1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:33:50.91 ID:0ewejWQh0
月「は、はい」
オーキド博士「好きな物を1冊持っていくがいい」
月「えーっと…それぞれどんな効果があるんですか?」
オーキド博士「そうじゃな、ノートの説明をしておこう」
オーキド博士「左端のノートはデスノート」
オーキド博士「真ん中のノートは中出しノート」
オーキド博士「右端のノートはいじめノート」
月(……素晴らしい…)
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:39:47.82 ID:0ewejWQh0
月「デスノートというのは?」
オーキド博士「その名の通り、このノートに名前を書かれた者は死ぬ…」
月「!!」
オーキド博士「次いで中出しノートは」
月(これが一番気になる…)
オーキド博士「中出しノートは2名の名前を書かねばならんのじゃ」
月「ほう?」
オーキド博士「つまり、中出しする側とされる側の名前を書いて初めてノートの効果が現れる」
オーキド博士「ノートの効力によりその2人は必ず中出しセックスをするのじゃ」
月(ビューティフォー…!)
オーキド博士「そして、最後にいじめノートじゃが…」
オーキド博士「このノートはある意味、使わない方がいいかもしれん」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:44:14.95 ID:0ewejWQh0
オーキド博士「いじめノートに名前を書かれた人間は」
オーキド博士「40秒後にいじめに遭ってしまう」
月「!!」
オーキド博士「ノートに名前しか書かなかった場合の話じゃ」
月「てことは、いじめの内容も決めれるのですか?」
オーキド博士「そういうことじゃ」
オーキド博士「いじめられる時間を指定しなければ」
オーキド博士「1度名前を書かれた者が自殺するまでいじめは続くのじゃ」
月「お、恐ろしいですね」
オーキド博士「あまりこのノートは使って欲しくないのじゃ」
月(欲しい…!3冊共欲しい…!)
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:50:51.12 ID:0ewejWQh0
月「博士」
オーキド博士「なんじゃ?」
月「僕のお小遣い4か月分支払うので3冊共ください」
オーキド博士「………迷うのう…」
月(バカめ…やはり金に目が眩んだか…)
オーキド博士「やはり、3冊は渡せん」
月(チッ)
オーキド博士「3冊共使われてしまっては世界のバランスがおかしくなってしまうからのう」
月「そうですか、僕は3冊ある方が世のためだと思いますよ」
オーキド博士「中出しノートは結婚が出来ぬ男女のために作られたようなものじゃ」
オーキド博士「いじめノートはいじめられてる人間を救済するためのもの」
オーキド博士「デスノートは増加する人口を減らすために作られたもの」
オーキド博士「それぞれのノートに意味があるのじゃ」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:55:42.30 ID:0ewejWQh0
オーキド博士「さぁ、1冊ノートを選ぶのじゃ」
月(このオッサンには何を言っても無駄なようだな)
月(3冊あってこそ…この腐った世界を変えられるのに…)
月(口で言っても分からないバカは)
月(殺すしかないな………)
月「博士、背中にゴミがついてますよ」
オーキド博士「おぉ…すまんが月くん取ってくれんかのう?」
月「はい」
ギュッ!!!
月はオーキド博士の首を両手で締め上げる
オーキド博士「ごふっげふおっぐっ!!!」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 17:59:24.85 ID:0ewejWQh0
オーキド博士「き……貴様ッ」
月「油断しましたね博士」
オーキド博士「……うぐぐぐぐぐぐっ!!」
月「アハハハハハ!!苦しいですよね!?痛いですよね!?」
月「その内、楽になりますよ!!!!」
ギュゥゥゥゥッ
オーキド博士「………」ぐったり
月「はぁはぁ…やってしまった」
月「天才とまで称されている僕が力技に出てしまうとは…」
月「ノートが3冊欲しいという欲求によって引き起こされた物だ…」
月「さて、今から僕が殺したという証拠を隠滅しないと」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:02:32.22 ID:0ewejWQh0
月「既に僕の計画は頭の中で出来上がっている」
月「この博士の研究所にはポケモンと呼ばれる生物が存在する」
月「それを使えば僕が犯人だということがバレずに済む…」
月「えいっ」
ポーンポーン
ブシャッ
ヒトカゲ「シャァーーーー」
月「ヒトカゲ、オーキド博士を消滅するまで焼き尽くせ」
ヒトカゲ「ボォォォォォ!!」
メラメラ
ヒトカゲはオーキド博士の遺体を焼き尽くしていく
月(完璧だ…!完璧のトリックだ!)
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:06:31.52 ID:0ewejWQh0
月「よくやったヒトカゲ」
ブシャー
月「これで、オーキド博士を殺したのはヒトカゲだと認識される」
月「この瞬間、僕のトリックは成立する」
月「そうだな…わざとヒトカゲの入ったモンスターボールを床に落としておこう」
月「ククッ、ノートは3冊共持って帰るか…」
月は3冊のノートを手に入れた
月(さようなら…マサラタウン……)
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:10:20.64 ID:0ewejWQh0
月「ただいま」
母「あら、おかえり」
月「父さんはまだ帰ってきてない?」
母「ええ…ついさっき月と入れ違いでコンビニに行ったわ」
月(…良かった)
母「それより、こんな時間にどこ行ってたのよ?」
月「マサラタウン」
ガチャッ
月(ふぅ……)
月「ノート3冊の隠し場所はどうするか…」
月「1冊ならまだしも、3冊となると面倒だな」
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:15:51.65 ID:0ewejWQh0
月「まずは、中出しノートを使ってみよう」
月「このノートにしかほとんど興味は無い」
月「……ホントにこのノート本物なのか?」
月「実験をしてみよう」
油性マジックでノートに名前を書いていく
月「へぇ、中出しされる側は奇数のページに書かないといけないのか」
月「する側は偶数だな」
サラサラ
偶数……夜神総一郎
奇数…… 夜神粧裕
月(これでよしっ……と)
83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:20:21.72 ID:0ewejWQh0
月(……40秒後か)
ピンポーンピンポーン
月「だ、誰?」
ガチャガチャ!
総一郎「開けろ!!ドアを開けろ!!!!私だ!!!」
母「あら、お父さんね」
ガチャッ
総一郎「くっ…!どけ!」
バンッ
母「きゃっ!」
月(と、父さん!?コンビニから帰ってきたのか!?)
粧裕「お兄ちゃん今の音なにー?」
総一郎「さゆ!!すぐにお父さんの部屋に来なさい!!」
粧裕「え、ちょお父さんなに!?きもいって…!」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:24:14.85 ID:0ewejWQh0
月(面白い…面白い程、父さんは操られてる)
月(だが、さゆの嫌がってる様子がおかしい…)
月(される側は操作されないのか?)
ライトは中出しノートの説明書を読み始める
月(する側は40秒後、される側は5分後)
月(クソッ…さゆは操るのに5分もかかるのか…)
母「貴方やめてください!」
総一郎「女は黙っていなさい!こいさゆ!!」
粧裕「やめてよ!!!いやあああああああ!!」
カチッカチッ
月(……あと少しだ…)
104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:27:28.70 ID:0ewejWQh0
月(中出しノートの最大のデメリットだな…)
月(さすがに簡単に中出しはさせてもらえない)
月(つまり、時と場所を考えて使わないと怪しまれてしまう)
月(メリットだけかと思えばそうでも無いぞこのノート…)
5分経過
総一郎「さゆ!!きなさい!!」
さゆ「うん」
母「え」
さゆ「お母さん大丈夫だよ、お父さんとお話するだけだから」
母「それなら大丈夫そうね…貴方さゆのこと頼みますね」
総一郎「ああ、任せておきなさい」
月(2人共、父さんの部屋に入って行ったぞ…ゴクリ)
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:34:51.69 ID:0ewejWQh0
月「説明書は3Pだけか」
「中出しノートを使用する場合」
「される側とする側は会話した事のある者同士でなければ効果は無い」
月「!?」
月「アイドル30人に中出ししようと思ったのに…!」
月「会話をしなければならないのか…」
月「さゆと父さんは当然、家族だから会話をしたこともある」
月「アイドルと会話するぐらいなら頑張って出来る…かも」
「このノートは他人が使用することも可能」
「中出しするのは必ずしも男女でなければならないとう制限は無い」
月「おいおい…男同士も可能なのか……」
「他にもルールはあるが、後は自分で探さなければならない」
月「…ぞくっ」
143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:43:50.94 ID:0ewejWQh0
ガチャッ
総一郎「ふぅ」
さゆ「お父さん、さゆもう寝るね」
総一郎「ああ、そうしなさい」
タッタッタ
月(終わったのか…終わったのか…!?)
総一郎「ライト、そんな所で何をしている?」
月「あ、いや……」
総一郎「大学受験の方はどうなっているんだ」
月「この間の模試テスト、下から3番目だったよ」
総一郎「そうか…それならもっと頑張らなければならんな」
月「うん、父さんも仕事頑張ってね」
総一郎「ありがとう」
月(まるで何も無かったかのような表情をしている…)
154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:46:52.44 ID:0ewejWQh0
―翌朝―
母「さゆ、昨日お父さんに何を言われていたのよ?」
さゆ「え?お父さんに?」
母「貴方が突然、さゆを自分の部屋に連れ込んだじゃありませんか」
総一郎「私がか…?」
母「2人共覚えていないのかしら…」
総一郎「さぁ…私はさっぱり覚えておらん」
月(……え)
さゆ「お父さんの部屋になんか私行ってないよ?」
月(何だこれは……)
160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:51:08.14 ID:0ewejWQh0
月「ごちそうさま」
さゆ「はやっ!」
母「あら、もういいの?」
月「今日から死ぬ気で勉強するから邪魔しないでね」
総一郎「それはいいことだ」
月「うん」
ガチャッ
月「……あの2人は行為の記憶が喪失している?」
月「じゃあ、このノートは同じ名前の人間を再び使うことが出来るのか?」
月「クソッ!ちゃんと説明しろよ!!」
164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:55:19.17 ID:0ewejWQh0
月「ノートを知るにはノートを使うしかない…」
月「さすがに父さんとさゆにはノートの効果はもう使えないだろうな」
月「じゃあ、される側を変えてみてはどうだ?」
月「どうせ効果は無いと思うし…ダメ元でやってみよう」
サラサラ
偶数……夜神総一郎
奇数……夜神月
月「………ふっふっ、何も起きないよな」
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 18:58:58.51 ID:0ewejWQh0
コンコン
月「え」
総一郎「父さんだ、開けてくれ」
月「な、何の用?」
総一郎「久し振りに父さんが勉強を見てやろうと思ってな」
月(ノートの効果が効いているのか…!?)
総一郎「開けるぞ」
ガチャッ
総一郎「ニッコリ」
月(……昨日みたいに操られている様子は…ない?)
月(やっぱり、父さんにはもうノートの効果は通じないみたいだな)
総一郎「ほう…九九の七の段を覚えているのか」
月「うん!一番難しいんだ」
187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:02:34.06 ID:0ewejWQh0
総一郎「そうか…一緒に覚えよう」
さわさわ
月(…やけにボディタッチが激しいな)
総一郎「お前、ちょっと肩の筋肉ついてきたんじゃないのか?」
月「3週間に2回腕立て伏せしてるからね」
総一郎「スポーツ選手の道でも父さんは構わないぞ」
月「えー?」
総一郎「格闘家なんてどうだ?」
月「僕、殴られたりするの嫌だよ…」
総一郎「お前のその筋肉ならきっとベルトを獲る事も可能なはずだ」
さわさわ
月(……ぞくっ)
月(今度は胸を触ってきた……)
総一郎「ふふっ…ふっ……良い胸筋だな…」
197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:05:45.93 ID:0ewejWQh0
月「ちょ……父さん触りすぎだって…」
総一郎「触ったら犯罪なのか?」
総一郎「自分の息子の身体ぐらい好きにしてもいいだろう?」
月(…ダメだ……言ってることが理解出来ない…)
総一郎「ライト」
月「え?」
トンッ
総一郎に優しくベッドの上に押し倒される
月「……」
がばっ
月の上に覆いかぶさる総一郎
総一郎「………」
月(な…なんだよこれ………ノートの効果は無いんじゃないのか!?)
そして、5分が経過
204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:09:08.80 ID:0ewejWQh0
総一郎「お前のその瞳はとても美しい……」
すりすり
月「…ぞくっぞく」
総一郎「まるで月のように綺麗な瞳だ…」
月「ぞく」
総一郎「私はお前の全てを奪いたい」
総一郎「心も身体も…全て私の虜にしたい…」
月(…やばい、ホントにやばい)
総一郎「目を瞑ってくれ」
ちゅっ
月「!!」
総一郎「んっふっ」
総一郎「じゅぷぐちゅくちゅじゅぴぷちゅ」
月「んーーーー!!んっ!!」
213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:12:27.70 ID:0ewejWQh0
月(臭い臭い臭い!!!)
総一郎「んぷっちゅっ」
総一郎は激しく舌を絡めていく
ディープキスだけで月の心を掴もうとする勢いだ
総一郎「ちゅっぱくちゅじゅぷ」
月(臭いって…!!!臭い!!)
総一郎「ふぅ……」
ぬぎぬぎ
月「エッ」
総一郎「シックスナインをしよう」
月「!!クソッ!!!」
総一郎「お前が上で、私が下になろう」
総一郎「ふふっ…レディファースト並みの気遣いだろう?」
223 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:16:17.54 ID:0ewejWQh0
ぐちょぐちょ
総一郎「じゅぱ!!!じゅぱ!!!!」
月「ぐぅっ…!!」
総一郎「そら、固くなってきたぞ」
ぐちゅぐちゅ
月「アッ…アーー!!!」
総一郎「お前もしっかりと父さんの大事な性器を刺激しなさい…!」
じゅぱじゅぱじゅぱ
月(……なんて吸引力だ…!!ダイソンにも引けをとってない…!)
月(クソッ!!誰か止めてくれ!!!)
リューク(可哀想だな……さすがにもう止めてやるか)
234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:19:39.71 ID:0ewejWQh0
総一郎「さぁ…祝福の時間だ」
総一郎「私の性器がお前の身体を欲している」
ガッ
月「くあっ…!」
両足を開脚されるライト
月(やめろ!!!男に挿入なんて絶対に嫌だ!!!)
ぬぷぬぷ
総一郎「む、やはりアナルだと簡単には入らんな」
とろーん
総一郎は自分の唾液をライトの肛門に垂らす
月「ヒッ…!!」
総一郎「ローション代わりにいいだろう?節約だ」
月(ふざけるな!!!やめろ!!)
241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:22:37.14 ID:0ewejWQh0
総一郎「行くぞ!!!!!」
パンパンッ
月「ヒャー」
月(もういい…もういい……受け入れる)
パンパンッ
総一郎「突き上げるぞ!!!加速するぞ!!」
パンッ
月「っぁああああああ!!!」
総一郎「あああああ…出る!」
ドピュピュルピュルピュル
月「……はっ……」
総一郎「はぁはぁはぁ…満足だ……」
248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:25:59.27 ID:0ewejWQh0
総一郎「じゃあ、勉強を続けなさい」
ガチャッ
スタスタ
月「………」
月「あの男、結局勉強のことを何も教えてくれなかった」
月「ふざけるな…ノートのルールさえ分かっていればこんなことには!!」
バサッバサッ
リューク「よぉ」
月「!?」
リューク「俺の名前はリューク、死神だ」
月「そうか」
リューク「……」
251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:28:53.61 ID:0ewejWQh0
リューク「死神だぞ?驚かないのか?」
月「……別に」
リューク「父親に中出しされたからって拗ねるなよ」
月「…拗ねる?むしろ、僕は歓迎してるさ」
リューク「は?」
月「父親に中出しされるなんて最高じゃないか!」
月「ゲイこそ芸術!!!」
リューク「どうしたんだお前…」
月「……すまない、ちょっと疲れてるんだ」
リューク「大変だなお前も」
月「で、死神が僕に何の用だ?」
リューク「その3冊のノートを引き取りにきた」
月「え!」
257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:33:17.79 ID:0ewejWQh0
月「お前……このノートの何を知っているんだ?」
リューク「全てを知ってる」
月「!!」
リューク「そのノートは元々俺の物だ」
リューク「オーキドが勝手にパクって下界にまで持っていったんだよ」
月「あいつ…死神なのか?」
リューク「いや、人間だ」
月「オーキドって人間なのに死神界にいけるのか」
リューク「稀に死神界に行く人間もいる」
リューク「オーキドはぽけもん?の力を使って死神界への扉を開けた」
月「すごいなあいつ…」
259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:36:40.83 ID:0ewejWQh0
リューク「3冊のノートを下界にまで持って行く奴は初めてだ」
リューク「地上のバランスがおかしくなるから引取りにきた」
月「……」
リューク「なんだ?」
月「この3冊のノートは僕が使う!!」
リューク「おいおい…さっきので懲りてないのか?」
月「中出しノート以外にも興味深いノートはある」
リューク「ほう」
月「いじめノートとデスノートだ」
月「この2冊のノートを僕が支配し新世界の神にへとなる」
リューク「止めとけ」
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:40:38.32 ID:0ewejWQh0
月「止めるな!!僕はもう決めたんだ!」
リューク「ノートを上手く支配出来る人間とそうでない人間がいる」
月「それがどうした…?」
リューク「お前はどう考えても支配出来ない側の人間だ」
月「決め付けるなよ…!九九がまだ全部言えないだけだ」
リューク「それがダメなんだよ」
リューク「知識の無い人間がこのノートを支配出来るとは思えねぇ」
リューク「バカは自由帳で遊んでろ」
月「くっ…!」
リューク「さぁ、返してもらうぞ」
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:44:21.99 ID:0ewejWQh0
月「近寄るな!!!」
リューク「あ?」
月「近寄ればこのノートを全て燃やすぞ」
リューク「…や、やめろ…それだけは…」
月「ふっ、だったら僕にこのノートを使わせろ」
リューク「くっ…分かったよ」
月「そうだそれでいい」
リューク(参ったな、意外と賢い奴だな)
月「デスノートは人殺しノートだからあんまり使いたくない」
リューク「いじめノートか?」
月「ああ、これを使えばいじめられてる側の人間を救う事が出来る!!」
リューク「お前いじめられてるのか?」
月「明日、僕の学校に来れば分かるさ」
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:47:13.78 ID:0ewejWQh0
―次の日
月「……」
月「僕の上靴が無い」
リューク(なるほど…)
月「ねぇ、僕の上履きどこにあるか知らない?」
月友達(シカト)
月「おーい」
月「………」
リューク「よく分かった、お前の学校生活での現状が」
月「九九が出来ないからいじめられるんだよ」
リューク「覚えればいいだけの話だろ」
月「もう遅いさ…」
283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:51:09.79 ID:0ewejWQh0
月担任「よし夜神、七の段を言ってみろ」
月「はい」
「クスクス……」
「夜神くんに当たったわよ…」
「まだバカみたいな答え出してくれるよ…クスクス…」
リューク(いじめは最低だな)
月「しちいちがしち」
月「しちにじゅうし」
月「しちさんにじゅういち」
月(いける…!!このままなら全部言える!!)
月「しちし・・しちしちっ・・・!!しちし…しちしちっしちち」
292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 19:55:53.81 ID:0ewejWQh0
月「しちっしいぃっすいっちっちっしちっ!!」
「クスクス…クスクス…」
月担任「ぷっ…もういい座れ」
月「……はい」
月担任「えー諸君、これが噂の正真正銘のバカだ」
「アハハハハハッ」
月「……」
月担任「将来はお先真っ暗、夜神の人生の結末はもう見えてるもんだ」
「アハハハハハ」
月(………コイツだ…コイツをノートに書く…)
299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:03:11.10 ID:0ewejWQh0
月「リューク」
リューク「おう」
月「僕は今日、初めて人を殺すかもしれない」
リューク「そいつは楽しみだな」
月「このいじめノートを使って」
バサッ
月「いじめノートにもいじめをする側とされる側の欄がある」
月「される側は最大2人まで1度に書ける」
月「いじめをする側は最大40人まで…」
月「素晴らしいなこのノートは」
リューク「悪質な効果だけどな」
月「悪質なものか…こんな素晴らしいノートが…」
306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:09:04.10 ID:0ewejWQh0
月「そうと決まれば早速実行に移すぞ」
ドンッ
月「いって」
竜崎「すいません」
月「あ、竜崎先生…」
竜崎「考え事をしながら歩いていたのでぶつかりました」
竜崎「怪我はありませんか?」
月「大丈夫ですよ…」
竜崎「そうですか、私はこれから授業なので失礼します」
スタスタ
リューク「何だあいつ?教師に見えねーぞ」
月「学校一の変人教師さ」
313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:13:08.17 ID:0ewejWQh0
―理科室
月「○○…が…される側っと」
リューク「それがお前の担任の名前だな」
月「そして、する側は……僕のクラスの僕以外の人間全てだ」
リューク「39人か」
サラサラ
月「時間を指定しなければ40秒後に起きるんだな?」
リューク「ああ、それで合ってる」
月「ククッ…楽しみだ」
318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:15:17.33 ID:0ewejWQh0
―体育館
竜崎「それでは…今から私がハンドスプリングの手本を見せます」
タッタッタ
竜崎「…」
グシャッグショッ
竜崎「…すいません、失敗しました」
「アハハハハハハ!!」
「竜崎先生ってホントに体育の先生なのかよ〜?」
竜崎「はい、そうでないとこの学校にはいませんから」
竜崎「もう1度ハンドスプリングを見せます」
321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:19:31.66 ID:0ewejWQh0
―3時間目
月担任「号令だ」
「………」
月担任「…?おい、早く号令をかけなさい」
「……」
月(…始まった…地獄の始まりさ…)
月担任「なんだ?お前等授業放棄か?別に先生は構わんぞ」
月担任「損をするのはお前達なんだからな!!」
「かーえれーっ」
「かーえーれっ」
月担任「な……」
「お前なんかもう教師じゃねぇよ」
「しね」「しね」「きもい」「きえろ」
月(効果抜群だな……)
325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:24:12.52 ID:0ewejWQh0
月担任「い…いい加減にしろ!!」
「は?」「キレんなよ〜」
パスッパスッ
クラスメイトは担任目掛けて次々と紙球を投げつける
月担任「っ…いたっ!」
「早くかえれって」「お前はもう教師じゃないから」
「クスクスクスクスクスクスクスクスクス」
月担任「やめろ…!!やめろあああああああああ!!!!!」
月(担任の精神も限界まできているな…ククッ)
バサッ
「おら、黒板消しで拭いてやるよ」
月担任「うっ!!」
「全裸にして写メばら撒く?」「ネットとかに貼り付けようよ〜」
332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:27:55.76 ID:0ewejWQh0
その日以来、教師が学校に姿を見せることはなかった
噂によれば家で首吊り自殺をしたようだ
月「計画通り」
リューク「意外とメンタル弱くてすぐ死んだな」
月「まぁね、それより僕が思わず身震いしてしまったことがある」
リューク「なんだ?」
月「いじめをしたクラスメイト誰1人がいじめをしたことに対して何の罪悪感も無いんだ」
月「担任が死んだってのに、まるで何も起きなかったかのように日常を過ごしてるよ」
リューク「ノートの効果が切れたからな」
月「いじめノートは最高だな…!!」
336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:31:49.95 ID:0ewejWQh0
月の学校では奇妙なことが続いた
それまでいじめられていた生徒が途端にいじめられなくなり
逆にいじめた側が大人数にいじめられてしまうという出来事が起きた
この事は当然学校内でも問題となっている
竜崎「……」
ワタリ「竜崎先生、どうされましたか?」
竜崎「…ワタリ」
ワタリ「先生がそんな顔されているなんて珍しいですね」
ワタリは竜崎の後輩であり副校長
竜崎「学校で建て続けに奇妙な事件が起きていますから」
340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:38:20.49 ID:0ewejWQh0
母「貴方」
総一郎「なんだ?」
母「月の部屋を掃除してくれませんか」
総一郎「月は自分でしないのか」
母「あの子、自分で掃除をしたがらないのよ」
総一郎「それは困ったな…私が掃除してきてやろう」
母「ありがとうございます」
ガチャッ
総一郎「ライトの部屋は特に汚いというイメージは無いぞ」
総一郎「勉強机も綺麗だし」
ごそごそ
総一郎「本棚も綺麗だ」
ごそごそ
がさっ
総一郎「ん……中出しノート…?」
346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:42:16.17 ID:0ewejWQh0
月「さて、今日もいじめられてる子を助けるか」
リューク「すっかりハマってるな」
月「当たり前さ…こんな素晴らしいノートを使ってるんだから」
月「さて、使うぞ」
スッ
竜崎「夜神くん」
月「!!」
竜崎「こんにちは、急に声をかけてすいません」
月「せ、先生……どうしたんですか?」
竜崎「いえ、貴方の担任が亡くなられたと聞いたので」
月(チッ…余計な事をイチイチ…)
352 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:48:35.85 ID:0ewejWQh0
月「ええ、僕も知ってますよ」
竜崎「そのことについて何か疑問を感じられませんでしたか?」
月「え…別に何も……」
竜崎「そうですか…貴方のクラスの誰1人そのことについて悲しんでいません」
竜崎「私はそのことをとても疑問に思いました」
竜崎「今の生徒はそんなものなのでしょうか?」
月「そうなんじゃないんすか…受験忙しいし…」
竜崎「人の死より受験勉強という訳ですか」
月「何もそういう訳じゃ……」
竜崎「おかしいと思いませんか?ここ最近、いじめ側にいた人間がいじめられていることに」
358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 20:55:03.38 ID:0ewejWQh0
月「ど、どうして僕にそんなことを聞くんですか」
竜崎「すいません、貴方はあの担任にひどい仕打ちを受けていたと聞きましたので」
月(……コイツも始末するか)
竜崎「ひどい仕打ちを受けてきた貴方が何も感じる訳がないですよね」
月「え、ええ…でも先生が亡くなった事には心を痛めてます」
竜崎「そう言えるだけまだマシですね」
月「じゃあ僕はもう授業があるのでこれで…」
タッタッタ
竜崎(夜神月、今回の事件に大きく関わっている可能性……大)
362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 21:00:52.24 ID:0ewejWQh0
―マサラタウン
総一郎「……これは」
パシャパシャ
相沢「死因はヒトカゲによるものだと」
総一郎「ヒトカゲ?」
相沢「ポケモンです」
松田「燃やしつくしちゃったんですね〜」
総一郎「じゃあ犯人はヒトカゲでいい」
相沢「え?」
総一郎「私は忙しいからこれで帰るぞ」
相沢「ま、まだヒトカゲが犯人と決め付けるのは…!」
総一郎「ヒトカゲが犯人、それだけでいい」
相沢(……)
379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 21:55:39.58 ID:0ewejWQh0
…………
………
……
月「ん……」
オーキド博士「おぉ、月くん目が覚めたようじゃのう」
月「え?あれ?」
オーキド博士「そこに3つのノートがあるじゃろ?」
月(え!!さっきの夢かよ!?)
オーキド博士「好きなのを1冊持っていくといい」
月「博士、博士ホントに生きてる?」
オーキド博士「何を言っておるのじゃ?」
386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 21:59:31.31 ID:0ewejWQh0
月「脅かすなよ博士!」
オーキド博士「さっきから何を言っておるのじゃ?」
月「ハハハハハハハ!細かい事は気にするなって!オーキドちゃん!」
オーキド博士「何を言っておるのじゃ…」
月「いじめノートとか中出しノートはいらない!デスノートだけくれ!」
オーキド博士「む、なぜ他のノートを知っておるのじゃ?」
月「いいから早く貸せ」
オーキド博士「強情な奴だ、持っていけ」
月はデスノートを手に入れた
390 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:04:50.53 ID:0ewejWQh0
ガチャ
サトシ「博士!こんにちは!」
オーキド博士「おぉ、サトシか」
月「誰こいつ?」
サトシ「お前こそ誰だよ、初対面の癖に生意気だな」
月「メンチ切ってんじゃねぇよ」
オーキド博士「まぁまぁ2人共喧嘩はよさんか」
サトシ「だって博士、コイツが調子乗ってるから」
月「博士、コイツの名前デスノートに書いていいですか」
オーキド博士「サトシにもノートを選ばせてやろう」
サトシ「え?ノート?」
394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:09:41.32 ID:0ewejWQh0
サトシ「博士!俺もデスノートがいいな!」
オーキド博士「しかし、月が先に取ってしまったぞ」
月「ふふっ…計画通り」
サトシ「俺の方がデスノートの所有者にふさわしいさ!!」
月「僕みたいな天才こそがふさわしい!」
月「大体、ポケモンマスター目指してるお前に必要なんてないだろ」
サトシ「ジムリーダーの名前を書いてポケモンマスターになる」
月「き…鬼畜……」
オーキド博士「では、どっちがふさわしいか勝負してみるがよい」
サトシ「勝負?」
399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:18:06.23 ID:0ewejWQh0
―ポケモンバトル場
オーキド博士「これよりデスノートバトルを行ってもらう!」
サトシ「へへっ、燃えてきたぜ!」
ピカチュウ「ピカッピカッ!!!!」
月「こっちだって天才としての意地とプライドがある」
オーキド博士「勝負は簡単じゃ!」
オーキド博士「お互いデスノートを使い、先に相手の名前を書いた方が勝ちじゃ」
サトシ「デスノートの早書き勝負か…」
月「ふっ、僕は字を書くのだけは早いからな」
オーキド博士「それでは1分後に開始する!お互いにペンとノートを用意しろ!!」
404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:22:02.07 ID:0ewejWQh0
月「おい、博士」
オーキド博士「なんじゃ」
月「妨害はありなのか?その辺のルールをはっきりと…」
オーキド博士「無論、ありじゃ」
オーキド博士「ポケモンを使うのも良し、銃や刀を使うのも構わん」
オーキド博士「要はノートを使って抹殺できればいい」
サトシ「じゃあピカチュウ!月に妨害してくれ!」
ピカチュウ「ピカッピカッ!!ピカーーッピカッァァ!!」
月「クッ…ポケモンを持っていない僕は不利だ」
サトシ「言い訳かよ?」
月「なんだと……」
サトシ「それとも負けた時の言い訳でも考えてるのか?」
月「クソッ…!!」
オーキド博士(どちらかが必ず死ぬということに気付いておらんようじゃ)
409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:26:04.83 ID:0ewejWQh0
オーキド博士「赤コーナー!!マサラタウンサトシ!」
サトシ「うぃー」
オーキド博士「青コーナー!東京夜神月!!」
月「ふふっ」
オーキド博士「これよりデスノートデスマッチを開始する!!始めッ!!!」
ゴーーーンッ
月「うおおおおおお」
サトシ「ピカチュウ!!月に10万ボルトだ!!!」
ピカチュウ「ピーーーーカァァァァチュゥゥゥ!!!」
ビリビリッ
月「ぐああああああああ!!」
サトシ「よし!今の内にライトの名前をノートに書くぞ!」
オーキド博士「素晴らしい戦略じゃ」
414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:30:49.91 ID:0ewejWQh0
月「クソォォォ…」
サトシ「博士!コイツのフルネームなんだっけ?」
オーキド博士「夜神月じゃ」
サトシ「やがみってどんな漢字なの?」
オーキド博士「よ……」
ズガンッ!!
オーキド博士「グァァァ!!」
月はオーキド博士の右足に銃を乱射する
月「はぁはぁはぁ…」
サトシ「お前!!博士に何て事を!!!」
月「ははぁっあ…ルールに博士に攻撃したらダメって書いてたか?」
サトシ「お前…!!」
オーキド博士「うっ…勝負は続行じゃ……」
月(これは高度な頭脳戦…!!読み合いの勝負だ!)
420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:35:38.45 ID:0ewejWQh0
サトシ「ピカチュウ!月に10億ボルトだ!!」
ピカチュウ「ピカァァァァァ」
月「10億はやばい…!!さすがにやばい!!」
サラサラ
ピ カ チ ュ ウ
月(頼む…!これで!!)
ピカチュウ「……」
ドクンッ
サトシ「ピカチュウ!?どうした!?」
ピカチュウ「ピカッ…ピカッ……」
月「ハハハハハハハ!!デスノートにピカチュウの名前を書いてやったのさ!!」
サトシ「お、お前ェェェェェェ!!!!」
427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:40:45.10 ID:0ewejWQh0
ピカチュウ「……」ぐったり
サトシ「ピカチュウ…?ピカチュウ…?」
オーキド博士「ピカチュウ戦闘不能じゃ」
月「よし!!この勝負勝てる!!」
月(え・・・・・てか、サトシの名前ってなんだ?)
月(サトシ・・・サトシだけでいいのか?)
月(いや、フルネームじゃないと意味が無い・・・!)
月「そ、そうか!!サトシのフルネームが分かった!」
サトシ「!?」
サラサラ
マ サ ラ タ ウ ン サ ト シ
月「ハハハハハハ!!僕の勝ちだサトシ!」
435 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:46:12.52 ID:0ewejWQh0
40秒後
月「…あれ、死なない?」
サトシ「平気だ!なんともない!!」
月「ど、どういうことだ!オーキドは偽のノートを僕に渡したのか!?」
オーキド博士「いや、渡してない」
月「………」
サトシ「月、お前の負けだな」
サラサラ
夜 神 月
月「…名前知ってたのかよ」
サトシ「ゲームを面白くさせるためにな」
月「…」
ドクンッ
月「ぐっぁ……くそっ……」
441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 22:52:48.14 ID:0ewejWQh0
サトシ「博士!!勝ったよ!!」
オーキド博士「……」
サトシ「博士どうしたの?」
サトシ「俺が月に頭脳で勝ったんだよ!!」
オーキド博士「サトシ、まだ勝負は終わっておらん」
サトシ「え……?」
ムクッ
月「こんにちは、サトシくん」
サトシ「ら、ライト!?」
オーキド博士「うむ」
月「……サトシ、この戦いは既に最初から決まっていたんだよ」
サトシ「なんだと……?」
月「お前のそのノートは偽者だ」
サトシ「偽者!?」
447 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/27(金) 23:00:29.54 ID:0ewejWQh0
月「お前は博士の話をよく聞いていなかったようだな」
サトシ「ど、どういうことだ?」
月「デスノートが2冊あると言っていたか?」
サトシ「!!」
月「博士は最初から僕とグルを組んでいたのさ」
サトシ「ば…バカな!」
月「より手を組んでいないということを証明させるため」
月「僕は博士の足に銃を乱射した」
月「お前はこれによってグルという警戒心を薄めることとなった」
月「その一瞬の隙を僕は逃さない……」
サトシ(コイツ…ここまで計算していたのか…!?)
月「ノートを扱う者にはそれ相応の知識と戦略が必要となってくるんだよ…ククッ…」