1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:28:29.84 ID:JHGC+i1Q0
コンコン
古泉「…失礼します」
キョン「よう」
みくる「こんにちわ〜」
長門「…」
古泉「…涼宮さんは?」
キョン「来てねえよ」
古泉「…そうですか」
みくる「…お茶、出しますね?」テテ
古泉「…涼宮さんと、また何かあったのですか?」
キョン「…別に。それに、俺がハルヒを不機嫌にしたのなら今頃お前は戦隊モノよろしく戦ってる最中だろうが」
古泉「…まあ、それはそうなのですが」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:32:25.83 ID:JHGC+i1Q0
みくる「キョンくんのお茶、出ましたよ」
キョン「すみません。それ、古泉にやってください。俺はもう帰りますんで」ガタ
みくる「あ、キョンくん…」
バタン
みくる「ふえぇ〜」
古泉「…困ったものです。彼が不機嫌なのもそうですが、涼宮さんが部室に来ない原因も分からないのですから…」
長門「…」ペラ
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:36:06.43 ID:JHGC+i1Q0
みくる「…古泉くんの組織でも分からないんですか?」
古泉「…ええ。どうも彼女が知られたくないと無意識に願っているようでして…」
長門「…」ペラ
帰り道
キョン「……」テクテクテク
キョン「!!」
キョン「…」プイ
キョン「…」テクテクテク
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハルヒ「ん?今のって…」
男「どうしたの?」
ハルヒ「ううん。何でもない…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:39:11.45 ID:JHGC+i1Q0
キョン宅
キョン「…ただいま」
キョン妹「お帰りなさい。キョンくん…」
キョン「…ん」
キョン妹「…お、おやつあるよ?食べる?」
キョン「…いらん」
キョン妹「で、でも!あたしだけじゃ食べきれないから…」
キョン「要らねえって言ってんだろうが!!!」
キョン妹「ひっ…うわあああああん!!」
キョン「…チッ」バタン
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:42:35.29 ID:JHGC+i1Q0
ドンドン
キョン母「ちょっと?!あんた出てきなさい!!どうして妹を泣かせたの?!ねえ?!」
キョン「…」
キョン(ったく。うっせえんだよ…ちょっと怒鳴っただけじゃねえか…)スッ
キョン「…ッ」スー
プシッ
キョン「くっ…はあ…これやると不思議と落ち着くんだがな…処理が面倒なんだよな…」ブツブツ
キョン(…煙草でも試してみるか?買えるかどうか分からんが)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:47:40.41 ID:JHGC+i1Q0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その頃
男「ねえ、涼宮さんって部活とかしてないの?」
ハルヒ「何よ急に…」
男「いや…だって、会いたいって言ったらいつでも会ってくれるからさ…でも、涼宮さんって万能じゃん?ちょっと不思議に思っただけ」
ハルヒ「…自分で立ち上げたサークルっぽいのがあるんだけど、そういうとこが融通聞くから最近行ってないわ」
男「…いいの?」
ハルヒ「いいの!…今はこうしている方が幸せなんだから…」
男「…そう」
男「…」ニヤッ
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 02:55:07.93 ID:JHGC+i1Q0
キョン宅
ぴろ〜ん
キョン「…またかよ」pi
男『今日もハルヒちゃんと一緒だぜwwwwwほら!デート中の写真wwww』
キョン「…下衆が」
キョン「…そんなに俺をなじるのが楽しいのかよ…?!ああ!!?」ガツン!!
キョン母「ちょっと?!何してるの?!」
キョン「…があああ!!」
キョン妹「キョンくん!!…お兄ちゃん止めて!!!」
キョン「うがあああああ!!」
キョン(…確かに、俺がハルヒに対して何も行動を起こさなかったのにも責任がある。)
キョン(だから、ハルヒが誰と付き合おうと、俺がとやかく言う資格はない…だけどな)
キョン「俺の気持ち知っててなじりやがってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!あの野郎おおおおお!!」バリーン!!
キョン妹「やめてえええええ!!」
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 03:04:40.04 ID:JHGC+i1Q0
2週間前
男「なあ、キョン」
キョン「なんだ、男か?どうしたんだよ。何か用か?わざわざこっちのクラスまで来て」
男「連れねえなぁ…同じ中学の出身のくせに会うのに理由が必要かよ?」
キョン「…とっとと用件を話せ」
男「…お前の後ろの席。涼宮さん、だったか?お前…付き合ってるのか?」
キョン「…答える義理なんざねえよ」
男「そう言うな。学校じゃあもっぱらの噂だぜ?」
キョン「…」
男「…ノーコメントか…ま、その様子じゃ気がないわけじゃないが付き合ってるってわけじゃなさそうだな」
キョン「…ふん」
男「まあ、いいわ。…早く唾でも何でもつけとかないと他の男に取られるぜ?」
キョン「はっ…あいつはそういう女じゃねえよ」
男「…あっそう」ニヤ
男「んじゃ、そんだけだから…じゃあな」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/19(日) 03:06:28.78 ID:JHGC+i1Q0
ていうか、似たのがあったな。
何番煎じって言われるの嫌だからやめるわ