『――力が欲しいか』 藤木「…え?」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:20:39.79 ID:CknmLEYg0

キーンコーンカーンコーン

藤木「はぁ…今日は参ったなあ……」

藤木「永沢君には『卑怯者』とか言われるし」

藤木「さくら達にはバカにされるし…」

藤木「はぁ…僕にもっと勇気と力があれば…」

『――力が欲しいか』

藤木「…え?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:23:04.67 ID:CknmLEYg0

『――力が欲しいか』

藤木「誰だ!? どこにいるんだ!?」

『――力が欲しいか』

藤木「くっ…」

『――力が』

藤木「うるさい! なんだよ力って!? 何が出来るってんだよ!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:26:32.75 ID:CknmLEYg0

『――力だ。神の力だ』

藤木「…神の……?」

『――力が欲しいか』

藤木「なんでも出来るんだな!? そうなんだろう!?」

『――力だ。神の力だ』

『――力が欲しいか』

藤木「……欲しい! 僕にくれ!」

『フフフ…クッフッフフフハーッハッハッハ!!』

ピカアアアァァァァァ

藤木「う…うわああああ!!!!」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:31:18.64 ID:CknmLEYg0

どれほどの時間がたったのだろうか。藤木は先ほどの道で闇に包まれて倒れていた。


藤木「うぅ……な、何だったんだろう? さっきのは」

藤木「夢かな……イテッ!」

藤木「手の平に傷が……これは……」

『――聖痕だ』

藤木「ッ!?」

『――神たる証拠だ。お前には神の力があるのだ』

藤木「神…だって!?」

『――力だ。神の力だ』

12 名前:いっとくけどオリジナルだからな!パロじゃないぞ![] 投稿日:2012/07/07(土) 20:35:48.74 ID:CknmLEYg0

藤木「神…すごい……これなら永沢に復讐も出来るかも…」

藤木「それだけじゃない……世界すらこの手にあるわけだ!」

藤木「と、なると少しこの力を使ってみて、程度を試してみよう」

藤木「神だから何でも出来るんだよな……まずは>>15をしてみよう」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:37:37.15 ID:Cb7ZXG4h0 ?2BP(600)

sssp://img.2ch.net/ico/anime_saitama06.gif
笹山を強姦

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:41:26.79 ID:CknmLEYg0

藤木「笹山さんを強姦しよう!」

藤木「神の力を持ってすれば犯罪なんか恐るるに足らず、さ!」

ギューーン!!!



笹山「友達と喋っていたらすっかり遅くなっちゃった。早く帰らないと……」テクテク

笹山「あら? あれは……」

笹山「藤木くん! 藤木君も今帰るの?」

藤木「……うん。そうさ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:43:55.78 ID:CknmLEYg0

笹山「一人で帰るの怖いから、一緒に帰らない?」

藤木「……いいとも」

笹山「……」テクテク

藤木「……」テクテク

藤木「……なんで怖いんだい?」

笹山「えっ?」ビクッ

藤木「一人で帰るのが何で怖いんだい?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:46:50.11 ID:CknmLEYg0

笹山「そ、それは私女の子だし……その、変な人が出るかもしれないし……」

藤木「変な人ってどんな人だい?」

笹山「えっ……そ、そんなのいえないわよっ!」カアァ

藤木「どんな人だい?」

笹山「……えっちなことしてくる人とか…」ボソボソ

藤木「ふぅん……」テクテク

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:49:23.73 ID:CknmLEYg0

藤木「変な人か……」

笹山「……」カアァ

藤木「……もしもだけどさ」

笹山「うん?」


藤木「僕がその“変な人”だったらどうする?」


笹山「えっ……」


ガバッ!!

藤木は笹山の口を押さえると同時に、暗がりへ押し倒した。

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 20:55:51.50 ID:CknmLEYg0

笹山「!? 〜〜ッ!!」ジタバタ

藤木「無駄さ…僕に抗うのは不可能…諦めなよ」

笹山「フーッ!!ムーッ!!」

藤木「フフフ……涙を流す笹山さんもかわいいよ……」

笹山「ッ!!」ゾワッ

藤木「さあ……服を脱がすよ?」


笹山は暴れて抵抗しようとしたが、どうしたことか両腕は動かず、口も開かない。
藤木にスカートや下着をまるで着せ替え人形のように脱がされていった。

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:01:19.83 ID:CknmLEYg0

藤木「さあ、今挿入れるからね」ズブリ

笹山「〜〜っ!!」

藤木「くっ……やっぱり濡れてないから痛いや……」ミヂミヂ

笹山「ング〜〜ッ!!ンーッ!!」

藤木「ハァハァ……どうだい、僕のは? 初めてなんだ……」ズッ

笹山「ーーッ!!」ズッズッ

藤木「フゥフゥ……笹山さんの初めてをもらえるなんて僕、カンゲキ! …なんてねっ」ズッ!!


笹山は為す術もなく、ただただ藤木のいいように弄ばれた。

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:07:47.56 ID:CknmLEYg0

藤木は、果てた。
近くには笹山が息も絶え絶えになってただ寝転がっていた。


藤木「……ふぅ。良かったよ笹山さん」

藤木「先に言っておくけど、警察や親に言ったって無駄だよ」

藤木「記憶は今ここで完全に消去しておく」

藤木「明日からは笹山さんであって笹山さんでない」

藤木「非処女なんだ。穢れた笹山さんだ! 僕が穢したんだよ! 分かるかい!? 僕が!!」

藤木「自分が非処女と知らずに幸せに暮らすんだ! アハハハハハッ!!」


笹山の耳には届かない。意識は完全に飛んでいる……

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:10:28.36 ID:CknmLEYg0

藤木「ふん、やっぱり僕の見込んだ女性だな」

藤木「さて・・・…今日はもう遅い。明日、また学校だな」

藤木「フフフ、明日は学校で>>40をしてやろう」

藤木「楽しみだなあ……ククク…」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:14:35.47 ID:XKynerbK0

まる子犯す

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:17:05.99 ID:CknmLEYg0




藤木「うう……腰が痛い…」

藤木「昨日は励みすぎたかな」

笹山「おはよう、藤木くん」

藤木「……あ?」

笹山「っ」ビクッ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:20:08.49 ID:CknmLEYg0

笹山「…えっと、私何かしたかな…?」

藤木「ナニかをしたじゃないか。クッフフ……」

笹山「……?」

藤木「悪いけど、僕は処女の笹山さんが好きであって非処女になった今の君には興味がないんだ」

笹山「!?」

笹山「……ひどい! 私知らないもんっ!」ダッ

まる子「ちょ、ちょっと藤木!?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:26:29.32 ID:CknmLEYg0

藤木「なんだ、さくらか」

まる子「ちょっと藤木! 今の台詞はないでしょ!」

藤木「何のことだい?」

まる子「シラきってんじゃないよ! あたしゃガッカリだね!」

藤木「本当のことさ」

まる子「まだそんなことを! 怒るよ!」

藤木「やってみなよ」


言うや否や、まる子の平手打ちがとんだ。
しかし藤木は簡単にかわしてみせる。

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:30:22.73 ID:CknmLEYg0

藤木「あーあ。さくら、君がはじめに手を出したんだ」

藤木「これはお返しをしないとね」

まる子「なに言ってんだい!」ビュッ

藤木「2発か……昨日の今日だがなんとかなるだろう」ガシッ

まる子「あっ……!」



気がつくと、まる子は自分の席に座っていた。
確か登校途中に…藤木と笹山が……
…………

思い出せない……

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:33:29.37 ID:CknmLEYg0

藤木「ふぅ……なるほど、神の力は素晴らしいな」

藤木「次はレイプなんてチャチなものじゃなくて、もっとこう……」

藤木「ドデカく>>55とかしてみるか!」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:35:16.83 ID:LTAdny7A0

小杉を殺害

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:39:21.74 ID:CknmLEYg0

藤木「小杉か……ここらで殺人も楽しいかもしれないな」

藤木「どんな手段で殺してやろうか…」

藤木「刺殺? 圧殺? 轢殺絞殺銃殺斬殺……」

藤木「よし決めた! >>65だ!」


※何でもアリ 今挙げた例以外でもおk

65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:41:02.71 ID:Ogsmo7Xi0

テクノブレイク

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:45:38.47 ID:CknmLEYg0

藤木「テクノブレイクぅ!?」

藤木「……まあいい。大恥かかせてやるさ」


給食タイム

小杉「おっ! 今日はプリンが余ってるじゃねえか!」

小杉「……って、アレ…」

小杉「おい! なんで射精してるんだ!」ドクッドクッ

さくら「プーッ 小杉の奴、プリン見て射精してるよ」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:50:51.12 ID:CknmLEYg0

藤木(ククク……奴には無条件で射精するように奇跡をかけておいたのさ!)

藤木(みんなの前でテクノブレイクするがいい!)

小杉「ううっ! ふぅ…」ドピュッ

小杉「な、なんで止まらねえんだ!? ううっ!」ビュビュッ


クラス中に嘲笑いが沸き起こる。それでも小杉のコスギはコスギる精子を吐き出し続けた。


小杉「ハァハァ……だれ、か……たすけ……っ」ビュルッ


小杉は昇天しながら昇天した。

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:54:38.88 ID:CknmLEYg0

クラスがざわつく中、藤木は笑いを隠すのに必死だった。
自分の思い通りに事が運ぶ。こんな愉快なことがあるだろうか。


藤木(クフフフフッ!! 素晴らしい! 神の力、素晴らしいぞ!)

藤木「次は>>90だ!」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 21:56:07.85 ID:eN2k9wqj0

永沢の頭から芽を生やす

94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:00:16.38 ID:CknmLEYg0

藤木「ふん、たまねぎ頭に芽を生やすか」

藤木「お、都合よくあそこに……おいたまn……永沢」

永沢「君、いつから僕を呼び捨てにするようになったんだい?」

藤木「いつからだって僕の勝手だろう?」

永沢「そりゃあ君の勝手だがね、呼ばれる本人のことも考えてくれよ」

藤木「僕が人を呼ぶのに許可が要るのかい?」

永沢「君、ちょっとおかしいぞ」

藤木「ふん、お互い様だね」

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:04:18.82 ID:CknmLEYg0

永沢「ついに頭がおかしくなったのかい、君は?」

藤木「フフッ」

永沢「何がおかしい?」

藤木「いやなに、確かに僕は頭がおかしくなったかもしれないけどね」

藤木「見た目も中身もおかしい君に言われて、笑う以外に何ができるのかね」

永沢「ッ! この野郎……!!」


永沢は藤木の胸倉を掴む。しかし藤木は顔色一つ変えず、続けた。

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:10:12.40 ID:CknmLEYg0

藤木「だっておかしいじゃないか。君、髪を伸ばしたのかい?」


そういうと藤木は永沢の“髪”を掴んで彼の目の前に引き寄せた。


永沢「……な、なんだこれ……」

藤木「芽さ。永沢のね」

永沢「うわああああ!! なんだこれ! 何をしたああああっ!」

藤木「君の頭が寂しそうだったからね。生やしてやったのさ」

藤木「気に入らないのなら抜いてやるさ。そらっ!」ブチブヂィッ!!


永沢の芽を藤木は思い切り引き抜いた。

102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:19:22.85 ID:CknmLEYg0

永沢の絶叫が響く。まるで体を引きちぎられるような痛み。
そしてすぐに“芽”は生え揃う。そのたびに藤木の手がちぎる。


永沢「ぐあああああっ!! やめてくれええっ!!」

藤木「残念だったなあ。小杉君がいれば食べさせてやったのにな」ブチッ

永沢「ゆるじでええぇっ!! やめでえええっ!!」

藤木「でも玉ねぎの芽にはソラニンって毒があるっけ、確か」ブヂッ


永沢は気絶した。人間の痛みの許容範囲をゆうに超えた痛みである。


藤木「つまらない……もう終わりか」パラパラ

藤木「お次は>>105だ!」

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:20:37.59 ID:hpcf8B900

花輪家に強盗

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:23:42.33 ID:CknmLEYg0

藤木「花輪くんか…前から気に食わない奴だったんだ」

藤木「しかし、神の力があるなら金なんか要らないな」

藤木「それに、もっと楽しいことがしたいね」

藤木「例えば、>>115とかさ」

115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:24:54.83 ID:Cb7ZXG4h0 ?2BP(600)

sssp://img.2ch.net/ico/anime_saitama06.gif
みぎわを全裸

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:29:43.04 ID:CknmLEYg0

藤木「みぎわを剥くのか……」

藤木「オエーッ」

藤木「まあいい。それが神の思し召しなら…」


クラスでは小杉のテクノブレイク、永沢の異常な体について誰もが恐れ、疑っていた。
次の被害者は誰だ? この現象は何だ? 事件の関連性は?

そして、今正に被害者が増えようとしていた……オエーッ

125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:34:54.91 ID:CknmLEYg0

みぎわ「あら…何かしら、体ガッ!?」ガクガクガクッ!

花輪「ヘーイどうしたんだい?」

みぎわ「はナわくん……なンダかかラだがおかシイノ……」ガクガク

花輪「それなら保健室に……ってブッ!! ななな何をしてるんだキミはっ!?」

みぎわ「カラだがかッテニウゴいテ……」


みぎわはなんといきなり服を脱ぎ始めた!

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:40:58.21 ID:CknmLEYg0

クラスの連中は驚いて固まっていた。
みぎわは服を全て脱いでもまだ脱ぐ動作をしている。


藤木(これからが本番さっ!)

みぎわ「ウウッ…ア……」ズルリッ


悲鳴が上がった。みぎわは自分の肌を剥いだ。
血に濡れた乾いた肌がべちゃりと床に落ちる。


みぎわ「ウウウ……」ズルリズルリ

131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:45:52.76 ID:CknmLEYg0

みぎわは死んだ。あっけないほどに崩れ落ちた。
自分の血に溺れた肉塊は人目で人間と分かるものではなかった。
誰もが出口に向かいだした。逃げ出したがった。地獄と呼ぶにふさわしい光景が広がる。


藤木「アッハハハ!! 愉快だ!」

藤木「もっともっと大きな事も出来るぞ!!」

藤木「>>135だ!」

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:47:02.42 ID:ZdkUgNUU0

山根の胃腸を治し神と崇めさせる

138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:50:02.60 ID:CknmLEYg0

藤木「山根え? つまらん!」

藤木「もっと他にあるだろ! 清水市壊滅とか日本沈没とか>>140とか!」

140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:51:05.91 ID:XKynerbK0

クラスの独裁者

145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:55:14.85 ID:CknmLEYg0

藤木「クラスの独裁者か……」

藤木「神としてはスケールの小さい気もするがいいだろう」


藤木はクラスの連中を集めて言った。


藤木「よく聞け! 今までの小杉のテクノブレイク、永沢の異常、みぎわの皮剥ぎ!」

藤木「全てこの僕、藤木が行った!」

藤木「僕の思い通りだ!」

149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 22:59:35.16 ID:CknmLEYg0

藤木「さからうものは死刑! アハハ、いい気分だ」

丸尾「ズバリ待つでしょう!!」

藤木「あん?」

丸尾「クラスの統率を図るのは私学級委員、丸尾スエオが使命」

丸尾「あなたの横暴、ズバリ見過ごすわけにいかないでしょう!」

藤木「面白い。ならば今すぐ死ぬがいい!」

150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:02:59.97 ID:CknmLEYg0

丸尾「ウグッ!!」ドクン!


丸尾は、倒れた、一瞬だった。


藤木「ざまあ見ろ。僕に逆らうとこうなるんだ。分かったかみんな……」

丸尾「う、ぐ……」

藤木「おや、まだ生きていたのかい」

155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:06:44.60 ID:CknmLEYg0

丸尾「い、一体何故こんなことが……」

藤木「力さ。神の力だ」

丸尾「フフフ……神、だと……」

藤木「何がおかしい」

丸尾「ズバリ笑わせてくれるでしょう……」

藤木「…………」

丸尾「こ、こんなことで神の名を騙るなど、言語道断……ズバリ傲慢でしょう……」

藤木「黙れよ、くたばり損ない」グシャァッ!!

157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:09:50.21 ID:CknmLEYg0

丸尾は死んだ。しかし、笑って死んでいった。嘲笑の顔だった。


藤木(バカめ……黙って震えていればよかったものを)

ブー太郎「ふ、不自由はないですかブー……」

ハマジ「お、お次は何をいたしましょう……」

藤木「さて、次は>>160でも始めるか」

160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:11:06.00 ID:ipOIlGnO0

自殺の練習させる

166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:15:08.11 ID:CknmLEYg0

藤木「不謹慎だな流石に」

藤木「もっとこう、インパクトある>>170とか」

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:16:55.10 ID:yj5KXT7/0

くじ引きで選ばれた3人で、チンピラに全裸でケンカ売らせる

176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:20:54.40 ID:CknmLEYg0

藤木「そうだな、ケンカが見たいぞ」

関口「は?」

藤木「くじ引きを作れ」


早急にくじ引きの製作がなされた。


藤木「この中に三つ当たりのクジがある。そいつに当たったものが」

藤木「全裸で街のチンピラにケンカを売れ」


クラスはざわめく。しかし、命令だ。
選ばれたのは>>180>>185、そして>>190だった。

180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:22:11.45 ID:1G5eIQtq0

藤木

185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:23:17.56 ID:jL5youlN0

藤木

190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:23:56.23 ID:keygdmbI0

友蔵

203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:28:05.99 ID:CknmLEYg0

藤木「このクジを作った奴は誰だぁ!」

藤木「つまらなすぎて萎える。死刑な」


藤木「もっと大きなことがしたい! 神の力を見せ付けられる大きな何かが!!」

藤木「>>210だ!」

210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:30:48.29 ID:98twJ4dU0

全裸で職員室襲撃

218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:36:40.64 ID:CknmLEYg0

藤木「全裸ね……」

ハマジ「いやならやめても……」

藤木「やろう」スッ

クラス「」


職員室

藤木「おらああああっ!!」ドゴオッ!!

戸川先生「なにごとです!? 藤木君! 何ですその格好は!?」

221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:41:00.89 ID:CknmLEYg0

藤木「俺は神の力を手に入れた! 俺こそ神だ!!」バキバキッ

先生「け、警察を…!」

藤木「フフハハハハッ! 警察だろうが原爆だろうがもってこい!! どうせ無駄だ!」


数分後、藤木は警察に取り囲まれていた。


警察「キミは完全に包囲されているー! おとなしく降伏しろー!!」

藤木「鬱陶しい奴らだ……ハアッ!!」ゴアッ!


藤木の周囲が風圧をはらみ、あらゆるものをなぎ倒していく。

223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:45:06.21 ID:CknmLEYg0

藤木「愚か者共め……もうくたばったか」

藤木「警察など話にならんな。俺は神なのだから」

藤木「腐った社会にはもう嫌気が差す。いまや善人は死んだのか!」

藤木「神の代わりに俺が制裁を加えてやる!」

藤木「いや、違うな……俺が神だ!!」

藤木「いまこそ>>230だ!」

230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/07(土) 23:46:28.30 ID:9WAzV2c30

宇宙進出

236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:51:53.97 ID:CknmLEYg0

藤木「宇宙か!」

藤木「確かに、神となれば宇宙の秩序すら動かせるわけだ」

藤木「となれば、もうこの星など要らんな」

藤木「神の炎を持って消し飛ばしてやる!!」


藤木が力を込めると、あたりを熱と光が包む。
ズズズと地響きが起きる。

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/07(土) 23:54:40.93 ID:CknmLEYg0

藤木「ククク……こんな星もあとわずかで宇宙の塵だ」

藤木「あと少し……あと少し……」


しかし、神に抗う人物が藤木の目の前に現れた!!


藤木「きっ…貴様は>>255!!」

255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 00:00:08.52 ID:9WAzV2c30

真・永沢

259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/08(日) 00:06:22.36 ID:MB7tgmBd0

藤木「永沢……生きていたのか!」

永沢「君もずいぶん落ちぶれたものだね、藤木君」

藤木「落ちぶれた? フン、見て分からないのかい? 僕は神になったんだぞ?」

藤木「じきにこの星も消える。僕の、神の炎によってね!」ズゴゴゴ

永沢「傲慢だな」

藤木「またその話かい? ウンザリだね」

永沢「何のために地球を滅ぼす?」

藤木「神は人間に愛想をつかしたのさ」

261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/08(日) 00:13:28.30 ID:MB7tgmBd0

藤木「ソドムとゴモラの話は知っているだろう?」

永沢「悪徳の横行する街ソドムとゴモラを、神が硫黄の火で滅ぼした……」

藤木「いまやこの地球全体がソドムなんだ、ゴモラなんだ!」

藤木「神となった俺が炎をもって滅ぼすのだ。神の名の元に」

永沢「お前は神じゃない。悪徳を愛する悪魔だ」

藤木「なにを言う。俺には神の加護があるのさ」

永沢「貴様には悪魔が憑いている。悪徳を愛したベリアルがな」

265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/08(日) 00:20:32.48 ID:MB7tgmBd0

藤木「ほざけ! 俺は神だ! 神以上の存在だ!」

永沢「かつてサタンもそう思った。思いあがった傲慢な天使だった」

藤木「黙れ黙れ黙れ!! 貴様も今すぐ殺してやる!」

永沢「君に力を与えたのはサタンだ。神でもなんでもない」

永沢「その傲慢さはサタンのそれさ。神と並ぶものだと思いあがっている」

藤木「黙れ殺してやる地球もろともだ!!」

永沢「はっきり言おう。無理だ」

267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/08(日) 00:27:41.39 ID:MB7tgmBd0

永沢「地球を滅ぼせば、神を信じる人間がいなくなる」

永沢「信じられることのなくなった神はもはや死んだも同然だ」

永沢「地球を滅ぼせば神たる君も死ぬんだ」

永沢「それでもいいなら僕は止めないね」

藤木「俺は神だ俺は神だ俺は神だ俺は――ッ!!」ズアッ






神の炎が落ちた。人類はサタンの手に堕ちた。
闇に消えた。消えた。

そして、闇があった。神は言った。

「光あれ」と。

                               終

269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/08(日) 00:29:43.98 ID:MB7tgmBd0

何かもう眠い
gdgd感マックスだったけど本当スマン
くだらないssに付き合ってくれてありがとう



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