1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 22:54:18.76 ID:9CUPloZ20
ピジョット「あ、なんだピカチュウか。珍しいな。こんな夜の時間にふらふらお出掛けとは……」
ピカチュウ「お前もだろ」
ピジョット「まあね。なんかご主人のお供に疲れちゃってさ」
ピカチュウ「前も言ってたな」
ピジョット「だってよ。周りはエリート。俺は最初の鳥の中じゃ下位クラスだ」
ピカチュウ「俺だってそうさ。周りはみーんな種族値が200以上ある」
ピジョット「でも、愛されてるだろ。10万ボルトかボルテッカーでばっさばっさと強いポケモンを倒していくじゃないか」
4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage saga] 投稿日:2011/12/21(水) 22:55:45.68 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「二次創作ではな。実際、先手取られたら俺なんてまな板の上の魚さ」
ピジョット「それはそれは……でも君はアニメで大活躍だろ?」
ピカチュウ「あのピカチュウは俺じゃねえ」
ピジョット「そうなのかい?」
ピカチュウ「うちのご主人は雪山で絶賛引きこもり中さ」
ピジョット「たまに降りてくるけど」
ピカチュウ「たまにって言うより稀な」
ピジョット「それは御愁傷様」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/21(水) 22:56:40.83 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「しかも何してんのかわからんが、いっつも景色を見てる」
ピジョット「良いじゃないか。何が不満なんだい?」
ピカチュウ「こっちの気持ちも考えろよ! 寒いんだよ!」
ピジョット「リザードン君がいるじゃないか」
ピカチュウ「だめだ。あいつさみー」
ピジョット「まあ、でも雪だるま作り放題は羨ましいよ」
ピカチュウ「飽きたわ」
ピジョット「でかいの作れば?」
ピカチュウ「あーそれ今度チャレンジするか」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/21(水) 22:57:42.44 ID:9CUPloZ20
カイリュー「やあ、君達は散歩かい?」
ピカチュウ「おーおー。これはこれは、600族様じゃないか」
ピジョット「その言い方は失礼だろ」
カイリュー「いやいや、構わないよ。僕と彼は同期だからね。寧ろピジョットには本当に敬語を使わなきゃいけない立場だ」
ピジョット「お前が敬語だなんて虫酸が走るから死んでもゴメンだよ」
ピカチュウ「で、カイリューは何してんだ?また人に破壊光線かましたのか?」
カイリュー「君達と同じ理由さ。ボイコットだろ?」
ピカチュウ「まあな」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/21(水) 22:58:20.24 ID:9CUPloZ20
ピジョット「カイリューもするのかよ」
カイリュー「するさ。前だってしただろ」
ピカチュウ「あんときは暴れすぎだ!」
ピジョット「確かに」
カイリュー「悪かったよ。でも過ぎた事を気にしたって仕方がないだろ?」
ピジョット「まあ…」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/21(水) 22:59:49.60 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「しかし、お前ら環境良すぎだろ」
カイリュー「どういう事だい?」
ピカチュウ「雪山と部屋っておかしいだろ?」
ピジョット「飽きるぞ? 同じ景色を挑戦者が現れる度見る」
カイリュー「それは言えてる。だが、ピカチュウの雪山じゃ生憎僕は身が持たないよ」
ピカチュウ「俺だってそうだよ!」
ピジョット「みんなそうだろ」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:00:24.70 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「誰かいるだろ」
カイリュー「相性では君が一番マシなはずだよピカチュウ」
ピカチュウ「へっ。無理言うなよ」
?「こんばんは。そこの3人組」
ピカチュウ「あん?」
カイリュー「メタグロスか」
ピジョット「歩くスーパーコンピュータがこんなところで何してるんだ?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:01:00.88 ID:9CUPloZ20
メタグロス「君達と同じかな。前みたいに仲間に入れてくれよ」
ピカチュウ「カイリュー、前回暴れてたとき止めたのがこいつだ」
メタグロス「あの時は大変だったね」
カイリュー「それは感謝するよ」
ピカチュウ「メタグロス、上乗って良いか?」
メタグロス「構わないよ。冷たいよ」
ピカチュウ「ねっころがるには丁度良いんだよ」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:01:47.37 ID:9CUPloZ20
ピジョット「そんなに疲れてないだろ」
ピカチュウ「寝ることに意味があるんだよ」
カイリュー「やれやれ」
メタグロス「さっきの話を聞かせて貰ったよ」
ピジョット「部屋の話しか?」
メタグロス「ああ、僕の主人は何故チャンピオンを引退してしまってね。本気暴れるのは洞窟なんだ」
ピカチュウ「良いじゃん。不満言うなし」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:02:16.61 ID:9CUPloZ20
メタグロス「いや、僕って重いからさ…足で歩く度ズボズボはまるんだよ」
カイリュー「あー」
ピジョット「600族が何言ってる」
メタグロス「いやいや、天敵だって多いよ」
カイリュー「それはそうだね」
メタグロス「それに比べて僕はピカチュウさんにピジョットさんが羨ましいよ」
ピカチュウ「敬語はよせやい」
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:02:53.53 ID:9CUPloZ20
メタグロス「そうかい?」
ピジョット「ああ、虫酸が走るから」
メタグロス「それは嬉しいね」
ピジョット「で、話を戻して何で羨ましいんだい?」
メタグロス「毎日彼らとは会うんだよ」
ピカチュウ「どういう事よ?」
カイリュー「同じ仲間は毎日、駆り出されてるよ。戦闘に」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:05:25.08 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「なるほど。俺には夢の話か」
カイリュー「ピカチュウはなぁ」
メタグロス「あれだ。ライチュウなら見合せで会うね」
ピジョット「でも戦闘はするんだろ」
カイリュー「ピカチュウは稀だよ稀」
ピジョット「そう考えると平和なのかもな」
ピカチュウ「でもさ、ここのカイリューとメタグロスと毎日戦っているカイリューは別だろ」
メタグロス「まあね」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:09:54.44 ID:9CUPloZ20
カイリュー「でもあれだよ。毎回同じ子が来て倒される身にもなってみなよ」
ピジョット「辛いの?」
ピカチュウ「そりゃ辛いよ。いてーもん」
メタグロス「僕は一度だけかな。昔、主人がチャンピオンの時はぼろぼろにされてたけどね」
ピジョット「昔だよな。俺も昔は毎回ぼろぼろにされてたよ」
ピカチュウ「毎回はほんと痛い。アイツ等容赦なく地震とかしてくる。もーやだ」
カイリュー「こっちも氷技とドラゴン技でさ……氷ならまだましだよ」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:12:33.13 ID:9CUPloZ20
メタグロス「どういうことだい?」
ピジョット「ちょっと気になるな」
ピカチュウ「あれだろ。ドラゴン技はダイブや逆鱗は良いけどクローや竜星群はスゲー痛いんだろ?」
カイリュー「いや、全部痛いんだけど……ドラゴン技はもう皮膚をえぐって来るから痛いんだ」
メタグロス「うわー」
ピジョット「えぐい」
カイリュー「でも、正直、ふぶきでやるならやって欲しいよ」
ピカチュウ「雪山来いよ」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:15:45.06 ID:9CUPloZ20
メタグロス「何故ふぶきにこだわるんだい?」
ピジョット「それはわかるぞ。冷凍ビームや冷凍パンチに氷のキバは痛いもんな」
カイリュー「そう。冷凍ビームは一部から凍らすからもう冷たいより痛い」
ピカチュウ「へー」
メタグロス「なら僕も炎技は勘弁して欲しいよ」
ピジョット「溶けるから?」
メタグロス「そう。出来れば傷つきたくないんだけど……」
カイリュー「争いが起きなければ僕達も平和なんだろうね」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:19:37.22 ID:9CUPloZ20
?「ピカチュウじゃないか」
ピカチュウ「ん? げっ! お前はスケバンガブ子!!」
ガブリアス「ガブ子じゃないっすよ。つーかいい加減アタイと結婚しましょうよ」
カイリュー「ガブリアスか。君もボイコットかい?」
ガブリアス「そーだよ。文句あんのかい?」
ピジョット「おいおい。ますます俺達の肩身が狭くなっちまうよ」
メタグロス「頼むからキミは地震を使わないでくれ」
ガブリアス「しらねーよ。アタイが何使ったって良いだろ。な、ダーリン♪」
ピカチュウ「離せ! カサカサ肌!」
22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:23:27.86 ID:9CUPloZ20
カイリュー「で、君は何でまた……」
ガブリアス「ご主人がさ、春はバトルしたくなるの〜とか言って出されんの」
メタグロス「ああ、そう言えば君の主人もチャンピオンだったね」
ガブリアス「で、また相手もさ。容赦なく氷技使ってくるの。それがイテーんだ」
ピカチュウ「なんか氷弱点多いな」
メタグロス「僕とピカチュウだけか」
ピジョット「でもさ、良いじゃん」
ガブリアス「何でだよ? 氷四倍はめちゃくちゃイテーんだぞ!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:27:53.82 ID:9CUPloZ20
カイリュー「僕だって四倍さ」
ガブリアス「オメーは夢特性のお蔭で多少は痛くなくなったろ!!」
カイリュー「残念ながら、僕はその特性じゃないんだ」
ピジョット「でもさ、お前等なんだかんだで使われてて愛されてるじゃん」
ピカチュウ「俺はなぁ……」
メタグロス「……要するにみんな痛いって事だよ」
ピジョット「ガブリアス」
ガブリアス「あんだよ?」
25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:32:46.85 ID:9CUPloZ20
ピジョット「そこの600族2人に勝てるかい?」
ガブリアス「しらね」
ピカチュウ「もうやめようぜ。まあ。結局みんなご主人のお供が疲れて逃げてきたわけだろ」
ガブリアス「そうだよピカチュウ!」
ピカチュウ「ええいスリスリするな!」
カイリュー「じゃあ、どうする? 暇だし手合せでもしないか?」
メタグロス「勘弁して欲しいよ。痛いのはごめんだよ」
ピジョット「俺が不利じゃないか」
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:38:15.38 ID:9CUPloZ20
ピカチュウ「いや、俺だろ」
メタグロス「君はピジョットに相性が抜群じゃないか」
ピカチュウ「あと1早ければな」
ピジョット「いやいや、レベルは圧倒的にお前だろ」
カイリュー「レベル何てここまで来たら大して意味を持たないだろう」
ピカチュウ「それに俺じゃ600族様は倒せねーしな」
メタグロス「じゃあ、僕の後輩ならどうかな?」
カイリュー「君に後輩なんていたのかい?」
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:41:17.20 ID:9CUPloZ20
メタグロス「ちょっとね。でもあんまり優秀じゃなくてね」
ピジョット「へぇ〜」
ガブリアス「後輩ならアタイも連れてきたぜ」
ピカチュウ「お前後輩なんていたのかよ」
ガブリアス「ま、まあ恥ずかしい話、アイツの方が強いっすけど……見捨てないでくださいよ」
カイリュー「で、その後輩は呼べるのかい?」
メタグロス「呼べるよ。ていうより後輩とボイコットしてきたのさ。ほら、挨拶して」
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:45:39.34 ID:9CUPloZ20
ミロカロス「こんばんは。ミロカロスです」
ピカチュウ「……何こいつ?」
メタグロス「ミロカロスだよ」
ピジョット「で、そのミロカロスもご主人様が嫌で?」
ミロカロス「はい。今メタ先輩の後釜でチャンピオンのお供のキャプテンとして頑張ってるんですが……」
カイリュー「立派じゃないか」
ミロカロス「それが、主人の師匠のキングドラの方が強いんです」
ピジョット「え? どういうこと?」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:49:26.65 ID:9CUPloZ20
メタグロス「要するに……ミロカロスはカイリューみたいにパワーアップしてないんだ」
ガブリアス「なんだよ。ビビったじゃねーか!!」
ピカチュウ「しかし、綺麗な奴だな」
ガブリアス「こいつなんていやほど見てるからなぁ。ピカチュウはこいつよりアタイの方が良いって」
ピジョット「ガブリアスは黙ってろ」
ミロカロス「あ、僕♂です」
ピカチュウ「男の娘かよ!」
メタグロス「いつも僕は技は優秀だと思うって言い聞かせてるんだけど……」
31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:53:42.51 ID:9CUPloZ20
ピジョット「ちなみにいくつだ?」
ミロカロス「キャプテンの僕が58です」
ガブリアス「それは……」
カイリュー「完全にカモにされてるね」
ピカチュウ「なんだ俺達の仲間か」
ガブリアス「歓迎してやるよ」
ミロカロス「あ、ありがとうございます」
カイリュー「なんか昔の僕みたいにうねうねしてるな」
32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/21(水) 23:56:52.42 ID:9CUPloZ20
メタグロス「そういえば君の後輩はどうなんだい?」
ガブリアス「え? アタイの?」
カイリュー「気になるな」
ガブリアス「あー……うん。連れてきてはいるけどさぁ」
ピジョット「早くしろよ」
ガブリアス「どうなっても知らないぞ。おーい」
メタグロス「誰だろう?」
ピカチュウ「どうせ俺やピジョットよりも強いんだろうな」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:01:22.54 ID:Uo5+13Fp0
ゴウカザル「……うす」
ガブリアス「テメーちゃんとあいさつしろや」
ゴウカザル「……代表してきたゴウカザルっす」
ピジョット「いくつ?」
ゴウカザル「85っす」
ピカチュウ「ちょっと待て! お前強すぎだろ!?」
ゴウカザル「あ、でもピカチュウさんは凄いと思ってますよ」
ガブリアス「あと、他にエンペルトとドダイトスがいるんだがな」
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:04:19.75 ID:Uo5+13Fp0
ピジョット「なんだよ。本当に俺とピカチュウが下位争いになっちゃうじゃんかよ」
ゴウカザル「……あんたがピジョットさんか」
ピジョット「だから?」
ゴウカザル「……ムクホークが言ってたぜ。おせーって」
ピジョット「……」
ミロカロス「喧嘩は止めてください><」
ガブリアス「ばか! テメー挑発してんじゃねーよ」
ゴウカザル「すんません」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:07:58.48 ID:Uo5+13Fp0
メタグロス「僕も彼には勝てない」
カイリュー「世間は広いな」
ミロカロス「僕が一番ダメな気がします」
ピジョット「しかし、結構集まって来たな」
ピカチュウ「夜なのにな」
カイリュー「そうだゴウカザル。君は何故ここに来たんだい?」
ゴウカザル「そっすね……ガブリアス姐さんのお誘いと」
ガブリアス「大丈夫。アタイはピカチュウ一筋だから」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:11:31.68 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「聞いてねーよ。……続けろ」
ゴウカザル「……なんかガブ姐が言ってたんすけど……あ、ガブ姐はガブリアス姐さんですよ」
メタグロス「わかってる」
ゴウカザル「何でも俺の一個上の兄貴のバシャーモが最近加速って特性を見に付けたらしいんすよ」
ミロカロス「あ、それ僕知ってます! それまでは劣化ザルとか」
ゴウカザル「テメー! 兄貴の悪口言ってんじゃねーぞ!」
ミロカロス「ひっ! すっ、すみません><」
ガブリアス「よさねーか!」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:14:36.97 ID:Uo5+13Fp0
メタグロス「いや、今のはこっちが悪かった」
カイリュー「まあまあ、それで」
ゴウカザル「その強くなった兄貴にでもお手合わせ願おうかと」
ピカチュウ「え? お前それで来たの?」
ゴウカザル「そっす」
ピカチュウ「悪いが……ここはご主人に付き合っていられなくなってボイコットしてきました集団だぞ」
ゴウカザル「そうなんすか?」
ガブリアス「ああ」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:17:56.55 ID:Uo5+13Fp0
ゴウカザル「んーまあ今更帰るのもあれ何でこの集団に付き合います」
メタグロス「なるほどね」
ピジョット「すまんメタグロス、頭借りるぞ」
メタグロス「糞は勘弁してくれよ」
ピジョット「しないさ」
ピカチュウ「お前来るのかよ。じゃあ、ミロカロスに乗るわ」
ミロカロス「あ、どうぞ」
ガブリアス「ピカチュウ! アタイが!!」
ピカチュウ「やだよ。カサカサ肌」
カイリュー「……しかし、偶然だよな?」
47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:19:57.71 ID:Uo5+13Fp0
?「私も良いか?」
ピカチュウ「ん? あんたは誰だ?」
ガブリアス「……ウルガモスじゃねーか」
ピカチュウ「ウルガモス?」
ミロカロス「えっと……空飛ぶ産婆さんです」
カイリュー「♂のようだが」
ミロカロス「じゃっ、じゃあえっと……その…」
メタグロス「……で、君はどういったようで?」
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:26:20.44 ID:Uo5+13Fp0
ウルガモス「私もマスターが情けなくてね。いらいらしてたのだよ」
ピジョット「見たところ強そうじゃん」
ゴウカザル「お手合わせ願いたいっす」
ウルガモス「いや、私は自分の事は強いと思っている」
カイリュー「確かに実際に強いみたいだからね」
メタグロス「僕の苦手なタイプを持ち合わせてるみたいだしね」
ガブリアス「で、どこがいらいらしてんの?」
ウルガモス「一時期私の地元にはNの城というのが建っていたのだよ」
カイリュー「……もう良い分かった」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:28:50.83 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「アンタも大変だな」
ピジョット「結局今どのくらいいるんだ?」
メタグロス「8人だね」
ガブリアス「前回は4人で暴れたっけ?」
ピジョット「憂さ晴らしのはずがカイリューを止める羽目になったけどな」
カイリュー「もう良いだろう。わざわざ掘り返さないでくれ」
ピカチュウ「んじゃ、俺達でチームでも組もうぜ」
ミロカロス「2人余っちゃいますよ」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:38:08.05 ID:Uo5+13Fp0
メタグロス「どういう風に組むんだい?」
ゴウカザル「出たいっす」
ピジョット「まあ待て」
ガブリアス「くじでもすっか」
ウルガモス「私はそれでかわまん」
ミロカロス「あの、僕は見学じゃ……」
ピジョット「出たまえ」
ミロカロス「そんなぁ〜!」
メタグロス「……よし外れを引いたのは>>54と>>55だ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:39:53.19 ID:hE4ir4cd0
カイリュー
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:39:54.60 ID:9btt1pKI0
ゴウカザル
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:43:04.30 ID:Uo5+13Fp0
カイリュー「見学か」
ゴウカザル「ちえ〜まじすか」
ミロカロス「代わってくださいよ〜><」
ピジョット「で、相手は誰なんだ?」
ガブリアス「アイツ等でよくね」
ウルガモス「ただの喧嘩じゃないか」
ピジョット「気にするな。俺達は前もこうやってたんだから」
メタグロス「アイツ等? ってあいつらのことかい?」
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:47:19.55 ID:Uo5+13Fp0
サメハダー「いや〜御馳走様でした。サイドンさん」
マニューラ「こんなに食べたのは野良時代以来ですよ」
バクーダ「大丈夫なんですか?」
サイドン「大丈夫。どうせ、減ってもボスにはバレんしな」
サザンドラ「すげー! いよっ太っ腹!!」
サイドン「よせやい」
あはははははは
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:50:14.63 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「ありゃ確か……」
ピジョット「悪の組織のリーダー格の連中じゃないか」
メタグロス「逃げ出したと思ったら……」
ガブリアス「いよっしゃ! 行こうぜ行こうぜ」
ウルガモス「悪の組織とはいえ過去では……」
カイリュー「たまには暴れることも大事なのだよ」
ゴウカザル「羨ましいっすね」
ミロカロス「でも5人じゃないですか」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 00:53:01.54 ID:Uo5+13Fp0
ピジョット「じゃあ、ミロカロス抜きでいいじゃん」
ピカチュウ「だな。いやだいやだ言うし」
メタグロス「だからカモにされるんだよ」
ミロカロス「恐いじゃないですか!」
カイリュー「こっちも十分怖いはずなんだけどなぁ」
ゴウカザル「出たかったなぁ」
ガブリアス「待ちなそこの飲んだくれ共!」
サメハダー「ああん?」
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:00:23.12 ID:Uo5+13Fp0
サザンドラ「なんだコラ?」
ガブリアス「ちょっと暇つぶしに付き合ってくれよ」
マニューラ「……テメー…こんなところで何してんだよ!?」
ガブリアス「うっせえご主人が勝てねーからいてーしいらいらしてんだよ!!」ドラゴンダイブ
マニューラ「ぐわっ! 溝喰らったおええええ」
サザンドラ「マニューラさん!! マニューラさんに何してんだオラァ!!」りゅうのはどう
ガブリアス「ぐふっ……何すんだテメェエエエエエエエエエ!!」ドラゴンダイブ
バギッドゴッドガガガガ
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:04:11.82 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「あ、だめだ。暴れられないじゃん」
ピジョット「やっぱり600族様は違うねー」
ゴウカザル「ガブ姐さすがっすね」
ウルガモス「前回もあんなことをしていたのか?」
メタグロス「前回はカイリューが逆鱗を起こしてもう大災害だったんだ」
ミロカロス「ひぃいいいい!」
カイリュー「次の相手でも探すか」
ガブリアス「……よええ……ぺっ」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:07:50.59 ID:Uo5+13Fp0
ピジョット「あーあ」
メタグロス「気を付けてくれよ」
ガブリアス「わりいわりい」
ゴウカザル「あのちょっといいすか?」
カイリュー「なんだね?」
ゴウカザル「ここの連中って痛いからご主人のお供からボイコットしてきたんすよね?」
ピジョット「そうだけど」
ゴウカザル「じゃあ何で暴れるんすか?」
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:11:47.14 ID:Uo5+13Fp0
ミロカロス「あ、それ僕も知りたいです」
ピカチュウ「そりゃあれだよ。新人君」
カイリュー「僕達だって勝ちたいからだ」
ウルガモス「しかし、1体くらい倒しておるのだろう」
ピカチュウ「産婆さん。俺は全勝してーのさ。だが、生憎俺はこの連中の中じゃいや、主人の手持ちの中じゃ全勝は出来ない」
カイリュー「そこでこうやって暴れるのさ」
ピジョット「あんただって先鋒に出て無双って奴をしてみたいだろ?」
ウルガモス「……確かに」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:15:06.09 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「俺なんか地面タイプ来たら即死だもん。先鋒やってるけど」
ガブリアス「アタイは基本二番手だからね」
ミロカロス「ぼっ、僕も最初じゃないです」
ピカチュウ「だから暴れるのさ」
ゴウカザル「納得っす」
ミロカロス「でも今のは奇襲みたいじゃ……」
メタグロス「悪の組織だから良いんだよ」
メタグロス「どうする? 次の相手は?」
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:17:42.19 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「そうだな……」
ピジョット「う〜ん……」
カイリュー「全く無双してくれたね」
ガブリアス「わりいってでもスカッとしたよ」
メタグロス「丁度いい相手がいないね」
ウルガモス「前回は?」
カイリュー「居たけど……こうも多いとローテーションが大変でね」
ミロカロス「あ、あの人たちはどうでしょうか?」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:25:29.83 ID:Uo5+13Fp0
ホウオウ「……けっ! 相手みて喧嘩売ってこんかい」
ルギア「その辺にしとけ」
カイオーガ「ま、顔さえ綺麗なら大丈夫だよ」
グラードン「しっかし、こんなに弱いのか」
レックウザ「いや、彼らは強い。でも僕たちが強すぎるんだよ」
ディアルガ「それ言ってやるなよ」
パルキア「ま、恨むなら頭に知識を入れ込むんだね」
ギラティナ「あと、種族値と努力値な。性格は諦めろ」
あははははあはは
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:28:07.95 ID:Uo5+13Fp0
カイリュー「……」
ミロカロス「どうでしょうか?」
ピジョット「ばっ馬鹿!」
メタグロス「逃げるぞ!!」
ゴウカザル「うへーこりゃ無理だァ」
ピカチュウ「なんでこんなとこにいるんだよ!!」
ガブリアス「あーもうせっかくいい気分だったのにぃ〜」
ミロカロス「え? あれ? どういうこと?」
ウルガモス「相手が悪いって事だな」
71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:31:09.16 ID:Uo5+13Fp0
ピカチュウ「……ふぅ。ここまで来れば大丈夫だろう」
メタグロス「ミロカロス、今のは出場制限がかけられている伝説ポケモンだ」
ミロカロス「そうなんですか!?」
ガブリアス「アンタ、カイオーガとか見たことあるだろ」
ミロカロス「あ、はい。なんか古代ポケモンだとか」
カイリュー「だから強いんだよ」
ゴウカザル「2体くらいなら戦えたっすよね?」
ピカチュウ「ああ、でも一人ずつのタイマンじゃ無理だ」
ミロカロス「えと、ごめんなさい」
72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:36:51.79 ID:Uo5+13Fp0
ピジョット「まあ、良いか。しかし、どうする?」
ガブリアス「こんな時間じゃ流石に出歩くやつもいないだろうしな」
カイリュー「参ったな……」
メタグロス「……うん? なんだ? この黒い影は?」
ウルガモス「私等の周りを……引きずり込まれてる!?」
ゴウカザル「え? ちょっ!!マジすか!!」
ピカチュウ「回避! ってできねぇ!!」
ミロカロス「引きずり込まれてるとなんか眠くなってきちゃいました」
73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:38:08.68 ID:Uo5+13Fp0
メタグロス「確かに僕も眠い……」
ガブリアス「うー……ピカチュウ抱き枕…」
ピカチュウ「やめろ重い……」
カイリュー「これは……遅かった…」
ばたりくかーZZZ
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:43:02.81 ID:Uo5+13Fp0
ランドロス「あんたの技は恐ろしいよ」
ラティアス「兄ちゃん凄いね」
ラティオス「敵にしなくて良かった」
ダークライ「いやいや、逆にすんません。これくらいしかお仕事できなくて」
トルネロス「これに加えて悪夢を見るとか災難だな」
ボルトロス「全くだな」
ヒードラン「パパッと金目のものだけとっちまうか」
クレセリア「……ふふふ。良いトレーナーさんのところで飼い殺しされてたのね。いえされてる途中ね」
ドガッバギッボコッドガガガガキュィイイイイイン
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:47:41.23 ID:Uo5+13Fp0
ランドロス「……なんだ?」
ヒードラン「実ばっかじゃねーか」
クレセリア「まあ、価値のあるアイテムなんてそうそう持たせてくれないわ」
ラティアス「あっ、電気玉!!」
ダークライ「それだけじゃねぇ……」
トルネロス「まあ、もう引きあがりましょう」
ボルトロス確かに……怪しまれますし」
ラティオス「同じ600族も狩れてたし僕は満足かな」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/22(木) 01:52:14.42 ID:Uo5+13Fp0
翌朝、あるチャンピオン、あるポケモントレーナーは自分の手持ちが足りない事に気づき探し出す。
そして無残なポケモン達を発見して戦争したとさ
おわり
ねるわ