1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:36:43.26 ID:lcoHPdc60
部室
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「んぁ?」
キョン「ノートパソコン、家に持って帰ってもいいのか?」
ハルヒ「だめよ」
キョン「だよな」
長門「……」ジーッ
キョン「あ、やっぱり……新品のほうがいいよな」
長門「……」コク
キョン「……」
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:38:55.68 ID:lcoHPdc60
クリスマス当日
ハルヒ「メリークリスマース!!!」パァン
朝比奈「きゃぁ!?」
古泉「ふふ」
長門「……」
キョン「長門、はい」
長門「……」
キョン「安物のノートパソコンだけど」
長門「……」
キョン「……」
長門「……」パァン
キョン「喜んでくれて何よりだ」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:41:12.67 ID:lcoHPdc60
長門「お返し」
キョン「なんだ?」
長門「コタツ布団」
キョン「あ、ありがとう……でも、長門が寒いんじゃないか?」
長門「平気」
キョン「そ、そうか」
長門「……」
キョン(なんか嬉しそうだし、よかった)
ハルヒ「キョン!!私には?!」
キョン「チロルチョコあげただろ」
ハルヒ「あれ!?うそでしょ!?」
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:44:59.14 ID:lcoHPdc60
ハルヒ「じゃ、みんなまたねー!!!」
古泉「はい、良いお年を」
朝比奈「さようなら」
長門「……」スタスタ
キョン「あ、長門」
長門「……」
キョン「ネットとかするんだろ?」
長門「……」コク
キョン「よかったら、ツイッターとかしてみないか?」
長門「ツイッター?」
キョン「結構、楽しいぜ?」
長門「貴方もしている?」
キョン「ああ、長門が始めたら全力でフォローしてやる」
長門「わかった」
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:47:32.73 ID:lcoHPdc60
長門宅
長門「……」カチャカチャ
長門「……」
長門「……」カチカチ
長門「……」
長門「……」カタカタ
長門「ネットが出来ない」
長門「……プログラムに異常なし」
長門「……」
長門「……」バンバン
長門「……どうして」
長門「ツイッター、不可能」
長門「……」トゥルルル
13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:50:55.03 ID:lcoHPdc60
キョン『どうした?』
長門「インターネットができない」
キョン『え……』
長門「ツイッター、不可能」
キョン『長門の家ってプロバイダーと契約してるのか?』
長門「プロバイダー?」
キョン『ちゃんと契約しないとインターネットはできないぞ』
長門「どうすればいい?」
キョン『ちょっとまってくれ……』
長門「……」
キョン『―――明日、今から言う電話番号にかけてみろ。ネット回線の工事をしてくれるはずだ』
長門「そう」
キョン『あ、間違っても宇宙的な魔法はなしな』
長門「わかった」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:53:09.49 ID:lcoHPdc60
二週間後
業者「―――では、以上で終了です」
長門「……」コク
業者「失礼しました」
長門「……」コク
長門「……」
長門「……」カタカタ
長門「……」
長門「ツイッター……ツイッター……」
長門「……あった」
長門「……」カタカタ
15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:56:08.46 ID:lcoHPdc60
学校 部室
長門「……」
キョン「おーす、長門」
長門「……」
キョン「ツイッター、始められたか?」
長門「……」コク
キョン「おぉ!!そうか。なら今日ぐらいフォローする」
長門「助かる」
ハルヒ「おっまたせー!!」
朝比奈「こんにちは」
古泉「お正月以来ですね」
ハルヒ「さってとー、今日の会議を始めるわね!!」
キョン「今日は何をするんだ?」
ハルヒ「そうねえ……なにする?」
16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:59:44.99 ID:lcoHPdc60
長門「……」ポチポチ
ハルヒ「あら?有希が携帯弄るなんて珍しいわね。誰とメールしてんの?」
長門「……」バッ
ハルヒ「何で隠すのよ?」
長門「貴女に利益がないと判断」
ハルヒ「そんなの私が決めるの!!ほら、見せなさい」
キョン「ハルヒ、やめろ」
ハルヒ「会議中に携帯を弄ってるほうが悪いのよ。没収しないだけマシでしょ?」
キョン「あのなぁ……」
長門「帰る」
ハルヒ「ちょっと!!有希!!―――冗談、冗談だって!!」
長門「……」
ハルヒ「もう、そんな本気で見ようなんて思って―――すきありぃぃ!!!」バッ
長門「!?」
17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:02:39.33 ID:YxEk6HPp0
ハルヒ「誰と文通してるわけぇ?」
長門「やめて」
ハルヒ「まぁまぁ」
キョン「ハルヒ!!」
ハルヒ「あら……?これツイッターじゃない。なに、有希ってばツイッターしてるの?」
長門「……」
ハルヒ「ふーん……へぇ……」
長門「返却を要求する」
ハルヒ「はい。ありがと」
長門「……」
ハルヒ「ツイッターね……ふむふむ……」
キョン「どうしたんだよ?」
ハルヒ「別に。まだ秘密」
キョン「おいおい……」
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:07:03.34 ID:YxEk6HPp0
キョン宅
キョン「あ……そういえば長門のツィートでも見てみるかな」
キョン「……」スタスタ
キョン「……おーい」トントン
妹「―――なぁに?」ガチャ
キョン「パソコン、貸してくれ」
妹「いいよー」
キョン「まあ、俺の部屋なんだけどな。ここ」
妹「えへ☆」
キョン「よっと……うわ……お前、またウィキペディアでハサミのページをみてたのか」
妹「うん」
キョン「怖いからやめとけ。……さてと……長門のツィートは……」カタカタ
妹「んー?」
20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:10:01.88 ID:YxEk6HPp0
キョン「あった……これだな」カチ
『なう』
キョン「あはは……初めてのツィートらしいな」
妹「なにこれー?」
『便所掃除開始。目標五分』
キョン「……」
『便所掃除完了。所要時間四分五十七秒。なう』
キョン「……」
『コンビニなう』
妹「ツイッターだぁ」
『から揚げ、美味しそう。購入、断念』
キョン「なにがあった……」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:14:50.98 ID:YxEk6HPp0
『コタツの中で丸くなる。コタツ布団を友人に譲渡したことを思い出す。断念』
キョン「長門……」
妹「誰のツイッター?有希ちゃん?」
『お茶を飲む。茶柱は立たず。無念』
キョン「……」
『外を見る。星が見えた』
キョン「……」
妹「なんか可哀想……」グスッ
『就寝』
キョン「長門……」
妹「電話してあげてよぉ」
キョン「そ、そうだな」
キョン「……」トゥルルル
妹「えーと……何歳ですか?」カタカタ
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:18:50.79 ID:YxEk6HPp0
長門『……』
キョン「長門か?」
長門『……』カタカタ
妹「あ、早速きた……えーと?」
『JC』
妹「おぉ……なんの略、ですか?」カタカタ
キョン「えーと……元気か?」
長門『ほどほど』カタカタ
キョン「そうか」
妹「早いなぁ……」
『女子中学生』
妹「あれ?高校生じゃないの?……証拠、うp」カタカタ
キョン「あのさ……なにか困ったことがあれがすぐに相談してくれな?」
長門『了解』
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:23:09.68 ID:YxEk6HPp0
『ねらーはお断り』
妹「むー……画像くれ」カタカタ
キョン「長門、大丈夫なんだな?」
長門『平気。それより……先ほどから貴方から酷い煽りを受けている』カタカタ
キョン「え?」
長門『今、下着姿の写真を要求されている。見たい?』
キョン「え……ちょ……な……?」
『そんなに?』
妹「無論だ」カタカタ
長門『了解した。少し待って』
キョン「え……!?お、おい!!長門!!?」
ツーツー……
キョン「どうなってんだ……?」
妹「ワクワク」
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:27:38.24 ID:YxEk6HPp0
キョン「長門……?」
妹「まだかー?」カタカタ
『カメラ、ない。困惑中』
妹「携帯の写メだ!」カタカタ
『なんという名案。試みる』
妹「いそげーまにあわなくなってもしらんぞー」カタカタ
キョン「はぁ……少し、風呂に入ってくるか」
妹「あ、わたしもー!!」テテテ
キョン「いい加減、一人で入れるようになれ」
妹「キョンくんとおふろー♪」
キョン「全く……将来が不安だ」
『今から画像を掲載する』
『どうぞ』
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:30:56.42 ID:YxEk6HPp0
長門宅
長門「……」
長門「フォロワーがすごい勢いで増えていく……」
長門「……」
長門「……」カタカタ
長門『感想を』
『かわいい!!』
『最高です!!』
『もっとください』
『手ブラでお願いします』
『顔も見たい』
長門「……」
長門「手ブラ……?」
長門「……」トゥルルル
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:34:17.07 ID:YxEk6HPp0
キョン宅
キョン「ふぅ……さっぱりした」
妹「うぅ……」
キョン「あ、電話だ……はい?」
長門『手ブラとは?』
キョン「え……?」
妹「―――あ、更新されてる。おぉ!!すごい。顔以外載ってる」
長門『今、要求されてる』
キョン「要求って……うおぉぉぉ!?!?」
長門『私は貴方の指示に従った』
キョン「まてまて!!すぐに消せ!!こんなことするなぁ!!」
長門『……?』
キョン「早く!!」
長門『了解』
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:37:28.71 ID:YxEk6HPp0
キョン「その前に保存だけはしとくか」
妹「もうしたよー」
キョン「流石だな」
妹「えへへ」
長門『消した』
キョン「よし……もう、こんなことするな。いいな?」
長門『わかった』
妹「いい体してんなぁ」カタカタ
『嘘』
妹「嘘じゃないよ」カタカタ
『嘘嘘』
妹「次は胸だ」カタカタ
長門『……どっちが貴方の真意?』
キョン「なにが?」
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:41:09.95 ID:YxEk6HPp0
『就寝』
妹「もしもーし!!」カタカタ
長門『おやすみ』
キョン「あ、ああ」
妹「逃げられちゃった」
キョン「長門……普通にツイッターやればいいのに……」
妹「私もねよーっと」
キョン「おやすみ」
妹「うん」
キョン「さてと……」
キョン「……」カタカタ
キョン「……」
キョン「今日も勉強全然しなかったぜー!!ハッハー!!!」カタカタ
キョン「今日のつぶやきはこれでいいか。寝よ寝よ」
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:45:47.85 ID:YxEk6HPp0
数日後 休日
キョン「暇だし、長門のツィートでも見るか」
キョン「……」カタカタ
『起床。現在、5時。快晴の模様。朝日が綺麗』
キョン「早起きだな……」
『散歩開始』
キョン「……」
『道中、猫と遭遇。見つめあうこと5分。猫、逃走。撫でること叶わず』
キョン「長門……」
『公園なう』
『見知らぬ男性に声をかけられた』
キョン「!?」
『飴を受け取る。イチゴミルク味。美味』
キョン「長門って意外とアクティブなんだな……」
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:50:48.59 ID:YxEk6HPp0
『コンビニなう』
キョン「またコンビニか……」
『フライドチキンかから揚げ棒、真剣に思案中』
『フライドチキン、購入』
『あつあつ、できたて』
キョン「にしても……あいつ無口な分、こういとこではよく話すんだな」
『帰宅。やはりからあげ棒にしたらよかった』
『外を見る。雲がソフトクリームに見えてくるまで座視して待つことにする』
キョン「おいおい……」
キョン「あれ……それから更新がないな……」
キョン「かれこれ3時間か……」
キョン「電話するか……」
キョン「……」トゥルルル
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 00:54:22.82 ID:YxEk6HPp0
長門『……』
キョン「長門?」
長門『なに?』
キョン「ソフトクリームの雲は見えたか?」
長門『まだ』
キョン「そうか」
長門『排泄物になら見えないこともない雲がいくつかあった』
キョン「……」
長門『……』
キョン「長門……辛いか?」
長門『……?』
キョン「なんでも相談してくれよ?」
長門『わかった。……にちゃんねるで一番面白い板を教えて欲しい』
キョン「?!」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:00:24.81 ID:YxEk6HPp0
キョン「い、いきなりどうした??!」
長門『最近、他のツィートもみるようにしているが、ユニークなツィートには必ず『にちゃん発祥』という文字が躍る』
キョン「そ、それで?」
長門『元々、にちゃんねるの存在は知っていた。しかし、あまりの煩雑さから敬遠していた』
キョン「うんうん」
長門『だが、ユニークな場所であることが徐々にわかり始めた。だから、お勧めの板を教えて欲しい。そこの住人になる』
キョン「そうだなぁ……長門が気に入りそうな板は……PC板とかじゃないか?」
長門『では、逆に行かないほうがいい板は?』
キョン「VIPだろうな」
長門『それはどのような場所?』
キョン「屑の集まりだ」
長門『了解』
キョン「でも、あんまり行かないほうが……」
ツーツーツー
キョン「長門……」
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:05:26.00 ID:YxEk6HPp0
長門「……」カタカタ
長門「……ここが」
長門「やはり……スレッドを探すのも一苦労」
長門「……」
長門「……」トゥルルル
キョン『どうした?」
長門「見にくい」
キョン『ああ、まあ、そのまま行くとな』
長門「どうすればいい?」
キョン『専用のブラウザがあるんだ。それを使えば見やすくなるぞ?』
長門「専用ブラウザ?」
キョン『長門だったらすぐに見つけられるだろ』
長門「了解」
キョン『でも、それをインストールしちまうとぬけだせな―――』
長門「専用ブラウザ……」カタカタ
67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:08:49.40 ID:YxEk6HPp0
数分後
長門「インストール開始」カチッ
長門「……」
長門「できた」
長門「……」カタカタ
長門「……これは画期的」
長門「見やすい。使いやすい」
長門「……」カタカタ
長門「まずはPC板という場所に……」
長門「……」
長門「……PCサロン……」
長門「……」カタカタ
長門「知ってることを語っているだけ……面白くない」
長門「……他」
69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:13:25.62 ID:YxEk6HPp0
長門「……」カタカタ
長門「……VIP」
長門「……」カチッ
長門「……眼鏡の女は最高……?」
長門「……」カチッ
『眼鏡をかけてる女ってマジ最高じゃね?』
『眼科行け』
『なわけねーだろ、うざいだけ』
『眼鏡キャラはマジでいらね』
『いや、外したら美人とか普通にあるし』
『童貞乙』
長門「……」
長門「眼鏡はだめ?」カタカタ
長門「……忍法帖……?」
長門「書き込みできない……」カチカチ
70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:16:27.25 ID:YxEk6HPp0
長門「……どうして?」
長門「プログラムに異常なし」
長門「……」バンバン
長門「電話……」
長門「……」フルフル
長門「自分で解析する」
長門「……」カタカタ
長門「―――なるほど」
長門「では……」
長門「……」カタカタ
長門「……これで忍法帖レベルは40になったはず」
長門「……再試行」カタカタ
長門「できた」
74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:21:46.14 ID:YxEk6HPp0
『眼鏡とかマジできめー』
長門『以前、友人に眼鏡はないほうがいいといわれた』
『詳しく』
長門『教室に二人っきりになったとき、私は眼鏡をとった。そのときに言われた。やはり眼鏡はないほうがいい?』
『ホモですか?アッー』
長門『違う。私は女、友人は男』
『うp』
『スカートうp』
長門『どうやって?ここ、初めてでよくわからない』
『よう、おっさん。仕事しろ』
長門『中年ではない。その言い方は失礼』
『じゃあ、うpはよ』
長門『方法を教えて』
『写真とってこのサイトにいってアップロードしてURLを晒せカス』
長門『了解』
76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:25:37.79 ID:YxEk6HPp0
『はよはよはよ』
『バンバンバンバン』
『パンツ脱いだほうがいい?』
長門「……」カシャ
長門「……」カタカタ
長門『できた』
『キターーーーーー!!!!!』
『いやっほー!!!!』
『待てよ。スカートだけじゃん。パンツ、はよ』
『ここの礼儀にしたがって貰おうか。パンツとブラジャー、はよ』
長門「礼儀……」
長門『了解』
長門『着たままのほうが望ましい?』
『あたりまえだろ!!』
長門『了解』
80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:29:26.07 ID:YxEk6HPp0
長門『どうぞ』
『マジだ!!!!!!』
『神スレ』
『何歳?』
長門『3歳』
『ペドロリキタコレ』
『このスレはアグネスに監視されています』
『もっと!もっと!!』
長門「……」
長門「……」カタカタ
長門『裸は嫌』
『ふざけんな!!にげられるとおもうなよ!!』
『うーp!うーp!!』
長門「……」オロオロ
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:33:41.46 ID:YxEk6HPp0
『もうお前ん家、特定したから。うpしなければ凸』
『はよはよ』
『乳首みたいなー』
長門「……」
長門『でも恥ずかしい』
『はずかしくないよー』
『俺らしかみねーから』
『安心しろ』
長門「……」オロオロ
長門『じゃあ、乳首だけ』
『きたーーーーーー!!!!』
『あるがたやありがたや』
『生きててよかった。ありがとう』
長門「……」
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:38:18.58 ID:YxEk6HPp0
長門『どうぞ』
『ふぅ……』
『けしからん……ふぅ……』
『ふぅ……お前ら全員逮捕だからなwwwwwwwwwwwwwwww』
長門「……」
長門「確かに屑が多い」
長門「……でも、悪い気分ではない」
『次は下ですか?』
『そろそろやめとけ』
長門「……」
『やめろ』
『はぁ?ふざけんなカス。空気嫁』
『気にせずうp』
『もうやめろ』
長門「……」
90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:41:41.55 ID:YxEk6HPp0
『これ以上は駄目だ』
『ひっこんでろ』
『ばぁーか』
長門「……」カタカタ
長門『やめる』
『そんなこというなー!!!』
『もどってきてー!!天使よー!!!』
長門「……」
ピリリリ
長門「……?」
長門「……」
キョン『長門?』
長門「なに?」
キョン『今から、そっちに行ってもいいか?』
長門「構わない」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:45:02.73 ID:YxEk6HPp0
数十分後
長門「どうぞ」
キョン「……長門、なんで来たかわかるな?」
長門「……」コク
キョン「どうしてあんなことをしたんだ?」
長門「……」
キョン「あんな場所に裸を晒して……ネットに一度流れたものはもう回収できないんだぞ?」
長門「……」
キョン「長門……」
長門「もうしない」
キョン「え……」
長門「インターネット、もうしない」
キョン「いや……なにもそこまで……」
長門「貴方に余計な心労を与えるだけなら、もうしない」
キョン「……」
95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:49:23.48 ID:YxEk6HPp0
長門「……」
キョン「ああいう使い方さえしなければいいだけの話だ」
長門「……」
キョン「なにも拒絶することはないって」
長門「本当に?」
キョン「ああ。でも、長門は素直だからな。にちゃんねるには行かないほうがいい」
長門「そうする」
キョン「ツイッターで日々の思いをぶちまけてるほうがいいって」
長門「……」
キョン「な?」
長門「……」コク
キョン「よし……まぁ、俺のプレゼントしたPCをできるだけ使って欲しいってだけだがな」
長門「……」
キョン「それじゃあ」
長門「さよなら」
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 01:55:20.12 ID:YxEk6HPp0
長門「……」カタカタ
長門『友人に怒られた。辛い』
長門『でも、私のことを心配してくれてのこと。嬉しい』
長門『この場を借りて感謝する』
長門『ありがとう』
長門「……」
長門「ツィート、完了」
長門「……」
長門「新しいフォロワー……」カタカタ
長門「……」
長門「涼宮ハルヒ……」
長門「……」カチッ
『今日からツイッターはじめましたー!!よろしくぅー!!』
長門「……」
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:01:18.67 ID:YxEk6HPp0
長門「……」
『学校なう。授業おもしろくない。今日はずっと窓から空を見上げてUFOを探してた』
長門「UFO……」
『前の席に座ってる男子の背中をシャーペンでつついた。寝てたみたいでビクッてなった。かわいい』
長門「……」
『昼休み屋上なう。教室には居場所がない』
長門「……」
『放課後キター!!正直、これからが私の時間!!』
『会議中なう。専属メイドさんを公開』
長門「朝比奈みくるが掲載されている……」
『自宅なう。今日の夕食はカツどん。おいしいです』
長門「……」グゥ〜
『お風呂はいってくるよー。今日のつぶやきはここまで!!』
長門「……」
107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:06:50.49 ID:YxEk6HPp0
長門「まだある……」
『おはよう!!いってきまーす!!』
長門「……」
『通学路なう』
長門「……」
『今日はここで待ち伏せしてみる。奴が来るかもしれない』
長門「やつ……?」
『きたきた』
長門「……」
『驚かすタイミングを逃した。失敗。でもめげない。つーか、これからっしょ』
長門「……」
『学校なう。相変わらず授業はつまらない。テロリストでも乱入してこい』
『昼休み、部室なう。ネットしながら昼ごはんとか最高ね』
『早く放課後こい』
長門「……」グスッ
112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:13:55.64 ID:YxEk6HPp0
『うわぁぁぁ!!!部屋にゴキブリがぁぁぁ!!!』
『しとめた♪』
『殺したゴキブリ、掲載。これが本当の公開処刑』
長門「ゴキブリが……」
『今日はここまで予習してみた!!どうだぁー!!』
『これで明日、あいつに勉強のことを聞かれても安心安心』
『今日のつぶやきはここまで!!おやすー!!』
長門「……」
長門「……勘違いしていたかもしれない」
長門「涼宮ハルヒは決して強くない……」
長門「全員に知らせないと……」
長門「……」トゥルルル
朝比奈『は、はい……もしもし?』
長門「ツイッター初めて、今すぐ」
朝比奈『へ?』
115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:20:25.38 ID:YxEk6HPp0
朝比奈『ツイッター……は始めるんですか?』
長門「そう」
朝比奈『ど、どうして……?』
長門「涼宮ハルヒのツィートを見ればわかる」
朝比奈『涼宮さんの……?わかりました』
長門「……次」トゥルルル
古泉『どうかされましたか?』
長門「ツイッターを始めて、今すぐに」
古泉『ツイッターなら既にしていますが?』
長門「涼宮ハルヒのツィートは閲覧済み?」
古泉『え?涼宮さんが……?それは知りませんでした、探してみます』
長門「……次」トゥルル
キョン『どうした?』
長門「涼宮ハルヒのツィートを見て」
キョン『え……あいつ、ツイッターなんてしてたのか?!』
119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:27:51.53 ID:YxEk6HPp0
朝比奈「……これでいいんですよね?」
朝比奈「この時代の機械はローテクすぎて……」カタカタ
朝比奈「2TBとか……そもそもこういう記憶媒体が……」
朝比奈「あ……これですね」
朝比奈「えーと……」カチッ
『今日は日曜日!!不思議探索の日!!やっほー!!』
『どの服を着ていくか悩む。今日は赤にすべきか』
『待ち合わせ時間の45分前に到着。土日は私が一番輝いていると思う』
朝比奈「え……」
『まずは可愛いクールっ娘がきたー!!!』
『挨拶、ガン無視された。ま、いつものことだけどね!!』
朝比奈「……」
『次は副団長!!さわやかイケメン!!挨拶したらガン無視。クールっ娘とはちゃんと挨拶してる』
『最後の巨乳ロリっ娘先輩きたー!!胸を揉みながら挨拶したら思い切り叩かれた。もうやめよう』
朝比奈「す、すず、みや……さん……ごめん……なさ、い……」ブワッ
128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:35:19.48 ID:YxEk6HPp0
古泉「……」
『一番遅れて奴がくる!!するとみんなの表情が一変する。これもいつもの感じ、もう慣れた』
『奴がいるときだけみんなが私に優しくなる不思議!!』
古泉「……」
『だから、私にはきっと奴が必要!!あいつがいないと私は輝けない!!』
『私は月で、奴が太陽ってとこね!!』
古泉「……」
『くじ引きで班分けをした!!今日こそは奴と二人っきりになりたい!!』
『並木道なう。ロリ先輩とイケメンに挟まれる。会話、なし』
古泉「……」ウルウル
『さむいわねー!!を連呼。効果なし』
古泉「……涼宮さん……」
『缶コーヒー奢ろうとしたら拒否された!!なんでだろー♪』
古泉「もういい……もういい……」ポロポロ
『トイレにいって出てきたら二人の姿がなかった。確かに待っててとは言わなかった。反省反省!!』
135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:45:33.73 ID:YxEk6HPp0
『そろそろお昼。我慢に耐えかねて、奴に電話。奴はいつもニュートラル。優しい。声を聞くだけでたまに涙腺が壊れそうになる』
キョン「……」
『マクドナルドで一服。私が注文している間、みんなは待っててくれる。これは奴がいるからだと思う』
『チーズバーガーとオレンジジュースのSサイズを注文した!!!これ全部、あいつのおごり!!やっほー!!』
キョン「ハルヒ……」
『ポテトは恵んでもらう!!』
『トイレなう。ロリ先輩に呼び出される。奴のポテトは食うなと言われる』
キョン「おぉ……!?」
『再度くじ引き!!今度こそ二人っきりになりたい!!なりたい!!もう何時間も会話しないとか嫌!!』
『でも、くじ引きしないと一週間ぐらい普通に口を聞いてもらえない。それはもっと嫌!!』
キョン「ハルヒぃ……気づいてやれなくて……スマン……」ポロポロ
『不思議探索中。パーティーはクールっ娘とロリ先輩。時折、先輩からため息が聞こえる』
『この集まりが嫌なのかもしれない。でも、これがなくなると私はきっと土日外にでなくなる』
『なにがいけないのかわかりません』
キョン「ハルヒ……」ブワッ
145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:52:42.62 ID:YxEk6HPp0
キョン「……」
『今日の探索は無事終了!!明日、また学校で!!』
キョン「ハルヒ……俺の知らないところで……」
『自宅なう!!!今日の日記を書くぞ!!』
『お風呂はいったー!!』
『予習をしてねます!!今日のつぶやきはここまで!!早く放課後がこないかなぁ!!』
キョン「……」
キョン「……」トゥルルル
長門『なに?』
キョン「長門……どうしてハルヒにこんなことを……」
長門『私はいつもどおり』
キョン「そうか……そうだな。長門は確かに無口だもんな……」
長門『原因があるとするならば、朝比奈みくると古泉一樹たち』
キョン「長門……明日から……できるだけ……あの……」
長門『涼宮ハルヒに気をかける。安心して。一人にはさせない』
148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 02:58:40.51 ID:YxEk6HPp0
夜
キョン「……」カタカタ
キョン「今日のハルヒは……」
『今日は不思議探索中止です!!毎週してたら流石に心底嫌われるから!!』
キョン「……」
『何をするか困る!!というわけでケーキでも作ってみる!!』
『卵とかかってきたー!!どやぁぁぁ!!!』
『失敗した』
キョン「……」ブワッ
『やる気うせた。寝る』
『なんか上手くいかない。何がいけないのか小一時間考えてみる』
キョン「……あ、更新された」
『あいつの声、ききたいなぁ……』
キョン「……」
キョン「……」トゥルルル
151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:02:49.58 ID:YxEk6HPp0
ハルヒ『なによ?』
キョン「よっ」
ハルヒ『何のよう?急がしいんだけど?』
キョン「いや……今日会わなかっただろ?元気にしてるかなって」
ハルヒ『はぁ?なんかあったらすぐに連絡してるわよ』
キョン「そうか」
ハルヒ『それだけ?』
キョン「ああ」
ハルヒ『あっそ。じゃあね!!』
キョン「ああ」
ツーツーツー……
キョン「……あ、更新された」
『電話きたーーーーー!!!なんか知らないけど私の心配してくれてる!!!!今日はぐっすりねれそう!!!』
キョン「ハルヒ……」ポロポロ
153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:06:53.00 ID:YxEk6HPp0
翌日 学校
キョン「長門」
長門「……」
キョン「ハルヒ、もう来てるぞ」
長門「そう」
キョン「……長門にPCプレゼントしてよかった」
長門「どうして?」
キョン「ハルヒの気持ち……知ることが出来たから」
長門「それは私の功績ではない」
キョン「ま、そう思わせてくれってことだよ」
長門「わかった」
キョン「じゃあ、いくか」
長門「……」コク
キョン「ハルヒー」
ハルヒ「んぁ?」
158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:10:54.09 ID:YxEk6HPp0
長門「これ……読んで」
ハルヒ「え?なに?」
キョン「クリスマスプレゼントだそうだ」
ハルヒ「今更?」
長門「おすすめ」
ハルヒ「有希のおすすめなら読むわ。ありがとう」
キョン「あと、これ……」
ハルヒ「へ?」
キョン「チロルチョコは流石に……反省した……俺のおすすめのCDだ。家で聴いてくれると嬉しい」
ハルヒ「ふーん……別にあんたの趣味なんてどうでもいいけど……まぁ、貰えるものはもらっておくわ」
キョン「そうか」
長門「じゃあ」スタスタ
ハルヒ「また、放課後ね!!」
長門「……違う。昼休みに来る」
ハルヒ「え……?」
161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:15:02.34 ID:YxEk6HPp0
休み時間
ハルヒ「トイレいこっと」
ハルヒ「……」スタスタ
ハルヒ(有希ってば昼休みに来るって……何かあるの……?)
朝比奈「涼宮さん!!!」
鶴屋「やぁやぁ!!」
ハルヒ「あら、みくるちゃん、鶴屋さん。どうかしたの?」
朝比奈「あの……今日、お昼休み一緒にご飯食べませんか?」
鶴屋「いやぁ、今日はちょこっとつくりすぎちゃってさぁ、どうにょろ?」
ハルヒ「べ、別にいいけど……」
朝比奈「じゃあ、教室で待っていてくださいね」
鶴屋「約束っさー!!」
ハルヒ「う、うん……」
163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:18:45.11 ID:YxEk6HPp0
ハルヒ「……すっきりした」
古泉「涼宮さん」
ハルヒ「古泉くん、どうかしたの?」
古泉「これを」
ハルヒ「なにこれ?」
古泉「涼宮さんにぴったりのマフラーを見つけまして、プレゼントしようかと」
ハルヒ「え?いいの?なんか高そうだけど」
古泉「はい。閣下のためですから」
ハルヒ「そ、そう……じゃあ、もらってあげるわ。ありがたく思いなさい!!」
古泉「はっ!」
ハルヒ「……」
古泉「それでは」
ハルヒ「う、うん……」
ハルヒ(あれ……キョンが傍にいないのに……なんか優しい……)
167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:23:41.85 ID:YxEk6HPp0
昼休み
ハルヒ「……」
谷口「キョン〜飯食おうぜ!!」
キョン「悪い、今日は先約があるんだ」
ハルヒ(誰と食べるのかしら……?)
キョン「な、ハルヒ?」
ハルヒ「!?」
キョン「弁当だろ?」
ハルヒ「ばっ!!なにいってんのよ!!誰があんたとたべるかぁ!!」
朝比奈「涼宮さん!」
鶴屋「きたよー」
ハルヒ「お生憎様!今日はみくるちゃんと食べるの!!」
キョン「そっか。わかった」
ハルヒ「ふん!!」
169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:26:06.32 ID:YxEk6HPp0
長門「……」
ハルヒ「あ、有希じゃない」
長門「……」
ハルヒ「これから一緒にお昼ご飯でもどう?」
朝比奈「ど、どうですか?」
鶴屋「どうにょろー?」
長門「……」コク
ハルヒ「じゃあ、いきましょう!!」
朝比奈「どこで食べましょうか?」
ハルヒ「そうねえ……」
長門「部室」
ハルヒ「そうね!部室にしましょう!!」
朝比奈「じゃあ、私がお茶をいれますね」
ハルヒ「ええ!お願いね!!」
朝比奈「はい」
172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:31:31.57 ID:YxEk6HPp0
キョン「……」ポチポチ
谷口「キョン、さっきからなにしてんだ?」
キョン「ツイッターみてる」
国木田「へえ……なんか面白いツィートでもあるの?」
キョン「面白いって言うか……」
谷口「なんだよ?」
キョン「ちょっとな……」
『部室なう!!なんと今日はみんな一緒だぁぁ!!!』
『みんな優しい!!』
『お茶がおいしいぞ!!ありがとう!!先輩!!』
『もう一人の先輩が作ってきたお弁当が超豪華!!ほっぺが二度落ちた!!』
『クールっ娘もいつもより私と目を合わせてくれてる!!きゃっほー!!』
キョン「……よかったな……ハルヒ……」
『お茶のおかわりしようか迷ってる。迷惑がられないだろうか……』
174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:35:18.07 ID:YxEk6HPp0
ハルヒ「うぅ……」
鶴屋「それでみくるがさぁ……」
朝比奈「もうやめてください!!」
ハルヒ(ん……?)
『大丈夫、みんな君のこと大好きだから』
鶴屋「ん?どったの?またメール?」
ハルヒ「あ、えと……みくるちゃん、おかわり!!」
朝比奈「はい!少し待っててください」
鶴屋「交友関係広そうだもんね」
ハルヒ「まあね!」ポチポチ
ハルヒ『お茶、おかわりできたー。ありがとう!』
『よかったな』
朝比奈「はい、どうぞ」
ハルヒ「どうも」
175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/12(月) 03:40:21.22 ID:YxEk6HPp0
夜 キョン宅
キョン「あいつ……放課後もすごい機嫌よかったな……」
キョン「……」カタカタ
『今日は幸せな一日だったぁ!みんなとのご飯が美味しいことを忘れてたぁ!!』
『少し遅めのクリスマスプレゼントももらったし、お返しを考えないといけない!!』
『近くバレンタインデーもあるし、そのときでいいか』
キョン「ハルヒ……」
『また、こんな明日ならいいな』
キョン「あぁ……大丈夫さ、ハルヒ」
キョン「明日もまたみんなで食えるさ……」
キョン「……」カタカタ
キョン『おやすみ』
ハルヒ『おやすみー!!』
おしまい。