ハルヒ「世の中に不思議がいっぱいありすぎて失禁しそうwwww」


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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:41:46.33 ID:Ump5wa5j0



ハルヒ「おー!おぉぉー!!」

キョン「……」

長門「……」

朝比奈「……」

古泉「……」

ハルヒ「ねーねー!!なんで理髪店の赤青白のくるくる回ってるやつって、動いてるようにみるのかなぁ!!!」

ハルヒ「不思議よねー!!」キャッキャッ

キョン「ハルヒ……」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/12/18(日) 13:43:59.27 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「ねえねえ」

キョン「ん?」

ハルヒ「なんで線路には石がいっぱいあるのかなぁ?」

キョン「……」

ハルヒ「地下鉄にはないのよねー」

長門「……」

ハルヒ「ほんと不思議不思議ー♪」キャッキャッ

朝比奈「涼宮さん……」

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:45:50.99 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「あ、みてみてー」

キョン「どうした?」

ハルヒ「信号機!!」

キョン「そうだな」

ハルヒ「なんで赤と黄色と青にわかれてるのかな?」

キョン「……」

古泉「……」

ハルヒ「別に金白茶でもいいと思うんだけど」

キョン「……」

ハルヒ「なんでかなぁー?」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:48:21.55 ID:Ump5wa5j0

夕方

ハルヒ「いやー、今日もいっぱい不思議があったわね!」

朝比奈「え、ええ」

長門「……」

ハルヒ「また明日も不思議探索しましょうね!」

古泉「わかりました」

ハルヒ「それじゃあ、またねー!!」

キョン「……」

朝比奈「……」

長門「……」

古泉「……」

キョン「おい……古泉、そろそろハルヒの疑問に答えてやれよ」

古泉「んふ。すいません。涼宮さんがかわいくて」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:51:00.95 ID:Ump5wa5j0

翌日

ハルヒ「キョンはまだかしらー」

古泉「……」

長門「……」

朝比奈「はぁ……」

キョン「悪い、遅れた」

ハルヒ「遅い!罰金!」

キョン「はいはい」

ハルヒ「喫茶店にいきましょう!」

キョン「そうだな」

ハルヒ「あ、キョン、みてみてー」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「お昼なのに月が見えるわよ!綺麗ね!」

キョン「……」

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:53:25.96 ID:Ump5wa5j0

喫茶店

ハルヒ「ねえ、キョン」

キョン「どうした?」

ハルヒ「目玉焼きってなんで目玉焼きっていうのかしらね?」

キョン「……」

ハルヒ「目玉じゃないて卵を焼いてるのにね」

キョン「そうだな」

ハルヒ「あ、でも卵焼きってあるわよね。なんでかしら?」

キョン「……」

古泉「……」

朝比奈「……」

長門「……」

ハルヒ「スクランブルエッグもあれって卵焼きよね?どこで区別してるのかしら?不思議だわ」

キョン「ハルヒ……」

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 13:57:10.59 ID:Ump5wa5j0

古泉「エスプレッソで」

朝比奈「カフェオレを」

長門「モーニングセット」

キョン「ホットコーヒー」

ハルヒ「うーん……」

キョン「ハルヒ?」

ハルヒ「うーん……」

キョン「ハルヒ、早く決めろ」

ハルヒ「ねえ……キョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「どうして黒板を引っかくとなんかゾワゾワするのかしら?」

キョン「……」

ハルヒ「なんで?」

キョン「知らん」

ハルヒ「つまり不思議ね。ふふ、世なのか不思議だらけね」キャッキャッ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:00:56.38 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「さてと、行きましょうか」

キョン「班分けは?」

ハルヒ「やるわよ。はい、くじ引いて」

古泉(涼宮さんとだけは……)

朝比奈(涼宮さん以外なら……)

長門(情報操作は得意)

キョン(ハルヒ以外で頼む……)

ハルヒ(なんでトランプの絵合わせが神経衰弱って名称なのかしら?どうして遊びで神経を衰弱させないといけないの?)

ハルヒ(よくよく考えれば嫌な遊びね。神経衰弱)

キョン「あ……」

長門「……」

キョン「長門とか」

長門「……」コク

古泉「はぁ……」

朝比奈「はぁ……」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:04:31.75 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「じゃあ、またお昼にねキョン!!」

キョン「おう」

長門「……」

ハルヒ「ねえねえ、古泉くん、みくるちゃん、見てみてー。電線に鳥がとまってるわ。なんで感電しないのかしら?」

古泉「……」

朝比奈「……」

キョン「よし、また図書館だな」

長門「……」コク

キョン「にしても……正直、ハルヒと付き合うのも疲れてきたな」

長門「……」

キョン「長門もそう思わないか?」

長門「思う」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:08:28.17 ID:Ump5wa5j0

図書館

長門「……」トテトテ

キョン「またいつもの席でまったりするか」

キョン「はぁ……」

キョン(ま、家にいても妹の相手ばっかりだし、休日ぐらい外にでたほうがいいのは分かるけどな……)

キョン「……」

キョン「ふわぁ……」

ブゥゥゥン

キョン「ん……?」

キョン「ハルヒからだ……」

キョン「もしもし?」

ハルヒ『あ、キョン?』

キョン「どうした?」

ハルヒ『なんで電話って離れた相手と会話できるの?不思議すぎやしない?』

キョン「……」イラッ

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:11:29.92 ID:Ump5wa5j0

昼 ファーストフード店

ハルヒ「えーと……えーと……」

キョン「早くしろよ……」

ハルヒ「ねえねえ」

店員「なんでしょう?」

ハルヒ「なんでメニュー見にくくしてるわけ?」

店員「はい?」

ハルヒ「いや、なんか隠しメニュー多すぎると思うの。だってジュースだけとか頼めるはずなのに、ここに書いてないし」

店員「あのぉ……」

ハルヒ「なんの不思議?ねえ、なんの不思議なの?」

店員「あ……えと……」オロオロ

ハルヒ「しりたいなぁー」

キョン「早くしろよ!!」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:14:31.49 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「キョンが怒った……」

キョン「後がつかえてんだよ」

ハルヒ「分かったわよ……じゃあ、このチーズバーガーセット!」

店員「お飲み物は?」

ハルヒ「うーん……コーラ」

店員「コーラですね。サイズは?」

ハルヒ「コーラって炭酸よね?」

店員「はい」

ハルヒ「炭酸ってなんでシュワシュワするの?」

店員「……」

ハルヒ「ふしぎー」キャッキャッ

店員「……」イラッ

キョン「ハルヒ!!」

ハルヒ「わかってるわよ。うるさいわね」

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:19:49.80 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「いただきまーす」モグモグ

キョン「古泉」

古泉「はい?」

キョン「なんとかしろよ」

古泉「なんとかとは?」

キョン「なんでも不思議に思うハルヒをとめろって言ってんだ」

古泉「仕方ありませんよ」

キョン「はぁ?」

古泉「あれは涼宮さんなりの処世術ですから」

キョン「どういうことだ?」

古泉「涼宮さんはもっと非日常なことを望んでいます。しかし、それらは存在していない。彼女はそう思っている」

キョン「それがどうした?」

古泉「非日常的な不思議がないのならば、今ある不思議と向き合おう。それが涼宮さんが見つけたこの世との上手い付き合いかたなんですよ」

キョン「……」

古泉「ですから、どんな些細なことでも好奇心旺盛な子どものように無邪気に訊ねてくる。かわいいでしょう?」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:23:57.80 ID:Ump5wa5j0

キョン「可愛いなんて思ってないだろ?」

古泉「あ、ばれましたか?」

キョン「お前……」

ハルヒ「ねえねえ、キョン」

キョン「ん?」

ハルヒ「このストローが入ってた袋をね、折って……折って……」

キョン「……」

ハルヒ「でね。水滴をたらすと……うねうねーってなるの!知ってた!?」

キョン「……」

ハルヒ「まるで生き物みたい!!不思議!!」キャッキャッ

キョン「そうだな」

ハルヒ「ね、ね、ほらほら、うねうねー!!」

朝比奈「うわぁ、すごいですねー……」

長門「パチパチパチ」

ハルヒ「ねえ、なんでこんなことになるの?ねえ、キョン、何でだと思う?」

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:27:17.61 ID:Ump5wa5j0

夕方

ハルヒ「じゃあねー!!」

キョン「疲れた……」

古泉「ふぅ……」

朝比奈「身が持ちません」

長門「エラーの原因になりかねない」

キョン「古泉」

古泉「そう恨めしそうに見ないでくださいよ。こっちも困っているのですから」

キョン「朝比奈さん……」

朝比奈「どうにもできません……」

キョン「長門……」

長門「……」

キョン「はぁ……」

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:30:20.15 ID:Ump5wa5j0

学校

キョン「……」スタスタ

ハルヒ「おっはよー!!」

キョン「よぉ」

ハルヒ「ねえ、キョン?」

キョン「なんだ?」

ハルヒ「ドラえもんってどうしてあんな手なのに物をもてるわけ?」

キョン「吸盤でもあるんだろ」

ハルヒ「おぉー!!そっかぁー!!キョン、頭いいのね!!」

キョン「……」

ハルヒ「吸盤かぁ。確かにそれならなんでも持てそう。あ、でもドラ焼きって吸盤がくっつのかしら?」

キョン「さぁな」

ハルヒ「不思議ね……」

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:34:15.38 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「曇って食べることができるのかしら?」

キョン「無理じゃないか?」

ハルヒ「そうなの?綿飴みたいなのに?」

キョン「小学校で習ったことだろ」

ハルヒ「そうなの?キョン、小学校の理科の教科書ある?」

キョン「ない」

ハルヒ「あ、教科書といえばあれよね、英語の教科書」

キョン「は?」

ハルヒ「これはリンゴですか。いいえ、トムです。みたいな文章あるでしょ?あれ意味あるわけ?」

キョン「……らねーよ」

ハルヒ「え?」

キョン「しらねーよ!」ダンッ

ハルヒ「……!?」ビクッ

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:37:26.68 ID:Ump5wa5j0

キョン「ったく……付き合いきれるか」

ハルヒ「キョン?」

キョン「……」

ハルヒ「ねえ、ねえ」

キョン「……」

ハルヒ「おきてよ」

キョン「……」

ハルヒ「あ、鶏の鳴き声ってコケコッコーよね?なんでパオーンじゃ駄目だったのかしら?」

キョン「……」

ハルヒ「ね、キョン?不思議よね」

キョン「喋りかけてくるな」

ハルヒ「なんで?なんでなんで?」

キョン「……」イラッ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:42:12.68 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「ね、キョンあそぼ」

キョン「やだ」

ハルヒ「キョン、キョン」

キョン「連呼するな」

ハルヒ「ねえ……キョーン」

キョン「なんだよ?」

ハルヒ「髪の毛って一日何ミリ伸びてるのかな?」

キョン「黙れ」

ハルヒ「え?」

キョン「もういい。ハルヒ、俺はSOS団を抜ける」

ハルヒ「そ、そんなことできないわ!」

キョン「お前の質問攻めには耐えられない」

ハルヒ「キョン……嘘よね?」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 14:48:08.56 ID:Ump5wa5j0

昼休み

古泉「あの」

キョン「ん?」

古泉「やめてください」

キョン「閉鎖空間か?」

古泉「観測史上最大級です」

キョン「そっか」

古泉「涼宮さんと仲直りしてください」

キョン「悪いが……こっちの気が変になりそうで」

古泉「そこをなんとか」

キョン「顔が近い」

古泉「とにかく何卒、寛大な心でお願いします」

キョン「……」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 15:00:17.59 ID:Ump5wa5j0

キョン「……」

ハルヒ「あ、キョンだ」

キョン「……」

ハルヒ「ねー?キョン?」

キョン「……」

ハルヒ「南極には大陸があるのにどうして北極には大陸がないのかなぁ?」

キョン「……」

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「無視?」

キョン「……」

ハルヒ「キョーン」

キョン「……」

ハルヒ「もういい!!」

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 15:03:16.43 ID:Ump5wa5j0

部室

ハルヒ「はぁ……」

朝比奈「……」

長門「……」

朝比奈「あの、どうして今日は元気がないんでしょうか?」

長門「喧嘩」

朝比奈「キョン君と?」

長門「そう」

朝比奈「無理もないですね……」

長門「……」

ハルヒ「どうして……キョンは怒ったんだろう……?」

ハルヒ「不思議ね……」

朝比奈「涼宮さん……」

ハルヒ「キョン、今はどこでなにしてるのかなぁ……」

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 15:53:18.98 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「はぁ……」

朝比奈「元気のない涼宮さんはやっぱり違和感ありますね」

長門「……」コク

ハルヒ「キョン……キョン……」

ハルヒ「あれ?そういえばなんでインターネットって文字を入力するだけで知りたい情報が出てくるのかしら?」

ハルヒ「ほへー」

朝比奈「……」

長門「フリーズした」

朝比奈「帰りましょうか?」

長門「……」コク

ハルヒ「不思議ねー……」

71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 15:56:46.33 ID:Ump5wa5j0

キョン 自宅

キョン「……」

妹「キョンくん、でんわー」

キョン「誰からだ?」

妹「ハルヒちゃん」

キョン「いないっていえ」

妹「でも、もういるっていったよ?」

キョン「……仕方ないな」

妹「あ、いまかわるねー?」

キョン「もしもし?」

ハルヒ『あ、キョンだ!』

キョン「なんだよ?」

ハルヒ『ねえねえ、セミってなんで十年も土の中にい―――』

キョン「ふぅ」

妹「あれ?電話、もう終わり?」

75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:00:49.83 ID:Ump5wa5j0

プルルルルル

キョン「……」

妹「あ、わたしがでるー♪」

キョン「……」

妹「もしもしー?あ、ハルヒちゃん?うん、いるよー?―――はい、キョンくん」

キョン「もしもし?」

ハルヒ『ねえねえ』

キョン「なんだよ?」

ハルヒ『キョンは私のこと嫌いのなの?』

キョン「……」

ハルヒ『ねえねえ』

キョン「なんでそんなことを訊くんだ?」

ハルヒ『だって……』

キョン「俺は―――」

ハルヒ『あ、今天井がミシッて音した!!ポルターガイストかしらぁ?!」キャッキャッ

78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:04:22.59 ID:Ump5wa5j0

キョン「切るぞ?」

ハルヒ『え?なんで?不思議なんだけ―――』

キョン「電話線抜いておけ」

妹「うん」

キョン「ったく……」

ピリリリリ

キョン「携帯……ハルヒだ……」

キョン「……」ピッ

ピリリリリ

キョン「……」ピッ

ピリリリリ

キョン「しつこいぞ!!」

長門『謝罪する』

キョン「あ……」

長門『これからはあなたに電話をする頻度を下げる』

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:08:26.98 ID:Ump5wa5j0

キョン「あ、悪い……」

長門『涼宮ハルヒの件』

キョン「どうした?」

長門『和睦を推奨する』

キョン「そうはいっても……喧嘩とかじゃなくて、ただ生理的にむかつくというか」

長門『あなたのためにも涼宮ハルヒのためにもならない』

キョン「わかった。努力する」

長門『それだけ』

キョン「おやすみ」

キョン「……」

ピリリリリ

キョン「……はい?」

ハルヒ『あ、キョン!なんで何度も切るの?なんで?』

キョン「ハルヒ……」

ハルヒ『んー?』

83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:11:28.57 ID:Ump5wa5j0

キョン「俺が悪かった。もう一度SOS団に入れてくれ」

ハルヒ『いいわよ。その代わり―――』

キョン「おごりか?」

ハルヒ『今度の休みは二人で不思議探索しましょ!』

キョン「なんで……?」

ハルヒ『なんでも!!』

キョン「……」

ハルヒ『じゃあね!おやすみ!!』

キョン「……」

キョン「ふわぁ……どうでもいいか」

キョン「ねよ……」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:14:30.78 ID:Ump5wa5j0

週末

ハルヒ「―――遅い!!」

キョン「待たせたか?」

ハルヒ「私も今来たとこ!!」

キョン「そうか」

ハルヒ「……」

キョン「……」

ハルヒ「ねえ、キョン」

キョン「どうした?」

ハルヒ「撤去された自転車って何割ぐらい持ち主のところに戻るのかしらね?」

キョン「しらねーよ……」

ハルヒ「不思議なことが多いわね、ふふ」

キョン「楽しそうだな……」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:18:39.75 ID:Ump5wa5j0

公園

ハルヒ「ブランコってたまになんか鎖の部分が短くなったりしてるわよね?なんでかしら?なんか無理やり短くしているような……」

キョン「悪戯だろ」

ハルヒ「なんの意味があると思う?」

キョン「意味なんて……」

ハルヒ「ふんふーん♪」

キョン「おい」

ハルヒ「キョン!!みてみて!!すごいのみつけたわ!!」

キョン「なんだよ……」

ハルヒ「みてみて!!エロ本!!」

キョン「……」

ハルヒ「すごいわねー……これ、お尻になにいれてるのかな?」

キョン「おい……」

ハルヒ「おぉぉ……?ほぅほぅ……ほぇぇ……」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:22:22.20 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「人体の不思議ね」

キョン「捨てろ!!」

ハルヒ「落ちてるエロ本って妙に湿ってたりなんかカチカチだったりするわよね?なんでかしら?」

キョン「しるかよ」

ハルヒ「あ、キョン。すごい!すごい!!」

キョン「次は何だ……」

ハルヒ「犬がいるわ!!柴犬!!」

キョン「……」

ハルヒ「かわいいわねぇ……」ナデナデ

ハルヒ「ねえ、なんであなたは尻尾がくるりんってなってるの?」

犬「わん」

ハルヒ「お尻とか丸見えよ?いいの?」

犬「わん」

ハルヒ「そっかそっか」

キョン「なんか危ない奴に見えてきた……」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/18(日) 16:26:22.72 ID:Ump5wa5j0

ハルヒ「いやぁー不思議でいっぱいね!!」

キョン「そうだな」

ハルヒ「もっと不思議なことないかしらね?」

キョン「お前にとっちゃその辺の草も不思議だろ?」

ハルヒ「草?」

キョン「違うのか?」

ハルヒ「草……確かにこの草……なんて名前なのかしら?」

キョン「……」

ハルヒ「オトギリソウ?」

キョン「眠いなぁ……」

ハルヒ「どうしよう……不思議ばっかりで興奮してきた」ハァハァ

キョン「……」

ハルヒ「もっと探しましょ!!」

キョン「はいはい……」



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