ「よし、この隙に私も!」
マリ「いただきまー」
アスカ「あぶぅううう」じぃーっ
マリ「…す?」
アスカ「」じーっ
マリ「うぅ…」
シンジ「ほら、アスカ!マリさんが食べれないだろっ!?」
アスカ「ぶぅ!!だーっ!!」とじっ
マリ「…姫、あーんして?」
アスカ「あーん」
シンジ「なんでだよ…」
マリ「私があげないとダメみたいだね…」
シンジ「じゃあ僕のおかずから…」
マリ「ごめん…はい、姫?」
アスカ「」とじっ
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:36:41.84 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「ちょ…アスカ!ちゃんと食べなよ!!」イラ
マリ「ワンコ君、今姫は赤ちゃんなんだから…仕方ないよ…」
アスカ「あうー」ニヤニヤ
-----
マリ「結局二人分食べられた…」
アスカ「あぅうう」ほっこり
マリ「ワンコ君、おかわりある?」
シンジ「多めに作ってあったからもう一人分はあるよ」
マリ「良かった…お腹ぺこぺこー」
シンジ「はい、どうぞ」
アスカ「あうあうあーっ!!」
がしゃーん
マリ「あ…」
アスカ「あぶだぶだぁー」ニヤニヤ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:45:23.84 ID:sxxa+Qnb0
シンジ「あっ!マリ、今度は火傷してない?」
マリ「うん…平気…」
シンジ「アスカも大丈夫みたい…」
マリ「良かった…」
シンジ「マリ…良かったら、僕の食べてよ…」
マリ「でも!ワンコ君が食べる分が…」
シンジ「マリに食べて欲しくて作ったから…僕も食べたからちょっと少ないけど、良ければ」
マリ「だめだよ!ワンコ君は男の子なんだか」ぐぎゅうう
シンジ「僕は大丈夫だから」
マリ「うぅ…」カァァ
マリ(は…恥ずかしい…お腹の音大きい…)
シンジ「またアスカがこぼしたら大変だから…」ひょい
マリ「へ?」
シンジ「はい、マリ?あーんして?」
マリ「えぇえええええっ!!!?」カァァ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 18:52:14.27 ID:sxxa+Qnb0
アスカ「あぶあう!!あぶああああーーーー!!!!」
シンジ「はい、アスカはそこで大人しく待っててね?」
マリ「じ…自分で食べるよぉ…」
シンジ「そこに食器置いたらまた落とされるかも知れないし、はい…あーん?」
マリ「あ…あーん」
シンジ「はい」すっ
マリ「」ぱくっ
アスカ「あうっ!!あーあー!!」
シンジ「どうかな?味付け」
マリ「う…うん!すっごくおいしいよっ!!」
マリ(恥ずかし過ぎて味がわからないよ…うぅ…折角ワンコ君が作ってくれたのに…)
シンジ「良かった…」
アスカ「あぶあぶあーーーー!!」
マリ「ご…ごちそうさまでした」
マリ(はぁ…結局味が良くわからないまま無くなってしまったニャ…)
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 19:01:29.99 ID:sxxa+Qnb0
マリ「さ、そろそろ私はお暇するよー?」
シンジ「えっ!?今日はアスカと一緒に寝てあげて欲しいんだけど…」
マリ「泊まって行っていいの?」
シンジ「でないと、体がそのまんまだし…僕アスカの面倒見れないし…」
マリ「そう言う事なら」
シンジ「ありがとう、マリ」
マリ「どういたしまして」
アスカ「チッ」
マリ「また…」
シンジ「どうかした?」
アスカ「あぶあうー」
マリ「ううん?何でも無いよ…」
シンジ「そう?じゃあお風呂入ったら寝かしつけてあげてね」
マリ「うん」
マリ(これは…姫、なんのつもりだニャ?)
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/23(土) 19:02:01.97 ID:sxxa+Qnb0
ちょっと休憩します