1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 17:46:57.95 ID:Hk8e9MLgO
ゴーリキー「おらっ!はよ孕めや!」パンパンパンパン
メタモン「あああぁっ!」
―事後―
メタモン「はぁ、はぁっ……」(うぅ、気持ち悪い……)
ゴーリキー「ふぅっ……中々よかったぜ。また預けられたらその時は一晩中ヤりあおうな」
メタモン「……」
数週間後・育て屋
メタモン「今回は誰と交配させられるんだろう。
もうあんなゴツい系が相手なのはやだなぁ。
できればボクみたいにおとなしいポケモンがいいけど……」
メタモン「でもどんなのが相手でも、どのみち罵られて……いじめられるんだろうなぁ……」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:07:25.51 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(! きた……)
ポケモン「……」キョロキョロ
メタモン(あ、あれはまさか、ゴーストタイプ……?
目つき悪いし、なんだかすごく野蛮そう……)
ポケモン「あっ」
メタモン(わっ、近づいてくる。こ、こわいよ……)
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:10:42.43 ID:Hk8e9MLgO
ポケモン「よぉ」
メタモン「こここ、こんにちは」
ポケモン「なにびくびくしてんだ?凶悪そうに見えるか?」
メタモン「いえ、別に……」
ポケモン「変なやつ、まあいいか。
なんかよくわかんねえけど急に預けられちまってさ。
ここって一体どこだ?」
メタモン(オバケと子作り……)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:14:10.23 ID:Hk8e9MLgO
ポケモン「おい、無視しないでくれよ」
メタモン「あ、ご、ごめんなさい。ここはえっと、育て屋ってところです」
ポケモン「育て屋?」
メタモン「うん」
ポケモン「ふーん、初めて聞く名前だな。まっ、おいおい教えてもらうとして。
短い間なのか長い間なのか知らねえけどよろしく頼むぜ」
メタモン「よ、よろしく」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:28:41.79 ID:Hk8e9MLgO
ポケモン「お前、メタモンだろ?」
メタモン「う、うん。あなたは……?」
ポケモン「おれか?おれはゲンガーだ」
メタモン「オバケの方……ですか?」
ゲンガー「まあな。そういうお前はスライムみてぇだな」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:30:11.42 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「……」ジーーッ
ゲンガー「どうした?」
メタモン「あ、いえ、オバケなのに足があるんだって……」
ゲンガー「オバケに足が生えてちゃおかしいか?」
メタモン「う、ううん、決してそんなことは……」
ゲンガー「さっきから思ってんだけどさあ、なんでオドオドしてんだ?」
メタモン「こういう性格なもので……」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:44:45.53 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「ちゃんと目を見ろよ」ジロリ
メタモン「ひぃっ!ご、ごめんなさい。いじめないで……」
ゲンガー「見つめただけだっつーの。なにビビってんのか知らねぇけど見かけで判断すんなよな」
メタモン「すみません……」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:45:52.25 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「話す時はちゃんと目を見て話す。そうしないと相手に失礼だろ?」
メタモン(なんかよくわからないけど説教されてる、ボク)
ゲンガー「聞いてるか?」
メタモン「は、はい、聞いてます。できる限りがんばります……」
ゲンガー「分かってくれたならいいんだ」
メタモン(ほっ……)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:49:03.75 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「オバケのくせしてまじめな野郎だって内心思ってんだろ」
メタモン「い、いえ!そんなことは……」
ゲンガー「うそつかなくてもいいんだぜ。よく言われるし」
メタモン(……言われてみれば確かに律儀なのかも。
でもボクだってオドオドすんなってよく言われるし、性格なんてポケモンそれぞれだよね)
ゲンガー「それより、お前の噂は色々聞いてるぞ。すごいんだってな」
メタモン「ま、まぁ……」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:53:34.30 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「あれだろ?姿かたちを自由自在に変えられるんだろ?」
メタモン「う、うん」
ゲンガー「ってことはおれにも化けれるわけ?」
メタモン「もちろん化けれる……化けれます」
ゲンガー「へぇっ、すげぇじゃん。さすがは見た目がスライムなだけはあるなぁ」
メタモン「別に褒められるほどのことでも……」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 18:57:10.43 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「せっかくだから見せてくれよ。おれにへんしんしてみてくれ」
メタモン「い、いいですよ」
ゲンガー「タメ口でいいぜ。目上じゃねぇんだし」
メタモン「わかりま……わかった。えっと、じゃあへんしんするよ……」
ゲンガー「おう、頼む」
メタモン「……へんしん」ドロォ
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 19:27:26.93 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(オバケにへんしんするの初めてだからうまくできてるか不安……)
ゲンガー「おぉっ!見事におれそのものだ。やるじゃん、メタモン」
メタモン「あ、ありがとう」
ゲンガー「ふーん、シッポといい背中のトゲトゲまでマネるとはな」
メタモン「……」ビクビク
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 19:34:31.07 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「まさかオバケのおれに化けることができるとは。お前すげぇな」
メタモン「まぁ、対象さえちゃんとイメージできたら簡単だから……」
ゲンガー「お前ってへんしんしか覚えられないんだろ?
へんしんって姿を変えるだけなのか?
いや、それだと戦う時困るか」
メタモン「相手の能力や技もコピーできるよ」
ゲンガー「へぇ。ならおれが覚えてる技も使えたりすんのか?」
メタモン「う、うん。ゲンガーさんが今覚えてる技はなに?」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 19:43:34.64 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「シャドーボールにみちづれ、あとはサイコキネシスに10まんボルトかな」
メタモン「多彩な技を使えるんだ……」
ゲンガー「おっと、撃つのはやめてくれよ。
オバケはゴーストタイプの技が苦手だし、なによりか弱いんだぜ」
メタモン「か弱い……?」
ゲンガー「あっ、またバカにした。見かけに似合わねぇセリフ吐いて悪かったな」
メタモン「バ、バカになんてしてないよ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 19:56:00.01 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「勘違いするのは仕方ないけどよ、おれ、タフに見えて体力は全然ねぇんだ」
メタモン「ボクもそれは一緒だから……あっ、いや、ボクは見た目の通り弱っちいけど。それより……」
ゲンガー「?」
メタモン「オ、オバケが相手なの、は、初めてだから優しくしてくれるとう、うれしいな」
ゲンガー「はっ?」
メタモン「……そろそろやるんでしょ?」
39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:04:48.98 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「なにをやるんだ?」
メタモン「なにって、えっと……」
ゲンガー「だからなんでコトある毎にオドオドすんだよ。
お前の言ってる意味がわからねぇから聞いてるだけだろ?」
メタモン「そ、そうだよね、うん……」
ゲンガー「で?なにをやるんだ?」
メタモン「こ、こう……こう…び……」
ゲンガー「聞こえねぇんだけど」
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:13:47.15 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「…………交尾」ボソッ
ゲンガー「はあぁっ!?」
メタモン「ひいぃっ!ごめんなさい!許して!」
ゲンガー「交尾って……お前、なに言ってんだ?」
メタモン「だって、ここに預けられるってことはそれしか目的が……。
ゲンガーさんもそのつもりでボクに声かけたんじゃないの……?」
ゲンガー「ここは初めてだっつったじゃん。
お前しかいなかったんだから話しかけるのは当然だろ?
大体なんで出会ったばっかのお前とセックスしなきゃなんねぇんだ」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:21:49.79 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「『お前の噂は色々聞いてる』ってさっき……」
ゲンガー「ああ、ここにずっと預けられてる気弱なポケモンがいるってことは聞いてたよ。
あと、へんしんのこともな」
メタモン「えっ?他には?」
ゲンガー「他?いや、それしか教えてもらってねぇけど」
メタモン(ど、どういうこと?まさか、とぼけてる?
でもうそついてるように見えないし……)
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:26:50.10 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「なあ」
メタモン「な、なに?」
ゲンガー「おれから言い出したから心苦しいけどよ、そろそろ元の姿に戻ってくれないか?
なんか自分自身ににらまれてるようで落ちつかねぇんだ」
メタモン「う、うん」ドロォ
メタモン(……ボクの姿でやるつもりなのかな?)
ゲンガー「また今度見せてくれよな。あとお前が言ってた交尾だが……」
メタモン「……」ドキドキ
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:38:18.55 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「……悪いけど、おれ、やっぱりお前とはできねぇよ」
メタモン「え……?」
ゲンガー「初対面のお前といきなりセックスなんて無理だよ。
オバケのおれ風情がおこがましいけど、初めての時は好きな相手とヤりてぇしさ」
メタモン「……」
ゲンガー「勘違いすんなよ。別にお前が気持ち悪いからとかそんなんじゃねぇんだ。
どういうつもりでお前が誘ったのかわかんねぇけどよ、おれ、お前とは交尾できない」
メタモン「!」
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:46:27.63 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「……お前もしかして、本気でおれとヤるつもりだった?」
メタモン「それは……」
メタモン(どうしよう。できないってきっぱり言われちゃったら言い返しようがないよ……)
ゲンガー「オバケにそんな願望抱くなんて。虫も殺さない顔して物好きなんだな、お前」
メタモン「そ、そんなつもりじゃ……」
ゲンガー「まあそういうことだからごめん。どうか恨まないでくれ」
メタモン「うん。だ、大丈夫……」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 20:58:06.96 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(強姦されるよりは遥かにいいけど、まさか、こんなこと言われるなんて。
てっきりさせられるとばかり……。
幽霊って性欲ないのかな……?)
ゲンガー「ところでさ、その頭に乗っけてる物はなんだ?」
メタモン「これは、かわらずのいしって道具」
ゲンガー「なんだそれ?」
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:06:23.17 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(言ったらまたややこしくなっちゃいそう……)
メタモン「た、ただの石だよ。用途は特にないみたい」
ゲンガー「ふーん」
メタモン(……とりあえずゲンガーさんにいじめられるって心配はなさそうだけど、タマゴ作らなかったらマスターに怒られちゃう。
ボク、どうしたらいいの……?)
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:13:55.17 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「ヒマだから話でもしようぜ。教えてくれよ、お前のこと」
メタモン「う、うん」
ゲンガー「木陰で話そうぜ。昼間っつーか眩しいのは基本的に嫌いなんだ」
メタモン「うん。そういうことなら……」モゾモゾモゾ
ゲンガー「よっこいしょ。さっ、話してくれ」
メタモン「わ、わかった。えっと……」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:29:46.97 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「――ってわけで……」
ゲンガー「なるほど。ってことはお前はほとんどここで過ごしてるっつーわけか」
メタモン「うん。なんせこんな姿に生まれてきたから……」
ゲンガー「メタモンだとここに預けられるのが普通なのか?」
メタモン「みんながみんなそうじゃないけど、ボクは優秀とかなんとか」
ゲンガー「うーん、わかったようなわからねぇような……」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:30:57.38 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「……」
ゲンガー「言いたくないなら無理して答えなくてもいいんだぜ。
まあお前なりに色々あるんだな。
でもなんでニンゲンはおれまで預けたのかな?
ゴースの時にゲットされて以来、ずっと一緒だったのに」
メタモン「さ、さあ……」
メタモン(『ゲンガーさんのタマゴが欲しいから』なんてとても言えない……)
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:38:03.51 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「ところでよぉ」ジロリ
メタモン「なな、なに?」
ゲンガー「少しはハキハキしゃべれるようになったな。やればできるじゃん」
メタモン「あっ、う、うん。最初はこわかったけど今はちょっとだけ慣れたから……」
ゲンガー「おれって見た目で損してるよなぁ」
メタモン「それならボクの方がよっぽど……」
ゲンガー「?」
メタモン「……なんでもない」
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:50:07.93 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「ふわーあ、眠てえ」
メタモン「ひ、昼寝する?」
ゲンガー「そうだなあ。やることねぇし」
メタモン(……タマゴ、どうしよう)
ゲンガー「お前も一緒に寝るか?」
メタモン「……」
メタモン(……もう知らない。どうせ起きてたって寝てるゲンガーさんを襲う勇気なんてないもん。
もうどうにでもなっちゃえ)
メタモン「うん。ボクも寝る」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 21:57:00.64 ID:Hk8e9MLgO
―しばらくして―
ゲンガー「ぐぅっ、ぐぅっ……」
メタモン(眠るって決めたけど、全然眠れそうにないや……。
ゲンガーさんって寝つき早いな)
ゲンガー「ぐぅっ、ぐぅっ……」
メタモン(まじめなゲンガーさんでも寝る時はお腹上にして寝るんだ……)
メタモン「……」
ゲンガー「んっ……」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 22:31:34.55 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(ゲンガーさんの寝てる時の顔、なんかかわいい……)
メタモン「男の子のゲンガーさんにこんなこと思うなんて。でも……」ドキドキ
ゲンガー「Zzz」
メタモン(話してる時の顔つきと寝顔のギャップがなんかもう。
目つき悪い印象しかなかったのに……)
ゲンガー「うーん……」
メタモン(……オバケにもアレ、ついてるのかな。
ゲンガーさんには足やシッポがあるし、性器があってもおかしくないよね)
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 22:48:23.00 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(ゲンガーさんの、見てみたいな、見ちゃおっかな)ドキドキ
ゲンガー「ぐぅっ、ぐぅっ……」
メタモン「幸い上むいて寝てるし」モゾモゾモゾ
メタモン(…………あれ?な、ない。なんで?
まさかゲンガーさん、女の子……なわけないよね。
“おれ”って言ってるし)
メタモン(そっか、やっぱり幽霊にチンチンなんて……あっ)
目を凝らしてよく見ると、ゲンガーの股間にはスリットがあった。
109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 22:54:17.02 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(普段は収納されるようになってるんだ。
じゃあ勃ったら、普通のポケモンみたいな赤いチンチンが出てくるのかな?)
ゲンガー「んんー……」ピクッ
メタモン「!」モゾモゾモゾ
メタモン「……」
ゲンガー「ぐぅっ、ぐぅっ……」
メタモン(起きたと思っちゃった、びっくりした。
でももうやめておこう。
気持ちよさそうに寝てるのにジャマしちゃ悪いし。
もし見ようとしたのがバレたら怒鳴られそうだし、ボクも寝よう……。
ゲンガーさん、おやすみ……)
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:00:35.88 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「――ろ、おい、起きろって」
メタモン「お、お願いです。ちょっと休憩させて……」
ゲンガー「十分寝ただろ。早く起きろ」
メタモン「んっ……」パチッ
ゲンガー「やっと起きたか。もう夜だぞ」
メタモン「あれ?ここは……」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:06:32.81 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「まだ寝ぼけてんのか?」
メタモン「あっ、ゲ、ゲンガーさん……」
メタモン(ボクったらいつの間にか寝ちゃってたんだ。
じゃあ、いましがた見てた光景は……全部夢?)
ゲンガー「うなされてたけど悪い夢でも見てたのか?」
メタモン「そうみたい……」
ゲンガー「おれがその悪夢、全部食ってやろうか?
頭ん中がすっきりするぞ」
メタモン「え、遠慮しておきます」
ゲンガー「そうか?ならいいけど」
118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:14:38.77 ID:Hk8e9MLgO
メタモン(うわっ、真っ暗だ。やだなぁ……)モゾモゾモゾ
ゲンガー「おい、どこ行くんだ」
メタモン「へ、部屋に戻る。暗いの苦手だから」
ゲンガー「暗闇が苦手か。おれと対称的なんだな、メタモン。
悪ぃが部屋に戻る前にさ、ちょっと付き合ってくれよ」
メタモン「えっ?ど、どこ行くの……?」
ゲンガー「連れションだよ連れション。漏れそうなんだ。一緒にしに行こうぜ」
120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:18:19.53 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「い、いえ、ボクは……」
ゲンガー「なんだ、恥ずかしいのか?」
メタモン「そうじゃなくて、その……」オドオド
ゲンガー「はっきりしろよ。行くのか行かないのか」
メタモン「あっ、う、うん。一緒に行くよ……」モゾモゾモゾ
ゲンガー「早く行こう」
メタモン「……」モゾモゾモゾ
125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:25:01.52 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「う、後ろで待ってるね」
ゲンガー「しねぇのか?」
メタモン「しないっていうか、ボク、元々排尿できない身体なんで……」
ゲンガー「へっ?じゃあどうやってションベンするんだ?」
メタモン「だから、えっと……」
ゲンガー「おっと、それよりまずはションベンだ。漏れる漏れる」ゴソゴソ
ゲンガー「ふぅっ、生き返る……」ジョロジョロジョロ
127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:31:12.95 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「オ、オバケのポケモンもオシッコするんだね」
ゲンガー「お前はゴーストタイプを特別ななにかだと思ってるんだろうが、見た目以外は普通のやつらと大差ねぇんだぜ」
メタモン(ゲンガーさんのチンチン見れる絶好のチャンスだけど、いまさら横に行くのも不自然だし。
あぁ、ボクにもチンチンがあったら……)
ゲンガー「で?なんでついてきたんだ?」ジョロジョロジョロ
メタモン「え?」
132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:40:10.49 ID:Hk8e9MLgO
ゲンガー「ションベンができねぇんならなんでついてきたんだよ。
おれが誘った時に断ればよかったじゃんか」
メタモン「だって、一緒に行かないと怒られると思ったから……」
ゲンガー「はぁっ?なんだよそれ。お前には意志っつーもんがねーのかよ」チ----
メタモン(……また怒られてる、ボク)
ゲンガー「んーっ……ふぅっ、すっきりした。
この木も近いうちに枯れるだろうなぁ」
メタモン「……?」
136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 23:51:50.43 ID:Hk8e9MLgO
メタモン「今の、どういう意味?」
ゲンガー「ん?あぁ、聞いてたのか。
おれの体内って毒素が循環してるからさ、ションベンにも当然、大量の毒が含まれてるんだ。
だからおれのションベンをたっぷり浴びたこの木は近いうちに腐ってくるぜ」
メタモン「オシッコから毒が出ていくんだ……」
ゲンガー「おうよ。飲んだら死ぬぞ」
メタモン「の、飲まないよ誰も」
ゲンガー「冗談だ冗談。毒が含まれてるのは本当だけどな」
メタモン(まさに毒液……)
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 00:03:17.65 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「あっ、そうだ、忘れてた。お前に怒ってる途中だったっけ」
メタモン「……」
ゲンガー「これからはもう少し自分の考えで行動しろ。
無理に相手に合わさなくていいんだ。わかったか?」
メタモン「はい……」
ゲンガー「声が小さい。わかったか?」
メタモン「わ、わかった」
ゲンガー「よし。じゃあ戻るか」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 00:21:51.60 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「よっこいしょっと」
メタモン(チンチン、オシッコ終わったからスリットにしまったんだ。
見てみたかったな……)
ゲンガー「今夜は満月か。ゾクゾクするぜ。こんな夜は生き血をすするに限るな」ジロリ
メタモン「っ!ボボ、ボクはおいしくないし血液だってどろどろだから……」
ゲンガー「だから冗談だって。本気にすんなよ」
メタモン(ゲンガーさんが言ったら冗談に聞こえないよ……)
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:12:49.71 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「あーあ、太陽なんてこの世から無くなっちまえばいいのにな」
メタモン「ど、どうして?」
ゲンガー「決まってんだろ?眩しいからだよ」
メタモン「ゲンガーさんはやっぱり夜の方が好きなの?」
ゲンガー「そりゃな。幽霊はどいつもそうだぜ。昼間はあんま動きたくねぇんだ」
メタモン「……じゃあ、夜の方が活発になるの?」
ゲンガー「どっちかっつーと、そうだな」
メタモン「……」
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:18:10.29 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……ゲンガーさん」
ゲンガー「んー?」
メタモン「あ、あのね」
ゲンガー「どうした?」
メタモン(どうしよう。ゲンガーさんはボクとやるつもりないみたいだし。
でもこのままじゃタマゴが……)
ゲンガー「自分から声かけといて、なに黙ってんだよ」
メタモン「ゲ、ゲンガーさん、ボクと……」
ゲンガー「ボクと?」
156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:23:38.31 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ボクと……ボクと……」
ゲンガー「あーもう!なんなんだよ。言いたいことがあるならはっきり言えよ!」
メタモン「ご、ごめんなさい……」
ゲンガー「謝らなくていいから早く言え」
メタモン「……」(言わなきゃまた怒鳴られる……)
メタモン「あ、明日ね、大事な話があるの」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:26:40.00 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「大事な話?」
メタモン「う、うん」
ゲンガー「なんで明日なんだ?今言えばいいじゃねぇか」
メタモン「今はダメなの……」
ゲンガー「今は無理で明日なら話せる。んんー?どんな話だ?」
メタモン「明晩に話すから、い、一応覚えてて」
ゲンガー「あ、ああ。いいけど」
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:34:02.51 ID:cO5ouBdyO
メタモン(とりあえず第一段階は突破できたけど、明日、大丈夫かな……)
ゲンガー「なあ、おれからも1つ質問していいか?」
メタモン「う、うん。どうぞ」
ゲンガー「お前って男なの?女なの?
“ボク”っつってるからオスだと思ってたけど、ションベンできねぇとか言ってたよな?
ひょっとしてお前、実はメスなのか?」
メタモン「……ううん、ちがうよ」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:41:15.38 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「じゃあオス?」
メタモン「……ちがうよ」
ゲンガー「どっちでもねぇのか。ってことは……?」
メタモン「……性別不明なの、ボク。無機物とかミュウとかと同じで」
ゲンガー「なるほどな。どうりでそんなスライムみてえな容姿してるわけだ」
メタモン「それはあまり関係ないけど……」
162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 01:47:58.31 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「メタモンに性別は存在しないってことか。気になってたからわかってよかったぜ」
メタモン「そ、そう」
ゲンガー「あっ、だからションベンできなかったんだな。
考えてみりゃそうだよな。お前にチンコついてたらそれはそれで不気味だもんな」
メタモン「まあね」
メタモン(一応、穴はあるんだけどね……)
208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 11:40:28.48 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「さてと」
メタモン「どこ行くの?」
ゲンガー「ちょっくら庭でも歩き回ってくる。じっとしてるとどうも落ちつかねぇ体質なんだ」
メタモン「でももう真っ暗だよ」
ゲンガー「月明かりがいい感じに照らしてくれてるぞ。メタモンもくるか?」
メタモン「ボクは……」
メタモン(ついていった方がいい気がするけど、こわいしなぁ。
ぐずぐずしてたらまたゲンガーさんが憤慨しちゃう……)
209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 11:44:35.31 ID:cO5ouBdyO
メタモン「う、ううん、ボクはやめとく」
ゲンガー「そうか。残念だが仕方ない。無理に連れ出すわけにはいかねぇな。
じゃあな、おやすみ」ヒタ、ヒタ、ヒタ
メタモン「お、おやすみ」
メタモン「…………」
メタモン「ゲ、ゲンガーさん、待って!」モゾモゾモゾ
ゲンガー「っ!いきなり大声出すんじゃねぇよ。ビビったじゃねぇか」
メタモン「ご、ごめん。あの、やっぱりボクも行くよ……」
212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 11:53:06.28 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「気が変わったのか?」
メタモン「ま、まあね。1匹で部屋にいるのも退屈だから」
ゲンガー「『おれに悪いと思ったから』とか、そんな理由じゃねえよな?」
メタモン「……うん。ボク、ゲンガーさんと一緒にいたいの」
ゲンガー「わかった、こいよ。今夜は楽しもうぜ」ニヤリ
メタモン「う、うん」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 12:27:19.51 ID:cO5ouBdyO
―少したって―
メタモン「……あの、ゲンガーさん」モゾモゾモゾ
ゲンガー「どうした?」
メタモン「……図々しいけど、ボ、ボクを乗せてもらえない…かな?」
ゲンガー「乗せる?なんで?」
メタモン「心細いっていうかなんていうか……。暗い場所を動くのはあまり好きじゃなくて……」
ゲンガー「だけどオバケが一緒だと安心するのか。
お前ってかわったやつだな」
225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 12:28:54.55 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……ゲンガーさんは見慣れちゃったもん。全然こわいって感じないし」
ゲンガー「そういうもんなのか。まあいいか、ほらよっ」
メタモン「わっ……!」
ゲンガーはメタモンを抱き上げ、頭の上に置いた。
ゲンガー「ぷにぷになんだな。ほんとにスライムみてぇだな」
メタモン「だ、大丈夫?重たくないよね?」ドキドキ
ゲンガー「大丈夫だ。さあ行くぜ」ヒタ、ヒタ、ヒタ
227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 12:37:20.68 ID:cO5ouBdyO
メタモン(こわかったのももちろんだけど、ついていくのに精一杯だったのが一番の理由なんだよね。
ボクがノロマなだけかもしれないけど、歩くのすごく速いんだもん、ゲンガーさん……)
ゲンガー「お前も少しは自分の意見を言えるようになったな。いいと思うぜ」
メタモン「う、うん」
メタモン(……褒められてるのかな?ちょっとうれしい)
ゲンガー「またすぐにオドオドするんだろうけどな」ニヤニヤ
メタモン「昔から内気なもので……。中々なおせなくて……」
243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 13:49:50.95 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「気質なんてそう簡単に変えられるものじゃねぇさ。気にすんなよ。
個性の1つだと割り切ればいいんだよ」
メタモン「で、でもゲンガーさんはボクの優柔不断な態度にイライラしてるんでしょ……?」
ゲンガー「……そりゃまぁそうだけど、おれがただ気に入らないってだけだからそこまで悩まなくていいんじゃね?
おれだって仲間のポケモンとケンカした時『まじめすぎてうぜぇんだよデブ幽霊』って貶されたことあるし。
でも生まれつきの性質なんていまさら変えられねぇだろ?」
メタモン「……うん」
ゲンガー「おっ、メタモン、夜空見てみろよ。星がきれいだぞ」
メタモン「ほ、ほんとだ」
244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 13:51:38.39 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……」
メタモン「ゲンガーさんってさ……」
ゲンガー「?」
メタモン「や、優しいんだね。ボク、初めてゲンガーさんを見た時は絶対いじめられると思ってた」
ゲンガー「惚れたか?」ニヤリ
メタモン「そ、そんなことは……」
ゲンガー「ははっ、いくら変わり者のお前でもさすがに幽霊なんかは好きにならねぇよな」
メタモン「……」
246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 13:56:54.85 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……ごめんね」
ゲンガー「えっ?」
メタモン「見た目で決めつけちゃってごめんね。
オバケって悪いイメージしかなかったけど、ゲンガーさんみたいな優しいオバケもいるんだね」
ゲンガー「反省してるか?」
メタモン「してます……」
ゲンガー「そうか。だったらおわびに付き合ってくれよ」
252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:05:21.22 ID:cO5ouBdyO
メタモン「あっ、もしかしてまた……オシッコ?」
ゲンガー「そうそう。話してたら催してきちまってさ」
メタモン「降りようか?」
ゲンガー「いや、そのままでいい。離れるの心細いんだろ?」
メタモン「う、うん。じゃあ……このままで」
ゲンガー「悪ぃな。見苦しいだろうからあっちむいててくれ」ゴソゴソ
メタモン「わかった」(……チャンス)ゴクッ
ゲンガー「はぁっ、出る出る」ジョロジョロジョロ
254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:14:39.25 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……」ドキドキ
ゲンガー「オバケのチンコに興味があるのか?」
メタモン「えっ!?い、いや、その……」
気づかれないように上から覗きこんだつもりだったが、すぐばれてしまった。
ゲンガー「実体がなくても性器はあるんだぜ。っつってもこの姿に進化してからだけどな」ジョロジョロジョロ
メタモン(あれがゲンガーさんのチンチン……?
なんか生々しいな、赤くて、先が尖んがってて。
4足ポケモンのと見た目同じだ……)
257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:35:03.50 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「お前ってさあ」チ----
メタモン(勃ったらおっきいんだろうなあ。でもゲンガーさんならきっと、優しくしてくれるよね……)
ゲンガー「おーい、聞いてるか?」
メタモン「はい!なんでしょうか!?」
ゲンガー「なに畏まってんだよ」
メタモン「な、なんでもないよ。なに?ゲンガーさん」
260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:43:05.11 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「お前、下の話題とか大丈夫か?」
メタモン「えっ?あ、うん、大丈夫」
あだ名が“産む機械”だからとは口が裂けても言えない。
ゲンガー「そうか、よかった。じゃあ聞くぞ。お前のへんしんって見た目そっくりに化けるんだよな?」
メタモン「う、うん。能力と技も、ついでに言っておくと特性も」
ゲンガー「じゃあオスに化けたらチンコもちゃんとコピーすんのか?」
メタモン「ま、まぁ……」
ゲンガー「へぇっ。チンコがないお前もへんしんしたら肉棒が生えんのか。すげぇな」
メタモン(まじめなゲンガーさんも肉棒とか言うんだ……チンコチンコって連呼するんだ……)ドキドキ
263 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:51:52.30 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「お前って天才なんだな」
メタモン「そ、そんなことないよ。目の前の対象にしか姿を変えられないし」
ゲンガー「誰でもってわけじゃねぇのか。じゃあ今だとおれにしかへんしんできねぇってことか?」
メタモン「うん。だからもしゲンガーさんに化けたらその、チ、チンチンもちゃんとは、生えるよ」
メタモン(言っちゃった。恥ずかしい……)
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 14:59:16.91 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「つまり相手の姿と能力を自分のものにするわけか。なるほどな」
メタモン(白濁したものもへんしんしたら一時的に……はぁっ)
メタモン(ボクの頭の中、さっきからエッチなことばっかり。嫌になっちゃう……)
ゲンガー「色々聞けてよかったよ。ありがとさん」
メタモン「う、うん。どういたしまして」
271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 15:03:24.16 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「今日はもう休むか。ニンゲンが引き取りにくる様子はなさそうだし」
メタモン「……うん」
メタモン(なんかやだな、このままゲンガーさんと別れるの。
もっと一緒にいたいな……)
ゲンガー「明日またしゃべろうぜ」
メタモン「う、うん。喜んで」
メタモン(……どうかしばらくの間、ゲンガーさんと一緒に過ごせますように)
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 15:26:54.12 ID:cO5ouBdyO
―次の日の夜―
メタモン(腹を立てたマスターにめちゃくちゃ叱られちゃった。
おまけに殴られちゃった。
……けど、ゲンガーさんと離れ離れにならずにすんでよかった)
メタモン「ゲンガーさん、一旦部屋に戻らない?」
ゲンガー「おう。そういや大事な話があるって言ってたな」
メタモン(……今日こそ言わなきゃ。『ボクと気持ちいいことしませんか?』って。
自分から言い出すのなんて初めてだけど、でも……ゲンガーさんとヤりたい、ヤってみたい)ドキドキ
ゲンガー「それで?話ってなんだ?」
メタモン「う、うん、あのね……」オドオド
279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 15:41:40.77 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ボ、ボクと……」
ゲンガー「またなんかためらってんのか?おれとお前の仲じゃねぇか。
遠慮せずに言ってみろよ」ニヤリ
メタモン「お、怒らないって約束してね……?」
ゲンガー「約束はできねぇな。どんな内容か聞いてねぇんだから」
メタモン「そ、そう…だよね」
メタモン(大丈夫。いざという時の言い訳は用意してあるし)
280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 15:47:33.45 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ゲンガーさん、ボクと……」
メタモン(ゲンガーさんの目を見て、自分の意志を伝えよう……。言っちゃえ!)
メタモン「ボ、ボクとエッチなこと、しよう…よ……」
ゲンガー「はっ……?ま、またそれ?」
メタモン「……ボク、ゲンガーさんとエッチなこと、やりたいの」
ゲンガー「おれとって……。は、ははっ、メタモンったら冗談がすぎるぜ」
メタモン「……冗談じゃない。ここはそういう場所なんだよ。預けられた2匹のポケモンが交わって、タマゴ作って……」
290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:15:53.51 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「……それ、マジで言ってる?」
メタモン「どうしてボクがここにずっと預けられてるか、わかる?」
ゲンガー「……」
メタモン「メタモンの身体ってね、タマゴを作れる能力が備わってるの。
だからボクは、ここにきたもう片方のポケモンのタマゴを生む義務があるの……。
マスターはそのつもりでゲンガーさんをここへ連れてきたんだと思う。
つまり、ボクは今回、ゲ、ゲンガーさんと子作り……」ボソボソ
ゲンガー「いや、でもアレだろ?タマゴって男と女がヤってできるものなんだろ?」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:17:20.00 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……うん。でもボクは例外みたい」
ゲンガー「例外ってどういう……」
メタモン「へんしんしたらオスとメス、両方の役割を果たせるからきっと、元の姿のままでもタマゴができる体質なんだろうね。
……でもね、今回だけはちがうんだ」
ゲンガー「……?」
メタモン「タマゴとか義務とかそういうのは一切抜きにして、ゲンガーさんと交わりたいの。
ボク、ゲンガーさんのいろんな表情を見たいの」
ゲンガー「っ!メ、メタモン、お前……」
293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:19:45.00 ID:cO5ouBdyO
メタモン「……ダメ?」
ゲンガー「か、考えてみろよ。もしおれと、へんしんしたお前がセックスなんかしたらその……ホモじゃんかよ」
メタモン「オスのゲンガーさんにへんしんしたら確かにそうだね。
でもボクは性別がないからこの姿のままだったら、ホモじゃないよね?」
ゲンガー「そのままってどうやって……」
メタモン「奉仕とか、あとはその、いろいろ……」
298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:31:54.54 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「で、でもおれは……」
メタモン「……嫌?」
ゲンガー「嫌とかじゃねぇよ。おれもお前のこと気に入ってるし。
ただ、まさかゴーストタイプの自分がここまでせがまれるなんて思ってもなかったから…さ」
メタモン「……ゲンガーさんにだって少し責任があるんだよ」
ゲンガー「なっ……おれがなにしたってんだよ」
304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:43:33.17 ID:cO5ouBdyO
メタモン「チンコチンコって何回も言ったりボクの目の前でオシッコし始めるんだもん。
ボクをその気にさせようとほのめかしてたじゃない」
ゲンガー「ほのめかすって……おれは別にそんなつもりで――」
メタモン「……ボク、やるから」モゾモゾモゾ
ゲンガー「ちょっ、お、おい」
メタモン「ゲンガーさん、『自分の考えで行動しろ』ってボクに言ってくれたよね。
だからボク、今から自分のやりたいこと、ゲンガーさんにやるから……」
メタモンはゲンガーの股間に身を動かす。
スリットに顔を近づけ、おそるおそる舌を伸ばした。
309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 16:59:18.49 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「なっ、ダ、ダメだって」
メタモン「……」ぺろっ
ゲンガー「おおお、おい!」
メタモン(チンチン、外に出させなきゃ)
ゲンガー「や、やめろ、やめろって。離れろ、怒るぞ!」
メタモン「……」ぺろぺろぺろっ
細隙を執拗に舌でなぞる。
さすがのゲンガーも平常心を保てないのか、うろたえている。
311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:04:29.60 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「やめろって……。あぁっ、もう……」
ゲンガーの叫びも虚しく、赤い“モノ”が少しずつ顔を出し始めた。
不要な毒を排出する、ゲンガーのペニス。
メタモンは目を輝かせる。
メタモン「ゲンガーさんのチンチン、フニャフニャだね」
ゲンガー「お、お前なぁ……」
メタモン(顔は厳ついのにチンチンはフニャフニャ。すごくいい……)ゴクッ
ゲンガー「メタモン、まさかとは思うが……」
324 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:37:55.69 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ゲンガーさんのチンチン……」クンクン
ゲンガー「なっ……!」
ゲンガーに身体を掴まれたが、床にしっかりと張りついてスライム状の身体を固定させる。
メタモン(無臭なんだ……)
ゲンガー「な、なあ、もうやめようぜ、こんなこと。なっ?」
メタモン「でもまだ咥えてないから……」パクッ
ゲンガー「おほぅっ!」ゾワッ
326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:42:19.64 ID:cO5ouBdyO
メタモン(自分からこんなに積極的になれるなんて。ゲンガーさん、ありがとう)
ゲンガー「くっ……!」
唇で挟み、尿道口を舐め回す。
メタモン(ゲンガーさん、声出さないように耐えてるんだ。どうせおっきくなるのに)
メタモン「ゲンガーさん、見て」
ゲンガー「!」
メタモン「チンチン、固くなっちゃったね。ゲンガーさん、興奮してるんだね。
ボク、なんだかうれしいよ」
ゲンガー「んなとこ舐められて冷静でいられるかよ……」
329 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 17:48:42.29 ID:cO5ouBdyO
メタモン「もっとエッチな気分にさせてあげるね」ぺろぺろぺろっ
ゲンガー「んんっ……!」
メタモン(……ゲンガーさんの喘いでる表情、かわいい)
ゲンガー「……お、お前、おとなしそうな顔してすげぇ大胆なんだな」
メタモン「ゲンガーさんのおかげだよ」チュ--
ゲンガー「ああぁっ……」
333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:00:39.86 ID:cO5ouBdyO
メタモン(早くイかせちゃおう)
根元まで咥えこんだ肉の実を、唇で上下にこする。
さらに、尖端からわずかに分泌された粘液を吸引して飲みこむ。
メタモン(……あっ、毒が含まれてるんだっけ。大丈夫かな)
ゲンガー「……」
ゲンガーは快感に酔いしれているのか、なにも言ってこない。
メタモン「ゲンガーさん、出そうになったら言ってね」ジュルジュル
ゲンガー「んくっ……!」ビクッ
338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:05:39.72 ID:cO5ouBdyO
快感でひくつくペニスを、メタモンは攻め続ける。
ゲンガー「くうぅっ……も、もうダメだ……。メ、メタモン!へんしんしろ!」
メタモン「えっ……?」
怪訝な顔を浮かべるメタモンに大声で叫ぶゲンガー。
ゲンガー「は、早く!おれに化けろよ!」
メタモン「う、うん」ドロォ
ゲンガー「……よし、そ、それでいい」
メタモン「あの、どういうこと?」
346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:12:40.40 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「どうせやめろっつってもやめねぇんだろ?だったらおれに化けた方が安全じゃねーかよ……」
メタモン「安全って?」
ゲンガー「だ、だから……どくタイプのおれなら精液飲んでも死なねぇだろ?
こんなこと言わせんじゃねーよ……」
メタモン「あっ……」
ゲンガー「あぁもう!ホモでもなんでもいいから早くすませてくれ」
メタモン(ゲンガーさん、顔真っ赤だ。でもボクの身を心配して言ってくれてるんだ……)
350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:18:05.67 ID:cO5ouBdyO
メタモン「じゃあ……出るまでやっていいの?」
ゲンガー「……断るっつっても聞かねぇくせに。早くやれよ」
メタモン「……うん」
メタモンは再びゲンガーのペニスを口に入れ、しゃぶる。
瞬く間にゲンガーは絶頂間近になった。
ゲンガー「で、出るぞ、そろそろ……」
メタモン「うん」
肉棒の尖端を重点的に攻めると、ゲンガーは全身を震わせた。
356 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:26:14.39 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「くっ……!イイ、イく!」
メタモン「んんっ……!」
膨れ上がった性器から、精液という名の“どくどく”が放たれた。
メタモン(んぐっ……に、苦いけど、なんとか……)ゴクッゴクッ
撃ちこまれた精液を喉を鳴らして飲みこむ。
相当溜まっていたのか、激しく脈打つペニスからはどろどろの粘液が溢れ出てくる。
メタモン「いっぱい出たね、ゲンガーさん」
ゲンガー「……」
361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:35:46.28 ID:cO5ouBdyO
陰茎を汚している精液を舐め取ろうとした、その時だった。
メタモン「……あ、あれ?な、なにこれ」
突如、局部に違和感を覚えたメタモンは、ペニスから口を離して己の下半身に手を伸ばす。
が、姿を変えたゲンガーの短い手では到底届かない。
ゲンガー「……お前、へんしんしたらチンコ生えるんだったよな」
メタモン「っ!まさか……まさか……!」
なにもしていないのにペニスは勝手に膨らみ、さらに強烈な性感が押し寄せてくる。
ゲンガー「お前も精子出しちまえ!」
メタモン「ちょっ……あぁっ!」
366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:43:25.10 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「……おれだけ恥辱を受けてたまるか」
メタモン「あっ……!あっ……!」ドピュッ、ドピュッ!
変身したメタモンの性器から飛び出す毒液。
床目がけて精液を発射したペニスは、役割を終えると逃げるようにスリットの中に姿を隠した。
ゲンガー「おれにへんしんさせたのにはもう1つ理由があったんだぜ。油断しただろ」
メタモン「……」
ゲンガーはアクメを迎える寸前に“みちづれ”を発動していたのだ。
おかげでメタモンは自分まで射精させられるハメになった。
メタモン(射精する時ってこんな気持ちなんだ。全然知らなかった……)
372 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 18:58:17.49 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「はぁーあ、快楽に任せて出しちまった」
メタモン「で、出る時って抑えられないんだね」
ゲンガー「まあな。まさか自分がイかされるとは予想してなかっただろ」
メタモン「……うん」
ゲンガー「いっぱい出てたよな。お前、相当溜まってたんじゃねぇのか?」
メタモン「ゲ、ゲンガーさんこそ。まだ汚チンチンから精液流れ出てるし」
378 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 19:05:36.63 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「……ここまでやっちまったら一緒だな」
メタモン「えっ?」
ゲンガー「わかったよメタモン。今回はおれの負けだ。今からお前に従うよ。
おれにできることならなんだってしてやるよ」
メタモン「そ、それじゃあ……」
ゲンガー「ああ。お前の好きなようにやってみろ。ただ、おれ、こういうの初めてだからあまり変なことはしないでくれよな」ニヤリ
メタモン「ゲ、ゲンガーさん……!」
393 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 19:51:12.73 ID:cO5ouBdyO
メタモン「じゃああの……もっかいチンチン舐めていい?」
ゲンガー「俗に言うお掃除フェラってやつか?」
メタモン「そ、そう、それそれ」
ゲンガー「よし、頼む。やるなら徹底的にきれいにしてくれよ」
ゲンガーは座ったまま短い足を広げ、メタモンを誘う。
メタモン「……」ドキドキ
399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:06:44.99 ID:cO5ouBdyO
メタモン「へんしん解除しなくてもいいんだよね?」
ゲンガー「元の姿でおれの精液飲んだら死ぬぞ、たぶん」
メタモン「ゲンガーさんの毒で死ぬのなら本望だよ」
ゲンガー「なっ……」
メタモン「じょ、冗談だよ。でも死んでゴーストタイプになって、ゲンガーさんみたいなかっこいいオバケになってみたいかな」
ゲンガー「おいおい……」
メタモン「……いただきます!」パクッ
ゲンガー「うぉっと!」
403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:14:46.02 ID:cO5ouBdyO
メタモン(精液はちゃんと香りがするんだ)ジュルジュル
ゲンガー「んっ……!」
メタモン「あれだけ出したのにまだカッチカチなんだね」
ゲンガー「こんな状況だってのに、一発抜いただけで萎れるかよ……」
メタモン(幽霊にもちゃんと性欲ってあるんだ。よかった)ぺろぺろぺろっ
メタモン「ゲンガーさん、見てよ、ほらっ。すごく伸びるの」
チンチンから糸を引く精液を指に絡め、遊ぶ。
ゲンガー「バ、バカ。ガキみてぇなことしてんじゃねーよ」
メタモン「えへへっ」
405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:18:48.82 ID:cO5ouBdyO
―数分後―
メタモン「終わったよ。ごちそうさま」
ゲンガー「お、おう。それにしてもお前、フェラうまいんだな。
チンコ舐められるのってこんなに気持ちよかったのか……」
メタモン「よかった。満足してもらえて」
ゲンガー「自分自身に咥えられてるようで複雑だったけど……け、結構よかったぜ」
メタモン「褒めてくれてありがとう。あとは……」
408 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:26:28.40 ID:cO5ouBdyO
メタモン(準備しなくちゃ)
ゲンガー「お、おい、なんだよ次は」
メタモンは先ほど自分が放った白濁液を指で掬い、ゲンガーのペニスに塗りたくった。
ゲンガーはその光景を不思議そうに見つめている。
ゲンガー「せっかくきれいにしたのにまた汚してどうすんだよ。自分の精液まで舐めるつもりか?」
メタモン「ううん、そんなことはしないよ。
ゲンガーさん。ボク、ゲンガーさんになら犯されてもいいやって思ってるの」
ゲンガー「それはつまり……」
メタモン「……ここにチンチン、挿れて」
メタモンは変身した姿のまま四つん這いになり、おしりをゲンガーに突き出す。
ゲンガーの視界には淫らな穴がまる見えになった。
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:30:19.35 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「……」ゴクッ
メタモン「ゲンガーさんにおしりの穴があってよかったよ。
挿れて、ゲンガーさん」
ゲンガー「元の姿のお前じゃダメ…なのか?」
メタモン「……中で出されたら死んじゃうもん」
ゲンガー「だ、だよな。だがこれって……」
メタモン(アナルセックス……いつものことなのにドキドキがとまらない……)
413 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:37:49.16 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ゲンガーさん、早くぅ……」
おしりを左右にフリフリしてペニスを求める。
ゲンガー「わ、わかったよ。わかったからその姿でそんな動作しないでくれ」
メタモン「挿・れ・て。毒まみれの精液早くぶちまけてぇ……」
ゲンガー「……性格変わりすぎだぞ」
メタモン「我慢できないんだもん……」
415 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:45:38.18 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「お前ばっかじゃ悪いし、おれにもちょっとやらせてくれ」
メタモン「なんでもいいから早く……」
ゲンガー「……ああ」
低い声でうなずいたゲンガーは、地面にへばりついた精液を指で掬いあげた。
それをメタモンの肛門にグイグイと押しこむ。
メタモン「あぁっ……」
ゲンガー「挿れる前って穴を濡らしといた方がいいんだろ?」ニュプッニュプッ
メタモン「やぁんっ……くすぐったいよ……」
418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 20:53:51.10 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「舐めるのはちょっと勘弁な。ケツの穴はさすがに……」
メタモン「う、うん。そんなことしなくていいからもっといじって……」
ゲンガー「お、おうよ」ニュプッニュプッ
メタモン「んふぅっ……!」
体内に異物が侵入する感覚。
肛門に入った指が前後するたびに、グチュ、グチュと下品な音が尻穴から漏れる。
メタモン「ちょっ、あっ……!ひゃうっ……」
ゲンガー「おれに化けてるくせにエロい声出しやがって、こいつめ……」
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:02:13.02 ID:cO5ouBdyO
前戯はようやく終わったらしく、ゲンガーは肛門から指を引き抜いた。
メタモン「はああぁっ……」
ゲンガー「……どうもお前を見てると自分を犯してる錯覚に陥るんだよな」
メタモン「ボクもゲンガーさんの姿でゲンガーさんに愛撫されて、なんだか気持ちよかったよぉ……」
ゲンガー「そ、そうか。それより、ほんとにヤるのか……?」
メタモン「うん。ボク、ゲンガーに犯されたい」
ゲンガー「……わかった。よ、よし、今日はとことんヤろうぜ!」
424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:07:47.56 ID:cO5ouBdyO
メタモン「ど、どうぞ、ゲンガーさん」
ゲンガー「バックから挿れるのってまるで陵辱してるみたいで好きじゃねぇけど……」
メタモン「でもゲンガーさん同士だとこの体位じゃないとやりにくいし、ねっ?」
ゲンガー「そうだな、そうだよな。よし……挿れるぞ」
ゲンガーはメタモンのおしりの穴に、怒張した肉棒をあてがう。
メタモン「っ……!」
ゲンガー「うぉっ……の、呑まれてく……」ズズズッ
427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:13:42.65 ID:cO5ouBdyO
メタモン(は、入ってる……)
メタモン「いぎぎっ……!」
ゲンガー「ぐっ!きっついな……」ズズズズッ
肛門と性器に塗られた精液が潤滑油の役割をしているおかげで、張り裂けそうな痛みはなかった。
メタモン(ボクの中にゲンガーさんの……ゲンガーさんのチンチンが……)
メタモン(い、痛い…けど耐えなきゃ)
ゲンガー「んっ、くっ……!も、もうちょいだぞ」ニュプニュプッ
429 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:17:57.49 ID:cO5ouBdyO
ズプズプズプッ!
メタモン「っ!」
ゲンガー「んっ……ふぅっ、なんとか入ったな。大丈夫か?」
メタモン「な、なんとか……」
ゲンガー「一気にいくぜ」パンパンパン
メタモン「あ゙っ!あ゙っ!」
432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:28:44.77 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「お前、ケツの穴だけスライムに戻ってるぜ……」パンパンパンパン
メタモン「へ、へんしんがとけそうなの――あぁ゙っ!」
すっかりホモセックスの虜になったゲンガーは律動的にペニスを前後させる。
ゲンガー「くっ……!」
メタモン「あ゙っ、あ゙っ!ゲ、ゲンガーさん……ゲンガーさん……!」
ゲンガー「積極的なお前も、す、好きだぜ……」パンパンパン
437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:39:16.77 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「そろそろ……」グググッ
肛門の奥深くに突き刺さったペニスが、2度目の射精に備えて尖端を膨らませる。
メタモン「出していいよ、ゲンガー…さん」
ゲンガー「んっ……!で、出る!うぅ゙っ……!」
メタモン「ひぐっ!」ビクッ
最大限まで膨れ上がった肉棒から、大量の白濁液が放たれた。
ものすごい勢いで飛び出した精液は、直腸を何度もたたきつける。
ゲンガー「んっ……ふぅっ……」
メタモン「んはあぁっ……」ドロォ
446 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 21:50:21.07 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「あっ!」
メタモン「……メタモンに戻っちゃった。快感に溺れてたら維持できないみたい」
ゲンガー「だ、大丈夫かよ。おれの精液体内に……」
メタモン「今のところはなんともないよ。それより、たんまり出たね。気持ちよかった?」
ゲンガー「あ、ああ。意外と――」
メタモン「……」ムギュゥッ
ゲンガー「あひっ!」
肉棒を締めあげて、一滴残さず精液を搾り取る。
メタモン(えへへっ、いっぱい注いでもらっちゃった)
ゲンガー「容赦ねぇな……。それより、ほんとに大丈夫かよ、お前……」
精液の流れる穴を心配そうに見つめるゲンガー。
464 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:15:26.33 ID:cO5ouBdyO
メタモン「大丈夫大丈夫。でもなんだか急激に眠気が襲ってきちゃった。
ごめん、ちょっとだけ休ま…せ…て……」
ゲンガー「お、おい、メタモン」
メタモン「……ボク、やっぱり死んじゃうみたい。苦しくて動けないや……」
ゲンガー「ちょっ、ま、まさかおれが中出ししたから……?
メタモン、しっかりしろ!」
メタモン「ゲンガーさんのせいじゃないよ。ボクがヤろうって言い出したんだからボクの責任……」
ゲンガー「それ以上しゃべるな!すぐ抜き取ってやるから!」
メタモン「……いいんだ、もう。最後に楽しいことができてすごくうれしかったし。ゲンガー…さん、さよ…な、ら。ありが、と…」パタッ
ゲンガー「メタモン!おい、メタモン!起きろ!起きてくれ!」
467 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:18:03.98 ID:cO5ouBdyO
メタモン『……んっ』パチッ
メタモン『あれっ?ここはどこ?真っ白な世界……?』キョロキョロ
メタモン(そっか、ボク、やっぱり死んじゃったんだ……。
『ゲンガーさんの毒で死ぬのなら本望だよ』なんて言ったらその通りになっちゃった、おかしいよね、ははっ……)
メタモン『……』
メタモン『誰もいない。ゲンガーさんも……。もう一生会えないのかなぁ……。
もし死んだら化けて出るって決めてたのに……』
473 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:23:16.82 ID:cO5ouBdyO
メタモン『…………』
メタモン『ゲンガーさんに会いたいよぉ……』
*『さっきからなに独り言ぶつぶつ言ってんだよ』
メタモン『!』
聞き覚えのある声に振り返ると、そこには何故かゲンガーが立っていた。
メタモン『ゲンガーさん!』
ゲンガー『よぉ』
477 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:28:01.81 ID:cO5ouBdyO
メタモン『ど、どうしてゲンガーさんがここに?
あっ、わかった。ゲンガーさんは幽霊だからあの世とボクたちがいた世界を行き来できるんだね』
ゲンガー『はぁっ?』
メタモン『そうすれば納得いくじゃない。だってここは霊界なんでしょ?』
ゲンガー『あの世?霊界?
……お前、なに寝ぼけたことばっか言ってんだ?
ここはお前の夢の中だ』
メタモン『えっ……えぇっ!?だってボク、確かにゲンガーさんの毒で……』
482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:34:44.89 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー『お前は自分が死んだと勝手に思いこんでるだけだ。
だからここは夢の中なのに、なんにも存在してないんだ』
メタモン『勝手にって、現にボクは……』
ゲンガー『話はあとだ。さあ帰るぞ』
メタモン『ど、どこに?』
ゲンガー『現実世界に決まってんだろが』
メタモン『じょ、状況がまだ理解できてなないよ……』
ゲンガー『いいからさっさと目をつぶれ。帰りたい帰りたいって念じればいいんだ』
メタモン『……』
メタモン(帰りたい、帰りたい。ゲンガーさんのいるもとへ帰りたい……)
484 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/31(金) 22:38:05.78 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「おい、いい加減起きろ、おい、おいってば。顔舐め回しちゃうぞ」
メタモン「っ!」
ゲンガー「やっと起きたか、おはよう」ニヤリ
メタモン「あれ?ここって……」キョロキョロ
ゲンガー「昨日、昼寝してた場所だ」
メタモン「さ、さっきのは……?」
487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:45:28.07 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「あぁ、アレ?勝手ながらお前の夢を食わせてもらった。
悪い夢見てたみてぇだからな、全部平らげてやったよ」
メタモン「それで真っ白だった……っていうかほんとにゲンガーさんだったの?」
ゲンガー「夢ん中に侵入するのなんざ朝飯前さ。戻ってこれただろ?」
メタモン「でも、どうして……?ボク、死んだはずじゃ……」
ゲンガー「ここのニンゲンが異変に気づいて応急処置をしてくれたんだよ。
解毒する道具を……まあ、穴に突っこんでな」
491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 22:50:03.88 ID:cO5ouBdyO
メタモン「穴ってもしかして……」
ゲンガー「……精液を注入した穴だ」
メタモン「……そっか。でも解毒の効果で毒が体内から除去されて、良好な状態に戻れたんだね」
ゲンガー「そういうことだ。とにかくよかったよ、お前が生きてくれてて」
メタモン「……うん、ボクも心からそう思う」
496 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 23:04:07.81 ID:cO5ouBdyO
ゲンガー「……ごめんな、メタモン」
メタモン「えっ?」
ゲンガー「危うくおれのせいで死ぬとこだったんだよな。ほんとにごめんな」
メタモン「ううん。ボクこそごめん。半ば強制的にゲンガーさんにあんなことさせちゃったし。
でも、楽しかった。ゲンガーさんの声とか仕草とか、すごくかわいかった……」
ゲンガー「……かわいいはやめてくれ」
メタモン「ごめん。でもよかった。またこうしてゲンガーさんと一緒にいられて」
ゲンガー「そうだな」
メタモン(よかった、ほんとに)
終
502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/31(金) 23:11:10.77 ID:cO5ouBdyO
用事でいつ再開できるかわからないのでここで終わります。
ここまで支援と保守してくれた人、ありがとうございました。