1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:04:13.90 ID:UxbCDK7XI
コナン「えっ!?」
小五郎「もう一度聞く。お前は何者だ?」
コナン「な、何者って…ぼ、僕はコナンだよ。江戸川コナン。な、何を言ってるのおじさん?」
小五郎「そんなふざけた名前をした奴がいるわけねーだろ…」
2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:07:04.34 ID:UxbCDK7XI
コナン「し、仕方ないよ…僕の両親がつけちゃった名前なんだから…あはは…」
小五郎「そうか…そうやってまた俺たちを騙すんだな…」
コナン「だ、騙すも何も…。と、突然どうしちゃったの、おじさん?」
小五郎「手荒な真似をしたくは無かったが…仕方あるまい…」スタスタ
コナン「お、おじさん…こ、怖いよ…」ゾゾ…
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:09:27.06 ID:UxbCDK7XI
小五郎「じっとしてろ…」トン!
コナン「んっ!?い、今何をしたのおじさん!?」
小五郎「三度目だ。お前は何者だ?」
コナン「だ、だから、僕は江戸g…な、なんだ!?く、口が…か…勝手に…」ピクピク
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:12:09.88 ID:UxbCDK7XI
小五郎「新一という秘孔をついた…お前は口を割るしかない。」
コナン「お、俺は高校生探偵の工藤新一だ。」
小五郎「やはりな…。それで、何故お前は子供の姿になったんだ?」
コナン「そ、それは…蘭と遊園地に遊びに言った時…怪しげな男たちの取引現場を見ていたら…奴らの仲間の一人に背後から殴られて…気絶していた間に…薬を飲まされ…気づいたら体が縮んでいたんだ…」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:14:12.79 ID:UxbCDK7XI
小五郎「なるほど…。お前の正体を工藤新一と知っているのは他にいるのか?」
コナン「あ、ああ…俺の両親と阿笠博士と服部平次と…灰原哀だ。」
小五郎「灰原哀だと?…もしやあの幼女もお前と同じく…」
コナン「ああ…あいつは元々俺の体を小さくさせた薬を作った組織の一員だったんだ。」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:16:24.99 ID:UxbCDK7XI
小五郎「どうりで大人びていたわけだな…」
コナン「あいつも俺と同じく薬を飲んであの体になったんだ…」
小五郎「元の体を見るのが楽しみだな…」ニヤ
コナン「お、おっちゃん?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:18:04.54 ID:UxbCDK7XI
小五郎「な、なんでもない…。それで…お前と彼女は、お前らを小さくさせた薬を作った組織の手がかりを探しているわけだな?」
コナン「ああ…元に戻れる薬を作ったりもしているけど…」
小五郎「事情はわかった…」
コナン「お、おっちゃん…今まで隠していて悪かった…。ところで、いつから俺のことを工藤新一だと思ってたんだ?」
小五郎「そんなもん…お前に初めて会った時からだよ…」
コナン「なっ!?」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:20:04.27 ID:UxbCDK7XI
小五郎「ガキの頃の顔にそっくりじゃねーか…その顔。」
コナン「ってことは、もしかして…俺がこの時計型麻酔銃で眠らせて推理していたことも?」
小五郎「当たり前だのクラッカーだ…本当なら北斗神拳二指真空把で打ち返していたところだが…」
コナン「ほ、北斗神拳!?お、おっちゃん…あんた一体!?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:22:11.76 ID:UxbCDK7XI
小五郎「俺もお前に謝らなければいけねーな…俺は、表向きはただのヘッポコ探偵…しかし、それは仮の姿…真の姿は…北斗神拳伝承者…毛利小五郎だ!」
コナン「な、なんだってー!?」
小五郎「このご時世、己の拳だけではいきていけねーしな…まして、北斗神拳は暗殺拳…尚更だ…」
コナン「だ、だから、探偵を?」
小五郎「まあな…ところが、探偵家業も上手くいかず、辞めようかと思ってた時に…お前が現れた…」
コナン「…」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:24:13.54 ID:UxbCDK7XI
小五郎「お前の正体は最初からわかっていたが、あえて黙っていた…」
コナン「な、なんで!?」
小五郎「考えてみろ。お前のお陰で俺は眠りの小五郎とまで言われるようになったんだ。そして、この地位と名声を手に入れた。もし、お前がいなかったら…俺は今頃…」
コナン「だから…麻酔銃を…」
小五郎「ああ。…打ち込まれても仕方あるまいと思った…」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:25:41.05 ID:UxbCDK7XI
コナン「じゃあ、なんで今頃、俺の正体のことを?」
小五郎「俺はお前のお陰で色々と楽しませてもらった…だが、俺はお前に何もして来なかった…」
コナン「お、おっちゃん…」
小五郎「だから、今度は俺がお前にしてやる番だ…」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:27:04.71 ID:UxbCDK7XI
コナン「その気持ちはありがてーけどよ…これは俺自身が解決すべき問題なんだ!」
小五郎「たしかに…それは分かる。…だがな、人が何か苦しんでいる時には助けるのが男ってもんだろ?借りた仮はきちんと返したいんでな。」
コナン「お、おっちゃん!」
小五郎「俺に出来ることと言えば…その組織を壊滅させることぐらいだが…」
コナン「じゅ、十分だよ、おっちゃん!一緒に組織を壊滅させてやっか!」
小五郎「ああ…そうしよう。」
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:28:22.38 ID:UxbCDK7XI
コナン「それじゃあ…行くとすっか!」
小五郎「おい、ボウズ…」
コナン「なんだ、おっちゃん?」
小五郎「今まで蘭のこと、ありがとうな…そしてこれからも頼んだぞ!」
コナン「ああ!分かってるって!」
小五郎「うむ…行くぞ!」
コナン「ああ!」
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:29:20.59 ID:UxbCDK7XI
この一時間後、コナンと小五郎の二人は組織を壊滅させた!
その後、コナンは新一に戻り、何故か灰原とくっつき、小五郎の逆鱗に触れ、北斗百烈拳をくらい、アベシッ!!!
完
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/08/19(日) 17:34:41.52 ID:UxbCDK7XI
組織と対決するところダラダラ書いてもつまらんので