キョン「俺が変態という風潮」朝倉「それを受け入れる私という風潮」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:04:46.27 ID:4+4uvthr0

キョン「いい加減にそんな風潮はやめにしてもらいたいのだが」

朝倉「私のスカートに顔突っ込んでおいて何言ってるの」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:05:19.54 ID:4+4uvthr0

キョン「おはよう朝倉」

朝倉「おはなんで私の部屋にいるの」

キョン「長門からカギをもらった」

長門「私が彼の協力者という風潮」

朝倉「お願いだから廃れて」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:06:22.29 ID:4+4uvthr0

キョン「朝倉の作った味噌汁は美味しいなぁ」

朝倉「私なにも作ってないんだけど」

キョン「朝倉の家の戸棚に会ったインスタント味噌汁だから美味

しいんだよ」

朝倉「それで手作りと思える幸せな脳は思念体に解析してもらう

べきね」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:08:05.71 ID:4+4uvthr0

キョン「さあ学校行こうか朝倉」

朝倉「キョン君は全裸だという自覚があるのかしら」

キョン「お前だってまだパジャマじゃないか、それで学校行くのか

?」

朝倉「あなたが出て行ってくれたらすぐにでも着替えるんだけど

ね」




朝倉「・・・いや全裸で出ていくのはやめて、一瞬で噂になるわ」」




朝倉「靴下だけ履いたからっていいわけないでしょう」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:09:17.16 ID:4+4uvthr0

朝倉「あーあ、キョン君のせいで遅刻ギリギリで教室についたわ」

朝倉「・・・あっ、私今日日直だったのに、うわーどうしよう」

キョン「日直の仕事なら俺が代わりにやっておいたぞ朝倉」

朝倉「あ・・・ありがとう・・・」キュン




朝倉「とはならないからね、遅れたのはキョン君のせいだから」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:11:08.67 ID:4+4uvthr0

キョン「先生、教科書を忘れました」

先生「隣の奴に見せてもらえ」

キョン「はい」スタスタスタスタ

朝倉「で、3席隣の私の席になんで来るのかしら」

キョン「俺にはお前しか見えてないからな」

朝倉「キョン君TPOって知ってる?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:12:33.01 ID:4+4uvthr0

キョン「じゃあSOS団に行ってくるから、また今夜な」

朝倉「また 明 日 ね」



朝倉「不思議と部活に行く時だけは素直なのよねキョン君」




長門「本日の朝倉涼子のスケジュールは以下の通り。そしてこれが予測される行動パターン」

キョン「いつもありがとな長門、今度カレー博物館のチケット取り寄せてやる」

古泉「こちらが先週の朝倉涼子追跡映像です。いつも通り、機関の持つ最高の機材で録画されています」

キョン「いつもすまんな古泉、今度谷口を紹介してやる」



朝倉「・・・なーんか嫌な予感するのよね」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:15:23.13 ID:4+4uvthr0

キョン「よーす、夕飯食いに来たぞ」

朝倉「あら玄関からくるなんて久しぶりね」

キョン「そうか?」

朝倉「また窓からくるかと思って開けておいたのに」

キョン「そうか、わざわざすまないな俺のために」

キョン「べ、別にあなたのためにやってるんじゃないんだからね! ただ換気しようと思ってただけなんだから!」

キョン「照れなくていいじゃないか、受け入れる風潮だろ?」

朝倉「勝手に捏造しないでくれるかしら、あなたこれまでに何回窓割ったと思ってるの」






キョン「でも家に来ることは受け入れてるじゃないか」

朝倉「・・・はっ!」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:18:16.93 ID:4+4uvthr0

キョン「飯も食ったし風呂入ってくる」

朝倉「うちのお風呂は使うな自分の家か銭湯を使いなさいさあさあさあ」

キョン「おいおい、俺は別に朝倉の使ってるシャンプーに”特製ミルク”を混ぜ込んだりしないぞ?」

朝倉「この前私が帰ってきたとき、あなた勝手にお風呂に入って
『ああ、ここが朝倉のつかってる湯船・・・ハァハァ』
『このシャワーから出てくる水が朝倉の肢体をつたって・・・ウッ』

とかやってたでしょ!私ドアの外でレイプ目だったわよ!」

キョン「男の本能に正直な結果なんだ、日課なんだ」

朝倉「そのダダ流しの本能少しはおさえ日課!?毎日やってるの!?いやああああああああ!!!!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:20:17.43 ID:4+4uvthr0

キョン「おやすみ朝倉」

朝倉「帰りなさい」

キョン「いや少しぐら」

朝倉「帰りなさい」

キョン「つれないn」

朝倉「公権力呼ぶわよ」

キョン「・・・・・・ハァ・・・・・・」

スタスタスタギーガチャン

朝倉「やっと帰った」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:22:43.67 ID:4+4uvthr0

朝倉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

シーン

朝倉(・・・・・・静かね・・・・・・)

朝倉(こんなにこの部屋静かだったかしら)

朝倉(さっきより暗くて冷たい気がする)

朝倉(まるで消されてた間のような感じ)

朝倉(彼がいないだけで、こんなにも変わってしまうのだろうか・・・・・・)

朝倉「・・・・・・・・・キョン君・・・・・・」

キョン「呼んだか?」

朝倉「やっぱりいたかってベッドの下!?どうやって!?」

キョン「イリューーーーージョーーーン」テッテレー



みくる「あ、成功したみたいですね。明日約束のお茶っ葉忘れないでくださいねキョン君」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:24:36.27 ID:4+4uvthr0

キョン「うんまあ正直悪ふざけが過ぎたと思っている。すまん」

朝倉「もういい加減慣れたわ」

キョン「じゃあ帰るな」

朝倉「あっ・・・ちょっと待って・・・」

キョン「?」

朝倉「あ、あのね・・・寝るまでの間、手を繋いで・・・ほしいんだけど・・・」

キョン「お安い御用だ」ガシッ

朝倉「ね、寝るまでだからね!寝たら帰ってね!寝顔も見ないで!!」

キョン「録画してるから大丈夫(安心しろ、ちゃんと気を付けるよ)」

朝倉「今なんつった」

キョン「」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:27:22.16 ID:4+4uvthr0

キョン「おはよう朝倉」

朝倉「おはなんで私の部屋にいるの」

キョン「朝倉が手をはなしてくれなかった」

朝倉「ああ・・・寝てるとき何か握ってると安心できる癖が出たのね・・・」

キョン「つまり俺といると安心できるってことだな」

朝倉「そうはいってないということがわからないのかしら」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:29:50.86 ID:4+4uvthr0

キョン「こんなに毎日朝倉の事を思ってるのに、俺が変態だという風潮はおかしい」

朝倉「こんなに毎日拒絶してるのに受け入れる私という風潮があるのも変だわ」

長門「すでに夫婦状態なのに反発してるように振る舞っているのはおかしい」

朝倉「やめて事実婚とかやめて長門さんそのうち婚約届まで偽造するでしょ」

長門「すでに先月市役所に提出した」

朝倉「”すでに夫婦状態”って比喩じゃないの!?」

キョン「受け入れろ朝倉、そういう風潮だ」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:32:19.51 ID:4+4uvthr0

朝倉「キョン君が変態だという風潮は客観的なもの」

朝倉「私が受け入れるというのは、私から見れば主観的」

朝倉「・・・なんだかんだで受け入れてるのかしら私」

朝倉「受け入れざるを得ないともいうわね」



(でもまあ、少しぐらいならあの変態な彼の事を受け入れてもいいかなって・・・思えなくもないかな)

朝倉「私のスカートの中から変なモノローグしないでくれるキョン君」

キョン「俺は変態という風潮があるからな」

朝倉「認めたのね」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:33:08.63 ID:4+4uvthr0

朝倉「あのねキョン君、あなたが変態という風潮を認めるのと比例して、私はあなたを受け入れるという風潮を否定するわ」

キョン「まあわかるな客観的には」

朝倉「だから・・・逆に言えば、キョン君の変態度が下がれば、私があなたを受け入れる風潮もあがる、という、ことに・・・・・・」カアァァァ

キョン(朝倉可愛いよ朝倉)

朝倉「だから!いつか私が受け入れられるようなキョン君にちゃんとなってね!」

キョン(朝倉可愛いよ朝倉可愛いよ朝倉可愛いよ朝倉)

朝倉「これはしばらくは無理そうね」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:34:40.08 ID:4+4uvthr0

キョン「俺が変態だという風潮」

朝倉「お願いだから、はやく廃れて欲しいわ」

キョン「朝倉が俺を受け入れる風潮は?」

朝倉「あなたがスカートに潜り込むうちは流行らせないわ」



31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:40:28.10 ID:4+4uvthr0

キョン「手を出してしまえば真の変態とは言えない」

朝倉「真の変態って精神を外堀からじわじわと追いつめてくるのね、初めて知ったわ」

キョン「疲弊して泣きそうな朝倉もまたよし!」

朝倉「ほら見てよ私の目、ハイライト消えかかってるわ」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:44:41.46 ID:4+4uvthr0

キョン「俺が変態という風潮」

佐々木「僕はもっと変態という風潮」

朝倉「え・・・なにこれどういうこと」

佐々木「こんにちわ朝倉さん、涼子さんと呼んでもいいかしら?早速だけど私、あなたに興味があるの性的な意味で」

朝倉「変態が二倍に増えた」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:47:13.47 ID:4+4uvthr0

佐々木「薔薇の蒼い子の例から言っても、ボクっこは変態と相場が決まっているのよ」

朝倉「あなた女子と話すときボクっこじゃないでしょ!」

佐々木「なんだ、こっちのほうがお好みなのかい?じゃあ僕も吝かではないけれど」

朝倉「やめてー!こっちはリアルに貞操の危機ー!って足に何か絡みついて・・・」

キョン「朝倉の足すべすべ最高だな!」

朝倉「相乗効果で場の変態度が3倍ぐらいになってる」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:50:55.92 ID:4+4uvthr0

佐々木「ふぅ」ツヤツヤ

朝倉「も、もうお嫁にいけない・・・」シクシク

佐々木「ああ、ちゃんと膜は残してあるから心配しなくていいよ、むしろそれがいい」

朝倉「膜とかいうなレイプレズ女」

キョン「処女なのに体中開発済みとか最高だな」

朝倉「おかしいさっきまではもう少しきれいなキョン君だったのだけど」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/22(金) 01:53:50.57 ID:4+4uvthr0

朝倉「収拾がつかない」

朝倉「こうなったらいわゆる爆破相当なオチで締めよう」

朝倉「情報連結開始、国木田」

そして、四人は幸せに過ごしましたとさ
めでたしめでたし



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