キョン「ハルヒと付き合う事だけは無いわ」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:12:25.42 ID:g2r9T/ip0

キョン「付き合うなら佐々木だな。まあもし付き合えるならの話だが」

古泉「……そうですかね?とても魅力的な女性かと思いますが」

ハルヒ「……」

みくる「あ、あのう……」

キョン「ん?ああ、大丈夫ですよ。ハルヒさっきから突っ伏して寝てるじゃないですか」

古泉「……」


4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:15:09.98 ID:g2r9T/ip0

キョン「それにしても朝比奈さん、今日も天使そのものですね」

みくる「へあっ!?いや……そ、その、ありがとうございまひゅ!」

キョン「ハルヒにも見習って欲しいぜ。全く」

古泉「そろそろこのお話は止めにしませんか?」

キョン「何故だ?」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:18:38.36 ID:g2r9T/ip0

キョン「ご覧の通り我等が団長は深い眠りについておられる。何も心配することは無いさ」

古泉「しかしですね」

キョン「ったく、何だよ!何が悪い?」

古泉「いくら寝て居るからと言って、その様な事を仰るのは……」

キョン「……まあそれもそうだな。じゃ、俺は帰るから」

みくる「そんなあ……」

キョン「適当に言い訳しておいてくれ。それじゃ」

パタン

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:21:51.69 ID:g2r9T/ip0

ハルヒ「ズッ……グスン」

古泉「す、涼宮さ」

みくる「古泉くん……」

古泉「……寝冷えしてしまいそうですね。毛布、かけておきましょう」

みくる「……はい」

古泉(彼の発言は至極真っ当な意見でしたが、いかんせん場所が悪かった……)

古泉「では、バイトがありますのでこれで」

みくる「は、はあい」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:25:04.41 ID:g2r9T/ip0

キョン「おう、佐々木か。久しぶりだな。どうしたんだ?」

佐々木『久しぶり。少し声が聞きたくなってね。時間はあるかい?』

キョン「大丈夫だ。珍しいな……何かあったのか?」

佐々木『そうだね……できれば直接会って話がしたい。今からでも』

キョン「良いぜ。丁度ヒマになったところだ」




13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:27:30.74 ID:g2r9T/ip0

佐々木『良かった。なら18時にいつもの喫茶店で待ち合わせしよう』

キョン「はいよ。そんなら、また後でな」

佐々木『うん、また後で』

キョン「佐々木……まさかまた九曜達が絡んだ事じゃ無いだろうな……」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:29:39.55 ID:g2r9T/ip0

みくる「……」

ハルヒ「ズッ……スン」

みくる「……」

ハルヒ「……スン、スン」

みくる(かわいそうだったけど、仕方ないかなあ……。本当の事だし)

ハルヒ「……ウッ……グズ」

みくる(泣いても何も解決しないのに……)

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:32:33.85 ID:g2r9T/ip0

キョン「すまん、待ったか」

佐々木「いや、僕もつい先程来たばかりだ。こちらこそ急に呼び出してすまない」

キョン「いや、いいさ。それより話って何だ?」

佐々木「その事なんだけど……実はね」

キョン「……」

佐々木「その、告白をされてしまってね。同じ人から、二度目の」

キョン「……前言ってた奴か」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:36:54.36 ID:g2r9T/ip0

佐々木「ああ、ずっと保留にしてたからね。業を煮やしたのだろう」

キョン「それで、佐々木はどうするんだ」

佐々木「正直好きでは無いんだけど、試しに受けてみようかとも思うんだ」

キョン「そ、それは……」

佐々木「なんてね、冗談さ。どう断れば良いのか分からないんだ」

キョン「そうか……」

佐々木「くっくっ、何故顔が綻ぶんだい?」

キョン「あ、いや、その、違うぞ!」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:39:37.58 ID:g2r9T/ip0

佐々木「違うとは?」

キョン「そのー何だ、いや、好きでも無いのに付き合うのはいかんだろうと思っていたんだ」

佐々木「……嫉妬したのかい?」

キョン「うっ……」

佐々木「君に限ってそんな訳は無いか。僕の事をそういった対象としては見てくれなさそうだし」

キョン「そんな事はない!!」


23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:42:49.38 ID:g2r9T/ip0

佐々木「えっ?」

キョン「あ、いや……佐々木は……魅力的だ、凄く」

佐々木「え、あ、や……え?わたしが?」

キョン「わたし?」

佐々木「ゴホッ!僕がかい?」

キョン「ああ、自分じゃ分かって無いかも知れんが、佐々木は相当美人だぞ。おまけに頭も良い。文句の付け所が無いくらいだ」

佐々木「あ、ありがとう……」(何だか今日のキョン……いつもと違う……)

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:47:42.96 ID:g2r9T/ip0

古泉「……流石に今日は数が多かったですね」

森「そうね。ここの所毎日よ……」

古泉「こちらの身にもなって欲しいですよ。あの我儘な神様も」

森「神様だなんて、良く言うわね。本当は思って無いでしょう」

古泉「……いえ、間違い無く神様ですよ。尤も、疫病神の方ですがね」

森「……それはそうね」

古泉(全く、巻き込まれる事にはもううんざりです)

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:50:30.69 ID:g2r9T/ip0

佐々木「送ってくれてありがとう。感謝するよ」

キョン「いや、佐々木の為なら幾らでも良いさ」

佐々木「キョン……」

キョン「佐々木……」

佐々木「……」

キョン「……なあ……その……」

佐々木「……なんだい?」

キョン「つ……付き合って……くれないか」

佐々木「……えっ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:53:01.52 ID:g2r9T/ip0

キョン「好きなんだ。佐々木が」

佐々木「キョン……」

キョン「答えを、聞かせてくれないか?」

佐々木「……勿論だよ。これからよろしく……」

キョン「ほ、ほんとか!?俺の方こそよろしく……って佐々木、泣くなよ…ほら」

佐々木「ごめ、ん、嬉しく、て……」

キョン「佐々木……」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:56:15.27 ID:g2r9T/ip0

古泉「っつ!」ズキ

森「どうしたの?大丈夫?」

古泉「ええ、すみません……先日から時折頭痛が……」

森「働き過ぎよ。たまには私達に任せても良いんだから……そうね。明日は休みなさい。
皆も心配してるわ」

古泉「……ありがとうございます」

古泉(何か……何か違和感が……)

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 19:59:58.39 ID:g2r9T/ip0

ハルヒ「……」

みくる(ああ、涼宮さん面倒だなあ。もう)

みくる(何でこんな人の近くにずっといなくちゃいけないんだろう……)

みくる「涼宮さん、わたしもう帰りますね」

ハルヒ「……」

みくる「……」イラ

みくる「……」

パタン

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:02:25.44 ID:g2r9T/ip0

みくる「……っ」ズキッ

みくる「また……あたま痛い……」

みくる(何だろう……何か変)

みくる(少し前から……頭痛だけじゃなくて、何か他の……)

みくる「……帰って休もう……」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:06:42.77 ID:g2r9T/ip0

キョン「今日から佐々木と……恋人か……」

シャミセン「にゃー」

キョン「おう、撫でて欲しいか。よしよし望み通り撫でてやろ……ぐっ!」ズキ

シャミセン「……」

キョン「あ、たま……いてえ……!」

キョン「……収まったか……ん?」

キョン「俺、何で佐々木に告白なんかしたんだ?」


45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:10:31.84 ID:g2r9T/ip0

キョン(何だ?何故だ?何故俺は佐々木に告白した?いや、好きだからだろう当たり前だ)

キョン(佐々木を好き?俺が?佐々木を?何故?why?)

______ハルヒと付き合う事だけはないわ

___付き合うなら佐々木だな

キョン(俺は……ハルヒを嫌いか?いや、それは……無い。ならどうしてあんな事を……)

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:14:31.87 ID:g2r9T/ip0

キョン(待て、それ以前に何かおかしい。何かがおかしいんだ。)

キョン(無くてはならない、いや、居なくてはならない誰かを忘れて居る様な)

キョン(思い出せ!何を忘れて居るんだ俺は!)

キョン「くそっ!!」

シャミセン「にゃー」

キョン「何だよ、今考え事をしてるんだ。後で構ってやるか……ら……」

キョン「……長門?」

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:22:34.17 ID:g2r9T/ip0

キョン「長門を……忘れて居た……?」

キョン「いや……忘れる訳が……忘れてさせられて居た……のか?」

キョン「まさか……くっ!」

prrrr prrrr

古泉『どうも、これは珍しいですね。何でしょう?』

キョン「お前、忘れて居る奴が居るだろう」

古泉『忘れて居る……?はて……』

キョン「長門だ!!」

古泉『っ……!!直ぐに迎えに行きます!今は御自宅ですね?』

キョン「ああ、頼む!」

古泉『僕とした事が……とにかく、急ぎましょう』

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:25:38.50 ID:g2r9T/ip0

古泉「どうぞ、中へ!」

キョン「すまん。頼む」

キョン「マンションで俺を降ろしたら、古泉は朝比奈さんと合流してくれ」

古泉「了解しました。また後程連絡して下さい」

キョン「ああ、頼んだぜ」


58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:36:05.07 ID:g2r9T/ip0

キョン「それじゃあ、また後で」

古泉「ええ、お待ちしております」

キョン「ああ」

キョン(こんな事をする奴は一人しか思いつかん)

キョン「周防九曜……!」

キョン「……出ろ、出ろ、出ろ!!」ピンポーン、ピンポーン



59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:40:32.24 ID:g2r9T/ip0

キョン「くそっ!くそっ!!」ピンポーンピンポーン

管理人「ちょっと、なにしてんだい?」

キョン「あっ……あの」

管理人「おお、どっかで会ったことあるかい?君」

キョン「あの、そうです!北高の背の低い、一人で住んでる女の子で……長門、長門有希の友人で!」

管理人「おやあ、あの子の……そんで、出てこないのかい?」

キョン「風邪を引いてたみたいで、連絡がつかないので心配して……!!」

管理人「救急車とか呼んだほうがええかね?」

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:42:38.51 ID:g2r9T/ip0

キョン「いや、それは……!何かあったら俺が呼びます!開けてくれませんか?!」

管理人「そ、そうかい。……ほんじゃあ鍵わたしとくからあ」チャリ

キョン「ありがとうございます!すぐに返しますんで!!」

管理人「……これ、大丈夫やったかねえ?」



61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:46:26.55 ID:g2r9T/ip0

ガチャ

キョン「長門!居るか!!」

長門「……」

キョン「……!!おい!長門!大丈夫か!!」

長門「……大丈夫」スッ

キョン「うおっ……元気……そうだな……良かった」

長門「バックアップ」

キョン「え?」

長門「わたしの、バックアップをとっていた」

キョン「……俺に?」

長門「……」フルフル

キョン「まさかとは思うが……」

長門「……」

キョン「シャミセンにか?」

長門「そう」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 20:54:22.00 ID:g2r9T/ip0

キョン「おいおい……あいつはUSBメモリかなんかかよ」

長門「……」

キョン「……何にせよ、良かった……。長門、何があったんだ?周防九曜の
仕業である事は間違い無いな?」

長門「そう」

長門「天蓋領域は一時的に統合思念体を封じる事に成功した」

キョン「そんな事が……」

長門「出来た。わたしたちは天蓋領域と友好的にコミュニケーションを取る事に成功していたと考えて居た。
しかし本当はそうでは無かった」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:05:24.14 ID:g2r9T/ip0

長門「わたしたちは少しずつバグを蓄積されていた。わたしを含めるインターフェイスの機能をほぼ停止させる事にも成功した天蓋領域は、貴方達の記憶及びとある対象に対する感情そのものの改竄に取り掛かった」

キョン「……ハルヒか」

長門「そう。わたしがバグの蓄積に気付き統合思念体に報告した時には既に遅かった。迂闊。
抵抗するにはわたしのバックアップと改竄解除のキーを保存し、あなたにそれが接触した時に気付いて貰える様にする他無かった」

キョン「それのメモリーがシャミセンだったのか」

長門「そう。彼はとても優秀。しかし、とても膨大なデーターである為に情報の圧縮を重ねる必要があった。
転送したとほぼ同時に、わたしの機能は停止してしまった」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:12:38.40 ID:g2r9T/ip0

キョン「最初から俺に保存する事は出来なかったのか?」

長門「あなたは天蓋領域にとって最も改竄が必要な対象。天蓋領域がデーターを見逃す事は万に一つも無いと予想した。
統合思念体を一時的にでも停止させるのみでは無く、全ての対象を改竄する事は困難。
主要な対象の改竄に絞るしか無い。よって保存先はそれが最適」

キョン「そうか……すまん、頭がこんがらがって来た……詰まり、天蓋領域もかつかつだったって事か?」

長門「そう。手遅れになる前で良かった。
能力の移行を食い止める事が出来た。
統合思念体も、完全にバグを取り除く事に成功しつつある」

70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:16:04.46 ID:g2r9T/ip0

長門「これより、記憶の修正を行う。何かある?」

キョン「誰の記憶を修正するかって事か?」

長門「……」コク

キョン「……ハルヒと、佐々木の記憶を……頼む」

長門「了解した」

キョン「すまんな、長門。いつも迷惑ばかりかけて」

長門「……」フルフル

キョン「それじゃあ、俺は古泉達と合流して来る。また何かあれば直ぐに連絡してくれ」

長門「わかった」

72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:22:31.60 ID:g2r9T/ip0

古泉「そんな事が……」

みくる「でも、たしかに何かおかしいなって、思う事がいくつもありました……」

古泉「結果的には、彼女のお陰で食い止める事が出来ましたが……。
危ない所でした。僕もまだまだ未熟ですね」

キョン「仕方がないさ。宇宙戦争に巻き込まれちまったら、そうそう打つ手は無い」

キョン「これから先、油断だけはしない様にしなきゃな」

古泉「ええ、気をつけましょう」

みくる「そうですね……はあ、わたしなんで涼宮さんにあんな事思っちゃったんだろ……」

キョン「しょうがないですって、朝比奈さんが気にする事じゃ無いですよ」

みくる「うん……」

74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:29:00.00 ID:g2r9T/ip0

古泉「しかし、周到な計画でしたね。
情報統合思念体……TFEI端末の無力化のみならず、僕達の感情までも改竄するとは」

古泉「佐々木さんが作る閉鎖空間に神人は居ない。
そして、涼宮さんの能力が彼女に移行すれば……戦闘に疲れ果てた僕達は開放される事になりますから。
それでも良いと、そう思ってしまう様に仕向けてあったのですね」

キョン「ああ、だからこそ頻繁にハルヒが閉鎖空間を作ってしまう様な言動を、俺がするようにもしていた。
そして、朝比奈さんも、古泉もそう熱心にハルヒを庇う事も無くなる」

みくる「怖いです……」

キョン「最悪のシナリオだぜ……クソッタレ」

76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:32:43.96 ID:g2r9T/ip0

古泉「ともあれ、皆さん無事で良かった。また明日、学校でお会いしましょう」

みくる「そうですね……また明日」

キョン「ああ、じゃあな」

キョン(天蓋領域。いつまでたっても俺達を脅かすつもりか……)

キョン(それだけじゃない。藤原も、橘の勢力だって水面下で今も動いている筈だ)

キョン(気を抜く事だけは無いようにしないとな……)

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:38:42.15 ID:g2r9T/ip0

ガラッ

キョン「はよっす」

ハルヒ「……」

キョン「おいどうした、今度は何企んでんだ?」

ハルヒ「ねえ、SOS団の中で、付き合うなら誰が良い?」

キョン「はあっ?何だいきなり」

ハルヒ「古泉君は勿論ナシよ。言った瞬間ぶっ叩いて目を覚ましてあげるわ。
まあ、どうせみくるちゃんとかでしょうけど」

キョン「……案外、俺の目の前に居る奴かもしれないぜ?」

ハルヒ「へ?」

キョン「何てな」

ハルヒ「……アホキョン」

おわり

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:43:19.86 ID:g2r9T/ip0

保守支援さるよけありがとうございました!


84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/22(木) 21:44:44.95 ID:g2r9T/ip0

俺は鶴屋さんと結婚したい



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