1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:12:01.77 ID:sPg7HCPS0
みくる(うぅ〜寒い、やっぱり部室棟は寒いなぁ・・・)
みくる(今日はこないだ買っておいたお煎餅と熱い緑茶であったまろ)
ガチャッ
みくる「おそくn」
長門「ボンバヘッ!」クイックイッ
みくる「ぁ・・・・・・え・・・・・・?」
長門「ボンバヘッ!(ボンーバーヘッ)ボンバヘッ!(アッオーサァー)!」クイックイッ
みくる「------------」
長門「もっえったつよーな!あっついたまっしぃ!オウイェー!」クイックイッ
みくる「------・・・っは!?」バタン!!
みくる「はぁっ・・・はぁっ・・・」
みくる(えっ・・・?なに、なんですか・・・?)
みくる(ここは部室・・・間違いない・・・居たのは長門さん・・・?)
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/02/09(土) 21:19:02.90 ID:sPg7HCPS0
みくる(ち、違う・・・だって長門さんはいつも椅子に座って本を読んでて)
みくる(あんなサングラスをしてなんかよくわからない動きをしたりしない・・・)
みくる(ま、まさかわたしの知らないうちにまたなにか・・・?)
みくる(だったらなんとかしないと!いつも誰かに頼ってばかりじゃダメっ・・・!)
みくる(・・・うぅ、怖い・・・怖いけど!)
ガチャッ
みくる「なっ、長門しゃん!」
長門「・・・・・・なに」
みくる「あれっ、あれ?普通・・・さ、さっきのはなんだったんですかぁ?」
長門「・・・・・・わたしはずっと本を読んでいた」
みくる「えっ?だってさっき、サングラスかけて」
長門「・・・・・・あなたが言っていることが理解できない」
みくる(・・・いつも通り座って本を読んでる・・・)
みくる(さっきのは気のせい・・・?)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:23:07.81 ID:sPg7HCPS0
長門「・・・・・・」
みくる「あ、あの、なんでもないです。すいませんでした」
みくる(そうだ、気のせいだったんだ。だって長門さんがあんなことするはずないし)
みくる(最近ちょっと疲れてるし、うん。そうだ気のせい気のせい)
みくる「今着替えてお茶煎れますね〜」
みくる「・・・あれ?メイド服がない」
長門「・・・・・・」
みくる「あ、あの長門さん、わたしの服知りませんか?」
長門「そこにかかっている」
みくる「そこ?これ、この大きいパーカーですか?これわたしのじゃ」
長門「それはあなたの服」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:27:21.22 ID:sPg7HCPS0
みくる「ち、違います、わたしのいつものメイド服」
長門「・・・・・・」スタスタ
みくる「なっ、なんでこっちくるんですか?」
長門「・・・・・・」
みくる「あのっ、ななな長門さ、近い近いですぅ!やっぱりさっきのh」
みくる「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
古泉(今日は確か彼が委員会の仕事で遅くなるはず)
古泉(たまには他の方とボードゲームというのもいいかもしれませんね)コンコン
古泉(おや?誰もいないのでしょうか)
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:31:56.32 ID:sPg7HCPS0
古泉「古泉です、入っても?」コンコン
古泉(・・・やはり誰もいないようですね)
ガチャッ
長門「ボンバヘッ!」
みくる「ボンバーッヘ!」
長門「ボンバヘッ!」
みくる「ボンバーッヘ!」
古泉「・・・・・・・・・・・・失礼しました。部屋を間違えたようd・・・なっ!?身体が!」グギギ
長門「ボンバヘッ!」
みくる「ボンバヘッ!」
古泉「長門さん!?一体なにが、うわっ、なにを!?」
古泉「やっ、やめてください!!うわああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:36:04.64 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ(ったくキョンの奴は委員会だかなんだかしんないけどいつまでやってんのよ)
ハルヒ(もういいわ、先に部室いってみくるちゃんにお茶淹れてもらお)
ハルヒ「ふんふ〜んふん♪」
ガチャッ
ハルヒ「おっは・・・よ・・・・・・」
長門「ボンバヘッ!」
バタン!!
ハルヒ(・・・・・・えっ、なに今の。夢?)
ハルヒ(夢よね・・・うん)
ガチャッ
ハルヒ「おっは」
長門「ボンバヘッ!!」みくる「ボンバーッヘ!」古泉「ドゥッドゥクドンドン」
バタン!!
ハルヒ「うわあああああああああああキョンんんんんんんんんんん!!!!」ダダダダッ
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:41:45.15 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「きょんんんんんんんんんんn!!!!」ダダダダッ
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「キョン!!!ぶっ、部室が渋谷!!有希がボンバヘでみくるちゃんがぶかぶかで古泉くんがドンドン言ってるの!!!」
キョン「とりあえず落ち着け抱きつくな深呼吸しろ」
ハルヒ「そんなこと言ってる場合じゃないの!?」
キョン「知らん俺にきくな」
ハルヒ「いいから早く来て!!来てったら来て!!」ググイッ
キョン「だから落ち着けと、まだ委員会の仕事が終わってない」
ハルヒ「そんなのあとでいいから!!部室が大変なの!!はやくぅぅぅ!!」
キョン「わかった、わかったから引っ張るな!」
部室前
キョン「とにかく三人の様子がおかしいんだな?」
ハルヒ「んっ」コクコク
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:45:55.23 ID:sPg7HCPS0
キョン「じゃあ開けるぞ」
ハルヒ「き、気をつけて!びっくりしちゃダメよ!?」
ガチャッ
キョン「・・・」
古泉「おや、もう委員会のほうはよろしいので?」
キョン「あぁ」
ハルヒ「あれ・・・?」
長門「・・・・・・」ペラッ
みくる「あ、ちょうど良かった〜。今お茶淹れようと思ってたところなんです」
キョン「いや、戻らないといけないんで。委員会が終わってからまたお願いします」
みくる「はーい」
キョン「おいハルヒ」
ハルヒ「ち、違う!あたし嘘ついてない!ほんとにさっきはなんかおかしかったの!!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:50:46.48 ID:sPg7HCPS0
キョン「寝ぼけてたんじゃないのか」
ハルヒ「あたしだってそう思ったけど、2回確認して本当に変だった!!」
キョン「はいはい、じゃあまたな」
ハルヒ「待ちなさい!どこいくのよ!?」
キョン「どこって、お前が仕事中に引っ張ってきたんだろうが」
ハルヒ「い、いっちゃダメ!!」
キョン「俺はお前と違って他人に迷惑をかけることを良しとしないんだ」
ハルヒ「ちょっ、団長を見捨てる気!?」
キョン「終わったらまた相手してやるから我間言うな」スタスタ
ハルヒ「〜〜〜っ!!もういい!!キョンのバーーカ!!」
ハルヒ「・・・・・・」
ハルヒ(部室に入るのが怖い・・・け、けど団長がここで引下がるわけには)
ハルヒ(・・・いくのよハルヒ!普段から不思議を探して来たじゃない!今目の前に不思議が転がってる!)
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 21:55:13.79 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「ふぅ〜〜〜〜、すぅ〜〜〜〜」
ハルヒ「よしっ!!」
ガチャッ
長門「ボッボッボンバヘッ!ボンボンボンバヘッ!!」クイックイッ
ハルヒ「いやああああああああああああああああああきょおおおおおおおん!!!」ダダダダッ
ハルヒ「キョン!!キョンキョン!!」
キョン「どこぞのアイドルみたいに呼ぶな」
ハルヒ「やっぱり部室がおかしかった!おかしかった!!」
キョン「終わったら相手してやるって言ったろ。もうちょっと待っててくれ」
ハルヒ「あたしと委員会どっちが大事なの!?」
キョン「今は委員会だな」
ハルヒ「あっそう!!!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:00:43.74 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「・・・・・・」
ハルヒ(かといってもう一人で部室に入る勇気はない・・・もう無理・・・サングラスした有希なんて不思議どころじゃないわ)
ハルヒ(これも不思議を探し過ぎたあたしのせい・・・?こんな不思議ならいらないっ!!)
ハルヒ(誰かみんなを元に戻して・・・古泉くんなんてついに全裸になってたし・・・)
ハルヒ「・・・ぐすっ・・・」
鶴屋「おや?なにしてんだいこんなとこで」
ハルヒ「・・・鶴屋さん!!」ガバッ
鶴屋「おやおやいきなり熱いね〜。よしよし」
鶴屋「なるほどなるほど、部室にいったらみんながおかしくなってたと」
ハルヒ「うん、なのにキョンは全然相手してくれなくて」
鶴屋「まぁ、サングラスかけて踊って歌うゆきっことかダボダボの服来て跳ねてるみくるとか全裸でボイパしてる古泉くんなんて想像もできないもんね」
鶴屋「いや古泉くんはなんか想像できるけど」
ハルヒ「ぐすっ・・・」
鶴屋「よっしゃ!ここはお姉さんにまかせなさい!みんなにチョップ叩きこんで元に戻してあげよう!」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:04:58.31 ID:sPg7HCPS0
鶴屋「じゃあいくよ」
ハルヒ「うん」
ガチャッ
古泉「おや、これは鶴屋さん」
鶴屋「おや?」
ハルヒ(ふぇ、フェイントよ!さっきもこうだった!)ボソボソ
鶴屋「ふむふむ」
みくる「涼宮さん、鶴屋さんの後ろに隠れてなにしてるんですか?」
ハルヒ「うぇっ?あ、その・・・」
みくる「今お茶煎れますね〜」
鶴屋「じゃあおじゃまするよ〜」
長門「・・・・・・」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:09:58.21 ID:sPg7HCPS0
鶴屋「うーん、やっぱりみくるのお茶は絶品だねぇ」
みくる「えへへ〜」
ハルヒ「・・・・・・」
古泉「ところで、なぜ我が団長様は先程から鶴屋さんに抱きついているのでしょう」
鶴屋「なんかね、みんなの様子がおかしいって言ってたにょろ」
古泉「様子が?」
鶴屋「うん、わたしには普通に見えるんだけどね」
みくる「わたし達、変ですか?」
ハルヒ「い、今は変じゃないけどさっきは変だったじゃない!みくるちゃんだって変な服着て!」
みくる「変な服なんて着てませんよぉ」
古泉「僕もずっと部室に居ましたが、おかしなところなどはなかったと思いますが」
長門「・・・・・・」
ハルヒ「古泉くんだって、有希も!ねぇ有希!」クルッ
ハルヒ「だっ!?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:12:19.92 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「ほ、ほら!!有希がサングラスしてる!!」
長門「・・・・・・」
古泉「確かにしていますね」
ハルヒ「してますねじゃなくって、変でしょ!?有希が」
みくる「よく似あってますぅ」
ハルヒ「鶴屋さん!!」
鶴屋「わたしもよく似あってると思うさ」
ハルヒ「はぁ!?」
長門「ボンバヘッ」
ハルヒ「っ!?い、いまも!!なんか言った!!!」
みくる「言いましたね」
古泉「えぇ」
鶴屋「それが?」
ハルヒ「鶴屋さん!?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:15:21.40 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「まっ、まさか鶴屋さんまで!?」
長門「ボンバヘッ!!」
ハルヒ「ひぃっ!」
みくる「ボンバーッヘ!」
長門「ボンバヘッ!」
鶴屋「オーウサァ!」
長門「もっえったつよーな!あっついたまっしぃ!」
鶴屋「オーイェ!」
ハルヒ「だ、誰かたs」ガチャガチャ
ハルヒ「あk、開かない!?なんで!?」ガチャガチャ
長門「ボンバヘッ!」
みくる「ボンバヘッ!」
鶴屋「ボンバヘッ!」
古泉「ボンバヘッ!」
ハルヒ「いやああああああああ来ないで!!!誰かあああああああああ!!!!!」
ハルヒ「助けて!!キョン!!!きょんんんんんんんんんn!!!!!!!!!!!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:18:11.46 ID:sPg7HCPS0
ハルヒ「いやあああああああああああ!!」ガバッ
ハルヒ「はぁっ・・・はぁっ・・・・・・?」
ハルヒ「ここは・・・あたしの部屋・・・?」
コンコン
ハルヒ「っ!?」ビクッ
ガチャッ
母「どうしたの大きい声だして。なにかあった?」
ハルヒ「お母さん・・・じゃ、じゃあさっきのは・・・夢・・・?」
母「怖い夢でも見た?」
ハルヒ「うん・・・怖かった・・・うぇぇっ・・・」
母「あらあらまったく。高校生になってもまだ子供ねぇ」ナデナデ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:20:27.17 ID:sPg7HCPS0
翌朝
ハルヒ「・・・・・・」
国木田「おはよう涼宮さん」
ハルヒ「・・・あぁ、うん」
国木田「・・・なにかあった?」
ハルヒ「・・・べつに」
ハルヒ「・・・・・・」
キョン「・・・・・・」
ハルヒ「・・・ねえ」トントン
キョン「ん?おぉハルヒ、来てたのか」
ハルヒ「昨日なんだけど・・・」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:21:48.60 ID:sPg7HCPS0
キョン「昨日がなんだ?」
ハルヒ「・・・やっぱなんでもない」
キョン「そうかい」
ハルヒ「・・・珍しいわねあんたが音楽聞いてるなんて。なに聞いてんの?」
キョン「ん?聞くか?」スッ
イヤホン「ボンバヘッ!」
ハルヒ「!!??」
終わり
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/09(土) 22:23:34.45 ID:sPg7HCPS0
長門がボンバヘ言ったら面白いかな、とボンバヘ聞いてて思いついただけなんだ。じゃあの