1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:09:50.67 ID:bbkA7Qum0
キョン「………zZZ」
みくる「ね、寝てる…じゃなくて!!」
みくる「ど、ど、どうして私の部屋で寝てるんですかっ!?」
みくる「と、とりあえず起こさなきゃ…」
みくる「キョン君…起きて…起きて下さい」
キョン「……うるさいぞ…もう少し寝かせろ……zZZ」
みくる「起きてよキョン君…お願いします…キョン君っ!!!」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:10:46.01 ID:bbkA7Qum0
キョン「……あぁ…うぅ〜……」
キョン「あっ、お早うございます。朝比奈さん」
みくる「やっと、起きてくれましたか…」
キョン「はい…まだ、眠いですが………」
キョン「…………?」
キョン「うぉおおおおおおお!!!!!」
みくる「ひぃ…!!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:11:38.09 ID:bbkA7Qum0
キョン「ど、ど、どうして朝比奈さんが俺の部屋に!!!」
みくる「ひぃ!!お、お、落ち着いて…」
キョン「って、俺の部屋じゃねぇえええ!!!!!!」
みくる「ふ、ふ、ふぇえええん!」ポロポロ
キョン「あっ!な、な、泣かないで下さい。朝比奈さん」
みくる「だってぇ…だってぇ…ふぇえええん!」ポロポロ
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:12:15.44 ID:bbkA7Qum0
キョン「すいません。朝比奈さん、ごめんなさい…」
みくる「………。も、もう、大声…出さないですか…?」ウルウル
キョン「だ、だ、出しません!出しませんから!」
みくる「うっ…ぐすっ…わ、わかりました…」
キョン「ふぅ〜…。」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:13:56.77 ID:bbkA7Qum0
キョン「で、俺はどうしてここにいるのでしょう…?」
みくる「………。わ、わかりません。」
みくる「起きたらキョン君が…隣で寝てたの…」
キョン(な、何てラッキーなんだ!!)
キョン(愛しのマイスウィートエンジェルの朝比奈さんと寝てただと…)
キョン(どこの誰がこんな状況を作り出したのかはわからんが…)
キョン(ラッキーすぎる!!!)
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:14:43.45 ID:bbkA7Qum0
キョン(そして、パジャマ姿の朝比奈さんは可愛すぎる!)
キョン(こ、このパジャマ姿の朝比奈さんと…)
キョン(あ、あんな事や…こんなこと…ゴクリ)
キョン(フロイト先生もビックリだ!!!!)
キョン(フロイト先生バンザーイ!フロイト先生バンザーイ!)
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:25:17.20 ID:bbkA7Qum0
みくる「キ、キョン…君…?」
みくる「急に黙って…どうしたんですか?」
キョン(はっ!いかんいかん!フロイト先生に感謝しすぎた…)
キョン「か、考えてたんですよ!」アタフタ
キョン「だ、誰が、こんなうれ…じゃなくて、」アタフタ
キョン「こ、こ、こんな、状況を作り出したのか?ってね…」アタフタ
みくる「………」ジー
キョン「うっ……」アタフタ
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:26:38.62 ID:bbkA7Qum0
みくる「…………」ジー
キョン(ダ、ダメか…)
みくる「………。そうですね…でも本当にどうして…」
キョン(ふぅ〜助かった…)
みくる「キョン君!」
キョン「は、はぃい!」
みくる「とりあえず、お茶出しますね。」
キョン「わ、わ、わかりました!」
キョン(フロイト先生バンザーイ!フロイト先生バンザーイ!)
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:31:37.91 ID:bbkA7Qum0
みくる「どうぞ。」つお茶
キョン「ありがとうございます。」ズズ
キョン「うん。普通の麦茶ですら、朝比奈さんが入れてくれたら美味しいです!」
みくる「そ、そんな…///お、お世辞は、止めて下さい…///」
キョン(あぁ〜顔を真っ赤にしてかわぇええ!!)
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:41:32.71 ID:bbkA7Qum0
キョン「お世辞なんかじゃないですよ!」
みくる「あぅうう…///」
キョン「………」ニヤニヤ
みくる「いじわるしないでぇ…」オロオロ
キョン「………」ニヤニヤ
みくる「そ、そ、それよりも」
みくる「キ、キョン君が、ど、ど、どうしてここにいるか考えなきゃ!」
キョン(動揺してかわぇええ!)
みくる「と、とりあえず、キョン君は本当に心当たりはないんですか?」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:44:34.23 ID:bbkA7Qum0
キョン「う〜ん。まったくないですね…」
みくる「そう…ですか…」
キョン「………」
みくる「………」
キョン「長門…はないか…」
みくる「私もそう思います…」
キョン「じゃあ、ハルヒ…か…?」
みくる「……。それもないと思います…」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:49:20.98 ID:bbkA7Qum0
キョン「困りましたね…」
みくる「はい…」
キョン「長門かハルヒくらいしか心当たりが…」
みくる「そうですね…」
キョン「う〜ん…」
みくる「うぅうう…」
キョン「あっ!!」
みくる「ど、どうしたんですか?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:52:02.94 ID:bbkA7Qum0
キョン「朝比奈さんっ!!」
みくる「は、はぃい!」
キョン「これは既定事項かどうかわかりませんか?」
みくる「あっ、そうか!か、確認してみます!」
キョン(まずはそれを確認しなかったとか大丈夫なのか…朝比奈さん)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 03:57:32.71 ID:bbkA7Qum0
みくる「……。えっ?そんな…う、嘘!」
キョン「ん?どうしたんですか?」
みくる「あぁ…えぇと…その…」
キョン「???」
みくる「私達は今、分岐点にいるみたいなんです…」
キョン「分岐点…?」
みくる「はい。」
キョン「その、分岐点とやらは何ですか?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:06:44.73 ID:bbkA7Qum0
みくる「はい。本来は禁則事項が禁則事項で禁則事項なんですが」
キョン(まったくわからん…)
みくる「禁則事項な禁則事項が禁則事項になったんで」
キョン「……。あの〜禁則事項だらけで…」
みくる「あうぅ…///」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:09:47.35 ID:bbkA7Qum0
キョン「簡潔に言うと、どういう事ですか?」
みくる「キョン君と私がお付き合いするか、しないかの分岐点なんです。」
キョン「えっ…?」
みくる「あっ…///」
キョン「…………///」
みくる「……………///」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:11:27.31 ID:bbkA7Qum0
キョン「その…つまり…///」
みくる「はい…///」
キョン(待て待て待て待て!!!)
キョン(フロイト先生もビックリ展開すぎるだろっ!!!)
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:15:09.34 ID:bbkA7Qum0
キョン「付き合った場合、未来世界は…」
みくる「わ、私はこの時間平面にずっと残る事になります…」
みくる「私が未来に帰らない世界に…なるかと…」
キョン「任務も…なくなるんですか?」
みくる「き、禁則事項です…。」
キョン「そう…ですか…」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:20:43.67 ID:bbkA7Qum0
キョン「あ、朝比奈さんは…その…」
みくる「わ、私は…その…///」
キョン「………」
みくる「うぅ…///」
キョン「素直に…教えて貰えませんか?」
みくる「す、涼宮さんには悪いけど…その…////」
キョン(ん?ハルヒに何が悪いんだ?)
みくる「キ、キョン君と…お付き合い…し、し、したいです!///」
キョン「………」
みくる「あぁ…うぅ…///」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:28:33.23 ID:bbkA7Qum0
さて、俺は考える
俺は今、北高で一番かわいいと称される朝比奈さんに告白された訳だ!
この機会を逃せば、朝比奈さんと付き合えるチャンスは二度とこないだろう。
フロイト先生に誓ったっていい。
今までの不思議体験よりも、不思議体験してると言えるだろう
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:32:09.74 ID:bbkA7Qum0
俺は以前、朝比奈さんに未来に帰って欲しくないと言った。
当たり前だろ?SOS団のメンバーが、離ればなれになるのは嫌だからな。(古泉はどうでもいいが…)
俺は勿論、朝比奈さんが好きだ。
たが、その意味はどうだ?
それは、恋愛なのか…?
それとも…憧れか?
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:40:49.94 ID:bbkA7Qum0
俺達が付き合った場合、古泉は、長門は、ハルヒは、何と言う?
古泉はニヤつきながら…想像つかんな。
ニヤつく事だけはわかるが…
次に長門だ。おそらくあいつは、「そう。」だろうな。
それも、本をめくりながらだ。
最後にハルヒだ…
あいつは、
「はぁ?あんたと、みくるちゃんが付き合ったですって?」
「SOS団は、恋愛禁止よ!ダメよ!みくるちゃんにバカがうつるわ!!」
だいたい、こんな感じだろうな
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:45:47.97 ID:bbkA7Qum0
ハルヒは、佐々木と偶然に会った時も不機嫌になってたな。
それは、そうなのか?
でもだ、朝比奈さんはどうだ?
いつからかはわからないが…俺を好いてくれていた。
それはSOS団のメンバーではなく、一人の男としてだ。
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:51:16.22 ID:bbkA7Qum0
その秘めたる思いはどうだったのだろう?
俺は思い出す。
俺がジョン・スミスになった日を
あの日は俺とハルヒにとって1つの記念日みたいなものだ。
だけど、その場所にもう一人いたのではないか…と。
そう、朝比奈さんだ。眠っていたとはいえな。
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:55:15.63 ID:bbkA7Qum0
かつて鶴屋さんは言った。
ハルヒのやる事には全て意味があると
じゃあ、あの日あの場所に朝比奈さんがいたのは…
朝比奈さんの、バレンタインデーのチョコに書かれていた事は…
俺が今日、ここにいるのは…
そうかハルヒ、そうゆう事なんだな。
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 04:57:59.50 ID:bbkA7Qum0
キョン「朝比奈さん!」
みくる「は、はい!」ドキドキ
キョン「少しだけ、電話してきてもいいですか?」
みくる「………?」
キョン「直ぐに戻ります!」
ガチャ…バタン
51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:03:05.57 ID:bbkA7Qum0
prprprpr…prprprpr
ハルヒ『もしもし…』
キョン「ハルヒか…」
ハルヒ『あたしに掛けてんだから、あたしに決まってるでしょ』
キョン「あぁ、そうだな。すまん」
ハルヒ『それよりあんた、何時だと思ってんの?』
キョン「すまんな。けど、どうしても言いたい事があってな…」
ハルヒ『はぁ?明日にしなさい。明日に』
キョン「すまん。今、聞いてくれ。」
ハルヒ『……。わかったわ。』
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:05:29.97 ID:bbkA7Qum0
―――――――――――――――
――――――――――――
―――――――――
――――――
ハルヒ『お休み、バカキョン』
キョン「あぁ、お休みハルヒ」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:08:30.05 ID:bbkA7Qum0
キョン「すいません。戻りました。」
みくる「……。誰と…電話してたんですか?」
キョン「ハルヒ…です…」
みくる「………」ズキッ
キョン「ハルヒに話してきました。」
みくる「そう…ですか…」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:12:41.36 ID:bbkA7Qum0
キョン「朝比奈さん!」
みくる「はい…」
キョン「俺も、朝比奈さんと…付き合いたいです!」
みくる「えっ?」
キョン「SOS団は、恋愛禁止なんで…先に了承を得てきました。」ダキッ
みくる「キョン…君?」
キョン「同じ時間を歩みましょう…」ギュー
みくる「キョン君…キョン君…」ポロポロ
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:16:57.89 ID:bbkA7Qum0
次の日になり、俺達は手を繋いで登校した
殺人的な坂を二人で登る。
いつもは嫌な坂道も、朝比奈さんと二人でだったら全然嫌じゃない
二人で休みの日に何処に行こうか
などと話していると谷口は血の涙を流しながら坂道を駆け抜けていた
フロイト先生もビックリである
国木田は俺達に祝いの言葉をつげ、谷口を追っていった
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:24:19.61 ID:bbkA7Qum0
そして、坂を登り終えたとこに
そこには、ハルヒの姿があった。
俺達に気づくと、笑顔で俺達に迫り
たった一言
「キョンにみくるちゃん!SOS団の名に恥じぬように清く正しい交際をしなさい!」
そう言って教室に向かって行った
俺達が呆気にとられていると、鶴屋さんが台風のように現れ
「キョン君、みくるを泣かせたら鶴屋さんが成敗するからね!でも…みくる…良かったよ…本当に」ポロポロ
と言い、朝比奈さんと一緒に泣いてしまった
うん。こんな日常もありだ。
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:28:06.48 ID:bbkA7Qum0
幸せな事を考えると時間が過ぎるのも早いものである
気がつけば放課後になっていた。
ハルヒはやる事があるから、遅れて部室に行くとゆう事で、俺は一人で向かった
部室の前には古泉が立っていて、大量のジュースとお菓子を持っていた
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:30:26.42 ID:bbkA7Qum0
キョン「よう。」
古泉「これは、お幸せそうな顔で」ニヤニヤ
キョン「ニヤつくな。」
古泉「朝比奈さんと、おめでとうございます。」
キョン「あぁ、ありがとうよ!」
古泉「ふむ。」
キョン「どうしたよ?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:33:54.21 ID:bbkA7Qum0
古泉「いえ、あなたが涼宮さん以外の人と付き合ったのに」
古泉「閉鎖空間が出ないのが、おかしいと思いましてね」
キョン「そうかい。」
古泉「どんな手を使ったのですか?」
キョン「……。予め、あいつの了承をえただけだ」
古泉「それはそれは。」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:38:08.00 ID:bbkA7Qum0
長門「朝比奈みくると付き合う前に、彼は涼宮ハルヒに電話した。」
キョン「うおっ!いつからいた。」
長門「古泉一樹が「これは、お幸せ
キョン「わかったよ。始めからだな」
長門「………」コクリ
古泉「それで、長門さん」
長門「なに?」
古泉「彼は何とおっしゃったのですか?涼宮さんに」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:41:10.96 ID:bbkA7Qum0
長門「ハルヒ、俺にとってのお前は
キョン「止めろ!言うな長門!」
長門「………」コクリ
古泉「いいじゃないですか。教えて下さいよ」ニヤニヤ
キョン「い や だ !」
古泉「これはこれは!でも、大体の察しはつきました。」
キョン「はぁ?」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:45:28.47 ID:bbkA7Qum0
古泉「ふむふむ…それでですか…なるほど…」ブツブツ
キョン(未来の朝比奈さんみたいに)
キョン(こいつの前では禁則事項を強くした方がいいな)
キョン(はぁ…やれやれだ…)
ガチャ
みくる「部室に入らないんですか?」
キョン「あ、朝比奈さん、いたんですか?」
みくる「はい。ずっと、居ましたよ」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:50:06.36 ID:bbkA7Qum0
古泉「僕がドアの前で待っていたじゃないですか」
キョン「ぐっ…」
キョン(確かにそうだった…)
みくる「キョン君どうしたの?」
キョン「い、いえ…大丈夫です…」
みくる「そう…ですか。でも、無理しないで下さいね?」
キョン「朝比奈さんの笑顔を見ていたら」
キョン「疲れなんて吹っ飛びますよ!」
みくる「そ、そんな…///」
古泉「これはこれは…」
長門「………」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:53:48.72 ID:bbkA7Qum0
長門「………」ジー
キョン「ん?どうしたよ?」
みくる「ひゃっ。ど、どうしたんですか?」
長門「お、おめでとう…」
キョン「ありがとうな、長門」
みくる「長門さん。ありがとうございます!」パァ
長門「………」コクリ
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:56:33.22 ID:bbkA7Qum0
古泉「僕からもお祝い申し上げます。」
古泉「本当におめでとうございます。」
キョン「さっきも聞いたが…まぁ、ありがとうよ」
みくる「ありがとう。古泉君」
古泉「いえいえ。」
ガチャ!!!
ハルヒ「皆、待たせたわね!」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 05:59:56.52 ID:bbkA7Qum0
キョン「今日はやけに騒がしいな。」
ハルヒ「当たり前よ!今からパーティーだからね!パーティー!」
キョン「そうかよ。」
ハルヒ「あら?ビックリしないの?」
キョン「お前の事だ、どうせそれくらいはやると思ってたさ。」
ハルヒ「そう。じゃあ、話は早いわね!」
ハルヒ「みんな、入ってきなさい!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:06:45.39 ID:bbkA7Qum0
ハルヒの掛け声と共に、鶴屋さん、国木田、谷口迄は予想してたが
佐々木、橘、九曜、まで居やがった
谷口は九曜から逃げようとしたらしいが、ハルヒに強引連れてこられたようだ。
佐々木が行くならと言って、橘と九曜も着いてきたようだ
どうやって佐々木達を呼んだのかを聞いたら、古泉に頼んだみたいだった。
そういえば、橘とメアド交換してたな。こいつ
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:13:40.39 ID:bbkA7Qum0
ハルヒと佐々木に散々からかわれ、谷口は二重の意味で死にそうだと、終始国木田は気にしていた
鶴屋さんは、九曜と普通にコミュニケーションを取っていて、いよいよ普通の人間ではないような気がしてきた
古泉曰く、ハルヒがここまでやるとは予想外みたいだった
いや、俺だって予想外だよ。
朝比奈さんは新たに、俺の親友の佐々木という強い味方をつけたみたいで
俺の肩身は狭くなったみたいだ
やれやれ
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:15:00.13 ID:bbkA7Qum0
佐々木団とのやり取り書きたいけど、俺も予想出来ないのではしょります
いつか頑張ります
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:34:51.71 ID:bbkA7Qum0
そんな感じでパーティーは終わり、俺と朝比奈さんは帰路につく
今の俺と朝比奈さんは、ハルヒが選択させた未来の一つなんだろう
おそらくハルヒは、いつか朝比奈さんが未来に帰るのを無自覚で感じとっていたんだろう
だから、朝比奈さんの思いの後押しをした
「sleeping beauty…あの時から、私をライバルだと思っていたと思うの」
と朝比奈さんはおっしゃっていた。
そうだとしたら、あいつは俺以上に不器用だな。
フロイト先生も驚愕しちまうよ
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:45:13.17 ID:bbkA7Qum0
〜???年後〜
みくる「キョン君!」
キョン「どうしたんだ?みくる」
みくる「今から行くわ!」ギュー
キョン「あぁ、よろしく頼むよ」ナデナデ
みくる「任せなさい!」
キョン「あぁ。過去の俺を導いてくれ!」
みくる「うん。頑張るね。」
キョン「あぁ。フロイト先生も期待しているさ!」
そして私は過去に行く
過去のキョン君を導く為に
くぅ〜疲れましたwwww
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/02/06(水) 06:48:05.69 ID:bbkA7Qum0
どうしてこうなったのか自分にもわかりません
フロイト先生バンザーイ!言いたかっただけだったのに
見てくれた人、ありがとうごさいます。
仕事なんで終わります