60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:04:27.74 ID:QFkcRDj6O
次の日
キョン「……なんで俺も小さくなってるんだ?」
キョン「ハルヒか……はぁ、やれやれ。古泉に電話してみるか」
キョン「……もしもし?」
古泉『もしもし?』
キョン「古泉か?なんか今度は俺の身体が縮んでるんだが…」
古泉『……ぇ…』
キョン「どうすればいいんだ?」
古泉「えっと…わかりました、今すぐに家に向かいます」
キョン「あぁ…」
みたいな感じ
んで学校行ったらハルヒもまだちっさいままで二人できゃっきゃっ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:11:40.04 ID:QFkcRDj6O
古泉「これは…また可愛らしくなりましたね」
キョン「うるさい、気持ち悪い。どうするんだ?」
古泉「一応、服はもってきましたよ。はい、どうぞ」
キョン「これ……幼稚園児が着る制服じゃないか…」
古泉「はい、それを着て学校へ向かいましょう」
キョン「はっ!?ふざけんな!学校なんか行くか!!!」
古泉「それは困ります…多分…て言うか間違いなく涼宮さん泣き叫びますし…閉鎖空間も…」
キョン「ぐっ、分かったよ!着替えりゃいんだろ着替えりゃ!」ヌギヌギ、ポンっ
古泉「はい…」ジーッ
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:21:20.20 ID:QFkcRDj6O
古泉「ふふ、お似合いですよ」
キョン「黙れ……はぁ、最悪だ」
古泉「長門さんには連絡されましたか?」
キョン「あぁ、忘れてた。今からする」
古泉「長門さんより、僕を頼ってくれたんですか?嬉しいですねぇ」
キョン「何を言ってるんだお前は……」プルルルルルッ、プルルルルルルガチャッ
キョン「もしもし、長門?」
長門「把握している。そのまま学校に来ても問題無い」
キョン「いや、どうしたらいいんだ?てゆうかなんで俺は小さくなってるんだ?」
長門「涼宮ハルヒの願望」
キョン「それは分かってるんだけど、なんでハルヒはそんなこと願ったんだ?」
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:30:49.47 ID:QFkcRDj6O
長門『貴方と同じ目線で遊んでみたいという願望』
キョン「はぁ?ならアイツが元に戻ればいいだけの話じゃないか」
長門『同じ目線と言った』
キョン「え…そりゃ、俺の方が身長高いけど」
長門『彼女の身長が貴方の身長と同じになったら?』
キョン「……気持ち悪いな」
長門『そう…気持ち悪い』
キョン「……分かった、このまま行く。ありがとな長門」
長門『…有希お姉ちゃん』
キョン「……」
長門『有希お姉ちゃんは?…』
キョン「……」ブチッ、ツーツーっ
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:38:48.95 ID:QFkcRDj6O
キョン「長門またバグ溜まってんのかな…」
古泉「どうしました?」
キョン「いや、なんでもない。」
古泉「そうですか。では外に車を停めているので、行きましょうか」
キョン「あぁ、分かった…(同じ目線って事はまだハルヒは小さいままか……はぁ、めんどくさい事になってきたなぁ)」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:50:36.85 ID:QFkcRDj6O
学校に到着
キョン「なぁ、本当に大丈夫なのか?」
古泉「大丈夫ですよ、校門は普通に通れたんだから長門さんが何とかしてくれたんでしょう」
キョン「はぁ…しんどい」
古泉「教室までついて行きましょうか?パパとして」
キョン「俺のパパは別に居るから間に合ってるよ。んじゃなバイバイ」フリフリ
古泉「えぇ……バイバイ…ですか。可愛いですねぇ」
長門「……精神的にも幼児退行している」
古泉「ッ!?びっくりしました…居たんですね」
長門「ずっと居た」
古泉「ずっと?どこからですか?」
長門「彼が家を出た瞬間」
古泉「僕達車で来たんですけど…」
長門「私も車で来た、偶然」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 13:57:02.03 ID:QFkcRDj6O
古泉「……」
長門「……」
古泉「……勝手に車乗らないでくださいよ」
長門「私の特権」
古泉「……(バグってますねぇ…まぁ、彼や涼宮さんが居ない時はいつもこんな感じですが…)」
長門「……(キョンくん、お姉ちゃんでちゅよ〜、ちゅっちゅちゅっ)」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:07:50.41 ID:QFkcRDj6O
キョン「マジか……扉の取っ手ってこんなにも高いのか?これは背伸びして届くか…ほっう、く…ッ……む、無理かぁ!」
キョン「くそっ、叩けばだれか開けてくれるか?お〜い!誰か開けてくれー」ドンドンッ!
?「……キョン?キョンなの?」
キョン「その声は…ハルヒか?おぉ、俺だよ!開けてくれ!」
ハルヒ「うん、分かった!ん〜ッ…しょ、おいしょっ」
キョン「……まだか?」
ハルヒ「ん〜ッ!ぷはぁ!ダメだぁ…手が届かない…」
キョン「近くに誰かいないのか?」
ハルヒ「みんな居るよ?」
キョン「それじゃ誰かに頼んで開けてもらってくれないか?」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:13:17.52 ID:QFkcRDj6O
ハルヒ「うんしょっ…もうちょっとッ」
キョン「お、おい…誰かに頼んでくれって」
谷口「涼宮おまえ何をしてんだ?」
キョン「おっ、谷口か!?悪いけど開けてくれないか?ハルヒ背が届いてないだろ」
谷口「おぉ、分かっyハルヒ「だめ!私が開けるの!どっか行って!」
キョン「お、おい!」
谷口「分かった、分かった!だから殴るな!」
ハルヒ「向こういけ!」
キョン「……お〜い」
ワーワーギャーギャー!ドタバタッ!
キョン「……」
国木田「キョン?どうしたの?」
キョン「えっ、いや扉開かなくて」
国木田「あぁ、手が届かないのか。はい、どうぞ」ガラガラッ
ハルヒ「あぁ〜!私が開けるのに!国木田勝手に開けたぁ!」
81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:20:39.57 ID:QFkcRDj6O
キョン「お前は誰かに開けてもらえよ」
ハルヒ「私もできるもん!」
キョン「はぁ…まぁ、いいや」スタスタ
ハルヒ「あっ、待ってよキョン!」
キョン「……」
ハルヒ「……キョン?」
キョン「椅子にどうやって座るんだ」
ハルヒ「キョンが抱っこして座らせてくれるんでしょ?」
キョン「……」
ハルヒ「早く抱っこ」
キョン「よし…」ギュッ
キョン「うおおおおおおおおッ!!!!!!!」プルプル
ハルヒ「……キョン?」
キョン「む、無理だろー!!!」ドサッ
ハルヒ「キャっ!?痛〜なんで放すの!」
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/06(月) 14:28:41.46 ID:QFkcRDj6O
キョン「おまえは……ん?ちょっとハルヒ立ってみろ」
ハルヒ「なに?立ったよ」スッ
キョン「ちょっと俺の前に来てみ」
ハルヒ「?はい」
キョン「……」
ハルヒ「キョン?」
キョン「……っ」プルプルッ
ハルヒ「どうしたの?お腹痛いの?」
キョン「何が同じ目線か!?お前の方が身長高いじゃねーか!!!」
ハルヒ「な、何が?そんな事より早く座らせてよ」
キョン「はぁ…こうなったら意地でも座らせてやる」ギュッ
ハルヒ「きゃははは!お腹むずむずする!」ジタバタ
キョン「あ、暴れるな!足が限界だ!」ガクガク
ハルヒ「あっ、座れそう!」ヨジヨジ
キョン「も、もう少しッ!」プルプルッ
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:40:15.38 ID:QFkcRDj6O
ハルヒ「す、座れたぁ!」
キョン「はぁ、はぁ、よっしゃ!」ゼーハーッ
ハルヒ「ふふ〜ん、今日は何をしようかなぁ♪」
キョン「ふぅ…さて、俺も椅子に座っ……」
ハルヒ「キョン?早く座ったら?」
キョン「だから、どうやって座るんだ…」
女子「椅子に座れないの?」
キョン「え、あぁ。椅子ってこんなに高かったっけ?」
女子「え?分からないけど…はい」スッ
キョン「おっ、抱えてくれるのか。すまんな」
ハルヒ「あぁぁぁぁ!?だめええええ!キョンは私が抱っこするの!」ピョン、スタッ
キョン「あぁぁぁぁぁぁぁあ!!!お前せっかく俺が座らせてやったのに!」
ワーワギャーギャー!
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:47:09.54 ID:QFkcRDj6O
キョン「ふぅ…何とかハルヒをもう一度座らせて、自分の椅子に自力で登ったが……朝から疲れた」
ハルヒ「キョン!お絵かきしよ!」
キョン「お絵かき?今授業中だからダメ」
ハルヒ「えぇ〜!いいでしょ、やろ〜よ!」ガタガタッ
キョン「い、椅子を揺らすな!怖いだろ!」
ハルヒ「じゃ〜お絵かきしよ〜よー!」ガッタンガッタン!
キョン「わか、分かった分かった!だから揺らすの辞めてくれ!」
ハルヒ「はい、やめた!それじゃ、キョンはライオン書いてね」
キョン「はぁ、やれやれ…」
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 14:56:49.28 ID:QFkcRDj6O
キョン「……ライオンってどんな顔だっけ…」カキカキ
ハルヒ「……」カキカキ
キョン「んしょ……なんかライオンっぽいぞ」カキカキ
ハルヒ「……」カキカキ
キョン「ハルヒ、黄色かしてくれ」カキカキ
ハルヒ「……はい」カキカキ
キョン「ありがと……なんか茶色も混ざってたような…まぁ、いいか。口からガオーッて叫んで…ガオー…」ヌリヌリカキカキ
ハルヒ「キョン」カキカキ
キョン「ん〜?まだ色塗り終わってないから見せないぞ〜」カキカキ
ハルヒ「オシッコ出ちゃった…」カキカキ
キョン「ライオンのオシッコ、ピュー……ってオシッコぉ!!?」ガタッ!
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:05:28.56 ID:QFkcRDj6O
ハルヒ「声でかい!!!静かにしてよ!」
キョン「ご、ごめんごめん…全部出ちゃったのか?」
ハルヒ「全部じゃない……半分ぐらい」
キョン「……半分も出たら床に……垂れてるな」
ハルヒ「グスッ…うぅぅ」
キョン「大丈夫だ!ちょっと待ってろ…」ピョンッスタッ
ハルヒ「グスグスッ…キョン?」
キョン「よいしょっと…」フキフキ
ハルヒ「……グス…」
キョン「よし、床は綺麗になった…まだオシッコしたいか?」
ハルヒ「うん…したい」
キョン「それじゃ、トイレに行こう…皆にバレないように…」
ハルヒ「うん…」ヒョイっスタっ
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:07:43.35 ID:QFkcRDj6O
キョン「静かに移動するぞ…」コソコソッ
ハルヒ「分かった…」コソコソ
国木田「……(オシッコ漏らしちゃったのか…谷口…)」チラ
谷口「はぁ……(分かったよ。まぁ、仕方ないな…椅子拭いといてやるか…)」コソコソ
クラスメート「……(なにアイツ…涼宮の椅子ハンカチで拭いてポケットに入れてる…)」
クラスメート「……(授業中に堂々と…頭大丈夫か?)」
クラスメート「……(変態だ)」
岡部「……(アイツ…後で呼び出しだな)」
92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:12:48.81 ID:QFkcRDj6O
キョン「ハルヒ大丈夫か?我慢できるか?」
ハルヒ「うん、大丈夫ぶ」
キョン「…よし、トイレだ。早く全部出してこい」
ハルヒ「……」モジモジ
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「キョンも来てよ…」
キョン「はぁ!?なんで俺が一緒に!」
ハルヒ「一人じゃヤダ!キョン来ないならここでする!」スッ
キョン「パンツ下ろすな!座るな!分かった分かった!俺も中に入るから!」
ハルヒ「うん!」
キョン「くそぉ…」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:21:04.11 ID:QFkcRDj6O
ハルヒ「キョン〜?」
キョン「……」
ハルヒ「聞こえてない〜?」
キョン「聞こえてないよ〜」
ハルヒ「分かった〜」シャーーーー…
キョン「……」
ハルヒ「ふぅ…全部でたよ」
キョン「そうか、よかったな……ってなんだお尻付き出して」
ハルヒ「早く拭いてよ」
キョン「……俺が?」
ハルヒ「キョン以外にいないでしょ?早く拭いてよ」
キョン「分かった……」フキフキ
ハルヒ「ん…くすぐったい…」
キョン「終わったぞ」
ハルヒ「ありがと。あっ、パンツびちょびちょだ…」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:31:51.40 ID:QFkcRDj6O
教室
キョン「よし、皆に気づかれてないみたいだな…」コソコソ
ハルヒ「うん…」コソコソ
キョン「ほら、椅子に座れ」ギュ
ハルヒ「うんしょ…よいしょ…」ヨジヨジ
キョン「ふぅ…よし……よいしょ、うんしょっと」ヨジヨジ
ハルヒ「キョンはライオン書けたの?」
キョン「うん?あぁ、そうだライオンだ…ほら、書けたぞ」
ハルヒ「うわぁ……へったくそ…」
キョン「……グス…」
ハルヒ「あ、ウソウソ!上手い!」
キョン「お前はちゃんと書けたのか?」
ハルヒ「書けたよ!ほら!」ピラ
キョン「おぉ、上手いな!ゴリラがウンコしてるんだろ?」
ハルヒ「違う!真っ黒黒スケとトトロだよ!」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 15:40:58.02 ID:QFkcRDj6O
岡部「それじゃ後ろからプリント集めてくれ〜」
キョン「プリント?プリントってなんだ?」
ハルヒ「?知らない。これの事?」ピラ
キョン「あっ!本当だ!これプリントだったのか!やばい…落書きだらけだ…」
ハルヒ「キョン出してきて!」
キョン「え?これを出すのか?」
ハルヒ「綺麗に書けたから多分満点だよ」
キョン「……分かった」ピョンッスタ
岡部「おぉ、上手く書けたなあ。二人とも上手いじゃないか」ナデナデ
キョン「えへへ……はっ!?(なんだ?今一瞬誉められて嬉しいと思ってしまった…)」
106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 16:06:11.99 ID:QFkcRDj6O
放課後
キョン「んで、どうしたら元に戻れるんだ?」
長門「…解決は簡単。すべて私に任せて」
キョン「まぁ、お前が言うんだから確かなんだろうけど…」
古泉「……」
長門「まず…貴方は私の事を有希お姉ちゃんと呼ぶ」
キョン「は?なんで?」
長門「私の事を慕ってるように見せかけるため」
キョン「あぁ……ん?」
長門「そして私の膝に座って私に甘えれば涼宮ハルヒは大人になって私もキョンを抱っこしたい…と願うはず」
キョン「それだとハルヒだけが大きくなるんじゃないのか?」
長門「……」
キョン「おい…」
長門「おい、では無い…有希お姉ちゃん」
キョン「……有希おy古泉「やれやれ…それだと何の解決にもなっていませんね」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/06(月) 16:12:34.54 ID:QFkcRDj6O
ごめんなさい
本当にネタ不足
誰か書いてくれないかな