46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:48:25.66 ID:erlu1fLT0
>>11(xQPp1uLP0)さんからの続きとなります
古泉「長門さん、ご協力ありがとうございます、これで涼宮さんをたきつけることが出来ました」
長門「そう、それは良かった」
古泉「しかし、彼がポニーテール好きとは、私ならツインテールが好きなんですが」
長門「そう、わかった」
古泉(え?わかった?)
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:49:37.29 ID:erlu1fLT0
次の日
古泉「こんにちは、おや?まだ長門さんだけでした・・・か!?」
古泉(長門さんの髪型がツインテール!?)
長門「どうかした?」
古泉「い、いえ何でもありません、今日も髪型を変えられたんですね」
長門「変えた」
古泉(まさかフラグが立った?いや偶然ということも考えられますよね)
古泉「しかし、皆さん遅いですね」
長門「朝比奈みくるは、今日は用事でこれないと言っていた。他の2人は遅れるそう」
古泉「そうだったんですか、朝比奈さんは来られないのですか残念です」
長門「・・・、やはり朝比奈みくるのようなタイプが好きなの?」
古泉「(長門さんからの質問とは珍しいですね)そうですね、憧れるタイプの方ではありますね」
長門「わかった」
古泉(へ?)
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:51:04.91 ID:erlu1fLT0
さらに次の日
古泉「こんにちは、おや?また長門さん・・・だけ!だけぇッ!!?
きょ、今日は、その何と言いましょうか、朝比奈さんとそっくりの髪型なんですね、どうかされたんですか?」
長門「特に意味はない、気にしないで」
ハルヒ「あら有希、今日も髪型変えたの?ふーん、みくるちゃんみたいで似合ってるじゃない」
長門「ありがとう」
ハルヒ「そうだ有希、この際だからみくるちゃんの服着てみなさいよ、きっと似合うわよ!さあさあ男子は外に出た出た」
キョン「扉の前でどうした古泉?うかない顔してるな、悩み事か?」
古泉「少し気になることがありまして・・・
長門さんのことなんですが、いえ、やっぱり何でもないです、忘れてください」
キョン「?、変なヤツ。ところで部室が騒がしいみたいだが、中で何をやってるんだ?」
古泉「いつもの涼宮さんですよ」
キョン「なるほどな、おおかた理解した」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:52:26.96 ID:erlu1fLT0
ハルヒ「もう入っていいわよ!」
古泉&キョン「おお!(メイド服)」
長門「どう?」
古泉「(彼ではなく僕に質問?)た、大変お似合いですよ。
本当にこのようなメイドさんがいましたら、是非とも従事して頂きたいと思うほどです」
長門「良かった」
ハルヒ「どう、どうよキョン!これならどこに出荷しても恥ずかしくないメイドでしょ!?」
キョン「出荷ってなんだハルヒ、わかった、わかったから長門に茶でもいれてもらって少し落ち着け」
ハルヒ「これが落ち着いていられるもんですか!ダイアの原石を発掘したのよ!」
長門(胸が・・)
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:53:59.89 ID:erlu1fLT0
帰宅
古泉(わけがわからない、もしかして本当に長門さんは・・・いや、それはないはずです。彼女は彼が好きなはず。馬鹿な考えはやめましょう)
古泉「ただいま。・・・、誰もいない家にただいまと言ってもむなしいだけですね」
長門「お帰りなさいご主人様♪お食事にします?お風呂にします?それとも・・・」
古泉「え?えぇえええええええええぇ!!!」
コトコトコト(現在、長門は台所で業務用のカレーを煮込んでいます。)
古泉(こ、これは一体どういうことなのでしょう・・・
まさかこれも涼宮さんの力?しかし、なぜ涼宮さんが僕と長門さんを?)
長門「出来ましたよ、熱いのでふうふうしましょうね」
古泉「あ?いえ、自分で食べれますので」
長門「そ、そんな!せっかく・・・」
古泉「そ、それじゃあせっかくですので頂きます、ふうふうしていただけますか?」
長門「ふうふう、はい、あーん♪」
古泉「さ、ささ、さすがに、そ、そこまでは」
長門(ウルウル)
古泉「い、いただきますぅ!」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:55:38.81 ID:erlu1fLT0
カポーン(お風呂)
古泉「はぁ、今日は色々とあって本当に疲れました・・・やはり風呂は良いですね」
長門「お背中流しに参りましたよ♪」
古泉「ストップ!ストップです長門さん!!」
長門「どうしたんですかご主人様?」
古泉「この際です、はっきりとお聞きしたい、どうして長門さんはこんなことをされているんですか?」
長門「・・・あなたを見ていたら胸の辺りが・・・いや、これを言語では到底説明出来そうにもない」
古泉「そ、それはきっと・・・いえ、なんでもありません・・・」
長門「迷惑だった?」
古泉「そんなことはありませんよ(苦笑)、ただ無理をしているように見えて。僕はいつもの長門さんが好きですよ」
長門「そう」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/28(土) 21:57:20.22 ID:erlu1fLT0
部室を訪れると、いつものように窓際の椅子に座り本を読む長門さんの姿がありました。
あれが一体なんだったのか、涼宮さんの力だったのか、それとも・・・
深く考えるのはやめにしましょう。
僕はいつものように挨拶をし
彼女はいつものように無愛想に答える
その表情が少し微笑んでいたような気がしました。
気のせいかもしれませんが
〜 完
短く、さらに駄文失礼しました
少しでも読んで微笑んで頂けたら嬉しいです。
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:12:43.88 ID:ruC6+NT50
歌が始まってたwww
>>52からの分岐です
カポーン(お風呂)
古泉「はぁ、今日は色々とあって本当に疲れました・・・やはり風呂は良いですね」
長門「お背中流しに参りましたよ♪」
古泉「ストップ!ストップです長門さん!!」
長門「どうしたんですかご主人様?」
古泉「さ、さすがにそれは駄目です!すでに背中は流していますから大丈夫です!!」
長門「それじゃあ一緒に」
古泉「いやいやいやいやいや、そろそろあがろうかな〜っと思っていたところですので
ふ、ふふふ、布団でもしいておいてもらえますでしょうか!」
長門「まあ・・お布団なんて気の早い」ポッ
古泉(誰か助けてぇえええええ〜!)
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:13:37.91 ID:ruC6+NT50
トゥルルルルルル(電話中)
古泉「夜分遅くすいません、突然で申し訳ありませんが、今晩私の家に泊まりに来てくれませんか?」
キョン「はぁ?俺にそう言った趣味はない、きるぞ」
古泉「待って下さい、そういった意味ではないんです、なんと説明したら良いのでしょうか
長門さんがメイドで家で風呂で背中が、このままでは僕は冥土インヘブンで貞操の危機でして」
キョン「まったく意味がわからん、とりあえず落ち着け。わかったわかった、泊まらないが行ってやるだけだぞ」
古泉「ありがとうございます、あなたならそう言って頂けると思ってすでに機関で手配しています。もうすぐ着く頃だと思います」
キキー、ドーン!
キョン「今、家の前に車が止まる音がした・・・多分、新川さんなんだろう・・な。というよりぶつかった音がしたが大丈夫なのか?」
妹「キョン君、血まみれの人が迎えに来てるよ〜」
キョン「・・・」
108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:15:03.15 ID:ruC6+NT50
ズズー、ポリポリ(キョンが茶を飲む音、頭を掻く音)
キョン「まさかここまでの仲だとは、全く気づかなかった」
古泉「茶化さないで下さい!僕だってどうしてこうなってるのか理解できてないんですよ」
キョン「すまんすまん、いつものハルヒパワーじゃないのか?」
古泉「そうも考えましたが、涼宮さんが誤解するようなことは一切していないはずなんです。
・・・、いえ、もしかしたら、あのポニテが原因だったのかもしれません」
キョン「そういえば数日前に長門がポニテにしてきたことがあったな、あれは何の冗談だったんだ?」
古泉「正直に話しますと、あれは僕がたきつけたことでして、あなたと涼宮さんが」
キョン「待て待て、何を勘違いしているのかわからんが
俺は別にハルヒのことは何とも思っちゃいないからな、そこだけははっきりしておく」
古泉「あなたはそうだとしても涼宮さんはどうでしょうか?怒らずに最後まで聞いて頂きたい。
例えばの話ですよ、長門さんのポニテによって涼宮さんは、あなたが長門さんに恋心をいだくことを恐れた。
その前に長門さんを他の誰かと付き合わせることによって、あなたが奪われないように世界を改変した、と考えるとどうでしょう」
キョン「どうでしょうもなにも、あきれてものも言えん。茶、美味かったよ、それじゃあな」
110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:16:06.18 ID:ruC6+NT50
古泉「待って下さい!あなたが素直に認めれば、きっと長門さんは元に戻るはずなんです」
キョン「二度同じことを言わせるな、ハルヒのことはなんとも思っちゃいない。
それより、お前こそ本当に素直なのか?」
古泉「どういう意味でしょうか?」
キョン「お前こそ長門のこと、どう思ってるんだよ?」
古泉「!!、素敵な女性だとは思っていますが・・・」
キョン「本当にそれだけなのか?もっと言うべきことがあるんじゃないのか?素直になれよ」
古泉「これ以上、言うことはありませんよ」
キョン「はぁ、そうか・・・。すまんが長門、ちょっと古泉かりるぞ」
長門「??」
111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:17:38.24 ID:ruC6+NT50
古泉家の前
キョン「お前も2回聞いたんだ、俺も2回聞くぞ、長門のことはどう思ってるんだ?」
古泉「さっき言ったとおりですが」
キョン「はは、そうかそうか、俺には素直になれと言う、自分も素直だと、おもしれえよな」
ドガッ
古泉「グハッ!な、なにをするんですか!?」
キョン「本当は好きなんだろ?長門のことが」
古泉「な、何をいきなり」
キョン「それを認めらず、ハルヒのせいなんかにしやがる、見ててむかつく、よっと」
古泉「何度も殴られませんよ、あなたこそどうなんですか!?」
バキッ
キョン「クッ!効くな〜!もうこの際だ言ってやるよ、俺はあの変な女、ハルヒが好きだよ!」
古泉「結局、自分も素直じゃなかったじゃないですか!」
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:18:18.30 ID:ruC6+NT50
ドガッ
キョン「グッ・・・ははは!」
バキッ
古泉「あははははは!」
ドガッ、バキッ、ドガッ、バキッ
キョン「ハァハァ、長門?」
古泉「長門さん?」
キョン「・・・長門、あとは頼んだ」
長門「大丈夫?」
古泉「少し転んだだけです」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:20:20.07 ID:ruC6+NT50
古泉家
古泉「いたたたたッ!し、しみる!!」
長門「ごめんなさい」
古泉「謝る必要なんてありませんよ、自業自得ですから。でも長門さんなら力をつかえば、こんな傷すぐに治せそうですが」
長門「そうだった、少し冷静さを欠いていた」
古泉「ふふ、長門さんでもそういうところがあるんですね、予想外です」
長門「///」
古泉「そういえばいつもの長門さんに戻ったんですね」
長門「どうやらあなたを困らせているようだったから、メイドがいいならそうする」
古泉「いえ、僕はいつもの長門さんが好きですよ。
この際ですのではっきり言っておきましょう、”僕は長門さんが好きです”いつものとか、そう言った意味ではなく恋愛対象としてです」
長門「え?」
古泉「長門さんは僕のことをどう思っていますか?」
長門「・・・今はこの気持ちが良くわからない、でもあなたのことを考えると・・上手く説明出来ない」
古泉「そうですか、今はそれだけで十分です。もう夜も遅いですし機関に遅らせましょう。ご飯美味しかったです」
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:21:14.52 ID:ruC6+NT50
登校日
古泉「いたたッ!(彼も怒ると容赦ないですね)」
キョン「よお古泉、情け無い姿だな」
古泉「誰のせいですか?」
キョン「俺のせいでもあるし、お前のせいでもある。つらそうだな、手でもかそ、!、いや止めておこう」
古泉「?」
キョン「先に行ってる、じゃあな」
117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:22:49.05 ID:ruC6+NT50
長門「古泉君、大丈夫?手かす?」
古泉「おはようございます長門さん、すみませんがお願いできますか」
長門「はい」
差し出される手
古泉「///」
長門「///」
長門「あ、あの」
古泉「な、なんでしょう」
長門「今度からは、下の名前で呼んでくれる?」
古泉「わかりました、ありがとうございます、有希」
長門「どういたしまして一樹」
〜 完
シリアス展開、駄文すいません。
少しでも微笑んでくれたら嬉しいです。
保守&お待ち頂き、ありがとうございました
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:27:25.80 ID:ruC6+NT50
乙でした
こんなしょうもないオチですいませんでした。
時間がないとしんどいですね。
122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/29(日) 00:44:26.26 ID:ruC6+NT50
乙でした
台詞だけのSSは、何度書いても楽しいですわ