長門「統合思念体からあなたとキスをする許可を得た」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 03:59:02.26 ID:NXPPbcxD0

キョン「俺とキス?」

長門「そう」

キョン「どうして統合思念体がそんな事を許可するんだ?」

長門「私が以前から申請していた」

キョン「俺とキスしたかったのか?」

長門「そう、以前から申請していたのだが何故か昨日突然許可が下りた」

キョン「そうか、ならキスするか?」

長門「したい」

キョン「でもようやく納得できたな、昨日朝倉が俺にキスをしてきた理由がな」

長門「え?」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 04:29:49.76 ID:VOzAOHyoO


キョン 「だから朝倉とキスをしたんだ、甘く濃いキスをな」

長門 「初耳」

キョン 「お前に初めて話したからな」

長門 「なら私が貴方にキスをしても問題はない」

キョン 「確かにな、長門にキスをされたら誰だって喜ぶ」

長門 「それはそう、ゆきりんは可愛いから」

キョン 「でもな?彼女である朝倉が悲しむんだ。まさかバレンタインのチョコがキスをしながら互いの舌で溶かす…なんて思わないだろ?」

長門 「」

キョン 「あんな本命チョコを貰えば誰だって堕ちるな、うん」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 04:39:58.39 ID:VOzAOHyoO

長門 「…そう、なら私も貴方に忘れられないチョコを送る。それなら眉毛と互角」

キョン 「忘れられないチョコなら昨日貰ったじゃないか…カレーチョコを」

長門 「…それは」

キョン 「確かに隠し味程度にチョコを入れるのは良くあるパターンだ、だけど長門は逆だったカレーが隠し味だったろ」

長門 「それなら既製事実を作って眉毛から貴方を奪うだけ」

キョン 「既製事実?」

長門 「やらなくて後悔するならやって後悔しろって事」

キョン 「!」

長門 「大丈夫、怖がらないで…天井の染みを数えてる間にすぐ終わるから」

キョン 「俺はそんなに早くありません!」

※ 「あら、付き合って早々に浮気?」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 04:45:32.94 ID:VOzAOHyoO

長門 「…ちっ」

キョン 「朝倉!」

朝倉 「そんな呼び方だったかしら?ちゃんと呼ばないと助けてあげないわよ」

キョン 「……涼子」

朝倉 「長門さん、思念体からの命令よ。彼から離れて」

長門 「…申請却下どうして」

朝倉 「私がお願いしたの…簡単だったわ『パパ♪』って甘えたら簡単に味方になってくれたの」

朝倉 「ねぇキョン君、またキスして欲しいな」

キョン 「しょうがないヤツだな…ほら」

朝倉 「んっ…!」

キョン 「……んっ…はぁ。なんだ涼子、またチョコ舐めてたのか?」

朝倉 「だってキョン君が気に入ってたみたいなんだもん」



もしもしだから遅れます
思い付きで良かったら続けますがどうでしょうか

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 04:59:23.54 ID:VOzAOHyoO

キョン 「気に入るさ…よし、ホワイトデーは飴を溶かしながらキスをするか」

朝倉 「キョン君がキスをしたいだけでしょ?」

キョン 「涼子だってそうじゃないか」

朝倉 「…………ばか」

長門 (どうしてこうなった…)

ガチャン!

古泉 「どうも古泉です」
長門 「助けて…」くいくい

古泉 「長門さんが僕の袖口を引っ張って涙目で助けを求めてくるなんてどういう事です?」

長門 「…あれ」

古泉 「これは…」

朝倉 「チョコなくなっちゃったね」

キョン 「どうせまだあるんだろ?」

朝倉 「うん♪」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:04:49.16 ID:VOzAOHyoO

朝倉 「…ふふっ…んっ」

古泉 「…長門さん、涼宮さんが部室に来るまでの時間は?」

長門 「5分13秒」

朝倉 「それならキョン君は一回は出せるわね」

キョン 「おいおい何を出させるつもりだよ?」

朝倉 「解ってるくせに…女の子の口からそんな事言わせちゃうんだキョン君は」

古泉 (もしこの現場を涼宮さんにでも見られたら大変な事になりますよ)ふきふき

長門 「…それは」

古泉 「…これは涼宮さんが彼に送る為に編んでいた手編みのマフラー!」

長門 「汗が染み込んで匂う」

古泉 「長門さん、情報操作で匂いを消してくれませんか?」

長門 「無理」

古泉 「えぇっ!」

長門 「あの眉毛のお陰で情報操作に制限が掛かっている」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:13:03.52 ID:VOzAOHyoO

古泉 「これはまずいですよ…『K』の刺繍まで入ってますから…」

長門 「それならチョコを擦り込んで匂いを中和すればいい」

古泉 「彼がくれるとは思えません」

長門 「万事休す」

古泉 「…閃きましたよ、古泉のKです。僕に宛てたマフラーだと勘違いした事にするんですよ」

長門 「…」

古泉 「彼女の性格を考慮すれば彼の前で素直に彼宛てのマフラーと認めるはずがありませんからね」

朝倉 「貴方って本物の馬鹿?」

古泉 「失礼ですね、この完璧な作戦に何か穴でも?」

朝倉 「男性趣味を参考に聞かれつたのは貴方じゃない、谷口くん達じゃ参考にすらならないからって」

ガチャン

ハルヒ 「やっほー!有希に古泉くんにキョンもちゃんと居るわね!」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:18:29.70 ID:VOzAOHyoO


ハルヒ 「」

古泉 「あ、その…これはですね…」

長門 「待って、彼は間違えたの。Kの刺繍を古泉だと勘違いして…」

ハルヒ 「それは失敗したのだから良いの…私に手編みのマフラーなんてキャラじゃないから」

キョン 「だったらなんだよ?」

朝倉 「そうよ、まるで死んだ人を見てるみたいよ」

ハルヒ 「そうね…それくらい驚いてるわ」

ハルヒ 「なんでアンタがキョンとキスしてんのよ!!」

朝倉 「なんでって…説明してあげてキョン君」

キョン 「こういう事ははっきりと言わなきゃいけないからな」

ハルヒ 「…」ごくり

キョン 「俺と朝倉は付き合ってるんだよ、昨日からな」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:25:30.48 ID:VOzAOHyoO


ハルヒ 「え?」

キョン 「昨日はバレンタインだったろ?」

ハルヒ 「うん」

キョン 「それで朝倉からチョコを貰ったんだ」

ハルヒ 「私もキョンにあげたわよ」

長門 「私もあげた」

キョン 「あぁ…確かに二人からは貰ったな」

キョン 「でも朝倉は本命チョコをくれて心に惹かれたんだ」

ハルヒ 「本命…?」

キョン 「そうだ、ハルヒは俺にくれたのは義理チョコだったんだろ?」

キョン 「大きなハート型で『超義理』なんて書いてあるくらいだしな」

ハルヒ 「――――ッ」

ハルヒ (素直に本命だなんて言える訳ないじゃない!察しなさいよねこの鈍感!)

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:33:09.00 ID:VOzAOHyoO

朝倉 「解ったかしら?彼は私の恋人なの…ねぇー♪」

ハルヒ 「…ッ」ワナワナワナ

古泉 「申し訳ありませんがバイトが入ってしまいましたので今日はこれで…」

ハルヒ 「早く出ていきなさいよ!巨人にでも踏まれて怪我でもすれば?」

古泉 「…!?」

キョン 「ハルヒ!!」

ハルヒ 「!」ビクッ

キョン 「あんなに散々好き勝手振り回しておいて好きになってくれると思ったのか?」

キョン 「随分とムシが良いんだな…え?」

ハルヒ 「ツ、ツンデレよ…ほら人気なんでしょ?」

キョン 「お前がいつ俺にデレたんだ?」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:43:32.55 ID:VOzAOHyoO

古泉 「…ぷっ…これは失礼」

ハルヒ 「さっさと出てけ!」

古泉 「解りました…」

長門 (眼が死んでる…)

キョン (死ぬなよ古泉)

朝倉 「ちょっと八つ当たり?そんなんだからキョン君に好かれないんじゃないかしら」

キョン 「そうだぞハルヒ、少しは朝倉の性格や立ち振る舞いを見習ったらどうだ?」

ハルヒ 「――ッ…バカ!キョンなんて知らないんだからね!」

長門 「走って行ったけど良いの?追わなくて」

キョン 「そこまでは面倒見切れねえよ、行こうぜ朝倉」

朝倉 「あら、何処に連れて行ってくれるのかしらね」

キョン 「俺の部屋だよ」

朝倉 「嬉しいわね…じゃあ手でも繋いで行く?」

キョン 「そうすれば登下校が苦じゃなくなるな」

朝倉 「私もよ♪」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:50:16.47 ID:VOzAOHyoO


長門 「…」ペラッ

長門 「…」ペラッ

長門 「…」ペラッ


ガチャン!

みくる 「ふぇぇぇぇぇっ遅れてすいません、すぐにお茶を煎れますね」

長門 「大丈夫、古泉一樹も彼も涼宮ハルヒも学校にはいない」

みくる 「どうしたんでしょう…キョン君にチョコの感想を聞きたかったのに」

長門 「貴女に一つ聞く、彼に渡したチョコは義理?本命?」

みくる 「禁則事項です♪」

長門 「朝比奈みくるに対する情報操作のry

みくる 「わー言いますから言いますから!」

長門 「聞かせて」

みくる 「チョコに母乳を入れたんです…義理な訳ないじゃないですか」

長門 「…それはない」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 05:57:10.95 ID:VOzAOHyoO


キョン 「あったかいな涼子」

朝倉 「キョン君と手を繋いでるからね」

キョン 「本当に夢でも見てるみたいだよ…覚えてるか?教室で刺された時や長門が世界を改変した時に刺した時の事を」

朝倉 「覚えてるに決まってるじゃない…アレは仕方なかったんだから…」

キョン 「まさか涼子と付き合う事になるなんてな…谷口なんかが知ったら厄介な事になるぞ」

朝倉 「見せつけてあげたいなーキョン君♪」

キョン 「…涼子がそう言うなら見せつけてやっても良いぞ」

朝倉 「もー…私の意見を尊重してくれるのは嬉しいけど少しは自分の意見も言って良いのよ?」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 06:06:03.77 ID:VOzAOHyoO

キョン 「…じゃあちょっとだけ」ぐいっ

朝倉 「腰に手を回すだけなんて控えめね?あんなにいっぱいキスをしたんだし我慢が出来ないって連れ込まれちゃうかと思ったわ…さっき通り過ぎた場所に」

キョン 「…バッ…制服のままじゃホテルに入れないだろ///」

朝倉 「あら、北高生徒もたまに使ってるみたいよ?」

朝倉 「特にワカメなんて週三通いなんだから」

キョン 「それは言ったらダメだろ…」

朝倉 「優しいんだ…そんなキョン君だから好きになったのね」ちゅっ

キョン 「ば、ばか…///」


佐々木 「くっくっくっ…やぁキョン、いったいいつの間にガールフレンドなんて作ったんだい?」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 06:21:43.35 ID:VOzAOHyoO

キョン 「佐々木…」

朝倉 「彼女が国木田くんの言ってた変な女の子?」

佐々木 「変な…とは侵害だね」

キョン 「どいてくれないか?あまり寒空の下に恋人を恋人を晒す訳にはいかないからな」

佐々木 「くっくっくっ…エイプリルフールは一ヶ月以上も先だよキョン、予行練習にして手が込んでるね」

キョン 「いや、予行練習でもなく冗談でもない。涼子は俺の彼女だよ」

佐々木 「い、いつから付き合ってるんだい?」

佐々木 (キョンの目がマジだ…どうしょう、僕なんかじゃ逆立ちしても勝ち目がないよ)

キョン 「昨日からだが?涼子から本命チョコを貰ったんで惹かれて付き合うようになったんだ」

佐々木 「昨日から…?僕の贈ったチョコも本命チョコなのに…」

キョン 「佐々木のチョコも可愛らしくて美味しくて良かったよ、でも朝倉のチョコの方が響いたんだ」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 06:30:34.81 ID:VOzAOHyoO

キョン 「甘いトリュフチョコをキスをしながら舌で溶かす…情熱的だとは思わないか?」

朝倉 「恥ずかしいからそう言い触らしちゃ嫌だってば…///」

佐々木 「そ、そんな事を…」

キョン 「佐々木は何対しても受け身過ぎるんだよ、余裕を見せてるつもりだったかもしれないけどな」

佐々木 「メ、メッセージカードは見てくれたかな?」

キョン 「あぁ…見たよ。でもな佐々木、縦読みで告白されても真剣身が足りないしネタにしか思えないだろ?」

佐々木 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」

朝倉 「言い過ぎじゃないかしら?泣いて走って行っちゃうなんて…」

キョン 「涼子が気にする事じゃないよ」

ピロロロロロロロ


キョン 「誰だこの番号…」

朝倉 「登録してないの?」

キョン 「涼子と付き合ってるからな、女の番号は全部消したから解らないんだ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 06:41:11.08 ID:VOzAOHyoO

朝倉 「長門さんの番号も?」

キョン 「長門の番号なら覚えてるし登録する必要がないからな」

朝倉 「妬けちゃうな…」
キョン 「涼子の番号もちゃんと覚えてれしアドレスだってちゃんと覚えてるぞ」

朝倉 「////」

朝倉 「あ、私の事は気にしなくて良いから電話に出て?」

キョン 「すまんな涼子」
ピッ!


キョン 「もしもし?」

みくる 「あ?キョン君…みくるです、今大丈夫ですか?部室に行ったら誰も居なくて…」

みくる (デート中と知って電話するのは印象が下がります、でも幸い私は遅れていましたし行方を心配して電話を掛ける口実が出来てます)

キョン 「あ、大丈夫ですよ?あまり長い時間は話せませんし…ハルヒが怒って帰ったので団活は出来ないですよ」

みくる 「そうなんですか?…でも残念です。新調したメイド服をキョン君に見せてあげられなくて」

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 06:51:55.97 ID:VOzAOHyoO

キョン 「ふぅん」

みくる (…あれ?もっと普段なら食いつくと思ったんですけど…)

みくる 「フリフリでとっても可愛いんですよ?キョン君に見て貰いたかったなぁ」

キョン 「俺は別に見ても見なくても構いませんけどね」

キョン 「話はそれだけですか?」

みくる (駄目、間を置いたら切られる…先にキョン君から彼女が居ると聞かされる前に…)

みくる 「あ、キョン君…私があげたチョコ…どうでしたか?」

みくる (母乳入りなんて知ったら喜ぶだろうなぁ♪)

キョン 「少しミルクが強かったような気もしますがまぁ美味しかったですよ?外国のミルクか何かですか?」

みくる 「聞いて驚かないで下さいね?チョコには私の母乳が入ってたんですよ♪」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:01:47.15 ID:VOzAOHyoO

キョン 「…うっぷ」

みくる 「キョン君?」

キョン 「なんてモン入れてんですか!」

キョン 「普通に考えて母乳なんて入れないでしょ?母性アピールのつもりですか?大体どうして朝比奈さんから母乳が出るんですか!」

みくる 「それは…私、おっぱいが大きいから…」

キョン 「ふざけないで下さい!普通は母乳なんて出る訳ないじゃないですか…一体何歳のババァなんですか?」

キョン 「子供産んでなきゃ母乳なんて出ませんゃね普通は!」

みくる 「びぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


キョン 「もう朝比奈さんの煎れたお茶や作った弁当は食べられませんね」プチッ


朝倉 「言い過ぎよ…相手は女の子なんだからもっと優しく…ね?」

キョン 「涼子以外は女として見れないよ、それに母乳なんて入れられて危なかっしいったりゃありゃしない」

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:24:04.49 ID:VOzAOHyoO

ピロロロロロロロ

キョン 「」

朝倉 「また電話?」

キョン 「朝比奈さんじゃないみたいですけどね…このタイミングなら…」

朝倉 「…あぁあの人ね」

キョン 「すまんな涼子、すぐ終わるから」

朝倉 「良いわよ、私って待つ女だから。長門さんみたいに15498回も夏休みが終わるのを待つのは出来ないけどね」

キョン 「長門が異常なだけだよ」

キョン 「もしもし?」

鶴屋 「やぁやぁキョン君、お姉さんの言いたい事は解るにょろね?」

キョン 「えぇ、大体は」

鶴屋 「みくるを泣かせたら承知しないって言ったにょろね」

キョン 「母乳入れたチョコ食べさせれて怒ったら駄目なんですか?」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:30:07.13 ID:VOzAOHyoO

鶴屋 「え?母乳?何を言ってるんだいキョン君は…」

キョン 「知らなかったんですか?朝比奈さんはチョコのミルクに母乳を使ったんですよ」

鶴屋 「…それは本当かい?嘘だったら怒髪突いちゃうよ」

キョン 「本当です」


鶴屋 『みくる…キョン君が…』

みくる 『はい…入れちゃいました…』


鶴屋 「あ、キョン君?みくるには私からキツく言っておくから今はそっとしておいてあげくれるかい?」

キョン 「まぁ別に構いませんけど…じゃあ切りますね」プチッ


朝倉 「寂しかったなぁ…」ぎゅっ

キョン 「朝倉…?」

朝倉 「キョン君分を充電してるの…」

キョン 「やれやれだ…」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:36:47.77 ID:VOzAOHyoO

キョン 「さぁ着いたぞ俺の家だ」

朝倉 「良い家ね…これが私達の愛の巣になるのね」

キョン 「気が早すぎるぞ…最短でも高校を卒業するまでは駄目だぞ」

朝倉 「変な所で真面目なんだから…」むすっ

キョン 「ほっぺた膨らませてに何か入れてるのか?」つんつん

朝倉 「何も入れてないわよ」


※ 「キョンさん…失礼します」ぺこり


朝倉 「…ねぇ貴女誰…?」

キョン 「古泉の上司だ」

朝倉 「じゃあ機関の…」

森 「森園生と申します」ペコッ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:44:54.76 ID:VOzAOHyoO


森 「神人の鎮圧に成功した事が一つ…それと職務中に古泉が怪我をしたのでその事を」

キョン 「…自業自得だな」

朝倉 「そうね…原因は彼だし同情は出来ないかな」

森 「え…?キョンさんと朝倉さんが交際したから閉鎖空間が出来たのでは…」

キョン 「いや…そんな事で閉鎖空間作られても知りませんよ。古泉のヤツがハルヒの手編みのマフラーで汗を拭いたんですよ」

朝倉 「Kの刺繍入りのをね」

森 (キョンさんへの手編みのマフラー…嗚呼、あのバカ)


森 「御無礼をお許し下さい…二人の邪魔はしませんのでごゆっくりどうぞ」ニコッ

朝倉 「ご丁寧にどうも」ペコッ

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 07:54:21.33 ID:VOzAOHyoO


キョン 「ただいまー」

ドタバタドタバタドタバタ

キョン妹 「キョン君おかえりー」

キョン 「ただいま…五月蝿いから少しは静かに歩きなさい」

朝倉 「お邪魔します妹さん」ニコッ

キョン妹 「…は、はじめまして…」

朝倉 「ふふっ…お姉さんの顔に何かついてるかな?」

キョン妹 「いえ、何も…あ、あのねキョン君…お部屋にお客さんが来てるよ」

キョン 「客…?」

キョン妹 「うん、何でもどうしても会いたいから部屋で待つって聞かなくて」

キョン 「…はぁ…誰だよ一体、涼子と二人きりになりたいってのに」

朝倉 「焦らないの…泊まっていっても私は構わないわよ?」

キョン 「…ほ、本当か!?」

朝倉 「がっつかないの♪…私は待っててあげるから話をしてなさい」

キョン 「恩に着るよ、涼子」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 08:03:17.19 ID:VOzAOHyoO

キョン 「入るぞー」

ガチャン!

キョン 「…え?」

キョン 「ハルヒか佐々木かと思ってたがお前だったのかミヨキチ」

ミヨキチ 「…お久しぶりですキョンさん」ペコッ

キョン 「どうしたんだよ一体…」

ミヨキチ 「バレンタインデーにチョコを渡せなかったので…一日遅れですけど受け取って下さい」

キョン 「妹に渡せば良かったのに…わざわざありがとうな」

ミヨキチ 「直接手渡しで渡したかったので…それとマフラーを編んでみました…長さが合うか解りませんがどうぞ」

キョン (ここで涼子が居るから貰えないって言うのか…?こんなに頑張ってくれた小学生を傷付けるような事を…)

キョン 「こんなに頑張ってくれたのか…ありがとうなミヨキチ」ナデナデ

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 08:09:27.88 ID:VOzAOHyoO

ミヨキチ 「〜♪」

朝倉 「さようなら」ペコッ

ミヨキチ 「!」

ミヨキチ (嘘…キョンさんの恋人?…こんなに綺麗な人だなんて…)

朝倉 「どうしたのかしら…?」

ミヨキチ (泣いちゃダメ…泣いたら泣いたら負けだって事になる)

ミヨキチ 「―――いえ、お邪魔しました」ペコッ


スタスタスタスタスタ

ミヨキチ (泣いちゃダメ…泣くのは家を出てあの人から見えなくなるまでは泣いちゃダメ)


朝倉 (強いのね彼女…)

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 08:19:46.02 ID:VOzAOHyoO

―キョンの部屋―

朝倉 「やっと二人きりになれたね、キョン君♪」

キョン 「あ、そうやってベッドに寝たら見えちまうぞ?」

朝倉 「キョン君は私の彼氏じゃない…下着くらいなら別に見たって平気よ?ただ今日はそんな可愛い下着は履いてないんだけどね」

キョン 「そんな事ないぞ涼子、この長くて綺麗な足にそそる太もも…どんな下着だって良く見えるぞ」ナデナデ

朝倉 「やん!…もぅエッチなんだから…ばか」

キョン 「側に涼子が居るんだ…そんな気にならない方がおかしいよ」

朝倉 「身体目当に聞こえるな…そんな言い方だと」

キョン 「そんなんじゃないよ涼子、ほら…」

朝倉 「チョコ、また残ってたのね」

キョン 「最後の一つだからな…長く長くキスしような?」

朝倉 「うん♪…大好きだよキョン君」ちゅっ


眠いのでキリ良く終わらせます、エロを書くと別サイトで書いてる特徴が出て特定されそうなので勘弁して下さい。夕方や夜に残ってたら書き足すかもしれません

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 08:24:49.72 ID:nCVtn5510

>>1乙。待ってる

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 08:30:54.25 ID:VOzAOHyoO

>>51
残念ながら俺は1じゃないんだ、音沙汰なかったからスレを乗っ取って全部即興と思い付きで書いたんだ。

>>1が準備してたら申し訳ない事をしたよ



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