1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 00:40:22.02 ID:xL4fBusj0
カヲル「リリンの生殖行動は面白いね。一度試してみたいな」
レイ「……」スタスタ
カヲル「綾波レイ……ちょうどいいところに」
レイ「?」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 00:47:24.27 ID:xL4fBusj0
レイ「なに?」
カヲル「実は強力して欲しいことがあるんだ」
カヲル「僕と生殖行動をしてみてくれないか?」
レイ「嫌」
カヲル「つれないな……そう言わずに」
レイ「ビンタビンタビンタビンタ」
カヲル「ぶほほほほぼぼ」
レイ「……」スタスタスタ
カヲル(断られてしまった……何がいけなかったんだろう?)
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 00:52:04.16 ID:xL4fBusj0
カヲル「実践の前にもう少し勉強してみよう」
バサバサ
カヲル「性描写のある本にビデオ……これだけあればまずはいいかな」
ミサト「♪〜」
カヲル「葛城さん。少しお話があるんですが」
ミサト「なにかしら?」
カヲル(警戒されてるな……)
カヲル「内密の話です。できれば二人っきりで」ニコ
ミサト「!」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 00:56:44.53 ID:xL4fBusj0
ガチャン
ミサト「ここならいいでしょ?」
カヲル「そうですね」
カヲル(まず打ち解けてリラックスできるよう、にこやかなムードを作らないと)
ミサト(ヤバ、ちょっと顔が熱いわ……油断できないってのに、急にあんな笑顔見せるから)
カヲル「内密の話というのは、葛城ミサトさん、あなたの話です」
ミサト「どういう意味?」
カヲル「僕はまだ、葛城さんのことをよく知らない。許せる範囲でいいので教えていただけませんか?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:03:46.26 ID:xL4fBusj0
ミサト「悪いけど。あなたに話せることは無いわ」
カヲル「それは寂しいですね」スッ
ミサト「!?」
カヲル(手を握って……本によれば少しでもスキンシップを図らないと)
ミサト「……気安く触らないで」
カヲル「え」
カヲル(逃げられてしまった。やはりリリンを理解するのは難しいね)
ミサト(あ〜ビックリした!)ドキドキ
カヲル(確か続けて、スキンシップからのハグorキスなのだけど……)
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:12:15.48 ID:xL4fBusj0
カヲル(不十分だが仕方ないか。続けられるところまで続けてみよう)
ぎゅっ
ミサト「なっ!?」
チュッ
ミサト「な!!???」
チュ〜〜〜〜〜ゥ
ミサト「んむぅ!!!!!???????」
チュゥレロレロレロレロチュッッパ
ミサト「ぁ」ガクン
カヲル「……ふぅ。葛城さん?」
ミサト「ひぁ……ぁ、ひへ♥」
カヲル(惚けてるのか。判断力が落ちれば話してくれるかな?)
カヲル「葛城さん、あなたの事を教えてくれますか?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:23:10.06 ID:xL4fBusj0
ミサト「それで……お父さんが―――」
ミサト(なにしてるの私。こんな話、加持君やリツコ、あとはシンジ君にしかしてなかったのに)
ミサト(会って間もない、要警戒の子供相手に……)
カヲル「なるほど。そんな事情が。僕も多少の責任を感じます」
ミサト「責任? どうして?」
カヲル「……」
ミサト(また。そんな目で見つめるから!)
カヲル(距離が縮んだら、とにかく好意的な言葉を伝える。嘘でも悪い気はしないと記述されていたけど……)
カヲル「葛城さんは、表面から分かるよりずっと複雑な側面をお持ちだったんですね」
ミサト「そんな大げさなもんじゃないわよ」
カヲル「いえ。不謹慎かも知れませんが、そういう方はとても魅力的だと思います」
ミサト「え?」
カヲル「好意に値する―――好きだということです。葛城さん」
ミサト「な、渚く……んっンン!」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:31:33.06 ID:xL4fBusj0
ミサト「ぷはっ、あ、あんた、何しに来たわけ!?」
カヲル「あなたを抱きに」
ミサト「抱っ!?」
カヲル「いけませんか?」
ミサト「あったりまえでしょっ。いけないに決まって……」
カヲル「好きです」
ミサト「!」
カヲル「……」
ミサト「なぎ……」ドキドキ
ちゅぅ
ミサト「んん、ン」
カヲル(甘いとされる言葉を伝えながら、キスを交え、身体を愛撫……慣れないと忙しいな)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:45:50.05 ID:xL4fBusj0
ミサト「ぁん、ぁぁ、はっ」
カヲル「とても綺麗な脚ですね」
ミサト「っあぁ! や、ンン」
カヲル「指が溶けそうなくらい、触り心地が素敵です」
ミサト「そんなことな、もう……30間近だから……ぁぁッ」
カヲル「ん……レロッ」
ミサト「ひゃぁう!」
ミサト(なんで、なんでこの子、こんなに上手なの……?)
カヲル(どうだろう……演技じゃないのかな? 上手くいってるといいのだけど)
ミサト「あぁん! いっあぁぁ! ふぁぁ!」
カヲル「葛城さん。これからは二人の時だけミサトさん、って呼んでもいいですか?」
ミサト「ぁ……ぁぁぁ、カヲル……」
カヲル「挿れますね」
ミサト「………………」コクン
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:48:29.63 ID:xL4fBusj0
シンジ「うーん……」
アスカ「なにヘンな顔してんのよ」
シンジ「ミサトさんから連絡ないんだ。いつもなら、遅くなるとかもう帰るとかあるのに」
アスカ「たまにはそんな事だってあるわよ」
シンジ「こっちから掛けても全然つながらないし……」
アスカ「だから、忙しいんでしょ。ってことはどうせ遅くなるんだし先に食べるわよ」
シンジ「食べるわよ、って。用意するの僕だろ」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 01:55:35.47 ID:UvPwLVIO0
シンジ「ふぁぁ〜」
ペンペン「クェェ」
シンジ「おはよペンペン。早いね。ん?」
ピッピッ
シンジ(点滅してる……留守電か)
ミサト『シンちゃん、アスカ。今日はちょっち帰れないの。ごめんね。会うのはネルフでになるけど、学校サボっちゃだめよ? じゃね』
シンジ(なんだ良かった。元気みたいだ)
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 02:02:32.42 ID:UvPwLVIO0
〜学校〜
シンジ「人間の?」
カヲル「うん。人の生態というものをもっと深く理解したいと思ってる」
シンジ「へえ……動物や昆虫じゃなくて人間ってところがちょっと変わってるね」
カヲル「そうかい? でも人間も彼らの仲間さ。この星の生命体だ」
シンジ「う、うん、そうだね。さすがカヲル君、なんかスケールがでっかいや」
アスカ「な〜に感心してんのよバカシンジ。そいつのは、ただ変人ってだけよ」
シンジ「横からチャチャ入れるなよ」
アスカ「ふんっだ」
カヲル「……」
シンジ「ん? カヲル君、どうかしたの」
カヲル(次は誰で調査してみよう……)
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 02:41:32.79 ID:UvPwLVIO0
カヲル(一度のつもりだったけれど、予想以上に興味深い反応を得られたし……)
カヲル(どうせなら次は葛城さんとは対極と言えるリリンにしたいな)
カヲル(幼く、地味で、おそらく経験が無く、性に消極的―――)
ヒカリ「みんな! そろそろ席について」
カヲル(そうだね。例えば、洞木ヒカリさん)
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 02:50:56.23 ID:UvPwLVIO0
ガヤガヤガヤ
ヒカリ「それでね、お姉ちゃんが―――」
女子「え〜、それ大丈夫だったの?」
ヒカリ「うん。ケガはどこにもなくて」
カヲル(きっかけは小さくでも事件性があるくらいのほうがいい。本当なのかな?)
カヲル(洞木さんの足元に微小なATフィールドを……)
カツン
ヒカリ「きゃっ!?」
女子「ヒカリ!」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 02:58:53.41 ID:UvPwLVIO0
どさっ
カヲル「ふぅ……危なかったね。階段ではもう少し足元を注意したほうがいいよ」
ヒカリ「な……ぎさ君」ドキドキ
女子「ヒカリ! 平気!?」
ヒカリ「う、うん。全然平気。渚君が受け止めてくれたから……びっくりしたぁ」ドキドキ
カヲル「ちょうどいて良かったよ」
ヒカリ「いてくれなかったら大怪我しちゃうところだったわ。ありがとう」ドキドキ
カヲル「……どういたしまして」
ヒカリ「っ」ドックン!
女子「いいな〜。私も渚君に抱きとめられたいなぁ」
ヒカリ「あっ! ご、ごめんなさいいつまでも」
カヲル「気にしないで。それじゃ」
ヒカリ「……」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 03:04:09.98 ID:UvPwLVIO0
〜ネルフ〜
リツコ「本日はここまで。お疲れ様」
ミサト「渚君はちょっち話があるから、悪いけど、この後私の部屋まで来て」
カヲル「はい」
アスカ「ぷ。なにかヘマやらかしたんじゃないの〜」
シンジ「カヲル君、僕待ってようか?」
カヲル「いや。僕もシンジ君と帰りたいけど、終わりの時間が分からないから」
シンジ「そっか……じゃあ先に帰ってるね」
アスカ「なに男同士でいちゃついてんのよ。キモチワルイ」
レイ「……」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/30(木) 03:06:37.07 ID:UvPwLVIO0
起床まで3時間切ってしまった寝る