1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/04(日) 20:43:02.89 ID:JO5++4eW0
アスカ「あんたどうすんの」
シンジ「どうするもこうするもいつも勝手に僕の部屋入ってくるじゃないか」
アスカ「そういうこと聞いてんじゃないの」
シンジ「どうしろっていうの?」
アスカ「自分で考えなさいよ」
シンジ「・・・ちょっとずれてスペースあけるかな」
アスカ「それで?」
シンジ「それでって、それ以上なにもすることなんて」
アスカ「・・・じゃあもしファーストが怖い夢見て眠れないって言ってきたら」
シンジ「すぐ綾波の家いって抱きしめる」
アスカ「正直想定内よそんなの。わかってんだから、あんたがファーストをひいきしてわたしのリアクション楽しもうとしてることくらい」
シンジ「なに言ってるのさ。アスカが言い出したことに答えただけなのに」
アスカ「ふんっだ!!実際にわたしが怖い夢見たって言ったらなんだかんだで可愛いと思うくせに!」
シンジ「可愛いって言って欲しいの?」
アスカ「誰がそんなこと言ったのよ!!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 20:53:43.74 ID:JO5++4eW0
アスカ「実際にファーストのこと抱きしめるなんてできないくせに!」
シンジ「できるよ」
アスカ「嘘ばっかり!あんたみたいなヘタレができるはずないわ!強がっちゃってさ!」
シンジ「なら明日学校で綾波と抱き合ってるとこ見せてあげるよ」
アスカ「別にそれはいいです!!見たってなんてことないけど!」
シンジ「何言ってるの?」
アスカ「うるさい!!おとなしくしてなさいよ!!」
シンジ「アスカが騒いでるんだろ」
アスカ「はいはいいっつもわたしが悪者なんですよー」
シンジ「・・・」
アスカ「ファーストばっかりえこひいきして・・・なによあんな女」
シンジ「・・・」
アスカ「聞いてんの?」
シンジ「・・・」
アスカ「ちょ、ちょっと!勝手に寝たんじゃないでしょうね!」ユサユサ
シンジ「アスカが静かにしてろって言ったんだろ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 21:01:30.05 ID:JO5++4eW0
アスカ「だからって極端すぎんのよあんたは!いっつもいっつもそうやって」
シンジ「怖い夢見たんだったらミサトさんのとこいってよ・・・」
アスカ「いやよ!酒臭いし汚いし、あんなところで寝ろっていうの!?」
シンジ「怖い夢見たことは否定しないんだね」
アスカ「〜〜〜っ!!」
アスカ「このっ!先に寝たら絶対許さないから!」バシバシ
シンジ「痛いよ!!!!!!つまみ出すぞ!!!!!!」
アスカ「っ!」ビクッ
アスカ「きゅっ、急に大きい声ださないでよ!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 21:07:43.59 ID:JO5++4eW0
アスカ「結局つまみ出されてしまった・・・仕方ないからペンペンと寝よう」
アスカ「こっち来なさいペンペン」
ペンペン「断る」
アスカ「なによもう!!!」
終わり
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/11/04(日) 21:53:25.14 ID:JO5++4eW0
甘い顔を見せるからいけないんだ!叩きだせ!
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 21:15:56.31 ID:SyUGjY7G0
>>8
シンジ「……じゃあ叩かないでよ」
アスカ「分かったわよ叩かない」
シンジ「どうしてもここで寝るの?」
アスカ「む。さっきからそう言ってんでしょ、あんたバカ?」
シンジ「はぁ……いいよ、じゃあとにかく寝よう。だからもう騒がないでよ」
アスカ「先に寝たら起こすから」
シンジ「……」ジーッ
アスカ「な、なによ。じっと見て」
シンジ「アスカが寝るの待ってるんだけど」
アスカ「……そんなに見られたら寝づらい」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 21:24:49.74 ID:SyUGjY7G0
シンジ「我がままだなぁ」
アスカ「ワガママじゃないわよ! 観察されてたら落ち着かなくて当たり前じゃない!!」
シンジ「なら僕の部屋から出てけばいいだろ! もう……さっきからぐるぐる繰り返しじゃないか」
アスカ「…………ファーストだったら」
シンジ「え?」
アスカ「ファーストなら抱きしめるわけ?」
シンジ「だって……綾波が怖くて寝れないなんて、よっぽどじゃないか」
アスカ「私だってそんなことよっぽどよ」
シンジ「そっかなー。アスカって意外と子供っぽ、イテッ」
アスカ「……」バシバシ!
シンジ「イタ、イタイって! 叩かないってさっき言ったのにっ」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 21:51:39.46 ID:SyUGjY7G0
アスカ「よっぽどなの! 本人が言ってるんだから」
シンジ「はいはい」
アスカ「ハイはいっかいー」
シンジ「アスカ……今日はいつにも増して絡むね。結局どうしたいの?」
アスカ「……」
シンジ「?」
アスカ「別にね。あんたがファーストと仲良しなのはどーでもいいの。ホント」
シンジ「うん」
アスカ「ホントだからね? 口先だけじゃないんだから」
シンジ「知ってるって。なんだよ、もう」
アスカ「念押しよ。で、それはどーでもよくても、態度が露骨に違うとやっぱりムカつくじゃない」
シンジ「……なんか矛盾してるような……」
アスカ「してない!」
シンジ「うーん」
アスカ「とにかく、今の話であんたの取るべき行動が分かったでしょ?」
30 名前:芋場圏外になったった[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:07:49.78 ID:QHr8MXI60
シンジ「え?」
アスカ「バカシンジ……なんで分かんないのよ」イライラ
シンジ「なんでって……イラつくくらいならはっきり言ってくれればいいのに」
アスカ「さっき、ファーストが怖い夢見て寝れなかったらどうするって言ったっけ?」
シンジ「綾波を抱きしめる」
アスカ「『家行って』までね。そこまでするって言ったのよ」
シンジ「細かいなぁ」
アスカ「ふん」
シンジ「…………それと同じ事しろって言うの?」
アスカ「さあ? あんたが自分で考えなさいよ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:09:14.40 ID:QHr8MXI60
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「したらしたで絶対怒るくせに」
アスカ「絶対かどうか、試しもしないくせに」
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「アスカが、『怖い夢見たから寝るまで抱きしめてて』って言ったらする」
アスカ「んな!?」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:19:45.71 ID:QHr8MXI60
シンジ「いいだろそれくらい。言ってまで、って思うならその程度だってことじゃないか」
アスカ「な、な、生意気ぃ!! シンジのくせに、バカシンジのくせにっっ!」バシバシ!
シンジ「イタいって! 次叩いたら部屋から追い出すよ、本気で!」
アスカ「……っ。ファーストとはやっぱり態度全然違うじゃない。あいつには自分で行ってするって」
シンジ「そんなの……アスカと綾波の態度だってまるっきり違うだろ」
アスカ「やだやだ、男ってすぐ女に『可愛い』を求めるわよね」
シンジ「男らしくないだのなんだの、いっつも言ってくるのはアスカじゃないか」
アスカ「あ〜、もうっ、ああ言えばこう言う!」
シンジ「それはこっちの台詞だよ! なんなんだよ、ただケンカするだけなら出てってよ!」
アスカ「……」
シンジ「……」
アスカ「………………して」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:23:57.76 ID:QHr8MXI60
シンジ「へ?」
アスカ「へ、じゃないわよ……なにキョトンとしてんの。あ、あんたが言えって」
シンジ「い、いや、あの。よく聞こえなくて」
アスカ「知らないわよ! 言ったんだから言ったの」
シンジ「も……もう一回だけ」
アスカ「……」
シンジ「ねえ。アスカ」
アスカ「………………ダキシメテヨ」
シンジ「!」ゾクゾク
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:33:06.75 ID:QHr8MXI60
シンジ「ア、アスカ、もう一回……もう一回だけ!」
アスカ「なんでよっ! 今度こそきちんと言ったのに!!」
シンジ「……」ドキドキ
アスカ「そうやってからかってバカにして……あ、あんたなんか」
シンジ「アスカ」
アスカ「ヤ、触んないでっ」
ギュッ
アスカ「ひゃ!?」
ギュゥゥ
アスカ「ふぁ……」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:40:58.07 ID:QHr8MXI60
シンジ「アスカ……ねえ。もっと可愛いこと言ってみてよ」
アスカ「……もう抱きしめられてるから言わない……すけべ」
シンジ「お願いだから」
アスカ「バカシンジ」
シンジ「アスカぁ」
アスカ「…………モットギュッテシテ」
シンジ「……」ドキドキ
ギュッ
アスカ「ん」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:56:09.30 ID:QHr8MXI60
ギュゥゥ
アスカ「は、ぁ……しんじぃ」
シンジ「ゴクッ」
アスカ「ン……」
シンジ「こ……これで眠れそう?」
アスカ「……怖い夢、見たのよ。私が怖いんだからよっぽどなの」
シンジ「う、うん」
アスカ「だからもっと、安心して眠れるように慰めて」
シンジ「抱きしめてるだけじゃダメなの?」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 22:57:49.51 ID:QHr8MXI60
アスカ「………………ナデナデッテシテ」
シンジ「……」
ナデナデ
アスカ「ぅん、ん」
シンジ「寝れそう?」
アスカ「まだダメ。『可愛い』って言って。ウソなら言わないで」
シンジ「……かわいい」
アスカ「一回じゃ足りないわよ」
シンジ「それって仕返し?」
アスカ「……」
シンジ「かわいい。凄くかわいい」
アスカ「……」ギュゥ
シンジ「アスカ。眠れそう?」
アスカ「眠れない。キスして」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 23:11:17.53 ID:QHr8MXI60
シンジ「……!?」
アスカ「……」プイ
シンジ「キ、キ、キスはちょっと……さすがにマズいよ」
アスカ「ま、前だってしたことあるじゃない」
シンジ「あの時とは……だって、状況が」
アスカ「……」
シンジ「ね?」
アスカ「……すごく可愛いって思う女の子をベッドで抱きしめてて、キスひとつしないわけ?」
シンジ「だからその状況がマズいんだって!」
アスカ「どうマズイのよ」
シンジ「どうって。分かるだろ、そのくらい」
アスカ「ちゃんと言わないと分かんないわ」
シンジ「アスカぁ……」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 23:19:44.66 ID:QHr8MXI60
シンジ「勘弁してよ……」
アスカ「イヤ。私は言葉にしてるのに、あんただけ逃げるなんて許さないんだから」
シンジ「う……」
アスカ「シンジ。キスして」
シンジ「!」ゾク
アスカ「抱きしめて。撫でて、可愛がって。私を見て」
シンジ「ア、アス……」
アスカ「キスして」
シンジ「!!」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 23:26:22.99 ID:QHr8MXI60
シンジ「あ、こ、このまますると、あ、後戻りできなくなりそうで」ドキドキドキ
アスカ「戻らなくていいじゃない」
シンジ「……怖い夢って……ホントにみ、見たの?」ドキドキ
アスカ「見たわよ。シンジが私に、『大嫌い』って」
ギュゥ
アスカ「ぁっ……ン」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 23:38:53.96 ID:QHr8MXI60
アスカ「ンン、ふぁ! んっぁ、ぁぁっん」
シンジ「はぁ、ン、アスカ、はっンむ、アスカっ」
チュッ チュッチュゥ チュパッチュプチュパッ
シンジ「アスカ、んぁ、は……っ!」
アスカ「んんン、ぁっ、ン〜〜〜〜〜!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/11/04(日) 23:42:42.33 ID:QHr8MXI60
レロ…ッ
アスカ「ンッ」ビク!
ツププ レロッチュッ
アスカ「ハァ、ん、ぁっ、ンむ、ンンン♥」