1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/09(土) 12:09:56.54 ID:cx/L8WNcO
シンジ「くっさいんだよこのジャーマニー!!」ブシュウウウウ
アスカ「なっ、なにすんのよ!!」
シンジ「いつも人のことへたれだの七光りだの言うけど自分こそその匂いどうにかしろよ!!臭いんだよ!!」ブシュウウウウ
ミサト「どうしてあんなことしたの?」
シンジ「だって・・・我慢出来なくって・・・」
ミサト「だからってね・・・アスカだって女の子なんだから」
シンジ「・・・」
ミサト「謝ってきなさい」
シンジ「なんで僕が」
ミサト「シンジくん」
シンジ「・・・わかりました」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/09(土) 12:16:47.57 ID:cx/L8WNcO
コンコン
シンジ「アスカ、僕だけど」
シンジ「ごめん・・・あの時はアスカの匂いにやられて冷静な判断力を失ってたんだ」
シンジ「今考えるといきなりスプレーを吹き掛けるってのはやり過ぎだったと思う」
シンジ「せめてアスカの部屋に消臭力を置くとか、それくらいにしとけばよかった・・・反省してる」
シンジ「悪気はなかったんだ。誰だって虫の居所が悪い時ってあるでしょ?」
シンジ「いつもならアスカの臭みも我慢出来たんだけど、なんかぷつんときちゃって・・・」
シンジ「だから・・・出てきてよ、今度は臭くても我慢するから」
ミサト「ちょっと来い」グイッ
シンジ「えっ、なんで、今アスカに謝ってるところなのに」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/09(土) 12:36:10.74 ID:cx/L8WNcO
ミサト「なにしてんの」
シンジ「なにって、アスカに謝れって言ったのはミサトさんじゃないですか!」
ミサト「確かに謝りなさいって言ったわ。でもとどめを刺せとは言ってない」
シンジ「ちゃんと謝ったじゃないですか!」
ミサト「どこの世界にあんな謝り方があるのよ!いい?アスカの心を傷つけたことに対して謝りなさいって言ってるの!」
ミサト「正直やりすぎた、とかそういうことじゃなくてね?」
シンジ「そんな・・・アスカの臭みで被害を被ったのはむしろ僕のほうなのに・・・全面的な謝罪なんて出来るわけないよ!!」
ミサト「女の子に臭いなんて言っていいと思ってんの!?」
シンジ「・・・なんなんですか・・・普段はアスカがどんなにわがまま言って僕を困らせても、叩いてもなにも言わないくせに・・・
保護者やるって言っといて面倒なことは全部見て見ぬふりしてるくせに!
こんな時だけ・・・!頭きた・・・今までの怠惰な生活やネルフの経費で使い込みしてること全部父さんに言ってやる!!」
ミサト「えっ・・・ちょ、ちょっと一旦落ち着いてシンちゃん」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/09(土) 12:49:11.17 ID:cx/L8WNcO
シンジ「パイロットももう辞めます、ちなみにアスカもこんな精神状態じゃエヴァに乗れないでしょうね」
ミサト「そ、そんな」
シンジ「経費の使い込みにパイロット二人を失って、父さん怒るだろうな。
不祥事を起こしてクビ・・・どこも雇ってくれないでしょうね。ちなみにミサトさん貯金なんてしてませんよね?
失業保険って確か三ヶ月経たないと貰えないし・・・生活大変ですね」
ミサト「・・・・・・」
コンコン
ミサト「アスカ、ごめんなさい・・・わたしが悪かったわ」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/09(土) 12:50:56.86 ID:cx/L8WNcO
ミサト「入るわよ」ガチャッ
ミサト「・・・・・・し、死んでる・・・・・・」
終わり