オーキド「ここにモンスターボールが3つあるじゃろ?カイジくん」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:49:18.94 ID:FDK8LjNL0


カイジ「ああ、確かにある・・・。が、オッサンっ・・・!まさかここから一つ選べっていうんじゃないだろうな・・・?」

2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:51:08.86 ID:FDK8LjNL0

オーキド「なんじゃと!確かにその通りじゃが・・・何か不満か??」

カイジ「不満・・・?ククク・・・当然だっ・・・!あるに決まってる・・・タラタラだっ…!」

   「この三つのボール・・・わざわざ選ばせようとしてる事からみて、おそらく中身は全て違う・・・」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:53:35.89 ID:FDK8LjNL0

オーキド「そ、そうじゃ。これにはそれぞれ3種類のポケモンが入っておる。が、それがなにか…」

カイジ「クク…すぐに感づいた・・・おそらくは・・・これはジャンケン・・・!各々が弱点と強みを持ち合わせる3すくみ・・・!」




   「が、このジャンケン・・・ジャンケンポイっで相手と同時に出すのではないっ・・・!」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:55:28.08 ID:FDK8LjNL0


カイジ「このジャンケン、一方が先に出す必要がある…いうなりゃ後出しジャンケンだ…!」





     「そして・・・オッサン・・・確か俺のライバルはアンタの孫・・・アンタの身内だったな・・・!」


14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:57:15.90 ID:FDK8LjNL0


オーキド「待て!違う!そんなつもりじゃ・・・わしはただ・・・」

カイジ「黙れっ・・・!きっとアンタは・・・自分の孫より先に他人の俺に選ばせてやろうとしたとかなんとか・・・」

    「身内を贔屓することなく・・・俺を尊重して・・・なんていうか公平、平等フェアな立場をとった・・・そんなつもりなんだろうが・・・」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 18:58:01.17 ID:FDK8LjNL0


カイジ 「やってる事は後出しジャンケンの強要っ・・・!後手必勝っ・・・!



     もっともらしい理由をつけて・・・そんな勝負で俺に先手を打たせようとしてるだけっ・・・!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:01:44.56 ID:FDK8LjNL0


オーキド「待ってくれ…!わしは…わしはただ、初心者トレーナーの君に冒険の手助けがしたくて…」


カイジ「今から思えば・・・俺をここに呼んだことも・・・科学者気取り・・・勝負事には興味がないというようなその立ち振る舞いも・・・



    全部自分の孫を勝たせる為の計算だったってわけだっ・・・!」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:02:50.62 ID:FDK8LjNL0



カイジ「ポケモン研究の権威・・・あのオーキド博士が自分を呼んでると聞きゃあそりゃ浮かれるっ・・・!




    好きなものを選べって言われりゃ疑わないっ・・・!選ぶっ・・・!普通先に選ぶっ・・・!





            全く見事だぜ・・・この蛇めっ!!」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:05:43.96 ID:FDK8LjNL0


オーキド「ぐっ・・・違う・・・カイジ・・・!本当にわしは・・・!」


カイジ「ひとつ…提案がある…!


    もし本当にただ俺の旅立ちをしたいだけなら一切問題ない…


         疑惑も晴らせる…まさに一石二鳥…!そんな提案だ…!」

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:07:34.29 ID:FDK8LjNL0



オーキド「なんじゃ!教えてくれ、カイジくん!」



カイジ「クク…まず、もちろんポケモンは頂く…!ただし…」



35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:08:31.63 ID:FDK8LjNL0


カイジ「ただし・・・二つ・・・!二匹だっ・・・!



    二匹なら残った一匹・・・ライバルのポケモンにどっちかは必ず勝てるっ・・・!」




42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:11:25.48 ID:FDK8LjNL0



オーキド「!?!?!?」



カイジ「もともとどれを選んでもあげるつもりだった三匹っ・・・!

       なら二匹持っていっても問題ないっ・・・!アンタの孫の分はきっちり残ってる…!


               違うかっ・・・?本当に孫を勝たせる為じゃないのなら問題ないっ・・・!



                              そうだろ・・・?博士…オッサン…!!!!」





44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:14:03.66 ID:FDK8LjNL0


ナレーター「時が過ぎ1年と6か月後…!!

       そこにはエンディングでポーズを決める、ポケモンマスターこと

                             伊藤カイジがいた!!」


            〜Fin〜

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/04/17(火) 19:17:20.03 ID:FDK8LjNL0

すみません、ちょっと急用でご飯食べて少し寝て起きて学校行って卒業してそれなりの会社就職してきます!
もし戻ってきて残ってたら続きかくので保守よろです。



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