1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 16:57:46.29 ID:UqgUl4JJ0
レイ「成り行きとご都合主義で、まるっと治まる便利な世界」
シンジ「……」
レイ「基本的にどこまでも曖昧で適当な世界。理論もへったくれもない脆弱な世界」
シンジ「……ああ、それで綾波はボンテージ姿なんだ」
レイ「すべてがひとつになっているだけよ」パシィン!
ゲンドウ「ブヒィィ!!」ビクビクンッ
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 16:59:09.80 ID:UqgUl4JJ0
レイ「…おどろいた?」
ゲンドウ「…ふぃんひ(シンジ)」フゴッ
シンジ「ボンテージ姿の同級生がギャグボールくわえた半裸の中年に鞭入れてれば普通は驚くよ」
ゲンドウ「……」
シンジ「しかも父さんかよ」
レイ「ぽかぽかするの」バシィッ!
ゲンドウ「オホホォオ!」ビクンッ!
シンジ「なんだよ、この… まるで堕落したオッサンは!」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:02:04.24 ID:UqgUl4JJ0
レイ「あなたが望めば、再びATフィールドが全ての人々を引き離すわ」
レイ「また、他人の恐怖が始まるのよ」
シンジ「こんなのと一緒になりたいとか望んだ覚えないんですけど…」
ゲンドウ「おほふぁふぃはふぇ、ふぃんひ (大人になれ、シンジ)」フゴッ
レイ「……」ビシィッ!
ゲンドウ「ォフゥウウンッ!」ビクーン!
シンジ「僕は… 大人が何なのか解りたくありません」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:04:38.97 ID:UqgUl4JJ0
レイ「またそうやって、嫌なことから逃げるのね」
シンジ「嫌なことから逃げて何が悪いんだよっ」
レイ「お父さんの性癖を解ろうとしたの?」
シンジ「何で解らないといけないのさ!?」
レイ「……」
シンジ「……」
ゲンドウ「……」フゴーッ!
シンジ「マダオは黙ってろよ!!」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:07:49.79 ID:UqgUl4JJ0
レイ「…じゃあ、さっそく補完キャンセル」パチンッ
スポットライト点灯
アスカ「またウジウジしてんの?あんたバカぁ?」
シンジ「あ、アスカ!?」
レイ「あなたもポカポカ…する?」
アスカ「ふんっ、そんな不愉快な行為から何が生まれるっての?」
レイ「そう…」
ゲンドウ「ふぉはへひはひふふぉーひは(お前には失望した)」フゴッ
シンジ「良かった… アスカはまともry
アスカ「本当にぽかぽかするってのは、こうよ!」ダキッ
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:09:34.20 ID:UqgUl4JJ0
シンジ「え?」
アスカ「んん〜シンジぃ」スリスリ
シンジ「抱き付いてスリスリ…だと……?」
レイ「再構成するついでに碇くんへのツンを無くしておいたわ」
シンジ「そんなのアスカじゃないよっ… 炭酸の抜けたコーラだよっ!」
アスカ「シンジぃ、他の女と話しちゃだめ」ギュッ
シンジ「えっと…あ、アスカ!?ちょっと離れ…」
アスカ「大好き」ボソッ
シンジ「」
レイ「……」イラッ
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:13:56.35 ID:UqgUl4JJ0
シンジ「あ、アスカ何言って…」
アスカ「他の奴と一緒になるなんてまっぴら」
アスカ「でも、シンジとならひとつになりたい」チュッ
シンジ「」ボンッ プスー
アスカ「あんたが全部あたしのモノにならないなら」
アスカ「あたし何も要らない」
シンジ「綾波、やっぱり補完…」
レイ「もう止まらないわ」
シンジ「畜生っ!」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:20:06.52 ID:UqgUl4JJ0
アスカ「あたしとひとつになりたい?」
シンジ「あ、あしゅかぁ」ハアッハアッ
レイ「……」パチンッ
スポットライト点灯
カヲル「待ちなよシンジくん」
シンジ「か、カヲルくん…!」
アスカ「出たわね、ド淫乱ホモ野郎!」
シンジ「カヲルくん」
カヲル「ふふ、何だいシンジくん」
シンジ「…なんで全裸なのさ」
カヲル「全裸はリリンの文化の極みだよ」ボロンッ
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:25:34.40 ID:UqgUl4JJ0
カヲル「再びATフィールドが、君と他人を傷付けてもいいのかい?」ブルンッ
シンジ「むしろATフィールドがあってくれて助かったって言うか…」
カヲル「そうかい」ブルンッ!
シンジ「うわっなんか飛んできた」
アスカ「あたしのシンジに何すんのよ!」
カヲル「ふふっ」ブルンッブルンッ
アスカ「粗末なもんを振りながら近づくなぁ!」ヒィイ
シンジ「何だこれ…」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:36:06.17 ID:UqgUl4JJ0
カヲル「今度こそ君を幸せにしてあげるよ♂」
アスカ「シンジに触るな!」ダキッ
シンジ「うわっ!?」
レイ「だいしゅきホールド… 素敵」パシーンッ!
ゲンドウ「フゴォホォオオ!!」ビクンッビクンッ
カヲル「困ったな、これじゃあシンジくんを幸せにシてあげられないよ」
シンジ「何を言ってるのか分からないよ!カヲルくん!!」
スポットライト点灯
ミサト「待ちなさいそこのホモ!」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:41:50.57 ID:UqgUl4JJ0
シンジ「ミサトさん!無事だったんですか!?」
ミサト「ええ、大丈夫よシンジくん。本当は死んでるけど」
シンジ「えっ」
ミサト「えっ」
アスカ「何しに来たのよミサト!あんたもあたしからシンジを奪うつもり!?」ギューッ
シンジ「あ、アスカっ 胸が!」
ミサト「そんなわけないでしょ」キリッ
ミサト「保護者として、ホモにシンジくんの初めては奪わせない」キリッ
ミサト「アスカとシンちゃんは、私が守るわ」キリッ
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:46:59.07 ID:UqgUl4JJ0
シンジ「み、ミサトさん!」ジーン
カヲル「でもきっと僕の方がシンジくんを幸せにしてあげられるよ?」
ミサト「なんですって?」
シンジ「あれ?ミサトさん?」
レイ「そこの犬っコロはいっぺんブチ抜かないと解らないわ」
ミサト「……」
シンジ「……」
ミサト「シンジくん、アスカなんて捨てていっぺん掘られなさい!」
シンジ「ブレすぎですよミサトさん!!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:52:01.41 ID:UqgUl4JJ0
ミサト「それもそうね、やっぱり守るわ!」キリッ
レイ「相変わらずブレるのね」
カヲル「困ったなぁ」
レイ「…ぽかぽか、する?」
カヲル「お願いできるかい?」
レイ「希望なのよ、誰かと解り合えるかもしれないという事の」パシィン!
カヲル「おっほ… 好きだという、言葉と共にね」ビクンッ
シンジ「補完否定した途端これかよ!」
シンジ「誰か助けてよ!!」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 17:55:03.36 ID:UqgUl4JJ0
スポットライト点灯
冬月「……」
シンジ「……」
冬月「……何かね」
シンジ「……」
シンジ「…なんで女装してるんですか」
冬月「趣味だ」
シンジ「救いは無いのかっ!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:00:56.87 ID:UqgUl4JJ0
スポットライト点灯
リツコ「ふふふ…」
マヤ「せんぱぁい…」イチャイチャ
シンジ「……」
リツコ「あら、シンジくん」
シンジ「リツコさんも… なんて言うか、復活的な?」
リツコ「ええ、ご都合主義的なアレで」
マヤ「せんぱぁい…」
レイ「二人はレズレズにしてみたわ」
ゲンドウ「フゴッ」
シンジ「うわぁ…」
アスカ「……」ムッ
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:04:27.30 ID:UqgUl4JJ0
アスカ「汚いっシンジは見ちゃだめっ!」
シンジ「うわっちょっとアスカ!」
リツコ「あら、お熱いわねぇ」
マヤ「せんぱぁい…私達も…」
リツコ「ええ、でもその前に」スタスタ
リツコ「……」
ゲンドウ「フゴッ!?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:10:22.02 ID:UqgUl4JJ0
リツコ「あっちでは、お世話になりました」フフッ
ゲンドウ「ふぁ、ふぁはひふぁはへ(あ、赤木博士)…」
リツコ「……さあ」ガッシ
ゲンドウ「ふぉぉ(レイ)ー!!」
レイ「……」
リツコ「……」
レイ「…ぐっどらっく」グッ
ゲンドウ「ふぉごほぉぉお(なぜだレイぃ)ー!!」
リツコ「さあ、私達と一緒になりましょう?」ズルズルズル
ガポッ
ゲンドウ「すまなかったな、シンジ」
ズルズルズル
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:16:33.79 ID:UqgUl4JJ0
アスカ「私だけ見て、シンジぃ」グリグリ
シンジ (ふ、ふぉぉお!!)
シンジ (父さんが何か言ってたけど… 正直どうでもいいっ!)
アスカ「シンジぃ」チュッチュッ
シンジ (あっ…)
シンジ (下品な話なんですが…)
シンジ (勃起…しちゃいましてね…)
シンジ (綾波のボンテージに… アスカの胸圧にっ… えっと、カヲルくんのアレに…)
シンジ (ま、まずいよ!早く補完キャンセル始まってよ!)
スポットライト点灯
加持「おっと、お邪魔だったかな?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:20:32.30 ID:UqgUl4JJ0
シンジ「か、加持さんの声っ!」
シンジ「ネルフ唯一の常識人!」
アスカ「なんだ加持さんか…」
ミサト「加持ぃ」キュンッ
レイ「…」
カヲル「おっとこれは…」
シンジ「か、加持さ…」
加持「よっ」ボロンッ
シンジ「うわぁぁあああああ!!全裸ぁぁぁああああああ!!!」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:24:33.17 ID:UqgUl4JJ0
加持「かわいいだろ?俺の趣味さ♂」
カヲル「かわいいね♂」
レイ「言いたいのはそれだけ?この短小野郎」ニコッ
加持「男を掘る、ホモを育てるってのはいいぞ」
加持「いろんな事が見えるし分かってくる」
加持「楽しいこと♂とかな」ニヤッ
シンジ「うわぁぁあああ!!あはぁぁああああああああ!!!」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:28:30.80 ID:UqgUl4JJ0
加持「急造品で誠にすまない」ズボッ
カヲル「アッー!ガフの扉が開くぅっ!!」ビクンッビクンッ
レイ「ぽかぽかする」パシーンッ!パシーンッ!
ミサト「ホモは駄目よ!やっぱり駄目じゃないわ!」
冬月「素晴らしい」
アスカ「私とひとつになりたい?」
シンジ「うわぁぁあああ!!うわぁぁあああ!!うわぁぁあああああはああ!!」
日音
車云
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:29:55.38 ID:UqgUl4JJ0
冬月「残らんだろうが夕飯だな、六分儀」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:43:21.76 ID:UqgUl4JJ0
巨大綾波「ひゅー」クパァプシャー!
初号機「ウホーー!」ベチャア
黒い月「オロロロロロ」ドベドベドベ
ドパーン
巨大綾波「プゲラ」ブチブチブチ
エヴァシリーズ「ひょえー」シュイーン
ヒューンドドーン
ズーン
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:50:23.29 ID:UqgUl4JJ0
カヲル「現実は知らないところに、夢は現実の中に」
レイ「そして、真実は心の中に」
加持「人の心が、自分自身のカタチを作り出しているからね」
ミサト「そして新たなイメージが、その人の心も形も変えてゆくわ」
リツコ「イメージが、想像する力が、自分達の未来を、時の流れを作り出しているの」
ゲンドウ「ただ人は、自分自身の意思で動かなければ何も変わらない」
マヤ「だから見失った自分は、自分の力で取り戻すのよ」
冬月「たとえ自分の言葉を失っても、他人の言葉に取り込まれても」
アスカ「自らの心で自分自身をイメージ出来れば、誰もがヒトの形に戻れるわ」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 18:55:03.90 ID:UqgUl4JJ0
大丈夫よ
全ての変態には復元しようとする力がある
生きてイこうとする心がある
生きてイこうと思えば、どこだって天国になるわ
だって生きているんですもの
幸せになるチャンスは、どこにでもあるわ
ホモとレズと変態がある限り…
大丈夫
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 19:00:33.09 ID:UqgUl4JJ0
チャポーン
ユイ「もうイくのね?」
シンジ「変態に囲まれて、これからどうするのか、多分一生悩み続ける」
シンジ「でもそれも、当たり前のことだって事に気付くだけなんだ」
シンジ「僕が常識人でいるために…」
シンジ「でも母さんは…」
シンジ「母さんはボンテージ姿でどうするの…?」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 19:09:01.99 ID:UqgUl4JJ0
…………
冬月「人が変態に似せてエヴァを創る。それが真の目的かね?」
ユイ「はい…」パシンッ!
冬月「おふっ」ビクーンッ
ユイ「変態はこの星では生きられません」ベシッ!
冬月「うぅんっ」ビクンッ
ユイ「でもエヴァなら無限にイけます、その中に宿る変態の魂と共に」バチインッ!
冬月「あぁぁっ!」ビビクーンッ!!
ユイ「たとえ50億年経って、レズも、ホモも、ノンケさえ無くしても残りますわ」ビシイッ!
冬月「あひっあひぃい!」ビクンッビクーンッ!!
ユイ「たった一人でもイけるなら… とても寂しいけど、生きてイけるなら」
冬月「変態の生きた証は永遠に残るか」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 19:14:07.17 ID:UqgUl4JJ0
マジかよ…… 母さん………
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39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 19:16:04.98 ID:UqgUl4JJ0
ザザーン
シンジ「……」
アスカ「……」
アスカ「気持ち悪い…」←つわり
終劇
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/12/31(月) 19:17:22.19 ID:UqgUl4JJ0
何だこれ