18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 19:30:38.81 ID:+qJ4M6g+i
シンジ「じゃあ…ねこじゃらし…」フリフリフリフリ
アスカ「にゃあー」
レイ「…」ジッ
シンジ「またたびとか…」フワッ
アスカ「ごろにゃあー」///
レイ「…」
レイ「わん!」
シンジ「…えっ?」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 19:47:25.70 ID:+qJ4M6g+i
レイ「わん!」
シンジ「えっ…と、初対面のイヌにはまず手のにおいを嗅がせるんだっけ…?」スッ
レイ「くんくん」
レイ「(碇君のにおいがする…)」
シンジ「イヌは頭上から迫るものには恐怖を感じるので、まず首筋から」ナデナデ
レイ「くぅーん」ゴロン
シンジ「仰向けに寝転ぶのは心を許した証拠、お腹をなでてあげ…おや?」ナデナ…
アスカ「フゥー…!!」ソワァ
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 20:39:02.71 ID:+qJ4M6g+i
シンジ「毛を逆立てている…しかも爪も心なしか伸びている…!」
レイ「くぅーん」
シンジ「猫は時に縄張りに入った動物に敵意を感じる…綾波っ!危ないっ!」ガバッ
アスカ「ニ゛ャア゛ー!」
ガリガリッ
シンジ「やめてよアスカ!僕だよ!」
ピンポーン
ミサト「シンちゃーん?アスカー?ただい…え?」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 21:04:20.76 ID:+qJ4M6g+i
アスカ「ナ゛ーオ!」ガリガリガリガリ
ミサト「シンジ!アスカ!二人とも何事!?ってナニコレ…」
シンジ「たたた助けてよミサトさーん!リツコさんっ!綾波っ!父さんっ!母さんっ…!」ガリガリ
アスカ「…!」ギロッ
ミサト「ビクゥ!(ケモノの目をしてる…!?)」
レイ「ワンっ!」ガルルルルルル
アスカ「ナーオ…ンナァーオ!」フゥゥゥゥゥゥ
シンジ「威嚇しあってる…綾波が僕を守ろうとしている…?」
ミサト「だぁーっうるさいっ!3人とも床に伏せっ!」BANG!BANG!!
シンジアスカレイ「!!!」ビグゥ
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 21:22:27.23 ID:+qJ4M6g+i
リツコ「まさか非戦闘区域で実弾を発砲するとはね?上の階に人がいたらどうしたのかしら?」
ミサト「戦闘が起こってたから仕方ないの!上は空き室だってわかってたし」
ミサト「それでー、2人の容態はどうなの?」
リツコ「もう安静だけど、どっちも話しかけたらナーンとかワンとか…冗談にしては行きすぎてるわね…?」
ミサト「監視カメラの映像は?」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 21:31:43.74 ID:+qJ4M6g+i
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アソンデホシイニャー
ネコジャラシ
ニャアー
マタタビ
ゴロニャー
ワンッ
フゥゥゥゥゥゥ
ガリガリガリガリ
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ミサト「なんだか…かわいいわね」
リツコ「真面目に見なさい。明らかに途中までは正気を保っていた。シンジ君が遊んでいるうちにエスカレートしたわ…その…ネコ化が。」
ミサト「使徒の攻撃の可能性は?」
リツコ「ないとは言えないわ。でも、先ほどシンクロテストをしたらアスカだけ…0%だったわ」
ミサト「どういうこと?」
リツコ「意識を保った状態で0%はありえない。これは仮説だけど、アスカは何かにシンクロしてしまっているのではないかしら?」
ミサト「つまり…何かに憑かれているってわけ?」
リツコ「可能性の上ね。ただしそれだとレイの症状に説明がつかないわ。…まあでもとりあえず、二人はあなたの部屋へ返させてもらうわね」
ミサト「そうね…二人とも明らかに疲れててきているわ…食事もまだだし…」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 21:45:47.93 ID:+qJ4M6g+i
シンジ「スーパーは閉まってたし、仮にも人間にキャットフードあげるわけにもいかないからなぁ…」
ミサト「…ダメね、ビーフジャーキー、食べてくれないわ」
シンジ「ダメですよミサトさん、綾波は肉が嫌いなんですから」
ミサト「(結構マメな気配りできるのね…)」
レイ「(碇君…ラーメンの時のこと覚えてくれてる…)」//
シンジ「シャケをほぐして、炊きたてご飯にドサッと」
シンジ「アスカはこれで…よしよし食べてる食べてる」
アスカ「ナーン」ハグハグハグ
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/26(木) 22:03:38.17 ID:+qJ4M6g+i
シンジ「綾波は…イヌは塩分高いもの食べるとマズいって聞いたなぁ、サラダスティックにしてみよう」
シンジ「まずはキュウリを棒に切って」
綾波「きゅーん」サクサクサクサク
シンジ「じゃがりこみたいに食べるなあ、次はにんじんスティック」
綾波「サクサクサク…カプッ」//
シンジ「綾波っ、それは僕の指だよ…」//
アスカ「…」ジッ
シンジ「困ったなあ…アスカが嫉妬深くておちおちゴハンもやれないよ」