シンジ「アスカ!合体だ!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ピカチュウ「サトシがモンハンにはまった。」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:25:48.00 ID:K163eaTm0

第5使徒襲来時


シンジ「顔がねぇとは生意気な!」

アスカ「は、はぁ!?こんな時に何言ってるのよバカシンジ!」

シンジ「馬鹿野郎!男といったら合体だろうが!」

アスカ「私は女よ!!だいたい、エヴァで合体だなんて無理に決まってるでしょ!」

シンジ「無理を通して道理を蹴っ飛ばすのが、俺たちNERVだろうが!」

アスカ「」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:27:22.59 ID:K163eaTm0

シンジ「無茶で無謀と笑われようと意地が支えの喧嘩道!壁があったら殴って壊す!道が無ければこの手で造る!
    心のマグマが炎と燃える! 超絶合体!エヴァンゲリオン!俺を!俺達を!誰だと思っていやがる!」ヒュンッ

アスカ「何弐号機の上に乗っかってんのよ!」

シンジ「これで俺達は顔が二つだ!顔がねぇお前になんて負ける筈がねぇ!」

ラミエル(…好きで顔がないんじゃないもん…)グスン

レイ「あ、隙あり」

零号機「」グサッ

ボッカーン!

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:28:19.11 ID:K163eaTm0

ミサト「……なんでここに呼ばれたかわかる?シンジ君」

シンジ「俺にはさっぱりわからねぇ!」

ミサト「…はぁ…、あのね、シンジ君。なぜあなたはあの危険な状況であんなふざけた行動をとったのかしら?」

シンジ「!」ガタッ!

ミサト「キャッ」ビクッ

シンジ「あんた…今なんて言った」

ミサト「…え?」

シンジ「なんて言ったかって聞いてんだよこの三十路ババァ!」

ミサト「みそ…まだ20代だもん!」

シンジ「うるせぇ!ちょっと表に出やがれ!」グイッ

ミサト「え?ちょ、シンジ君?え、あの、ちょ、リツコー!加持くーん!誰かー!!!」ズルズル

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:28:53.20 ID:K163eaTm0

リツコ「…で、報告は?」

マヤ「はい、どうやらシンジ君はテレビアニメに影響されてあのような行動をとったと考えられます」

リツコ「その情報は、確かなのかしら?」

マヤ「はい。葛城一佐、式波・アスカ・ラングレーともに証言は取れています」

日向「アニメで、あんな行動をとるなんて…近頃の中学生は怖いね」

青葉「いわいる、中二病ってやつか?」

リツコ「そこ、私語は慎みなさい……で?そのアニメのタイトルは?」

マヤ「えー…『天元突破グレンラガン』ですね」

リツコ「天元突破…?」

ゲンドウ「ふむ、なるほどな」

「「「「碇指令!」」」」

マヤ「――と、冬月先生」

ゲンドウ「事情は大体分かった。――各自、その『天元突破グレンラガン』を確認しておくように」

「「「「はっ!」」」」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:29:52.77 ID:K163eaTm0

―ミサト邸―

アスカ「バカシンジィ〜!?今日のアレはどういうことよ!!」

シンジ「アレ?アレってなんだ?」

アスカ「あんたの馬鹿げた案のことよ!何よ、合体って…」ブツブツ

シンジ「馬鹿野郎!漢と言ったら合体だろうが!」

アスカ「だから私はかわいい女の子って言ってるでしょうが!それに、なにが合体よ。
    合体ってのは、あんなにかっこ悪いものなの?弐号機が初号機を肩車しただけじゃない!」

シンジ「……ふむ、確かに……」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:33:05.29 ID:K163eaTm0

アスカ「ほら見なさい!(ていうかコイツ、こんな喋り方だったっけ……?)」

シンジ「あぁ、なるほど、分かったよ」

アスカ「ふぅ、ようやくこのアスカ様の偉大さがわかったようn「特訓だ!」って、え?」

シンジ「確かに、あの合体は不恰好すぎた。あんなの、合体とは言わねぇ!神が呼んだとしても、俺が認めねぇ!」

シンジ「漢の合体、それは気合いだ!宙を舞う美しさだ!」

アスカ「……あんたって、ほんっと致命的なバカね。これからは『バカ』って呼ぼうかしら?」ハァ・・・

シンジ「なんだとぉ!?」

アスカ「エヴァンゲリオンはね、ロボットじゃないのよ。『 人 造 人 間 』なのよ。
    そこいらのお子様向けの特撮ロボットとは違うのよ!」

シンジ「なんだ、そんなことか」

アスカ「え…?」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:36:40.90 ID:K163eaTm0

シンジ「おいおいアスカ、俺達NERVのモットーはなんだ?」
アスカ「はぁ?……人類を守ること?」

シンジ「ちっちっち!ったく、耳の穴ドリルでこじ開けてよーく聞け。そして覚えろ」

シンジ「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!それが俺達NERVだ」ニカッ

アスカ「!」ドキッ

アスカ(な、なによこいつ……言ってることは支離滅裂なくせに……)

シンジ「ん?」

アスカ(なぜか、カッコいい…///)

シンジ「あ、もう時間だぜ!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:37:17.52 ID:K163eaTm0

アスカ「はぁ?何が?」

シンジ「グレンラガンだよ!天元突破グレンラガン!そういえばお前は見たことなかったな」

シンジ「ほら、録画したやつ貸してやるから、見てみろよ」ヒョイ

アスカ「…ああ、あんたがいつも見てるやつね」

アスカ(考えてみれば、バカシンジがこんな風になったのはこれが原因なのかしら?)

アスカ(ま、こいつがここまで興味持つのも珍しいし、見てみる価値はありそう…かも?)

シンジ「あ、あと30秒前!じゃあアスカ!それ見とけよな!」ガタッ

シンジ「〜♪」ピッ

きーみはきーこえる?ぼーくの〜…♪

アスカ「…ノートパソコンで見てみるか」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:38:34.62 ID:K163eaTm0

―翌日―

アスカ「……」

シンジ「よぅアスカ!早いな」

アスカ「あんたが昨日貸してくれたやつ、徹夜で見てたからね……」

シンジ「おぉそうか!…どうだった?」

アスカ「どうもなにも……」

アスカ「……なんでエヴァにはドリルがついてないの!!!!???即刻つけるべきよ!!!」

シンジ「おおアスカ!お前も分かってくれたか!」

アスカ「私のドリルで、天を突くのよ!」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:39:08.44 ID:K163eaTm0

―NERV―

日向「キタァァァァァァァン!!!!!!なんでだぁぁぁぁぁぁ!!!!」ウオォォォ~ン!

青葉「……泣くな日向。あいつは……キタンは、ああいう奴さ」

日向「くそぅ…キタァン…お前の遺志は受け継ぐぜ!!!」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:42:42.90 ID:K163eaTm0

リツコ「…リーロン、分かるわあなたの気持ち……」

リツコ「ただの褒め言葉じゃいや…あなたの…碇指令の、熱いハートがほしい…」

マヤ「先輩…」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:43:21.38 ID:K163eaTm0

ゲンドウ「……」

冬月「……ふむ」

冬月「どうだった、碇」

ゲンドウ「……NERVの名前、変えないか?」

冬月「……何故だ」

ゲンドウ「……初見で『えっ、これネルフって読むんだ』となると思うのだが」

冬月「……それはお前だけではないのか?」

ゲンドウ「……そうか……」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:44:02.01 ID:K163eaTm0

冬月「しかし、まぁ、ゼーレに掛け合う価値はあるな……」

ゲンドウ「!」

冬月「……案はあるのか」

ゲンドウ「……ああ」

ゲンドウ「……『大グレン団』」

冬月「……中々、いい名だな」

ゲンドウ「……ああ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:44:37.17 ID:K163eaTm0

サト「……加持君、人はなぜ目が前にあるか知ってる?」

加持「遠くの景色を見る為には、前に進むしかないからさ。後ろに目があると生まれた故郷が離れているのしか見えない。
   それじゃ人は前に進めない。目が前にあれば歩いていれば遠くの景色が近づいてくる。だから人は前に進める……。
   違うかい?」

ミサト「……知ってたのね」

加持「…ああ」

ミサト「……」

加持「……」

ミサト「『そんなに見たけりゃ、いつでもミせてあげたわよ』」

加持「!?」

ミサト「…なーんてね」ペロッ

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:46:14.05 ID:K163eaTm0

―1週間後―

マヤ「螺旋力、1000%突破!」

ミサト「行きなさいシンジ君!あなたの信じるあなたを信じて!」

シンジ「あぁ…そうさせてもらうっ!」

シンジ「アスカ!レイ!合体だ!」

アスカ「了解!」

レイ「…ウン、アニキ…///」

シンジ「あぁん?聞こえねぇぞレイ!」

レイ「…!うん!アニキ!」

アスカ「でも…三体で合体なんてできるの?もし失敗したら…」

シンジ「『もし』とか『たら』とか『れば』とか、そんな思いに惑わされんな!自分で選んだ一つのことが、お前の宇宙の真実だ」

アスカ「…うん!」

シンジ「……さぁて、いくぜ野郎ども!」

レイ「……乙女もいる」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:48:20.49 ID:K163eaTm0

日向・青葉「因果の輪廻にとらわれようと!」

リツコ・マミ「残した想いが扉を開く!」

ゲンドウ・冬月「無限の宇宙が阻もうと!」

ミサト・加持「この血の滾りがサダメを決める!」

アスカ・レイ「天も次元も突破して!」

シンジ「…掴んで見せるぜ、己の道を!!」

「「「「「天元突破エヴァンゲリオン!!!」」」」」
「「「「「俺達を、誰だと思っていやがる!」」」」」ビシィ!

シンジ「必殺!ギガァドリルゥゥブレイクゥゥ!!」

カヲル「アニメはいいねぇ…HENTAI日本人の生み出した文化のきわみだよ」



38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:49:29.17 ID:K163eaTm0

くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
最初は、Qでエヴァが宇宙行ったのを見てグレンラガンを思い出したので、
つい書いてしまった。ホントはもっとスケール大きく書こうかなって思ったけど、
だんだんめんどくさくなったので短めに終わったんだけど、

以下、シンジ達のみんなへのメッセジをどぞ

シンジ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと熱血なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

アスカ「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

ミサト「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

ゲンドウ「見てくれありがとな!
正直、シンジ大好きっていう私の気持ちは本当だよ!」

レイ「・・・ありがと」ファサ

では、

シンジ、アスカ、ミサト、ゲンドウ、レイ、俺「皆さんありがとうございました!」



シンジ、アスカ、ミサト、ゲンドウ、レイ「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:51:06.29 ID:K163eaTm0

昼ごろに同じスレ立てました。
もうちょい長くしようかなっておもって立て直した。
反省はしてない。

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/17(日) 23:52:17.24 ID:K163eaTm0

ちなみに、NERVを初めて見て「えっ、これネルフって読むんだ」って思ったのは本当。
俺だけ?



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