レイ「どいてくれる?」シンジ「あ!ご、ごめん!!」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「キスの練習なら私でしても構わない」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:06:36.76 ID:zJ/KVPN30

シンジ「綾波ー?……いないのかな?」

シンジ「この眼鏡、綾波のかな……?」

レイ「……」

シンジ「なっ!?」

レイ「……」スタスタ

シンジ「あ、これは……!!あの……!!」

レイ(眼鏡……)スッ

シンジ「あ、ちょっと!!綾波!!―――うわ!!」ドサッ

レイ「……どいてくれる?」

シンジ「あ!!ご、ごめん!!」モミモミ

レイ「……」

シンジ「あの、これは……その……た、たのまれて……!!だから……えっと……ご、誤解なんだ!!」モミモミ

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:11:46.19 ID:zJ/KVPN30

レイ「……なんの用?」

シンジ「カ、カード!!そう!!あの!!あ、新しいカードを……!!」モミモミ

レイ「……」

シンジ「チャ、チャイム鳴らしても、でないし……!!呼びかけたんだけど……!!」モミモミ

レイ「……」

シンジ「別に変なことをしようとか……!!そんなこと……思ってなくて……」モミモミ

レイ「どいてくれる?」

シンジ「あ!ご、ごめん!!」モミモミ

レイ「……」

シンジ「これは誤解なんだ……僕はただ頼まれて……」モミモミ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:17:53.47 ID:zJ/KVPN30

ネルフ本部

リツコ「ミサト。シンジくんとレイはまだなの?」

ミサト「え?まだ着てない?おっかしいわねぇ。15時には来るようにって行ったんだけど」

リツコ「もう30分も遅れているわよ?二人の現在位置は?」

ミサト「ああ、ちょっち待ってね。ええっと、レイのマンションみたいね」

リツコ「レイの?」

ミサト「そういえばシンジくんにお使い頼んだのよね?」

リツコ「え、ええ……」

ミサト「そっかぁ……なら、あと60分はかかるか……」

リツコ「早く迎えにいきなさい。何かあってからじゃ遅いのよ?」

ミサト「もう本気にしないでよ。冗談通じないんだから」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:23:14.24 ID:zJ/KVPN30

マンション

ミサト「まぁ、シンジくんに限って……。でも、男の子だったらレイと二人っきりになったらねぇ……」

ミサト「そーっと入りましょうか……」ガチャ

ミサト「……」チラッ


シンジ「綾波……これは……だから……僕はカードを……」モミモミ

レイ「カードは分かったわ。どいてくれる?」

シンジ「あ!ご、ごめん!!」モミモミ

レイ「そのセリフ、聞き飽きたわ」

シンジ「ごめん」モミモミ

レイ「風邪、ひくから」

シンジ「そ、そうだね!!」モミモミ

レイ「……」


ミサト「前戯のつもりかしら……」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:26:55.35 ID:zJ/KVPN30

レイ「……碇くん」

シンジ「な、なに?」

レイ「本部に行かないと行けない時間だから」

シンジ「え?うわ!!ホントだ!!」モミモミ

レイ「……どいてくれる?」

シンジ「う、うん……」モミ

レイ「……」

シンジ「……」

レイ「胸から手を離してくれないと着替えられないわ」

シンジ「吸い付いて離れないんだ」

レイ「……そう」

シンジ「ごめん」

レイ「……」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:31:04.38 ID:zJ/KVPN30

ミサト「……」コンコン

シンジ「うわ!!ミサトさん!?」

レイ(あ……はなれた)

ミサト「シンちゃん?終わったなら、本部へ急ぎなさい。もう1時間も予定より遅れてるんだから」

シンジ「ご、ごめんなさい!!すぐに行きます!!」ダダダッ

ミサト「レイ?」

レイ「はい」

ミサト「ずっと胸揉まれてたようだけど、痛くない?」

レイ「いえ。別に」

ミサト「そう。でも、やっぱり赤くなってるわね……」

レイ「問題ありません」

ミサト「なら、先に行ってるから。それじゃ、またあとでね」

レイ「はい」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:34:14.04 ID:zJ/KVPN30

ネルフ本部

レイ「……」スタスタ

レイ「……」スッ

ビー!!

レイ(開かない?)

レイ「……」スッ

ビー!!

レイ(どうして……?)オロオロ

シンジ「あ、綾波。こっちが新しいほうだよ?そっちはもう使えないんだ」スッ

ピッ

レイ「そう……」バッ

シンジ「あ、待ってよ。綾波」モミモミ

レイ「……」スタスタ

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:39:44.59 ID:zJ/KVPN30

シンジ「綾波ってとうさ……司令と仲いいの?」モミモミ

レイ「どうして?」

シンジ「この前、楽しそうに話してたから……」モミモミ

レイ「……」

シンジ「綾波は嫌じゃないの?エヴァに乗ること」モミモミ

レイ「どうして?」

シンジ「だって怖いじゃないか。あんなのに乗らされて……訳の分からない怪物と戦うんだよ?」モミモミ

レイ「……」

シンジ「酷いって思ったりしないの?」モミモミ

レイ「貴方はどうして私の胸を触るの?」

シンジ「え?ダメ、かな?こうしてると落ち着くから……」モミモミ

レイ「……っ」パシンッ

シンジ「……え?」

レイ「……」

シンジ「……」モミッ

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:43:50.21 ID:zJ/KVPN30

休憩所

ミサト「お疲れ様、シンジくん。先、帰っていいわよん」

シンジ「はい……」

レイ「……」スタスタ

シンジ「綾波」

レイ「……」

シンジ「あの……一緒に帰る?」

レイ「いい。一人で帰れるから」

ミサト「レイー?折角、シンジくんがボディーガードしてくるって言ってるんだしぃ。いいじゃない」

レイ「……」

シンジ「胸を触ったことは謝るよ。だから……」

レイ「失礼します」

シンジ「あ……」

ミサト「あちゃー、シンちゃん……ふられちゃったかぁ……」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:48:48.11 ID:zJ/KVPN30

ゲンドウ「……」モグモグ

レイ「……司令」

ゲンドウ「なんだ?」

レイ「胸を触るってどういうことですか?」

ゲンドウ「胸?」

レイ「胸を執拗に触ることにどんな意味があるんですか?」

ゲンドウ「誰の胸かにもよる」

レイ「私の胸です」

ゲンドウ「レイの?……嬉しくなるだろうな」

レイ「胸を触るって嬉しいですか?」

ゲンドウ「ああ」

レイ「触らせたほうがいいってことですか?」

ゲンドウ「簡単に触らせれば、安い女に見られる。条件は厳しくしておいたほうがいい」

レイ「どんな条件ですか?」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 17:55:49.36 ID:zJ/KVPN30

ゲンドウ「容姿端麗」

レイ「容姿端麗……。基準はありますか?」

ゲンドウ「クラスメイトの顔を思い浮かべろ」

レイ「はい」

ゲンドウ「その中に何人かエヴァのパイロットがいるだろ」

レイ「……私を含めて2人います」

ゲンドウ「それが、基準だ」

レイ(碇くんは基準を満たしている)

ゲンドウ「次にすぐに殴らない。これは大事だ。触らせた途端、危害を加えてくるかもしれない」

レイ(碇くんは危害を加えてこなかった)

ゲンドウ「あと将来が有望かどうかも大切だ、レイ」

レイ「将来ですか?」

ゲンドウ「親が大物であればそれでいい」

レイ(碇くんは司令の子ども……)

レイ「分かりました」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:00:40.59 ID:zJ/KVPN30

レイ「失礼します」

ゲンドウ「ああ」

冬月「碇、露骨すぎるんじゃないか?」

ゲンドウ「構わん。我々の計画のためだ」

冬月「接触されるといっても計画が進みすぎて前倒しになれば、感付かれるかもしれないぞ?」

ゲンドウ「中学生という時期にはよくあることだ」

冬月「しかし……」

ゲンドウ「レイも嫌がってはいないようだ」

冬月「ふむ……」

ゲンドウ「シンジとレイで覚醒を成すためには必要なことだ」

冬月「本当にいいのだな?」

ゲンドウ「……」

冬月「碇、迷っていないな?」

ゲンドウ「ああ。問題ない」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:05:39.96 ID:zJ/KVPN30

翌日 教室

トウジ「おはようさん」

ケンスケ「おはよう」

シンジ「お、おはよう」

レイ「……」

ケンスケ「ん?おい。綾波がこっちみてるぞ」

シンジ「ど、どうしたんだろう」

ケンスケ「何か秘密指令でもあるんじゃないか?」

トウジ「確かに。なんかいいたそうやな」

シンジ「そ、そうかな……」

ケンスケ「あ、こっちきたぞ」

シンジ「え……」

レイ「……」

シンジ「おはよう、あ、綾波……なにかな?」

レイ「胸、いつでも触ってもいいから」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:10:53.67 ID:zJ/KVPN30

トウジ「な……?!」

ケンスケ「えぇぇぇ!?」

シンジ「ちょっと!!綾波!!」

レイ「なに?」

ヒカリ「ちょっと、男子ー!!変なこと綾波さんに言わせないでー!!」

トウジ「ちゃうわい!!勝手に綾波がいうたんや!!」

ケンスケ「どういうことだよ!!もしかして、次の秘密訓練かなにかか!?」

シンジ「ち、ちがうよ!!」

レイ「碇くん以外には触らせないわ」

シンジ「あ、綾波!!やめてよ!!仕返しのつもりなの?!」

レイ「触ると嬉しいって聞いたから」

シンジ「嬉しいけど!!こんなとこでいうこじゃないよ!!」

ケンスケ「いいなー!!ますますエヴァのパイロットになりたい!!」

トウジ「くっ……!!ま、まぁ……あれだけのことしてるんやし……。当然の特権やな」

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:15:14.83 ID:zJ/KVPN30

屋上

シンジ「はぁ……。もう教室にはいけない……」

レイ「……」

シンジ「綾波……?」

レイ「緊急招集」

シンジ「うん」

レイ「先、行くから」

シンジ「綾波」

レイ「なに?」

シンジ「ほ、本当にいつでも胸を触っていいの?」

レイ「ええ」

シンジ「でも、この前は触ったら僕をぶったじゃないか」

レイ「あまりにしつこかったから。つい、手が出たの。ごめんなさい」

シンジ「それって嫌ってことじゃないの?」モミモミ

レイ「いい。どうして貴方が私の胸を触るのか理解したから」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:20:59.74 ID:zJ/KVPN30

ネルフ本部

使徒『……』ゴゴゴッ

冬月「第6の使徒か」

ゲンドウ「……」

ミサト「シンジくん、行けるわね?」

シンジ『はい』

ミサト「よし。初号機、リフトオフ!!」

使徒『……』ゴォォォ

マヤ「使徒内部に高エネルギー反応!!」

ミサト「なんですって!?」

リツコ「まさか、エヴァが出てくるところを狙って……!?」

使徒『……』ラ〜

ミサト「シンジくん!!避けて!!」

シンジ『え?』

使徒『……』ピカッ!!

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:26:39.38 ID:zJ/KVPN30

使徒『……』ビームッ

シンジ『うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!あぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ミサト「防護壁、展開して!!」

日向「防護壁、融解!!」

ミサト「ダメか。A.T.フィールドは?」

マヤ「辛うじて展開しています」

シンジ『いやだぁぁ!!!ミサトさん!!!もういやだぁぁぁ!!!!降ろして!!降ろしてよぉぉぉ!!!!』

ミサト「……っ」

青葉「パイロットの生命維持に異常発生!!」

シンジ『綾波ぃぃぃ!!!!まだ触り足りないのにぃ!!!!もっと色んな方法をためしてみたいのにぃぃぃ!!!!』

レイ「……」

ミサト「ちっ。仕方ない。作戦中止!!初号機とパイロットの回収を最優先!!」

日向「はい!!」

シンジ『うわぁぁぁぁぁぁ!!!!』

レイ「……」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:32:01.31 ID:zJ/KVPN30

病室

シンジ「はっ?!……また、知らない天井だ」

レイ「……」

シンジ「……」モミモミ

レイ「……おはよう」

シンジ「知ってる胸だ……」モミモミ

レイ「すぐに作戦が始まるわ」

シンジ「またあれに乗らなきゃいけないの……?」モミモミ

レイ「ええ」

シンジ「もういやだよ……。ここでこうして綾波の胸を揉んでるもうがいいよ……」モミモミ

レイ「なら、そうすれば?」

シンジ「そうすればって……」モミモミ

レイ「初号機には私が乗るから」

シンジ「ここで僕が揉んでいる限り、綾波だって初号機には乗れないよ」モミモミ

レイ(罠、だったのね)

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:40:27.14 ID:zJ/KVPN30

シンジ「……」モミモミ

レイ「離して」

シンジ「嫌だよ。綾波がそうしてればいいって言ったじゃないか」

レイ「……」

シンジ「僕はもう決めたんだ。ここで綾波と心中するって」

レイ「は、なして……」ググッ

シンジ「いつでも触ってもいいって言ったじゃないか!!!」

レイ「……!?」ビクッ

シンジ「綾波がいいって言ったんだろ!!!じゃあ、触らせてよ!!揉ませてよ!!!心行くまで!!!」

レイ「で、でも、使徒の殲滅が最優先事項だから……」

シンジ「行くな、綾波!!」モミモミ

レイ「くっ……!!」

シンジ「綾波……」モミモミ

レイ「……碇くん、触るだけでいいの?」

シンジ「え……?」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:45:16.49 ID:zJ/KVPN30

レイ「初号機に乗るなら……」

シンジ「乗るなら……?」

レイ「先端部分を摘ませてあげても、いいわ……」

シンジ「つまんでいいの?」

レイ「ええ」

シンジ「……」スタスタ

レイ「碇くん……?」

シンジ「あの、碇シンジです。はい、ミサトさんに繋いでください」

ミサト『―――どうしたの?』

シンジ「乗ります。僕を初号機に乗せてください」

ミサト『シンジくん……。自分で決めたのね?」

シンジ「はい。僕は初号機パイロット、碇シンジですから。使徒を倒して世界を救います」

ミサト『ありがとう。嬉しいわ』

シンジ「当然じゃないですか」

レイ(よかった……。なんとか逃げられた……)

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:50:13.71 ID:zJ/KVPN30

ミサト「作戦概要は以上よ」

シンジ「目標をセンターにしてスイッチを押す……目標をセンターにしてスイッチ……」

レイ「私は何をすれば?」

ミサト「盾でシンジくんを守ってあげて」

レイ「…………はい」

ミサト「レイ?どうしたの?」

レイ「いえ。それが私の役目ならやります」

ミサト「お願いね」

シンジ「次の発射までの時間は考えないほうがいいんですか?」

マヤ「ええ。盾があるとはいえ、長くは持たないから」

シンジ「分かりました」

リツコ「シンジくん、まさか乗ることを選ぶなんてね」

ミサト「いやぁ、男の顔になったわぁ」

レイ「……」

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 18:54:51.47 ID:zJ/KVPN30

使徒『……』ラ〜

シンジ「……綾波はどうしてエヴァに乗るの?僕のも、揉みたいから?」

レイ「絆だから。私には他に何もないもの」

シンジ「そうなんだ」

レイ「あなたは死なないわ。私が守るもの」

シンジ「死ぬつもりなんてないよ」

レイ「……そう」

シンジ「でも、乗る前にいいかな?」

レイ「……」

シンジ「綾波……もしかして、いやなの?」

レイ「え?」

シンジ「……」モミモミ

レイ「分からないわ。ただ……」

シンジ「ただ?」

レイ「私は触られても、嬉しくないの」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:01:39.49 ID:zJ/KVPN30

シンジ「え……」

レイ「ごめんなさい」

シンジ「なら、僕のも触ってみる?」

レイ「どこを?」

シンジ「好きなところ触っていいよ?」

レイ「……」プニプニ

シンジ「あはは、くすぐったいよ、あやなみ……んっ……」

レイ「……」

シンジ「どう?僕のお腹、触ってみて嬉しかった?」

レイ「別に」

シンジ「そっか……。なら、僕の宝物に触ってみてよ。きっと価値観が変わると思うから」

レイ「宝物?どこにあるの?」

シンジ「お腹に触って、少しずつその手を下げていって……」

レイ「……」ムニッ

シンジ「そう、そこだよ、綾波。そこが僕の全てなんだ」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:05:52.41 ID:zJ/KVPN30

レイ「柔らかい……。何があるの?」

シンジ「秘密」

レイ「そう」

シンジ「使徒を殲滅できたら、教えてあげるよ」

レイ「……分かったわ」

ミサト『二人とも時間よ。エヴァに乗って』

シンジ「また、あとでね」

レイ「ええ」

ミサト『シンジくん。日本中の電力、貴方に預けるわ』

シンジ「はい」

レイ『……』

マヤ『エネルギー充填完了!!』

シンジ『目標をセンターに入れて……』

マヤ『使徒内部に高エネルギー反応!!!』

ミサト『まずいっ!!』

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:10:28.66 ID:zJ/KVPN30

使徒『……』ピカッ!

シンジ『くっ!!!』カチッ

レイ『……』

ドォォォン!!!!

マヤ『使徒、健在!』

ミサト『外れた!?次、急いで!!』

シンジ『早く……!!早く……!!』ガチャン

使徒『……』ゴォォォ

マヤ『再び、使徒に高エネルギー反応!!』

ミサト『レイ!!シンジくんを!!』

レイ『……』

ミサト『レイ!!早く!!!盾に!!』

使徒『……』ゴォォォ

レイ(この気持ちはなに?守らないといけない。私は初号機の盾にならないと。でも、体が拒んでいる。どうして……?)

ミサト『レイ!!なにしてるの?!』

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:18:04.76 ID:zJ/KVPN30

シンジ『綾波』

レイ『碇くん……』

シンジ『ごめん……』

レイ『え?』

シンジ『本当は分かってるよ。綾波は僕に消えて欲しいんでしょ?』

レイ『ち、違うわ』

シンジ『胸、何回も揉んだりしてごめん。綾波の胸、すごく柔らかかった』

レイ『……』

シンジ『離したくなかった。使徒と戦って死んだら、もう綾波に触れられないって思うと怖くて……』

レイ『そう』

シンジ『今まで、ありがとう』

レイ『……』

シンジ『でも、綾波。僕の秘密は永遠の謎になっちゃうね』

使徒『……』ピカッ!!

レイ『くっ……!!』ガキィィィン

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:23:55.11 ID:zJ/KVPN30

マヤ『エネルギー充填完了!!』

シンジ『くらえ!!』カチッ

ドォォォン!!!

ミサト『よっしゃぁ!!』

シンジ「―――綾波ぃ!!!」ダダダッ

シンジ「くぅぅ……!!」ガコンッ

レイ「い、かりくん……?」

シンジ「綾波?!大丈夫?!」モミモミモミモミモミ

レイ「ええ……」

シンジ「よかった……本当によかった……」モミモミモミモミモミ

レイ「どうして泣いてるの……?」

シンジ「だって……嬉しいから……」モミモミモミモミモミモミ

レイ「ごめんなさい。こういう時、どうしたらいいのかわからないの……」

シンジ「笑えばいいとおもうよ?」モミモミモミモミモミ

レイ「……」ニコッ

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:32:25.25 ID:zJ/KVPN30

シンジ『綾波、怪我はない?』モミモミモミ

レイ『ええ……』

シンジ『それじゃあ、いこっか。僕に捕まって』モミモミ

レイ『ありがとう。ところで、碇くんの秘密は?』

シンジ『言うのは簡単だけど、すぐに言ったら面白くないし、触って当ててみてよ』

レイ『……』ムギュッ

シンジ『んっ……どう?』

レイ『……柔らかい……』ムニッムニッ

シンジ『でも、すぐにかたく―――』

ピッ

ゲンドウ「シンジ……」

冬月「先の戦闘後に行われた二人の会話だ」

ゲンドウ「覚醒は近いな」

冬月「碇、早速ゼーレが手を回したぞ。やはり感付かれたようだな。いつの間にか2名のパイロットの補充が決まった」

ゲンドウ「ああ、分かっている。だが、問題はない。あの二人が何をしようが、シンジはレイから離れはしない」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/25(日) 19:39:01.25 ID:zJ/KVPN30

数日後

ミサト「……」

レイ「……」

シンジ「ミサトさん、誰が来るんですか?」モミモミ

ミサト「レイ?いやじゃないの?」

レイ「外では嫌です」

ミサト「なら……」

レイ「もう、碇くんの好きにさせます」

ミサト「……レイがそういうなら」

シンジ「綾波……」モミモミ

レイ「碇くん……」

ミサト「最近の中学生は進んでるわね……」

アスカ「ちょっと、どきなさいよ。邪魔よ!!なに公衆の面前で乳繰り合ってるのよ!!!」

ミサト「アスカー、ひっさぶりー」

アスカ「ミサト!!あんたがいるってことは……もしかして……」



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