1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:02:03.87 ID:y0hWRZNh0
暗い小部屋にのび太は居た。
首には鎖が付いている。
のび太「むにゃむにゃ。あれ?とこだろう?」
ブブブ……
のび太「ひぃ!何!?」
ジグソウ「Hello Nobita, I wanna play a game」
のび太「何だあの人形!怖いよぉ!ドラえも〜ん!」
ジグソウ「お前の首に着いている鎖は向こうで寝ている男の首に繋がっている」
ジグソウ「お前はいつも自分を消して生きている」
ジグソウ「本当の自分を見つけるチャンスをやろう」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:07:10.71 ID:y0hWRZNh0
のび太「向こうの男?」
のび太「ジャ、ジャイアン!」
ジャイアン「むにゃむにゃ……」
のび太「これは一体……」
のび太「ん?あの包丁はなんだろう」
二人の間には両刃の巨大な刃物があった。
刃物はとても鋭敏に見える。
二人の鎖はその下を潜るように通っている。
のび太「怖いよぉ!どらえもーん!どらえもーん!」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:09:40.93 ID:y0hWRZNh0
(のび家)
玉子「おはよう。二人とも起きなさい!」
ガララ
玉子「あれ?のび太はもう起きたの?」
ドラえもん「むにゃむにゃ。知らないよお」
玉子「そう、トイレかしらね」
トントン
玉子「のび太ー、入ってるの?」
シーン
ガチャ
玉子「居ないわ。おかしいわね。こんな早くからどこ行ったのかしら」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:11:48.32 ID:y0hWRZNh0
やべえ、面倒臭くなってきた。
クライマックスまで飛ばしていい?
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:19:36.11 ID:y0hWRZNh0
のび太「ジャイアン!ジャイアン!起きて!」
ジャイアン「むにゃむにゃ……のび太?何でお前……ここどこだ?」
のび太「僕にも分からない」
ジャイアン「トイレ行ってくる」
ガララララ
のび太「うわあ!」
ジャイアンが歩き出したことで鎖が引っ張られのび太は転んでしまった。
ジャイアン「何してんだお前」
のび太「ジャイアン、落ち着いて聞いて」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:22:01.78 ID:y0hWRZNh0
のび太「僕たちは今見知らぬところにいる」
ジャイアン「ふんふん」
のび太「首を見て」
ジャララ
ジャイアン「なんだこれ?首輪?俺は犬じゃねえぞ」
のび太「この鎖は僕の首とジャイアンの首を繋いでいるんだ」
ジャイアン「ふざけんな!何言ってんだ!俺は帰るぞ」
ジャラララララ
のび太「うわぁ!待ってジャイアン!よく見て!」
ジャイアン「ん?な、何だこれ」
白く光る刃物にジャイアンは驚愕した。
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:26:44.51 ID:y0hWRZNh0
のび太「引っ張るとこれに近付いちゃうんだ!」
ジャイアン「じゃあどうすりゃいいんだ!」
のび太「わ、分からない……」
ジャイアン「な、何かないか探せ!」
のび太「う、うん」
薄暗い部屋の中を這うようにして何かを探す2人。
しかし、部屋には何もない。
ジャイアン「何かあったか?」
のび太「何も…」
ジャイアン「なぁ、のび太。あっちにある時計って何だろう」
のび太「時計?」
のび太が目をやるとそこにはアナログ式の時計が建ててあった。
9の数字が赤く塗られており、現在は8時10分だ。
のび太「制限時間……?」
ジャイアン「制限時間?」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:28:23.36 ID:y0hWRZNh0
のび太「このゲームの制限時間……とか?」
ジャイアン「ってことはあと50分ってことか?」
のび太「そ、そうかも」
ジャイアン「ふざけんな!ふざけんな!」
周りに当たり散らすジャイアン!
のび太「ジャイアン落ち着いて!」
ジャイアン「落ち着けるかよ!一体どうすりゃいいんだ!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:31:00.39 ID:y0hWRZNh0
のび太「この部屋には何もないよね」
ジャイアン「ああ」
のび太「ってことはゲームに使うのはこの鎖と刃物だけってことになると思うんだ」
ジャイアン「あ、ああ……」
のび太「この首輪、首輪の下を切れば頭だけになってこの機械の下を抜けられる…」
ジャイアン「おまえ、つまり……」
のび太「どちらかの首を落とさないと逃げられないってことなんじゃ……」
ジャイアン「う、うそだろ……」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:34:31.88 ID:y0hWRZNh0
飽きてきた
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/15(金) 23:46:02.05 ID:y0hWRZNh0
実はオチとか考えてなかった。
仕組みだけ考えて「うほwこれでSSスレ建てよw」って思っただけだから。
本当にすまんこ。