もこみち「またオリーブオイルっすか?」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:古泉「みんな死ねばいいのに」長門「落ち着いて」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:00:04.17 ID:vsjjYMfn0

プロデューサー「いいじゃんいいじゃんwww結構視聴者から評判いいんだよー?wwww」

もこみち「勘弁してくださいよ、俺ネット上でめっちゃ馬鹿にされてるんすよ」

プロデューサー「ンンーwwwwもこちゃんそう言わずにさあ〜wwww」

もこみち「俺、川越シェフみたいになりたくないんすよ」

プロデューサー「ンンンーwwwwwww」

もこみち「じゃあ明日のMOCO'Sキッチンはオリーブオイルなしで。失礼します」

ガチャ

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:01:11.84 ID:vsjjYMfn0

もこみち「今日は歩いて帰るかなー」

???「あー!もみこちだー!」

もこみち「あ?」

子供「もみこちー!もみこちー!」

もこみち「あのねぇボク...俺はもみこちじゃなくてもこみちね。もーこーみーち」

子供「Yo!Yo!Yo!もみこちー!もみこちー!揉み心地イマイチー!」

もこみち「てめぇぶっ飛ばすぞガキ!」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:02:33.24 ID:vsjjYMfn0

子供「なんだよ!オリーブオイルしか使えないくせに!にわか料理人!料理キャラ確立して調子乗ってんじゃねーよ!」

タタタタタタタ...

もこみち「あ!待てこの野郎ッ!...クソッ!ガキのくせに足速いなあ」

もこみち「あのガキ次あったらタダじゃおかねぇぞ...」

???「キャー!もこみちさんー!」

もこみち「あ?」

JK「あっ、あのっ!もこみちさんですよねっ?あたし大ファンなんですっ!」

もこみち「あ、ありがとう!(これこれ、こういうの待ってたんだよなー)」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:04:23.94 ID:vsjjYMfn0

JK「ZIP毎回観てます!てかZIPくらいしか出てないですよねっ!」

もこみち「うんそうそう....っておい」

JK「俳優やめたんですかっ?料理人路線に変更したんですかっ?」

もこみち「おいやめろ」

JK「わー!筋肉もすごーい!見せてもらってもいいですかっ?」

もこみち「ん?ああいいけど...」チラッ

JK「キャー!引き締まっててカッコ良いー!オリーブオイル塗ってるんですかっ?」

もこみち「ぬってねーよ」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:06:58.67 ID:vsjjYMfn0

JK「じゃああたしバイトあるんで行きますね!ばいなら!」

もこみち「ばいならって...今日は変なやつによく会うなあ...」

もこみち「てかZIP効果すげーなぁ...」

???「んあああああああああああっ!やめてくれよぉぉぉぉ!」

もこみち「!!橋の下から声がっ!この声はまさか...」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:08:36.97 ID:vsjjYMfn0

DQN「オラッ!デスノート出せやこの野郎ッ!」ドカッ!ドカッ!

藤原竜也「んあああああああ!だからあれは映画の中の話なんだよぉ!」

もこみち「大変だ!橋の下で藤原竜也さんが....っ!」

DQN「この野郎ッ!早くデスノートよこせ夜神月ッ!キラのくせにッ!」ドカァッ!

藤原竜也「んあああああああああああ!僕はキラじゃない信じてくれよぉぉぉ!」

もこみち「カバンの中に何か武器があるはず....あったっ!」

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:10:23.38 ID:vsjjYMfn0

DQN「クソッ!中々出さねぇなこの野郎...こうなったら力づくで奪わせてもらうぜ...」ジャキンッ!

藤原竜也「おいッ!そのナイフで何する気だよッ!おいッ!やめろッ!」

DQN「おらああああああああああッ!」

藤原竜也「んああああああああああああああああああああ!」

ファサー!

藤原竜也「なんだこれッ?...コショウ...?」

DQN「うわああああッ!げほッ!げほッ!げほッ!クソがッ!前が見えねぇッ!」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:14:33.31 ID:vsjjYMfn0

もこみち「藤原さん!今のうちに!早く!」

藤原竜也「もこみち君ッ?やっぱこの高い打点からのコショウは君だったのか!」

もこみち「いいから早く!ここは僕が食い止めますッ!」

藤原竜也「ありがとうッ!ZIP毎回観てるよ!MOCO'Sレストラン!」

もこみち「ありがとうございますッ!(レストランじゃねーけど...)」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:17:14.60 ID:vsjjYMfn0

もこみち「いやぁ。人助けすると気分がいいなあ」

もこみち「収録で使ったコショウ持ってて良かったわ」

もこみち「しかし今日は色々なことがある日だなあ」

???「誰かー!誰か助けてー!」

もこみち「誰かが助けを求めている声がする!...あっちかッ!」

???「誰かー!誰か助けてー!」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:20:53.11 ID:vsjjYMfn0

もこみち「!!!!火事だ!あの燃えている家から声がするぞ!」

母親「助けてー!誰かー!」

もこみち「奥さんッ!大丈夫ですか!?とりあえず家から離れましょう!」

母親「子供が!まだゆうすけが中にいるんです!」

もこみち「なんだってッ!?消防車は呼んだんですか!?」

母親「呼びました!でもまだこなくて...」

もこみち「....俺がお子さんを
...ゆうすけ君を助けに行きます!」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:22:19.05 ID:vsjjYMfn0

もこみち「奥さん!水道はありますかッ!?」

母親「はい...あの花壇のところに!」

もこみち「よしッ!水をかぶって入ればッ!」バシャアッ!

もこみち「お子さんの部屋はどこですか!?」

奥さん「1階の奥の部屋です!どうか...どうかお気をつけて!」

もこみち「任せて下さいッ!」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:22:45.35 ID:vsjjYMfn0

もこみち「幸いにも2階よりは1階は燃えてないな...急がなければ!」

もこみち「ゆうすけ君ー!ゆうすけ君いるかー!」

ゆうすけ「たすけてー!たすけてー!」

もこみち「ゆうすけ君!待ってろー!今助けに行くからなー!」

ゆうすけ「たすけてー!」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:25:15.98 ID:vsjjYMfn0

ガチャ!

もこみち「ゆうすけ君!?いるか!?」

ゆうすけ「あっ!もみこち!」

もこみち「おっ、お前はさっきのクソガキ!良かったな!もう大丈夫だぞ!」

ゆうすけ「ありがとう...ありがとうもみこち...うっうっ...」

もこみち「早く母ちゃんに元気な顔みせてやれよ...ほら!こっちだ!急げ!」

ゆうすけ「うんっ!」


52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:26:58.60 ID:vsjjYMfn0

もこみち「ハァッ!ハァッ!あと少しで外に出られるぞ!ハンカチで口ふさいでおけよ!」

ゆうすけ「うんっ!」

もこみち「よし!そろそろ外だ!ゆうすけ!頑張れよ!」

ギギギギギ...ガラガラガラガシャーンッ!

ゆうすけ「もみこちッ!危ないッ!」ドンッ!

もこみち「うああああ!瓦礫が落ちてきたのか!....ゆうすけッ!」

ゆうすけ「うううう...腕が挟まって...」

もこみち「ゆうすけ!大丈夫かッ!俺をかばって...クソッ!重たくて動かせねぇッ!」

母親「ゆうすけ!ゆうすけー!」

もこみち「奥さん!危ないから下がってて!」

もこみち「何かカバンに使えるもの...」

もこみち「あったッ!オリーブオイル...ッ!」


60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:28:34.55 ID:vsjjYMfn0

ゆうすけ「腕が...腕が....」

もこみち「待ってろゆうすけ!オリーブオイルぶっかけてやるからな!」

ゆうすけ「えっ」

ドバドバドバドバドバ!

ゆうすけ「えっ」

もこみち「こうして腕を滑りやすくすれば...」

スポッ

ゆうすけ「あっ!腕が抜けた!」

もこみち「よしッ!急ぐぞッ!」


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:31:27.91 ID:vsjjYMfn0

母親「ゆうすけー!ゆうすけー!良かった!良かった...」

ギュッ

ゆうすけ「もみこちが...もみこちが助けてくれたんだよ!」

母親「ありがとうございました...本当に!ありがとうございましたッ!」

もこみち「いえ、僕は何も...オリーブオイルがあったからですよ」

ゆうすけ「ありがとうもこみち!本当にありがとう!」

もこみち「ん、お前もこみちってちゃんと言えるじゃねーか!」

67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:33:07.94 ID:vsjjYMfn0

消防士「...というわけで今回は
何事もなかったから良かったですが、気をつけて下さいね、もこみちさん」

もこみち「はい、すいませんでした。あっ、あのーゆうすけ君は?」

消防士「軽い火傷と擦り傷ががあったので救急車で搬送しました。なぜか全身油まみれだったのが気になりましたが...」

もこみち「えっ、油?何なんでしょうね。じゃあ僕はこれで」

もこみち「いやー今日は大変だったなあ」

もこみち「さて、明日もMOCO'sキッチンの収録だ!」

68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/10(金) 22:36:21.29 ID:vsjjYMfn0

翌日

プロデューサー「...ってな流れでしくよろねー。もこちゃんのオリーブオイルさばき今日は見れないのが寂しいけどー」

もこみち「あ、その事なんですけど...」

プロデューサー「ンンー?」

もこみち「やっぱり今日もオリーブオイル使いたいなって...だめすかね?」

プロデューサー「ンンンンーwwwwンンンンンーwwww」

もこみち「ありがとうございますッ!今日も追いオリーブオイルで行きます!」

.....................

もこみち「皆さんおはようございます!速水もこみちです。今日も朝からよろしくお願いします!」

もこみち「メールを見てましょう!ゆうすけママさんから...」

Fin



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