1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 21:53:48.18 ID:2j6jOdms0
デスノートを拾った夜神月
しかし、彼は反抗期を迎えており
デスノートどころではなかった
月「おい、ババア」
さゆ「お兄ちゃんひどい…!まだ小学生だよ!」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:00:28.48 ID:2j6jOdms0
月「黙れ」
パチンッ
さゆ「きゃっ」
月「脱げ」
ビリビリッ
さゆ「やめて…!お兄ちゃんやめて!」
リューク「あーあ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:05:18.00 ID:2j6jOdms0
総一郎「月」
月「お、おやじ…」
総一郎「…」
ドスッ
月「がはっ…!」
総一郎「兄として恥を知れ」
さゆ「うわあああん」
月「うるせぇよ…僕の妹なんだから好きにしていいだろ?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:14:54.81 ID:2j6jOdms0
月「くそっ」
すたすた
総一郎「待て月…!話はまだ終わってない!」
リューク「親子喧嘩中に悪いんだが…」
総一郎「リュークか…みていたのか」
リューク「まぁな」
総一郎「ふぅ、全く困ったものだ」
リューク「反抗期なんて誰でも迎えるもんだ」
総一郎「リューク、頼みがある」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:22:14.01 ID:2j6jOdms0
リューク「なんだ?」
総一郎「ノートはお前に返す」
リューク「いや、それは月が決めることだろ…」
総一郎「その代わりに月を更生させてくれ」
リューク「ふざけんなよクソ親父」
総一郎「あいつの面倒を見てやってほしい」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:26:09.93 ID:2j6jOdms0
総一郎「りんごを…月にりんご10個払いでどうだ?」
リューク「チッ、じゃあやってやるよ」
総一郎「すまん」
月「親父から塾の夏期講習代もらったし、それで遊ぶか」
月「へへっ、平日なのにゲーセンなんて不良だな僕も」
リューク「月〜」
月「…なんだ」
リューク「学校行こうぜ、親父さんにお前の面倒見るように頼まれたんだ」
月(余計な事を)
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:32:20.25 ID:2j6jOdms0
月(無視しよう)
リューク「おーい!どこ行くんだよ」
リューク「月くん、月くん」
リューク「ったく…無視するなよ月くん」
月「月くんはやめろ!!」
リューク「なにキレてんだよ…学校行けばいい話だろ?」
月「学校には僕の居場所がないんだ」
月「あんな頭の悪い連中と勉強してたら脳が腐りそうだよ」
リューク「…お前にも困ったもんだ」ゴソゴソ
スッ
リューク「パンチラノート〜」
月「パンチラノート?」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:36:22.51 ID:2j6jOdms0
月「どんなノートなんだ」
リューク「例えばあそこにいる女の名前を書くとする」
女「…」
リューク「俺には名前が見えるからな」サラサラ
リューク「すると、40秒後に」
女(スカートを捲り上げる)
月「!!!!!!!」
リューク「自らスカートを捲り下着を見せてくれるノートだ」
月「す、素晴らしいよリューク…お前も使えるじゃねーか…」
リューク「だから、学校行け」
月「分かったよ、すぐに行く」
タッタッタ
リューク「単純な奴だ」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:39:45.81 ID:2j6jOdms0
―学校―
ガラガラ
月「…」
教師「また、遅刻か」
教師「お前はいつからそんなクズに成り下がったんだ?」
教師「っふ…まぁそんなクズは社会に出て叩き潰されればいい」
教師「おい、お前等!今日から夜神のことはクズって呼べ!」
「……」
教師「ハハハハハハ!!コイツには丁度ピッタリな名前だろ!!」
月「……ギロッ」
教師「…な、なんだその眼は」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:44:33.32 ID:2j6jOdms0
月「…うるせぇんだよ!!」
ドガンッ!!(机を蹴り上げる)
「やばいよ…夜神くんがキレた…」
「あいつ、地元の先輩2〜3人と遊んだりしてんだろ?やべーよ…」
教師「ぼ、暴力は退学だぞ!!」
月「ふふふ」
教師「なにがおかしい…!?」
月「暴力なんて僕は振らない、新しいヤンキーだからね」
サラサラ
教師「なっ…なにをノートに書いているんだ!!」
40秒後
教師「…」ビリビリッ
「せ、先生がズボンを脱いだ!?」
教師「残りの時間は俺の下着鑑賞会だ」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:47:36.03 ID:2j6jOdms0
「きゃあああああああああ!!!!!!」
クラス中がパニくになった
なんせ、この学校で一番エリートぶっている先生がパンチラをしたからである
教師「…」
月「ククッ、コイツは後で処分される」
月「教師はクビになり、職も失い路頭に彷徨う事になるだろう」
教師「アッァァ」
リューク(えげつねーな…)
月「ふぅ」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:49:34.01 ID:2j6jOdms0
―体育の時間―
「へい、パース!」
「おい!ゴールちゃんと決めろよ!」
月「…」
リューク「お前は参加しねぇのか?」
月「僕が行っても足を引っ張るだけだからね」
リューク「けっ、せっかく女子が見にきててアピールできるってのによ」
月「じょ、女子なんか興味ない」
女「きゃー!ブス田くん頑張ってー!」
ブス田「へへっ」
月「りゅ、リューク!」ガタッ
リューク「なんだよ…?」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:51:33.56 ID:2j6jOdms0
月「クラスで1番ブスな男子が女子に声援を送られているのには納得出来ない」
リューク「知らないのかお前」
月「あ?」
リューク「どんなに顔が悪くてもスポーツして活躍してる姿見たらかっこよく見えるんだよ」
リューク「いわゆるマジックって奴だ」
月「ふ、ふざけるな……」ピクピクッ
月「もういい、学校には行かない」
リューク「おいおい…」
月「帰る」スタスタ
リューク「あー、待て待て」
月「僕は忙しいんだ…帰ってゲーセンにでも行くさ」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:54:01.95 ID:2j6jOdms0
リューク「しょうがねぇなぁ」ゴソゴソッ
リューク「アスリートノート〜」
月「あ、アスリートノート?」
リューク「ああ、運動が出来ない奴向けに作られたノートだ」
月「どうやって使うんだ?僕自体活躍できるようにできるのか?」
リューク「このノートにまず自分の名前を書く」サラサラ
月「で?」
リューク「20秒後に1人アスリートの名前を書く」
月「おいおい…アスリートの名前なんか書いてもなんにも変わらないだろ」
リューク「とりあえず、リオゲロル・メッスィにしておくか」
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 22:58:24.94 ID:2j6jOdms0
月「メッスィって世界最強のサッカークラブチーム…ゲロセロナ所属の!?」
リューク「ああ、これでお前は1時間だけメッスィと同じ身体能力、技術を得れる」
リューク「アスリートのレンタルノートみたいなもんだな」
リューク「ノートに書いてから40秒後にお前はメッスィの力を得れる」
40秒後
月「…す、すごい…なんだか力が漲ってきたよ」
リューク「さぁ行って来い」
月「ハハハハハハ!!!!」
ブス田「どうしたんだ、夜神?」
月「ククッ…僕も入れてくれないか?」
ブス田「いいけど…」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 23:01:20.93 ID:2j6jOdms0
ポーンポーン
月の元へボールが渡る
「夜神くんだ…サッカー出来るのかな?」
月「…行くよ」
ヒュンッ
ブス田「なっ!?」
シュンッシュンッヒュンッヒュンッ!
月(軽い…!身体が軽い!)
ブス田「な…七人抜き!?」
月「それっ!!」
月「ライトシュートォォッ!!」
ズドンッ!!
キーパー「ヒィッアッ!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 23:08:02.41 ID:2j6jOdms0
審判「ゴール」
月「ハハハッ、これで女子のハートはガッチリ掴んださ」
「なにあれ…怖い…」
月「エッ」
ブス田「お前、化け物だな…」
月「ちょ、どういうことだよ!?」
リューク「お前のプレーが常人離れ過ぎて周りに引かれてんだろう」
月「ふざけんなっ!!!」
リューク「お、おい…どこ行くんだ!」
月「もう帰る」
タッタッタ
リューク「あーあ…まぁいいか」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 23:11:28.88 ID:2j6jOdms0
月「クソックソッ」
L「…」
月「…ん?」
僕は同じ学校の制服を着た奇妙な生徒とすれ違った
月(誰だコイツ?)
月(同じ学年にいたっけな…)
L「すいません」
月「あんだよ?」
L「3年B組は何階でしょうか」
月(ぼ、僕と同じクラス?こんな奴いたっけ…?)
月(そうか…コイツ不登校だったんだな…)