シンジ「これから毎日5秒間だけアスカを抱きしめることにした」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:ハルヒ「ライ麦畑で掴まえて」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:08:37.78 ID:8jgPZmx50

アスカ「はぁ?」

シンジ「そういうことにしたから」

アスカ「何勝手に決めてんのよ。ダメに決まってるでしょ」

シンジ「そっか」

アスカ「ったく、んじゃ私お風呂入ってくるから」 クル スタスタ

シンジ「・・・」


ガバッ


シンジ「いーち!にーい!さーん!」

アスカ「おらぁ!」 ドゴォ

シンジ「ぐふっ」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:13:15.66 ID:8jgPZmx50

シンジ「横っ腹にエルボー食らった横っ腹にエルボー食らった」 じたばた

アスカ「ダメって言ったわよね」

シンジ「聞こえてたよ」

アスカ「女の子を後ろから羽交い絞めなんて卑劣漢のすることよ」

シンジ「前からさせてくれないんだもん」

アスカ「それでなんで即奇襲になるのよ思考が怖いわよ」

シンジ「あれだけお願いしてダメだったら奇襲しか無いかなって」

アスカ「お願いされた記憶が無いんだけど」

シンジ「今だ!」 バッ


アスカ「今じゃない」 ドゴォ

シンジ「おうふっ」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:19:09.88 ID:8jgPZmx50

アスカ「あんたバカァ?」

シンジ「出た、アンタバカァ。アスカらしくなってきた」

アスカ「アンタらしさはどこへいったの」

シンジ「これがありのままの僕さ。アスカを抱きしめたくて必死さ」

アスカ「超キモい」

シンジ「おかしい落ちない」

アスカ「そんな安くないわよ」

シンジ「シュミレーションじゃ完璧なのに」

アスカ「本部に欠陥があるんじゃないの?」

シンジ「」 バッ


アスカ「無言で来てもダメ」 ドゴォ

シンジ「ぬふぅっ」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:25:07.37 ID:8jgPZmx50

シンジ「僕はエバンゲリオン初号機パイロット碇シンジです!!」

アスカ「知ってるわよ」

シンジ「アスカに近づけないよ!どうなってるんだよ父さん!」

アスカ「なんでもお父さんのせいにしていいわけじゃないから」

シンジ「アスカが父さんのことをお義父さんって呼んだ!」

アスカ「呼んでない」

シンジ「話がぜんぜん進まないよ!」ダン

アスカ「賃貸よ。床ドンしないで」

シンジ「早くしないと今日が終わっちゃうよ!」

アスカ「日付変わるまでにお風呂入っちゃいたいんだけど」

シンジ「いい加減デレろよ!」


アスカ「むかついた」 ドゴォ

シンジ「ぬわー」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:29:29.11 ID:8jgPZmx50

シンジ「たったの5秒だよ?」

アスカ「アンタ5秒ウンコを口に含んでくださいって言われたら快諾するの?」

シンジ「アスカのウンコ・・・!」 じゅるり

アスカ「アンタ5秒ゴキブリを口に含んでくださいって言われたら快諾するの?」

シンジ「アスカのゴキブリ・・・!」 じゅるり

アスカ「飼ってないわよ失礼ね」

シンジ「そこは頬を膨らませてプイと顔を背けながら失礼しちゃうわって言わなきゃ!」

アスカ「しない」

シンジ「失礼しちゃうわ」 裏声


アスカ「誰の真似だ」 ドゴォ

シンジ「えふうっ」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:34:51.53 ID:8jgPZmx50

シンジ「ば///バカシンジ!///何言ってるの!殺すわよ!///」

ドゴォ

シンジ「ぐふ・・・あ///あんたバカァ!?///そんなこと、だっダメに決まってるじゃないの!///」

ドゴォ

シンジ「ごふ・・・で、でも、バカシンジがどうしてもって言うなら///」

ドゴォ



アスカ「言わないから」

シンジ「うぐぐ・・・・・・い、言わなくていいんだよ!」 ドンッ

アスカ「次床ドンしたらあんたが下に謝りに行きなさいよ」

シンジ「そんな簡単にデレさせりゃいいてもんじゃないんだよ!!」

シンジ「アスカはもっと淡々としてるっていうか、抑揚がないっていうか・・・」

シンジ「ぼ」


アスカ「棒じゃない」 ドゴォ

シンジ「あうふぅっ」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:43:23.39 ID:8jgPZmx50

シンジ「デレるまでの行程が楽しいのにすぐデレさせてさ!!」

アスカ「デレないわよ。無から無への行程しかないわ」

シンジ「なんでアスカが僕を好きになってる前提で話を進めたいんだよ!」

シンジ「このアスカは僕のこと大嫌いなんだ!」

アスカ「そのとおりよ。勝手に女が男に惚れてる前提で話をしたがる奴は童貞の傾向が高いわ」

シンジ「このアスカは頬を紅潮させたことは今まで一度もないんだ!」

アスカ「これからもないわよ」

シンジ「女の子を落とすって大変なんだよ!」

アスカ「なんの脈略もなく肌を合わせようとする奴には一生無理ね」


シンジ「言い過ぎだよアスカ」

アスカ「アンタのことよ」

シンジ「言い過ぎだよ」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:47:45.95 ID:8jgPZmx50

シンジ「じゃあ手から始めよう。しょうがない。手で5秒ね」

アスカ「手から始めないしどこからも始まらないわよ」

シンジ「?もしかして好きな男女が手をつないだら赤ちゃんが出来ると思ってるタイプ?」

アスカ「1つずつ訂正してあげるわ」

アスカ「アンタと私は好き同士じゃない」

アスカ「そして私は妊娠の仕方ぐらい知ってる」

シンジ「」 スッ


アスカ「手に触んな」 ドゴォ

シンジ「うっぷすっ」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:53:04.35 ID:8jgPZmx50

シンジ「そっかーそうだったかー」

アスカ「納得してくれたみたいね」

シンジ「赤ちゃんの作り方知ってたかー」

アスカ「失言だったわ」

シンジ「はぁー。なんかショックだよ僕」

アスカ「なんだか以外ね」

シンジ「コウノトリが運んでくると思ってて欲しかったなー」

アスカ「シンジ、女なんて男より2年は早く性の知識を得るものなのよ」

シンジ「つまりアスカは僕より2年分性の知識が豊富ってことか」

シンジ「ははは!最高に楽しくなってきたよ!」


アスカ「そんな偏った知識は持ち合わせてない」 ドゴォ

シンジ「えへぇっ」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 10:58:37.14 ID:8jgPZmx50

シンジ「もうそろそろみぞおちが限界」

アスカ「いい傾向ね。私も前蹴りが疲れてきたわ」

シンジ「ふふふ。実はそれを狙ってたんだよ」

アスカ「卑劣漢」

シンジ「若干荒くなってるアスカの息遣いがたまらないよ」

アスカ「変質者」

シンジ「そこは変態って罵らなきゃだめだろ!やりなおし!」



アスカ「

シンジ「キャッチ!!!」


アスカ「ぐーぱんよ」 ドゴォ

シンジ「へぶらっ」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:02:52.87 ID:8jgPZmx50

シンジ「なんだよ!なんなんだよ!蹴られ損だよ!」

アスカ「前蹴り疲れたのよ」

シンジ「なんだよぐーぱんって!興奮しちゃうじゃないか!」

アスカ「お気に召さないでくれる?」

シンジ「あ、舌を本気で伸ばしたら殴られたところ舐めれないかな」

アスカ「予兆を確認次第制裁を下すわ」

シンジ「・・・」

アスカ「・・・」


シンジ「・・・・・・」 チロッ


アスカ「あうと」 ドゴォ

シンジ「キャッチ!!!」 ガシッ

アスカ「!?」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:06:54.49 ID:8jgPZmx50

シンジ「若干間合いを取っておいて正解だった」 ぐぐぐ

アスカ「離しなさいよ。足上げてるの辛いんだから」 ぐぐぐ

シンジ「さぁてどうしてやろうか」

アスカ「どうって、5秒数えるんでしょ。やりなさいよ。早く。カウント」

シンジ「・・・・・・コチョコチョコチョコチョ」

アスカ「〜〜ッ!〜〜〜〜〜〜ッ!」 ジタバタジタバタ


バッ


アスカ「おらあ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああ!!!!」 ドゴォ

シンジ「きょういちっ」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:09:28.47 ID:8jgPZmx50

アスカ「」 ドゴォ ドゴォ ドゴォ

シンジ「ちょっごめっちがっちがうっくてっちょ・・・」

アスカ「」 フゥー フゥー フゥー

シンジ「・・・お、怒ったアスカも」

アスカ「」 ドゴォ

シンジ「言わせてっ」

アスカ「」 フゥー フゥー フゥー

シンジ「あの、しゃ、釈明をさせてもらえるとですね、その」



アスカ「」 ドゴォ

シンジ「いわせでっ」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:14:54.19 ID:8jgPZmx50

シンジ「あのさ、これは男の本能の問題なんだ」

シンジ「己から身を委ねて『さぁやれ』って言われると萎えちゃうものなんだよ」

シンジ「だから、つい別のことやりたくなっちゃったって言うか、こしょばしたくなりました」

アスカ「主張の理解はしたわ。納得はしないけど」

シンジ「やった!僕の想いはいつかアスカに届くことが証明されたね!」

アスカ「アンタって存在が私を不快にしかさせないことを理解したわ」

シンジ「わざわざ辛辣な言い方をして予防線をはらなくてもいいじゃないか」


アスカ「」 ドゴォ

シンジ「なんかいってっ」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:18:35.65 ID:8jgPZmx50

アスカ「もう罵る言葉も出ない」

シンジ「ネタが切れたんだね」

シンジ「じゃあそろそろ僕にすべてを委ねてもいいんじゃないかな!」

アスカ「・・・アンタ私のすべてを受け止められんの?」

シンジ「ううん、無理。肉体なら全部いけるけど背負ってる重い過去とかトラウマは無理」

シンジ「でも肉体だけなら全部いけるよ!内臓も余裕!老廃物はごちそう!」


アスカ「勝手に高尚なモノにしないで」 ドゴォ

シンジ「うばひゃっ」


シンジ「今だ!」 ガバッ

66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:24:15.48 ID:8jgPZmx50

シンジ「とった!いーち!にーい!さーん!」

アスカ「」 じたばたがすがす

シンジ「あはははは!背中をいくら叩かれようと痛くないのさ!いててっ!効いてないよ!」

アスカ「カウントやめてんじゃないわよ」 じたばた

シンジ「はぁーアスカ可愛い5秒じゃ足りないよコレー」 スンスン

アスカ「離したら覚えてなさいよ」

シンジ「抵抗を諦めた!勝った!勝ったよ!父さん!」

アスカ「都合のいい時だけ呼んでんじゃないわよ」

シンジ「は、離しなさいよ!バカシンジ///」

アスカ「言ってない」

シンジ「どうしようアスカ」



シンジ「こっからどうしたら良いかわかんない!」 カクカクカクカク

アスカ「体の方はわかってるから。それヤメて」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:29:07.30 ID:8jgPZmx50

シンジ「あ、それ僕が言いたい!体の方は正直だよって言いたい!」

アスカ「私の体も正直にアンタを拒絶してるからわよ」

シンジ「はぁーミサトさん一瞬だけ帰ってこないかなー誤解してくれないかなー」 なでなで

アスカ「この状況が誤ってるという認識はあるのね」

シンジ「人間の本来の姿はもっと汚いものなんだよ、アスカ」 スンスン

アスカ「私はすべての人間はこんな薄汚い欲望の塊だなんて思わないけど」

シンジ「アスカ・・・」



シンジ「そろそろ感じてきた?」

アスカ「アンタのそれは愛撫じゃないからちっとも気持ちよくならないわよ?」

73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:32:41.44 ID:8jgPZmx50

シンジ「おっぱい触りたい!」

アスカ「必ず殺すわ。必殺よ」

シンジ「でも抱きしめるのをやめたらアスカが遠くへ行ってしまいそうで怖いんだ」

アスカ「台所に一目散に走るつもりよ」

シンジ「アスカの熱い視線が突き刺さる」

アスカ「冷たいものを突き立てるわ」

シンジ「ほうら僕の熱いものがアスカに突き立てられてるようへへ」



アスカ「・・・なにも感じないけど」

シンジ「」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:36:10.83 ID:8jgPZmx50

シンジ「違うよアスカ」

アスカ「別に弁明しなくていいわよ。アンタのサイズに興味ないし、今後知る予定もない」

シンジ「誤解だよアスカ」

アスカ「真実を知る必要なんてないの。人間なんてちっぽけなモノなのよ」

シンジ「隠喩はやめてよアスカ」

アスカ「人間とはなんて儚いのかしら」


シンジ「緊張して勃たないんだよ!」

アスカ「聞いてるこっちが情けなくなる事実白状しないでくれる?」

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:39:17.76 ID:8jgPZmx50

シンジ「好きな女の子に小さいと思われる訳にはいかないんだよ!」

アスカ「嫌いな奴のアレの大きさなんてどうであろうが嫌悪するのが女ってものよ」

シンジ「こんなはずじゃなかった」

アスカ「でしょうね」

シンジ「アスカ、もし良かったらさ」



シンジ「手を5秒つなぐとこからやり直してもいいかな」

アスカ「・・・しょうがないわね、バカシンジ」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:42:03.95 ID:8jgPZmx50

シンジ「それじゃ、離すよ」

アスカ「別に、いちいち確認しなくていいわよ」

シンジ「なんだか、この手を離したらアスカが遠くへ行っちゃいそうなんだ」

アスカ「さっき聞いたわよそれ」

シンジ「アスカ」

シンジ「大好きだよ」 スッ





アスカ「」ダダダダダッ

シンジ「一目散に包丁を取りに行くなんてさすがだよアスカ!」 ダッ

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:44:59.61 ID:8jgPZmx50

        \  綾波の家に泊まらせてもらうよ   /
          \ また明日学校でね!アスカ  /
     ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___
     ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::
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     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|
    //    し'  / /\   ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/24(土) 11:45:31.47 ID:8jgPZmx50

おわり



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