1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:02:31.25 ID:as0jAqFy0
マスオ「しかもランサーのマスターなのかい!?」
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:09:35.41 ID:as0jAqFy0
聖杯戦争。それは某冬木市を舞台に行われる、
ちょっとシステムのデザインとセキュリティに問題がある魔術儀式である。
遠坂「・・・でもまさか出張中の一般人がマスターになるなんてねぇ」
マスオ「ぼぼぼ僕はどうなってしまうんだい!?」
遠坂「まぁ偶然私が通りかかったから良かったわ。あなた、さっさと降参するべきね」
マスオ「ええ!?」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:13:10.17 ID:as0jAqFy0
マスオ「つまりその教会というところに行けば僕は保護してもらえるのかい?」
遠坂「そうなるわね。仮にも元マスターとして、利用しようとするものは出るでしょうから」
ランサー「ヘイ」
マスオ「聖杯戦争が終わるまではそのほうがいいということだね・・・う〜ん」
遠坂「まぁ一般人が無理にこんなことに絡む必要もないと思うわ」
ランサー「ヘイ、ヘイ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:18:26.87 ID:as0jAqFy0
ランサー「ヘイボス、なぁんで戦い放棄前提なのか皆目検討つきかねるんですがぁ」
マスオ「ああ〜、ランサーく〜ん、頼むよ〜」
ランサー「頼むも何も」
マスオ「僕はここは遠坂さんの意見にしたがって降りようと思うよ」
ランサー「・・・願いはないのか」
マスオ「ええ〜?」
ランサー「聖杯があればかなうんだぜ? 家庭の悩みだろうが仕事の悩みだろうが」
ランサー「あの戦争での後悔だろうが」
マスオ「ええ!?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:21:44.81 ID:as0jAqFy0
遠坂「あの戦争・・・?」
マスオ「らららランサーく〜ん、今の若い子には関係ない話だよ〜?」
マスオ「確かに後悔はあるけどねぇ、それを覆すために殺し合いなんて僕には」
マスオ「もう敵味方関係なく人を殺すのはこりごりだよ〜」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:27:41.42 ID:as0jAqFy0
〜〜教会へ移動中〜〜
遠坂「大戦に参加していた!? とてもそんな年齢には・・・」
ランサー「見た目にだまされると痛い目だな。旦那はそれなりの戦歴を持っている」
マスオ「う〜ん、それもマスターとサーヴァントの能力かい?」
マスオ「まぁ僕もねぇ、予備仕官過程から仏印、対ゲリラ戦からインパールまで良く生き延びたと思うけどねぇ」
遠坂「・・・」
マスオ「いやぁ慣れないねぇ、人を殺すのは。敵はともかく味方の介錯が苦痛でねぇ」
マスオ「まぁ学生上がりとはいえ士官は士官だ。傷病兵の安楽死なんて部下に命じられないしねぇ」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:31:06.45 ID:as0jAqFy0
遠坂(・・・見かけによらないとはこのことね。少なくとも、私よりよほど戦争を『理解』しているマスターか)
遠坂(でももうすぐ教会、これでドロップアウト。マスオさんには悪いけど問題は)
マスオ「あの〜凛ちゃ〜ん」
遠坂「なんでs(ドゴォ)!? ごほっ!?」
マスオ「ごめんねぇ〜?」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:36:32.22 ID:as0jAqFy0
(ザザッドゴォ)
遠坂(!? たった今いた場所のアスファルトがめくれあがって!?)
??「あはー! 今のをよけちゃうかぁ」
マスオ「だだだ大丈夫かい凛ちゃん? ランサー?」
ランサー「おうよ」(二人をかばって防御防御)
遠坂「くっ・・・アーチャー!!」
アーチャー「・・・」(姿を現して防御防御)
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:43:48.43 ID:as0jAqFy0
??「いやいや、ちょーっとお手伝いをね?」
遠坂「手伝い?」
??「なんだい仔猫ちゃん。君じゃあちょーっと役者が足りないなぁ」
??「俺が用があるのはそっち」
マスオ「ええ!?」
アーチャー「ふっ」
??(ガキィ)「っとぉ危ないなぁ」
??「始まって間もない聖杯戦争・・・それがもう馴れ合っていやがる・・・」
??「そりゃ違うだろう? ・・・俺たちが召喚(よ)ばれたのは、殺し合いのためだ」
??→バーサーカー「だからさ・・・俺が手本を見せてやるよ・・・お前たちを殺す・・・愛しているんだぁ!君たちを!!」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:49:09.50 ID:as0jAqFy0
(民家を破壊して現れる5mほどもある人型機械)
バーサーカー「はっはぁ! そらそらどうした!」
マスオ「ひ、ひえぇえ〜!? なんだい凛ちゃん! 聖杯戦争ってのは毎回こんな感じなのかい!?」
凛「」
マスオ「凛ちゃん? 凛ちゃ〜ん!?」
アーチャー「すまない、ランサーのマスターよ。凛は、その、機械に弱い」
マスオ・ランサー「「ええ〜!?」」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:55:15.70 ID:as0jAqFy0
マスオ「し、仕方ないなぁ」(ランサーとアーチャーの性能を確認し)
ランサー「お、やっと動く気になったなマスター」
アーチャー「・・・」
マスオ「うう〜ん、アーチャーくんは爆発物とかはもっているかい?」
アーチャー「これでいいか」(宝具投影)
マスオ「ああ、これを借りるねぇ。――あの機械は視界はどれぐらいあると思う?」
ランサー「まぁ狭いだろうな。少なくとも広くはないだろう」
アーチャー「ただしサーヴァントに関しては『見える』と思ったほうがいいだろう。魔術的存在に物理法則はあまり関係ない」
マスオ「だよねぇ。なら対戦車戦とおなじだねぇ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 16:59:47.22 ID:as0jAqFy0
マスオ「まず、アーチャーくんは凛ちゃんを守りつつ後退。ランサーはその支援」
アーチャー「・・・」
ランサー「おう」
マスオ「その間に僕は遮蔽物を利用して接敵、借りたこの・・・剣?を相手に刺してすぐに逃げるよ」
アーチャー「だが・・・」
マスオ「なぁに、マルチや布団爆弾でアメリカの戦車と戦ったのと比べれば」
(宝具を右手で保持→しゃがみダッシュで遮蔽物を縫って接近→流れるように匍匐体勢へ移行)
ランサー(このマスターはあたり、かもな)
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 17:10:01.27 ID:as0jAqFy0
バーサーカー「あれあれ〜? どこいったのかなうさぎちゃ〜ん? かくれんぼかな〜」
(ドゴォ! ドキャ! バキィ!)
ランサー「(ヒョイ、ヒョイ・・・!いまだ)」
マスオ「氏ね波へおりぁあああ!!(ドゴォ)」
バーサーカー「!!??」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 17:13:36.41 ID:as0jAqFy0
バーサーカー「・・・っく、なかなかやるじゃなーい?」
マスオ「い、いまだランサーくん、『僕を連れて逃げろ』!」(ぺカー)
ランサー(令呪ブースト逃亡)
やべぇこれ盛り上げようがないな。マスオさんじゃ限界があるわやめていい?
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/04(金) 17:26:11.29 ID:as0jAqFy0
(『顔』を上げてあたりを確認しつつ)
バーサーカー「・・・逃げたか。まぁ? 引き際も? いい戦士の条件と考えれば?」
バーサーカー「こいつは『あたり』と考えても良さそうだな・・・」
バーサーカー「はいはーい! 教会の関係者さん聞いてるー? どうせどっかで見てるんでしょう?」
バーサーカー「俺はさぁ、ほら、『アーマード・コアの英霊』だからさぁ」
バーサーカー「毎回こんな感じで現場が荒れるけど、隠蔽工作がんばってねー? まぁ住宅地一ブロックぐらいだし楽勝だよねー?」
(誰かの悲鳴)
バーサーカー「っと、目撃者ちゃん発せーい! ごめん! もうちょい荒らすわ! じゃーねー!」
(目撃者に突撃して機体に赤い染みをつけつつフェードアウト)