古泉「今日は何処に行きます?長門さん」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:長門「ポーニョポーニョポニョ…」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:16:32.54 ID:93DZKAfY0

長門「……サンマルコ」

古泉「またカレーですか。長門さんも好きですね」

長門「貴方が嫌なら他でも」

古泉「大丈夫ですよ、長門さんと一緒なら何処でも」

キョン「今日何処行きます?」

みくる「駅前にお洒落な喫茶店があるんですよぉ〜」

キョン「じゃあ、其処に行きましょうか」

みくる「はいっ!」

キョン「…もしかしてまたパフェが?」

みくる「はい……えへへ…///」


部室前

ハルヒ「…なん、だと…」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:21:51.39 ID:93DZKAfY0

古泉「おや、デートの相談ですか?」

長門「興味深い」

みくる「ひょえっ…!?///」

キョン「ば、バカ……!そんなんじゃ…!!」

みくる「キョンくん…」じわっ

古泉「おやおや、酷い方だ」

キョン「あ、ある。あるぞ!文句あんのかよ!」

みくる「…」パァッ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:22:22.88 ID:93DZKAfY0

古泉「いえ…尋ねただけですが」

長門「…」クイクイ

古泉「はい?」

長門「…デート?」

古泉「」

キョン「どうした古泉、答えてやれよ」ニヤ

キャイキャイ
     キャッキャッ

部室前

ハルヒ「……え、嘘。え、何これ。意味分かんないけど」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:26:37.52 ID:93DZKAfY0

ハルヒ「…」ワナワナ

―部室―

古泉「で、デートですよ。大体お付き合いしてるのは貴方も知ってますよね」

古泉「何も恥じる事はありませんでした」フッ

キョン「…な、なんだこの敗北感は」

みくる「ふふ…」クスクス

長門「…?」

古泉「そういえば、どちらも駅前ですね。折角ですし喫茶店で一息吐いてからカラオケでもどうですか」

キョン「なる程、それから晩飯にカレーか」

長門「良いプラン」

みくる「楽しそうです〜」



部室前

ハルヒ「…だ、団内での恋愛は禁止って…」グググッ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:29:02.06 ID:93DZKAfY0

国木田「あれ…?涼宮さん?」

ハルヒ「…」メラメラ

国木田「涼宮さーん…?」

ハルヒ「はっ…な、なによ…!!」キッ

国木田「」ビクッ

国木田「いや……うん、ほら。中から声が聞こえるのになんで入らないんだろう…って」

ハルヒ「入ろうが入るまいが勝手でしょ」

国木田「そうだけど……どうしたの?何かあったの?」

ハルヒ「別に…」

国木田(困ったなぁ)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:33:09.45 ID:93DZKAfY0

ハルヒ「あんたこそ何してんのよ」

国木田「僕は…はは、ちょっとね……?」

ハルヒ「……?」

谷口「おーい、国木田ーっ!どうだったよ!!」タッタッタッ

国木田「あ…ごめん。まだ聞いてないや」

谷口「んだよ、さっさとしろよ」

朝倉「そうよ。喜緑さん怒ってるわよ」

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:33:34.26 ID:93DZKAfY0

喜緑「…」

国木田「…う……」

国木田「ご、ごめんなさい…」

喜緑「気にしてませんよ?」くす

谷口「あはははは!引っかかってやんの!」

国木田「ひ、酷いよ…!」

朝倉「だってメールも返して来ないんだもの。ねぇ?」くす

ハルヒ「…」

谷口「おお、わりーな涼宮。ちょっとキョンに用事あってよ」

朝倉「部室、お邪魔するわね?」

キャイキャイ

    キャッキャ

バタン

部室前

ハルヒ「」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:38:16.05 ID:93DZKAfY0

キョン「どわっ…な、なんだ揃いも揃って……!」

古泉「…北高が誇る特殊属性を持つ者が一堂に会したというところでしょうか」

谷口「何言ってんだ?」

長門「気にする必要はない」

国木田「実はね、明日は休みだし今日遊びに行かないかなーって」

朝倉「そ。折角だから朝比奈さんとキョンくんも誘ってトリプルデートって奴よ」

みくる「それだったら丁度良かったですぅ、長門さんと古泉くんも一緒に行きましょう」にぱ

古泉「宜しいのですか?」

喜緑「構いませんよ、人数は多い方が楽しいですし」ニコッ

キョン「…また大所帯だな、おい」やれやれ


部室前

ハルヒ「…おのれら…」ブルブル

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:41:16.27 ID:93DZKAfY0

コンピ研部室

バァーン!!

部員A「ひいっ!!」

部員B「す、涼宮だ…っ」ブルブル

ハルヒ「…」ズカズカ

コンピ研部長「な、なんだねいきなり…!!」

ハルヒ「ふん!!」ガシッ

部長「ぐえっ」

ハルヒ「今日から此処をSOS団第二支部とするわ!!」

部長「はあ…!?」

ハルヒ「あんな奴等もう知らないんだから…!良い、当面の目標は学校におけるカップルの駆逐よ駆逐!!」

部員C「ぼ、僕は二次元しか興味ないからどうだって…」

ハルヒ「何それキモッ」

部員C「」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:46:08.95 ID:93DZKAfY0

部員A「キモいとはなんだ!!惨事の女の方がよっぽどキモいだろ…!」

部員B「そうだそうだ!!」

ハルヒ「黙りなさい」

部員A&B「「は、はい」」

ハルヒ「そうと決まれば早速――」

部長「待て待て待ちたまえ…!そんな許可はしてないぞ!」

ハルヒ「あんたの許可なんて要らないわよ、既に前回のゲーム勝負で此処はうちの植民地なんだから」

部長「ふざけるな…!」

ハルヒ「うっさいうっさいうっさい!あんたには分からないでしょうねぇ!」

ハルヒ「身の回りの奴等が皆キャッキャしてるあの疎外感…!!」

部長「な、何を熱く…」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:46:52.77 ID:93DZKAfY0

バンッ

鶴屋「こーら…!!」

部長「あ」

鶴屋「何時まで待たせるのっかなー…?」ニコニコ

部員B「…そういえば部長今日待ち合わせって」

鶴屋「ほー…ハルにゃんと逢引きかい…?」ツカツカ

部長「いや、違う…違うんだ。誤解だ、待ってくれ…!」

鶴屋「問答無用!」ガシッ

部長「う、うわ…!た、助け…!!」

バタン

ハルヒ「……」

ハルヒ「…えっ?」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:48:40.91 ID:93DZKAfY0

ハルヒ「ちょっとどういう事よ」

部員A「どういうもこういうも」

部員B「ああいう事ですとしか」

部員C「うんうん」

ハルヒ「……」

ハルヒ「うっ…」

部員A「…?」

ハルヒ「うわー!うわっ…うわぁああ―!!うわあ!うわーー!!!」バンッ ドタタタタッ

部員C「行ってしまった…」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:53:25.99 ID:93DZKAfY0

バァンッッッ

みくる「ぴぃっ!?」

谷口「おぅわっ吃驚した…!」

古泉「おや、遅かったですね」ニコ

キョン「…ドアの事も少しは考えろ。タダじゃないんだぞ」

長門「……」ペラ

涼子「涼宮さんじゃない、何処行ってたの?」

喜緑「お邪魔してます…」ペコッ

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:53:41.84 ID:93DZKAfY0

ハルヒ「…」ツカツカ

ホワイトボードの前に立つと、おもむろになにやら書き殴るハルヒ
…やれやれ。今度は一体何をしでかそうって言うんだ
今日はさっさとデートに繰り出したいのだが……


ホワイトボード[団 内 恋 愛 絶 対 禁 止 令]

ハルヒ「…」くるり

ハルヒ「そういう事だから!って言うか元々禁止してたわよね!」

ハルヒ「有希!古泉くんの膝の上に座るのをやめなさい!」

ハルヒ「エロキョン!あんたもみくるちゃんの膝まくらで寝ながらブツブツ言うな!殺すわよ!!」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 06:57:01.54 ID:93DZKAfY0

ハルヒ「谷口!朝倉と恋人繋ぎ禁止!!喜緑さんも国木田の頭を撫で回すの辞め!!」

ハルヒ「これが出来ないようなら、あんたら全員団員及び準団員をクビとするわ!!」バンッ!

ハルヒ「ハァーハァー…」


キョン「…じゃあ辞めるわ」

古泉「んっふ、短い間でしたがありがとうございました」

長門「失礼する」

みくる「あっ、皆さん待ってくださいぃ〜」パタパタ

谷口「んなもん元から入ってねぇつんだよ。行こうぜ朝倉」

朝倉「え、ええ…」

国木田「うーん…ご、ごめんね涼宮さん」

喜緑「気にしないで行きましょう」


ハルヒ「あれ…」

ハルヒはハカセ君と添い遂げた



32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/21(水) 07:03:05.06 ID:93DZKAfY0

最初は古泉と長門のイチャラブSSにしようと思ってたよ



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