1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 21:04:26.24 ID:jsLnHgOmO
シンジ「テストですか?」
ミサト「んーん、そんな難しく考えなくていいから」
アスカ「なんでこいつまでいるのよ」
カヲル「ふふ、よろしくシンジくん」
レイ「・・・」
ミサト「パッと思いついた答えをそのフリップに書いてちょーだい。じゃあいくわよ」
ミサト「あなたが歩いていると少し先にフェンスがありました。そのフェンスの高さは?」
アスカ「なにそれ。その質問に」
ミサト「いーから黙って書く」
レイ「・・・」キュッキュッ
ミサト「はい、みんな書いた?じゃあせーので見せて。せーの」
シンジ『2mくらい』
レイ『自分の身長くらい』
カヲル『1m』
アスカ『10m』
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 21:12:15.32 ID:jsLnHgOmO
ミサト「へぇ〜なるほど」
シンジ「なにか意味があるんですか?」
ミサト「この質問はね、プライドの高さがわかるのよ」
シンジ「へぇ・・・」
ミサト「シンジくんが意外に高くてちょっち驚きかな」
シンジ「そ、そんな。僕は別に・・・」
アスカ「ふーん、確かにあんたってプライドとかなさそうだもんね」
カヲル「きみが高すぎるんじゃないかい?」
レイ「・・・プライドだけは高い」ボソッ
アスカ「・・・は?今なんか言った?」
レイ「プライドが高いと言った」
アスカ「プライドだけは、って聞こえたんだけど」
レイ「・・・聞こえてるなら聞き返さないで欲しい」ボソッ
アスカ「喧嘩売ってんの!?」ガタッ
ミサト「はいはい一問目から喧嘩しない。次いくわよ」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 21:37:20.96 ID:jsLnHgOmO
ミサト「そのフェンスを超えると自宅がありました。ドアを開けてテーブルを見ると蝋燭が立っています」
ミサト「何本立っていますか?」
アスカ「・・・」キュッキュッ
シンジ「うーん・・・」
ミサト「はい。もういい?せーの」
シンジ『5本』
レイ『5本』
カヲル『数えきれないほど』
アスカ『1本』キョロキョロ
アスカ「はんっ!5本とかいっぱいとか馬鹿じゃない!?テーブルに蝋燭ったら1本t」
ミサト「これは将来の家族の人数よ。あら〜一緒ねお二人さん」
シンジ「い、一緒だね」
レイ「・・・」ニコッ
カヲル「なかなか面白いね」
アスカ「・・・・・・」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 21:53:34.55 ID:jsLnHgOmO
レイ「・・・1本」
アスカ「悪い?悪いの!?別に家族なんかいらないのよ!」
レイ「碇くん・・・プライドが高いセカンドが怖い」クイクイ
シンジ「そうやってすぐ大きな声出すのやめなよアスカ」
レイ「・・・だから一人」ボソッ
アスカ「このっ・・・!!」プルプル
ミサト「はいじゃあ次いくわよ次」
ミサト「家を出て森に入るとある動物と出会いました」
ミサト「その動物はなに?」
アスカ(次は・・・あの根暗女をぎゃふんと言わせてやる・・・!!)キュッキュッ
シンジ(動物・・・動物)キュッキュッ
ミサト「できた?」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 22:05:24.42 ID:jsLnHgOmO
ミサト「いい?せーの」
シンジ『うさぎ』
レイ『イタチ』
カヲル『シンジくん』
アスカ『ライオン』
シンジ「か、カヲルくん?」
カヲル「人と動物に違いなんてないのさ」
アスカ「わたしのライオンからしたらみんな餌ね!」
レイ「・・・」
ミサト「これはもうストレートにあなたの好みのタイプです。渚くんはちょっち・・・あれね、うん」
シンジ「か、カヲルくん!?」
カヲル「好きってことさ」
レイ「うさぎ・・・草食動物。わたしもベジタリアン」
アスカ「やっぱり男は強くないと」
ミサト「ていうかライオンってそもそも森にいるのかしら」
アスカ「えっ」
レイ「・・・」クスッ
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 22:20:18.44 ID:jsLnHgOmO
アスカ「もっ、森にいるライオンだっているわよ!!」
シンジ「森にいるのって虎じゃ」
アスカ「じゃああんたは世界中の森見て回ったの!?」
レイ「碇くん、セカンドはプライドが高いから」
シンジ「そうだね、ごめんアスカ」
アスカ「きぃぃぃいい!!プライドが高いからなんなのよ!?さっきからあんたほんとなんなの!?」
ミサト「こらアスカ。そうやってすぐ怒るから」
アスカ「そもそもあんたがこんな問題やらせんのが悪い!!三十路のくせして心理テストなんてバッカじゃないの!?」
ミサト「これ考えたのわたしj」
ゲンドウ「わたしが発案した」
アスカ「えっ・・・」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/09(日) 22:21:46.06 ID:jsLnHgOmO
アスカはドイツに強制送還された
シンジとレイは結婚して幸せになった
終わり