ハルヒ「暇ね」 宗介「肯定だ」 士郎「俺はそうでも…」


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トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:博士「新一!新しい発明じゃぞ!」

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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/31(土) 09:36:02.52 ID:MMNH6aTP0

ハルヒ「どっ、どういうことよ士郎?」

士郎「いやさ…今日はこれからセイバーたちと年越しするから」

ハルヒ「いやいやいや、何言ってんの? マジで。
    普通年越しって家族とするもんじゃないの!?」

宗介「そういう意味なら俺も、夜から朝にかけてクルツたちと予定があるな。
   何やら蕎麦を食べる計画があるらしいが…」

ハルヒ「そ、宗介も…?」

士郎「涼宮だってSOS団で集まるって言っていなかったか?」

ハルヒ「さ、最初はそう思ったんだけど…昨日からキョンたちと連絡取れなくて…
    みくるちゃんはともかく、古泉君にもかからないのよ…?
    それにこれまで私家族としか年末過ごしてなかったし…みんなもそうかと思って…」


8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/31(土) 09:43:05.63 ID:MMNH6aTP0

ハルヒ「そっか…みんなはなんだかんだで予定あるのね…
    てっきりここ(スーパー)で会ったから勘違いしちゃったわ…」しゅん

宗介「残念だったな涼宮。
   まぁ、年越しは毎年来るのだろう? 安心しろ。今年は縁がなかっただけだ」

士郎「あんまり気を落とすなよ、もしかしたら午後から連絡つくかもしれないだろ?」

ハルヒ「な、何お気楽なこと言ってるの二人とも!!
    来年世界が滅んじゃうのよ!? 今年できなかったらもう終わりじゃない!」

士郎「え…あ、あぁ…確かに…」

宗介「わ、悪かった」

ハルヒ「それなのに…みんなどうして連絡くれないのかしら…
    クリスマスに忘年会を兼ねて! とか言ったのがいけないの…?」

士郎(か、かわいそうだけど…)

宗介(涼宮のサプライズパーティーの準備にここに来たとは言えん)



9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/31(土) 09:53:55.96 ID:MMNH6aTP0

ハルヒ「…はぁ…いいや、私もう家に帰る…
    買うものも買ったし…あんたたちは忙しそうだし…」

士郎「なんかゴメンな涼宮…」

ハルヒ「いいの、そういわれると余計に悲しくなるから…
    じゃ、またね…」とぼとぼ

宗介「危なかったな衛宮」

士郎「あぁ、でもあんなにしおれた涼宮に秘密にするのはなかなか堪えたよ」

宗介「確かにな。いつもはブルドーザー並みの馬力で動く女だ、千鳥と似ているな」

千鳥「誰がブルドーザーよ!!」パッチーン

士郎「千鳥…!? どうしたんだよ?」

宗介「痛いじゃな千鳥「あぁ衛宮君、あんまりあんたたちが遅いから何かあったのかってね。
   衛宮君は心配してないんだけど、このアホが何かしでかしたのかと思って」

士郎「いや、ただスーパーで涼宮に会ってさ」

千鳥「ハルヒに…? 言わなかったでしょうね二人とも…?」

宗介「当たり前だ千鳥。尋問において敵にわずかな情報でも与えるのは戦線に予想以上の不利益となりうる。これは常識だ
   君は俺をそこらの小遣い稼ぎ感覚の傭兵と一緒にしてはいないか? 悪いが俺はプロフェッショナルでばらっ!!」

千鳥「あんたは黙ってなさい! もう…言ってないならいいけど。
   せっかくSOS団が企画したパーティーなんだからホントよろしく頼むわよ」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/31(土) 10:20:27.19 ID:MMNH6aTP0

ハルヒ「携帯の返信…はぁ…やっぱりない…」うるっ

ハルヒ「電波が悪いとか…そんなことないわよね…
    クリスマスだからって皆に無茶振りしたのが悪かったのかしら…
    で、でも…! みんな楽しそうにしてたし…」とぼとぼ

凛「ん? あそこで暗黒オーラを発しているのは…?」

桜「あ、涼宮さんだ」

ハルヒ「え…? あ、桜ちゃんにおねぇさんの…」

凛「遠坂凛よ、前にもあったわよね確か」

桜「どうしたんですか? そんなに泣きそうな顔で…?」

ハルヒ「あはは、そんな顔してないわよ…ただ眠いだけ」

桜「とてもそうは見えないけど…」

ハルヒ(この荷物…明らかに二人だけの量じゃないわ…
    ってことは…どうせこの二人も…)ずーーん



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/31(土) 10:30:57.07 ID:MMNH6aTP0

ハルヒ「いいの、気にしないで…
    わ、私忙しいし、あんたたちも予定あるでしょ…?
    い、急がないと怒られちゃうから…またね…!」

桜「ちょっと涼宮さん…! あー、いっちゃいましたね姉さん」

凛「やっぱり言ってあげるべきよねSOS団の面子も。
  あんなハルヒの顔見たくなかったわ」

桜「ふふ、同じツンデレキャラとして思うところがあるんですか?」

凛「そんなんじゃないわよ! ったく、行くわよ桜。
  みんなが待ってるわ…にしても、衛宮君家にあんな人数収容できるのかしら?」

桜「えーと、20人近くでしたっけ?」

凛「私と桜、セイバーでしょ? それと相良君、かなめ。
  ハルヒ、キョン、長門さん、みくるちゃん、古泉君だから…衛宮君も入れて…」

こなた「おーい! 二人とも〜!」

つかさ「手伝いに来たよ!」

凛「そうだった。あんたたちもいたのよね」

こなた「失礼な。誘ってくれたのは凛凛のほうなのに!」

凛「そのパンダみたいなあだ名止めなさいよ!」



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