1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 15:53:41.35 ID:v1CJCiNR0
「・・・・」
「・・・・て!」
「・・・遅刻するわよ!」
「・・・・ん」
おねえちゃんの声で目が覚めました。
朝が苦手な私をいつも起こしてくれます。
「時間ないからさっさと準備!本当に遅刻するわよ?」
「ん〜・・・」
・・・チラッ
・・・ガバッ!
時計を見た私は跳ね起きました。
口に朝ご飯を無理やり押し込んで急いで着替えてバッグ持って・・・
「いってきま〜す」
高校を卒業して数ヶ月。
私は料理の免許をとりたいので料理の専門学校に入学しました。
途中の駅でおねえちゃんと分かれて私は自分の大学へ向かいます。
今日最初の受講が終わって休憩の時間の時のことです・・・
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 15:56:37.68 ID:v1CJCiNR0
「お、つかさちゃんだwww」
「マジだwwwちょっと話しかけてみようよwww」
また、いつもの人たちだ。
席についている私の周りを三人の人たちが囲みました。
「つかさちゃ〜んww今日は肩パンしない?wwwじゃんけんで勝ったら負けた方の肩ぶん殴るのww」
「だめだよつかさちゃん弱いからwww」
耳にやたら派手なピアスをつけている少し不良っぽい人。
なんでこの大学に入学したの・・・?
「ねぇなんとかいってよww」
「・・・えっと・・・」
「えっと・・・じゃなくてww勝手に始めるよ?出さなきゃ負けよ、じゃんけんポンww出さなかったから私の勝ち〜ww」
ガンッ
肩を殴られて椅子から転げ落ちました。
大学生とは思えない・・・いくら私でも常識ぐらいは分かります。
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 15:59:21.94 ID:v1CJCiNR0
「・・・やめて・・・」
「え?そういうゲームなんだけど?じゃんけんで勝てば私ぶん殴れるからいいじゃん」
「私はやらないよ・・・」
「声小さくて聞こえねえなぁwwはい、出さなきゃ負けよじゃんけんぽん!いい加減だせよww殴られっぱなしでいいの?wwww」
ガンッ
ゴッ
バキッ
・・・
何回殴られたでしょうか。
動かすだけで肩が痛いです。
私が何をしたっていうの?
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:05:19.51 ID:v1CJCiNR0
二回目の受講が終わって休憩時間・・・
「ねぇさっきの続きやろうよww」
「今度は腹パンでよくね?」
「お、賛成」
私は口からもどしたものの上で腹を抱えてひたすら苦痛に耐えていました。
いつからだろう、私がいじめられたのは。
きっかけはなんだったっけ?
考えている余裕もありません。
なぜ誰も助けてくれないのでしょう。
気づいていない訳がない。
倒れてる私に誰も声をかけません。
というか大学に入学してまともな会話すら誰にもしたことがない。
仲間外れです。
友達は一人もいません。
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:08:46.15 ID:v1CJCiNR0
・・・・・・・・・・
目を開けたら蛍光灯のまぶしい光が目に入ってきました。
「ん、気づきましたか。」
保健室です。
「ぁ・・・はい」
肩とお腹がまだ痛いです。
「大丈夫ですか?」
「・・・はい」
全然大丈夫ではありませんが・・・
「今日はもう早退したほうがいいと思いますがどうします?」
「いいです。」
「そうですか・・・無理しないでくださいね。」
「はい。」
早退したって変わらないことは目に見えてます。
体を起こして保健室のドアを開けました。
「ありがとうございました。」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:14:34.56 ID:v1CJCiNR0
・・・・・・・・・・
「ごめんね〜つかさちゃん、ちょっとやりすぎちゃったわwww」
「・・・」
「ねぇ謝ってるんだから反応ぐらいしてほしいな〜」
「・・・ぃで・・・」
「聞こえないな〜普段から思ってたんだけどもっとハキハキ喋っ」
「もう私に関わんないで!!!」
バタン!!
教室をでました。
誰も助けてくれない、いや助けられない。
先生も何もしてくれない。
限界です。
黙って学校をでて、家に帰りました。
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:21:28.64 ID:v1CJCiNR0
「・・・」
黙って玄関のドアを開けて家の中に入りました。
「あれ?つかさ?学校はどうしたの?」
お母さんを無視して自分の部屋に入ってベットに飛び込んで布団をかぶってひたすら泣きました。
そのうちに寝てしまいまs
「・・さ・・・つかさ・・・」
この声は・・・おねえちゃん。
「ん・・・」
「学校から電話あったけど・・・・なんで相談してくれなかったの・・・?」
目をあけると泣いているおねえちゃんの顔がそこにありました。
「・・・」
「ねぇつかさ・・・」
「・・・」
おねえちゃんには知られたくなかったな・・・
「・・・もう明日から学校いっちゃだめよ」
「なんで?」
「あたりまえでしょ?あんなところいったらだめ」
「・・・」
「いい?」
「・・・うん」
「・・・・ご飯できたから早く降りてね」
「・・・うん」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:30:43.55 ID:v1CJCiNR0
これからどうしよう
もうがっこういきたくない
かといっていえにずっといるわけにはいかない
おねえちゃんはいっちゃだめっていってるけどやっぱりいかないとだめだよね
結局、今日はご飯をたべませんでした。
・・・・・・・・・・・
ジリリリリリ……チン…
よく寝たからでしょうか?
ひさびさにひとりで起きれました。
・・・・・・きょうもがっこうにいこう
おねえちゃんにみつかると止められそうなのでこっそり家をでました。
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:39:28.87 ID:v1CJCiNR0
「つかさちゃんーなんで昨日いきなり帰っちゃったのぉ〜?」
「そうそう、ちゃんと関わってほしくない理由をいってほしいな〜」
「・・・」
「まただんまり?」
「・・・」
「なめた態度とってるとまた凹すよ?」
「・・・あなたたちが嫌いだから」
「いや、知ってるしwwww」
「いや〜正直でよろしいww」
はやくきえてほしい
「wwww」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:46:49.83 ID:v1CJCiNR0
「wwww・・・死ねよお前」
「うん。いい加減死んだ方がいいよきもいから」
しぬ・・・そうかしねばいいのか
「ねえ。死ねって。早く。」
「しーね!しーね!しーね!」
しねばこのくるしみからかいほうされるんだね
「しーね!しーね!しーね!」
し に た い
「せっかくだしここで半殺ししてあげるよww」
あ
ああ
いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい
いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたい
いたいいたいいたいいタいいたイイ タ い イ
t
ヤメテ
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 16:58:01.00 ID:v1CJCiNR0
・・・・・・・・・・
またほけんしつだ・・・
「・・・やはり学校を休むのをおすすめしm」
「大丈夫です。ありがとうございました」
わたしはといれにいきました
ようをたしたあと、せんめんじょのかがみをみてみます
「・・・」
くちびるがはれて、むらさきいろをしています
あざもたくさんあります
いたい
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 17:04:36.48 ID:v1CJCiNR0
「ただいま」
「おかえり・・・っ!ちょっと!」
おかあさんがおどろいたかおでみてきます
「どうしたの!?なにがあったの!?話しなさい!」
しゃべるとくちびるにひびくからいやだ・・・
「またやられちゃった。でも大丈夫だよ。心配しなくていいよ」
「ちょ・・・なに言ってるの待ちなさい!」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 17:09:52.68 ID:v1CJCiNR0
「・・・さ!つかさ!」
まただ
「なんでぇ!なんで学校にいったのよぉ!!!」
きのうよりもはげしいなきがおのおねえちゃんにおこされました
「つかさ・・・もう私・・・もう・・・」
「お姉ちゃんは悪くないよ何も心配しなくていいよ」
「っ」
おねえちゃんにだきしめられました
「つかさあああああああああああ!」
「・・・」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 17:15:59.79 ID:v1CJCiNR0
ジリリリリリ……チン……
さあ
き ょ ウ も ガ っ こ ウ ニ い こ ウ
f i n
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/24(月) 17:16:33.57 ID:v1CJCiNR0
人あんまりいないみたいだし適当にfin