佐々木「キョン僕は初めてなんだもう少し優しくしてもらえるかな?」


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6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 21:17:52.63 ID:oRAQDBWxO

キョン「あ、ああ……実は俺も初めてで……」

キョン「え?知ってた?って……いや!俺はこう見えてモテるのだぞ!」

キョン「ほ、本当だ!……隣のクラスの○○にチョコだって貰ったし!」

キョン「……お前不機嫌になってないか?」

キョン「す、すまん!本命はお前だけだ!」

キョン「むぅ……キスしたら許してくれるって……」

キョン「はいはい、我儘お姫様」チュゥ…

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 21:25:22.31 ID:oRAQDBWxO

キョン「……しかし、なんでこんなことになってるのか」

キョン「……そうだな、塾の帰りに突然空がヘソを曲げたのだよな」

キョン「それでびしょびしょになった二人が雨宿りでココに入った訳だ……」

キョン「へっ?、い、いや!ココに良く来るのか?って初めてだ!」

キョン「だ、誰とでも入れるってそんな訳ないぞ!」

キョン「……まあ、そうだ……お前となら大丈夫だと思ってな……」

キョン「くっ、……茶化すな……これでも余裕なんて無いんだぞ?」

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 21:32:54.80 ID:oRAQDBWxO

キョン「……まあ、期待してないと言ったら嘘になるな」

キョン「……いや、お前は自分が思っている以上に魅力的だぞ」

キョン「す、すまない!ココがそう言う場所だと意識したらその……」

キョン「と、とりあえずシャワー浴びないか?」

キョン「違う!そんなつもりで言った覚えはない!」

キョン「……はぁ、行ったか……まったく」

キョン「しかし最近突然綺麗になったよな……○○○は」

キョン「……クソっ、駄目だ……アイツとは唯の友達だ……」


さて○○○は誰だろう

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 21:51:28.91 ID:oRAQDBWxO

―――――

佐々木「くっくっ、やはりキョンをからかうのは面白いな」

キョン「……やれやれ、まったく……って、雨が降ってきたな……佐々木、傘持ってるか?」

佐々木「いや、朝の天気予報では快晴と言っていたからな、キョンは?」

キョン「あいにくカバンの底には眠って無かったよ」

佐々木「ふむ……このままだと濡れてしまうな、少し雨宿りをしながら談笑をして時間をつぶさないかい?」

キョン「そうだな、……っと結構降ってきた!とりあえずあそこの建物までっ!」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:01:42.14 ID:oRAQDBWxO

佐々木「……結構濡れてしまったね、このままでは二人とも風邪を引いてしまうが」

キョン「……ああ、しかし止まる気配がないな……」チラッ

佐々木「……、キョン。何を見ているのだい?」

キョン「へあっ!、い、いや、ただ速く乾かさないと思ってな」

キョン(普段は意識してなかったが……濡れたこいつ色っぽいな……)

佐々木「……なにか善からぬ事を考えてないかい?」

キョン「……なんでもないぞ、……しかし」

佐々木「ん?」

キョン「どうする?……濡れたままで居る訳にはいかないだろ?」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:12:17.54 ID:oRAQDBWxO

佐々木「ん〜、とりあえずここの建物に入ってみないか?」

キョン「ココ?……っておい!佐々木!ココがなんだかわかっているのか!?」

佐々木「ああ、僕はそこまで純粋な少女って訳ではないからね、それなりに知識はあるが」

キョン「……っ、だ……駄目だ!もっと自分を大切に」

佐々木「くっくっ、キョン?ココはそう言う場所だが必ずしもしなきゃいけない訳ではないよ?……それとも君は期待しているのかな?」

キョン「い、いや、そんな事はないが……」

佐々木「まあ、年頃の男の子はそう言う事に興味はあるよね?……でも僕達は大丈夫だ、そうだろ?親友」

キョン「ああ……大丈夫だ、……で、では入れるか佐々木」


21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:20:25.57 ID:oRAQDBWxO

佐々木「うわぁ〜すごいなキョン、なんというかまるで生活をする気のない部屋だね」

キョン(……佐々木と入ってしまった、クソ……意識するなっ)

佐々木「キョン?……何を考えているんだい?」

キョン「わぁっ!……さ、佐々木、近い、近い!」

キョン(とりあえずベッドに座っていたのだが、佐々木が前屈みで突然目の前に……いい匂いもする……っく……静まれ!)

佐々木「くっくっ、期待しているのかい?」

キョン「なぁっ!……佐々木!冗談はよせ!……そ、それよりこのままだと風邪を引く、シャワーでも浴びてこいよ」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:32:32.15 ID:oRAQDBWxO

佐々木「キョン?その言葉は……くっくっ、余裕がないみたいだね、いつもの君はもっと冷静な筈だが……ココなら仕方ないか」

キョン「い、いや!何も考えてないぞ!それより速く入れ」

佐々木「ああ……一応バスローブも有るみたいだ大丈夫みたいだ……キョンは入らないのかい?」

キョン「お、俺は後でいい……れ、レディファーストだ」

佐々木「先ほどからカミカミだねキョン、……そうだ、一緒に入らないか?」

キョン「ば!馬鹿な事を言うな!」

佐々木「くっくっ、冗談だよ、それではお言葉にあまえて……覗かないでよ?」

キョン「馬鹿野郎!!」

佐々木「怖い怖い、くっくっ」スタスタ

キョン「…………ヤバいな………くそっ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:40:36.48 ID:oRAQDBWxO

佐々木(くっ……、なんだろう凄い緊張してきた……、キョンとは違ってまだ私には余裕があるけど……あぁあぁ……何が一緒に入らないかだよ!)

佐々木(……まあキョンは冗談と捕らえてるだろうし大丈夫だと思うけど……入って来たりしないよね?)

佐々木(うぅ……駄目だ駄目だ、冷静にならなくちゃ……とりあえず一応綺麗にしておこう……)

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 22:49:36.05 ID:oRAQDBWxO

キョン(くそっおちつけっ!普段は意識しないだろ……とりあえずテレビでも)

キョン(ってAVかよ!駄目だ!……むう……しかし変なベッドだな……スイッチがたくさん……押してみるか)

キョン(うぉ!まわりだした!止めなきゃ!って佐々木!!!!)

キョン(あ……目が合った………って気付いてない?)

キョン(マジックミラーってやつか……いかんいかん……冷静に……消さなきゃ……)

キョン(あれ?消えない……不味い不味い不味い不味い不味い不味い……見たなんてバレたら……)カチカチカチ

キョン(おっ!消えた!……ふぅとりあえずは助かったな…………消せると解ったし……見るか……)

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:00:22.30 ID:oRAQDBWxO

佐々木「ふぅ…、出たよ、キョン次は君の番だ」

キョン「あ、ああわかった!いってくる」

キョン(……佐々木……すまない)

佐々木「くっくっ、乾燥機が有るみたいだから君の服も入れるといい」

キョン「……ああ、わかった」

佐々木(……さて、行ったか……キョンは何か隠している見たいだったな……)

佐々木(ふむ……怪しいスイッチが……)ポチ

佐々木(なっ!キョン!!!……え?鏡?マジックミラー?)

佐々木(ま、まさか私も……見られてた?)

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:07:51.31 ID:oRAQDBWxO

佐々木(……キョン……なんだか鏡から隠して座ってる……)

佐々木(これは見られていたって事だよね……)

佐々木(…………………)

佐々木(〜〜〜〜〜〜っ!!)

佐々木(ずるいよ……キョンはガードしてるし……私だけ全部みられた……)

―――――

キョン(ここの鏡が向こうから見られるのか……)

キョン(とりあえず佐々木がスイッチを押さない事を祈ってさっさと出ないとな……)

キョン(一応スイッチに気付いても見られないように用心しておくか……)

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:15:19.22 ID:oRAQDBWxO

―――

コンコンッ…

キョン「ん?佐々木か?」

佐々木「………キョン、………見た?」

キョン「な、なんのことだ!」

佐々木「………とぼけるんだ?……鏡だよ」

キョン「な、なにいってるかわからないぞ!」

佐々木「嘘、マジックミラーの事に気付いて無かったらお風呂でそんな角で身体洗わないよね」

キョン「………すまない、」

佐々木「……ずるいなぁキョンは。……僕のだけ見て自分は隠すんだ」

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:23:54.10 ID:oRAQDBWxO

ガチャ…

キョン「!?さ、佐々木!」

佐々木「……来ちゃった……だってキョンは私の裸見たのに、私だけキョンの見ないなんてずるいじゃない」

キョン「い、いつもの口調はどうした!」

佐々木「へー、話を反らすんだ?駄目だよキョン?」

キョン「さ、佐々木ぃ!どうした!いつものお前らしくないぞ!」

佐々木「やっぱり可笑しいかな?……ふふっ、可笑しいよね?自分でもわかるよ」

佐々木「私は今おかしくなってる……この建物に魔力でも有るのかな?そんな非科学的なもの信じてないけど」

佐々木「雰囲気って言うのかな?……私は完全に飲まれちゃった見たいだ」

キョン「……佐々木?」

54 名前:X建前○建物[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:32:49.77 ID:oRAQDBWxO

佐々木「……せっかくだから……この建物でする行為……しようよ」

キョン「さ、佐々木!!おちつ……ムグゥ……」チュウ……

佐々木「…………っん、ぷはぁ……はぁはぁ……ふふっ、キス……しちゃったね」

キョン「……」

佐々木「でもこれで終わりじゃあないよ?……始まりさ、キョンもわかってるよね?」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:43:58.64 ID:oRAQDBWxO

キョン「……いや、駄目だ佐々木、俺たちは親友だ……そんな関係ではないはずだ」

佐々木「私……僕は、キョンが好きだよ?キョンは鈍感だから気付いてないかも知れないけど」

キョン「佐々木!?」

佐々木「くっくっ、君は雰囲気には流されなかった見たいだね……でも、そのおかげで僕も冷静になれたみたいだよ」

キョン「そ、そうか……よかった……」

佐々木「ああ……本当によかった、あのままでは雰囲気に飲まれたままの流された用に思われるからね」

キョン「ん?……!!!」チュゥ……チュパ……チュプ……

佐々木「……ぷはぁ、…くっくっ、君は鈍感だからね、少々深くキスさせてもらったよ、これでもまだ僕の気持ちがわからないかい?」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/01(木) 23:53:39.67 ID:oRAQDBWxO

キョン「さ、佐々木……」

佐々木「キョン、君も僕の事が好きなんだろう?」

キョン「俺は、まだ佐々木に何も言ってないが……」

佐々木「……、好きでもない女の裸で……その、自己処理するのかな?」

キョン「……あっそれは!」

佐々木「くっくっ、入りたてのホテルのゴミ箱に物が入ってるなんて、なんだか気になってね」

キョン「……ぐぅ」

佐々木「で、どうなんだい?好きなんだろう?」

キョン「……ああ」

佐々木「……ふぅ……よかった……」

キョン「?」

佐々木「ふふっ……好きな女以外でも自己処理はするものだろう?……そうでなくてはビニール本なんて存在しないからね」

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:00:47.15 ID:AlYfPFSUO

キョン「なっ騙したな!」

佐々木「くっくっ、キョンは本当に素直だね」

キョン「そ、そうか?」

佐々木「まあ、普段は何事にも興味無くひねくれているように見えるけど……僕はずっと君を見ていたからね」

キョン「ハハッ……そんな風に見えるか……」

佐々木「まあ僕はそんなキョンに惹かれてしまったのだから……変人なのかもね」


67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:08:23.87 ID:AlYfPFSUO

佐々木「……しかしキスしてしまったね」

キョン「……ああ、しまったな」

佐々木「……僕の初めてだよ、責任取ってくれるかな?」

キョン「せ、責任って?」

佐々木「ん?違うのかな?責任を取ってくれると僕は思ってたのに、キョンは女の子の初めてを軽く見てるのかい?」

キョン「い、いや!そんな事ないぞ!!ど、どうしたらいい!?印鑑でも取ってくるか!?」

佐々木「くっくっ、君は将来尻に敷かれるタイプだね、……ん〜、そうだなぁ、……責任は君からキスしてくれないか?」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:19:39.14 ID:AlYfPFSUO

―――

佐々木「んっ……ぷはぁ……ん?またなのかい?………これで4回目だよ?……くっくっ、君は積極的だねぇ……いや、僕に夢中になってくれて嬉しいよ」

―――――――

佐々木「はぁはぁ……君は……本当に底なしだね……ぇっ?……ゴムが無くなった?…………でも君はもうとまらないんだろう?……初めてだったのにあんなに乱暴にして………ん?………今はもう大丈夫だよ?辞めるかなんて言わないでキョンの好きにして欲しい」

――――――――――

佐々木「……好きにして欲しいとは言ったけど君は本当に底なしだね………ゴムが無くなった後の方が回数が多いじゃないか……それに濃くなってるし……!!……責任とるって当たり前じゃないか……僕をこんなにしておいて……まだ……するんだろう?」

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:30:40.85 ID:AlYfPFSUO

―――――――――――――――

佐々木「底なしと言ったけどもうひとこと、付け足すよ………底なしの変態……」

佐々木「うぅ……お尻とか……今日が初めてだってわかってるよね?キョン……」

佐々木「それに沢山したじゃないか……っ……うそ……今までで一番大きい……」

佐々木「……変態……そんな言葉を言われたら断れないじゃあないか…………優しく……してね?」

――――――――――――――――――――

佐々木「……はぁ……はぁ……僕はキョンの事なら何でも知っていると思っていたが、また違うキョンが再認識されたよ」

佐々木「くっくっ、大丈夫さ……確かに辛かったけど君は僕の事を考えながらしてくれただろ?」

佐々木「ふふっ……幸せだな……んっ……キョンからキス……嬉しいよ」


79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:39:18.62 ID:AlYfPFSUO

―――――――――――――――――――――――

佐々木「……雨止んだね……、ん?お腹が空いたからご飯食べに行こう?」

佐々木「……僕は君のでもうお腹いっぱいだよ……ふふっ……これから大変だなぁ」

佐々木「定期的にするから次は回数を抑えて欲しいな……え?……毎日?……なっ///……仕方ないなキョンがそう言うなら僕は言う通りにするよ」

佐々木「まったく……尻に敷かれるタイプだと思ったのに……いや、僕結構好きだよ?……元から?……いや……君に調教されたからだよ」

佐々木「初めてだったのにね、くっくっ」


82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:47:33.01 ID:AlYfPFSUO

―――――
―――――

佐々木「ふぅ……とんだ初体験だったよ」

キョン「その……すまないな……俺もあんなに出来るとは」

佐々木「……普段は出来ないものなのかい?」

キョン「ああ……自己処理だがあの短時間なら頑張って3回だ」

佐々木「……確かに可笑しいね……僕もこのホテルに入っておかしくなったけど」

キョン「……非科学的なものは信じてないんだが」

佐々木「……そういえばここの名前って」



キョン佐々木「《ホテル妄想で悪かったな!!》………かぁ」

お し り

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/03/02(金) 00:59:45.07 ID:AlYfPFSUO

まあ口調とか自身無かったけどそこ以外が叩かれて満足




本当は国木田にしたかったけど前書いたから……

最高にキモい終わりかたも考えたがまあいいよね


佐々木「……はぁ……幸せだなぁキョン……ん?結婚?……くっくっ、君とならすぐ子供が出来るね」

佐々木「そうだ……結婚したらなんて呼んで欲しい?……キョン?……あなた?…………それとも……>>1?」



俺乗っ取りだから>>1じゃないから



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