カツオ「おいあんた!ふざけたこと言ってんじゃ…」


メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:シールケ「ここは、どこ?」長門「・・・」

ツイート

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 19:51:22.85 ID:QYXG/q3X0

サザエ「カツオ!あんたなに言ってんの?」

カツオ「あっ!!姉さんだ!!チワ―――――ッス!!」

サザエ「だからなに言っt「チワ――ワ」

サザエ「!?」

タラオ「deathぅ」

サザエ「タ、タタタタラちゃん!?」

サザエ「タラちゃんまでなにを言ってるの!?」

カツオ「姉さんこそ!」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 19:56:47.22 ID:QYXG/q3X0

サザエ「あなた――!」

マスオ「どうしたんだい、サザエ」

サザエ「カツオとタラちゃんの様子が変なのよ」

――カツオの部屋――

カツオ「タラちゃんまだそんな玩具で遊んでるの?」

タラオ「積木を馬鹿にするなァ!」

マスオ「」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 19:59:25.17 ID:QYXG/q3X0

カツオ「あっ!!マスオさんだ!!チワ――――ッス!!」

マスオ「えぇ!?あっ、チワ―――ス!?」

サザエ「この調子なのよ…」

マスオ「これは困ったねぇ…」

タラオ「ぶやぁあああぁ」

カツオ「この玩具、もういらないだろ?」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:02:38.39 ID:QYXG/q3X0

サザエ「コラカツオやめなさい!」

マスオ「タラちゃんも落ち着いて…」

タラオ「ぶえやあああぁぁぁあああ」

ガラッ

波平「タラちゃんの泣き声が聞こえたが何事だ!?」

タラオ「ぶやあああああカツオ兄ちゃんがあああぁぁ」

カツオ「えっ!?」

波平「カツオォ!!」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:07:40.54 ID:QYXG/q3X0

―――波平の部屋―――

波平「どうしてタラちゃんを泣かせたんだ」

カツオ「それはタラちゃんが…」

タラオ「ぶやああああぁぁカツオ兄ちゃんがあぁぁぁ」

波平「ほれ、タラちゃんはカツオがやったと言っておるぞ」

カツオ「タラちゃんが先にやってきたんだよ!」

波平「もうお前の言い分は聞かん」

カツオ「…………」

カツオ「無駄なところがあんたのじいちゃんとそっくりだな」

波平「!?」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:13:09.95 ID:QYXG/q3X0

波平「なんじゃと!?」

波平「お前…わしの父さんを馬鹿にする気か!!」

カツオ「馬鹿にしようが何しようがもう関係ないよ

波平「なにィ!?」

カツオ「もうあんたの父さんはお亡くなりになってるじゃない」

波平「父さんの誇りと夢はわしが継いでおる!お前も少しは父さんを――」

カツオ「あ、迷惑death――死臭が酷い!ゾンビかっての」

波平「カツオ……」プルプル

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:16:10.49 ID:QYXG/q3X0

波平「カツオォォォ―――」

ブオン

カツオ「おっと!!」ヒュン

波平「ふおおおお!!」ビュン

カツオ「フン!おそ…」

ガシッ

カツオ「!?」

タラオ「おじいちゃん!今ですぅ〜」

カツオ「テメェ!」

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:19:11.90 ID:QYXG/q3X0

波平「よいぞ〜タラちゃ〜ん」グググ…

カツオ「ゆ、許してよおじいちゃん!」

波平「許さん」ググググ…

カツオ「そ…そんな!」

タラオ「わーいわーい」ニヤッ

カツオ「や…やめ…」

タラオ「わーいわーい」ニヤッ

ドゴォォォッ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:23:00.54 ID:QYXG/q3X0

カツオ「」

波平「しばらくそこでそこで反省しておれ!」

ガラッ

カツオ「うう…」

タラオ「カツオお兄ちゃん」トコトコ

ポンッ

カツオ「…!タラちゃん!泣いてたんじゃなかったのかよ!!」

タラオ「え?僕がないてた?」

カツオ「さっきまで大泣きしてたじゃん!嘘泣きだったの!?」

タラオ「刹那で忘れちゃった」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:27:14.00 ID:QYXG/q3X0

ガラッ

サザエ「タラちゃん!」

タラオ「あ、ママ」

サザエ「もう、どうしちゃったのさっきから!」

タラオ「? なんのことですか?」

サザエ「あら(あれ?いつも通りね…)」

サザエ「ううん!何でもないわ!」

タラちゃん「ふふっ」

サザエ「カツオ!父さん怒ってたわよ!そこでしばらく反省してなさいよね!!」

カツオ「うう…」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:30:17.88 ID:QYXG/q3X0

―――夜―――

サザエ「マスオさん!あんっ!」

マスオ「うう!すごいよサザエ!」

サザエ「ああっ…私もう…」

マスオ「だ…だだ出すよっ!!」

パンパンパンパン

サザエ「ああああ―――」

ガラッ

サザエ・マスオ「!?」

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:35:24.52 ID:QYXG/q3X0

タラオ「なにしてるですか?」

サザエ「えーっと…これは…」

マスオ「…プ、プロレスだよ!プロレス!テレビでよくやってるあれだよ!」

タラオ「ああ、あれですか!」

マスオ「そ、そうだよー あとタラちゃんもう夜遅いし寝ようね」

タラオ「わかったです!」

ガララッ

サザエ・マスオ「ふぅ…」


タラオ(ママのムチムチおっぱいもみしだきたい!)

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:38:45.17 ID:QYXG/q3X0

――翌日――

中島「磯野――サッカーやろうぜ――」

カツオ「わかった――今行く!!」

タタタタ…

タラオ「カツオお兄ちゃん!」

カツオ「! な…なにタラちゃん?」

タラオ「僕もサッカーやりたいです!」

カツオ「え!?……まあいいけど」

タラオ「わーい!わーい!」

カツオ「はぁ… じゃあ行こうか」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:43:46.89 ID:QYXG/q3X0

―――サッカーやるところ―――

カツオ「みんな――チ――ッス!!」

友A「あっ!磯野だ!!チーーーッス!!」

友B「中島もいるじゃん!チーーーッス」

友C「チワ―――ワ」

中島「みんな!今日はこの子もいるんだ!」

ザッ

タラオ「みなさんよろしくですーー」

カツオの友1・2・3「!?」

「あの子が来た途端……空気が変わった……!!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:49:45.40 ID:QYXG/q3X0

※友A・B・Cでした


中島「磯野のお姉さんの子供のタラちゃんだ みんな仲良くしてあげろよ!」

友A「お、おう…」

友B・C「よ、よろしく…」

カツオ「じゃあ始めよう!」

中島「磯野!」

カツオ「なんだよ中島」

中島「今日こそお前を負かすぞ!」

カツオ「…」ニッ

ピーーーーーーッ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 20:55:46.73 ID:QYXG/q3X0

チームA
友A
タラオ
カツオ

チームB
友B
友C
中島

チームA

「勝つぞおらああああああ」ダンッ

チームB

中島「今日も僕の魔法で皆さんの○○をまとめさせていただきたいんですが よろしいですか」

友B・C「異論なし!」


こうして試合は始まった

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:06:22.21 ID:QYXG/q3X0

食い終わりました


カツオ「1体1の強いヤツ」

友A「ダッシュの早いヤツ」

タラオ「ドリブルのリズムが 独特のヤツ…!」

カツオ「それぞれが1番いいタイミングで自分のサッカーやってやがる!!」

タラオ「強いです…」

中島「下味を付けて焼き…ここで調味料…スープを足して煮込むか…さぁ…召し上がれ」

メイジ@キッチン
“注文の多い料理店”
 中島ひろし

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:11:51.96 ID:QYXG/q3X0

ピーーーーッ

「チームB先制―――!!」

ワアアアアアア!!

タラオ「チッ…お前らしっかりするです」ボソッ

カツオ「…3人をまとめるって…そんなに大変なのか…」

カツオ「そんなの俺には…無理じゃねえか!!」

タラオ「独り言きもいです…」


友A「……」

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:15:46.10 ID:QYXG/q3X0

中島「どうした磯野?」

カツオ「中島ァ…!!」

中島「お前の力はそんなもんなのか?」

カツオ「…! くそ…」

中島「このままだとこっちが一方的に勝っちゃうよ」

カツオ「わかってる!!」

ピーーーッ
試合再開!!


タラオ「ここらで本気出すです…」

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:27:33.65 ID:QYXG/q3X0

中島「タラちゃん…?」

友B・C「さっきまでとは…何か違う…?」

友A「おらあ!」ドウ

 デウス・エクス・マキナ
“機械仕掛けの神”
   友A

タラオ「サンキューです」

ドンッ

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:27:51.11 ID:QYXG/q3X0

中島「タラちゃん中央突破か!!ここはDF陣お願いします」

ガッ

友B「バックパスか!!」

カツオ「ふん!」バッ

友C「ぐっ!奪えねェ!!」ガガガッ

モンテ・クリスト
  巌窟王
 “カツオ”

カツオ「タラちゃん!!」ドッ

友B「2人かわしたァ!!」

62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 21:32:55.93 ID:QYXG/q3X0

カツオ「友Aに通った!!」

中島「友A要注意!ドリブルさせるな!ファールに関しては手がつけられないぞ!」

ドッ

チームB「!?」

友B「アーリークロスだと!?」

友C「まだ誰もいないだろ」


タラ「ふん」ガゴッ

77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:10:53.28 ID:QYXG/q3X0

保守ありがとうございます
では再開します


チームB「!!?」

タラオ「……」ニヤ

友B「なんだ今のーーーー!!?連携スゲェーーーー!!」

共C「11番の上がりはえええええ!!」

中島(おかしい…)

中島「なんでただのガキがあんなヘディングを決められるんだァァ!!?」

タラオ「……」

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:19:17.18 ID:QYXG/q3X0

ピーーーーッ


カツオ「タラちゃん!!」ドッ

友B(全員が…何もしなくてもタラちゃんが何を要求しているのかを理解し!!

友C(自分のサッカーを使って“タラちゃんのサッカー”を作り上げている!!)

中島(“タラちゃんを活かす”為にチームがまとまった!!)

チームB(タラちゃんに対する 絶対的な信頼!!)

82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:25:03.13 ID:QYXG/q3X0

友A「追いつける!」

中島「本気を出していなかったからわからなかっただけかもしれないけどタラちゃんは間違いなく…」

カツオ「行けェタラちゃん!!」

85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:32:21.28 ID:QYXG/q3X0

オオオオオオオオオオオオオ

カツオ「タラちゃん!!」

タラオ「!」

カツオ Σd グッ!

タラオ  q ギャン

カツオ「なんで!?」

タラオ(雑魚が…カツオお兄ちゃんは僕の踏み台にでもなってればいいですぅ)

86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:38:15.55 ID:QYXG/q3X0

――数分後――

ピッピッピーーーッ

友B「嘘だろ…有り得ねえ…」

友C「有り得ねえことが…起きた!!」

中島「未来のサッカーマスターである僕の率いるチームが…2ケタ失点だとォ!?」

カツオ「チームA勝利だァァァァ!ああああ!!!」

タラオ「わーいわーいです!!」


友A「…うん…… 勝っちゃったね…」

88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:43:30.46 ID:QYXG/q3X0

カツオ「友A…?勝ったのに嬉しくないのか?」

タラオ「全部僕のおかげですぅ!」

友A「なんかさ…こんなもんかって感じだよな…」

タラオ「…」ニヤッ

カツオ「え…」


友「オレもう サッカーやめます」

89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:47:20.18 ID:QYXG/q3X0

カツオ「なに言ってんだよ…友A…!」

カツオ「またサッカーやろうよ!」

友A「……」

カツオ「中島ァ!友B!友C!なんとか言ってやってくれよ!」

中島・友B・友C「………」

ザッザッザッザッ…

カツオ「嘘…でしょ…?」

90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:54:09.47 ID:QYXG/q3X0

(お前とサッカーやってても楽しくないんだよ磯野…)

(よく考えてみたらそうだよな…珍しくタラちゃん連れてきてさ…)

(本当は俺達をボロボロにする為に連れてきたんだろ?)

(もう磯野とはサッカーやる気ないわ…)

(あんな奴友達じゃねえよ…)

カツオ(みんなの…心の声が…聞こえるよ……!!)

カツオ「う…うああああ!!!!」

タラオ「友達を失った気分はどうですかカツオお兄ちゃん?」

カツオ「…!!!」


カツオ「タァァァァ ァアァ ラァァァ ァァァァァァチャァァアアァァン!!!」

92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 22:58:20.80 ID:QYXG/q3X0

カツオ「今ここで!!勝負しろ!!タラちゃん!!!」

タラオ「………」

カツオ「テメェなんかより俺のサッカーの方が強ェってこと」

カツオ「テメェを倒して―――――」バサッ


カツオ「証明してやる!!!」

ドガァッ


タラオ「かかってくるです…カツオお兄ちゃん…」

93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:05:48.05 ID:QYXG/q3X0

ゴォッ

偶然通りかかったおっさん「ワシは…夢でも見ているのか…!?」ドドドド

『悪魔だ』


ドッシャァァァァァ

カツオ「なにィ!?」

タラオ「カツオ兄ちゃん… 8も歳離れてるのに勝てないんですかァ?今までサッカーやってた意味ないですねェ」トントントントン

カツオ「うるっせェ!!」

ガオンッ

ギャンッ

97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:12:47.40 ID:QYXG/q3X0

タラオ「弱いですねぇ…」

カツオ「うおおおおおお!!」

タラオ「あの4人の心はすでに折ってやったです… 次はカツオお兄ちゃんの番です…」

タラオ「よォォッ!!!」

ドッガァァァァッ

カツオ「うわああああああぁぁぁぁっ!!!」

タラオ「あれ?股間に当たっちゃったですか?」

カツオ「くそォ…」

100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:19:16.05 ID:QYXG/q3X0

――2ヶ月前――


中島「ハハッ…磯野エロいこと考えてんじゃねえよー!」

カツオ「かおりちゃん見てたら嫌でも考えちゃうよ!」

友A「磯野!告白しちゃえよ!」

カツオ「ええぇ!?」

友B・C「俺達応援してるからさ!」

カツオ「…わかったよ!告白するよ!」

――屋上――

かおり「なぁに?磯野くん」

カツオ「かおりちゃん!付き合って下さい!」

かおり「え…?」

カツオ「やっぱり無理だよ…」

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:21:45.49 ID:QYXG/q3X0

かおり「…嬉しい!!」

カツオ「えっ…?」

かおり「喜んで!!」

カツオ「かおりちゃん…!!!」

かおり「ふふっ」

カツオ「…ありがとう これからよろしくね!」

かおり「こちらこそ♪」

104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:25:01.23 ID:QYXG/q3X0

――その日の帰り道――

皆「で、どうだったんだよ磯野!!」

カツオ「あの…実は…」

皆「うん…」ゴクリ

カツオ「付き合うことになったんだ!!」

皆「おおおおおおおおお!!!!」

中島「やったな磯野!」

友A「少し悔しいけど、おめでとう!」

友B「まさか付き合えるなんてなあ!」

友C「よかったな磯野!」

106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:30:04.76 ID:QYXG/q3X0

-------------
カツオ「はぁ…はぁ…」

タラオ「まだ折れないですか?」

タラオ「…しつこいです……」

ガッ ガッ

カツオ「ぐぅ…」

----------------
カツオ「みんな、ありがとう!!」

中島「あっ…磯野、彼女ができて俺達と遊ぶ時間少なくなっちゃうかもしれないけどさ」

カツオ「…?」

皆「俺達と、いつまでも友達でいてくれよ!」

107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:34:30.29 ID:QYXG/q3X0

―――――――
カツオ「うん…」

タラオ「?」

ゴォッ

タラオ「!!???」

カツオ「………」バサァッ

タラオ「カツオ兄ちゃん…何ですかそれは?」

カツオ「皆が俺を嫌いになっても…」

ギャンッ


カツオ「僕は皆が大好きだ」

108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:38:16.59 ID:QYXG/q3X0

タラオ「チィ(早い)」

タラオ(反応 できない)

カツオ「うおおおお!!!!」

カツオ「テメェに勝って…」

カツオ「みんなの心を!取り戻す!」

ゴォッ




タラオ「ハイ ご苦労様death―――」

110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:43:27.97 ID:QYXG/q3X0

タラオ「うーん いい流れです」

タラオ「最高潮に調子こいてるところを 一発で踏み潰す」

タラオ「キツイです?キツイですよね?」

カツオ「…………!!」

タラオ「……このハネ もういらないだろ?」ガッ


カツオ「ぐああああああぁぁぁぁぁ」プチプチプチプチプチプチ

112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:51:24.52 ID:QYXG/q3X0

タラオ「買い物しよ―――と町まで――」

タラオ「で――か―けた―ら」

タラオ「財布を―――忘れて――」

タラオ「ゆかい―――なさざぁ――えさん」

タラオ「僕は今とても愉快な気持ちですよカツオお兄ちゃん?」

ガクッ

タラオ「へェ――カツオお兄ちゃん二つ名なんて付いちゃってるんですか じゃあ僕も付けるです」

 レ・ミゼラブル
 あゞ無情

タラオ「なんてよくないですか?どう?」

114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/10(土) 23:55:57.85 ID:QYXG/q3X0

カツオ「やっと…ここまで…辿り着いたのに…」

カツオ「タラちゃん…僕のボールを…いとも簡単に…!!」
               ゴボッ
カツオ(僕は勝てないのか…?タラちゃんに…)
     ゴボッゴボボッ
カツオ(僕はタラちゃんには…届かないのか…)

カツオ(僕は…どうしたらいいんだ…!!)


カツオ「みんな!!」

116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:00:28.46 ID:HEbnqmkU0

そんなもん2秒で切り返せよ

カツオ「!?」ハッ

バッ

タラオ「う…嘘です…」

タラオ「そんな…そんなハズがないです」

タラオ「さっき 折ったハズです!!」










波平「ホレホレカツオ…お前が見たかった景色ってのは 地面なのか〜?」


「あんたかよ!!」

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:06:15.46 ID:HEbnqmkU0

波平「悪いなぁ カツオ… 待たせたな」

カツオ「父さん…」

波平「すべての元凶はタラちゃんだったんだ」

波平「後でタラちゃんは叱っておく でもその前に…タラちゃんに証明してみるんだ」

カツオ「父さん…」

波平「いつも言って聞かせたはずだぞ」


「限界見えた時でも 『オレがやる』って決められるか決められないかだ…!!」

121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:10:20.43 ID:HEbnqmkU0

…そうだ… そうだよ…!!僕がやるんだ!!

カツオ「ぐ…」

カツオ「おおおぉああああああ!!!」

タラオ「…………!!」

タラオ「…でもカツオお兄ちゃん ホントに調子上がってんの?」

タラオ「ハネ無いですけど」

オオオオオオ……

タラオ「………?」

タラオ「上になにかあるです?」クイ

124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:16:59.40 ID:HEbnqmkU0

ドドドドドドドドトドドドド

タラオ「カツオお兄ちゃん…何ですかそれは…」

タラオ「なんですか それは!!!!」

                     ___,,、---─>─‐'''""´´ ̄ ̄ ̄ ̄``ヽ--、
            _,,,、、--=ニ二´-‐''"/ ,>'"´ // .::/,..::::/ ...../... ,,>'" ,,ィ  \
     __,,、-─''"´.::::::::::::::::>'"´...>'"´//>'"/ィ/:/イィ/,,ィ/..::::/.::::::>'>''彡ミ .)
  <´_:_:_:_:::_::_::::::∠>''"/::::::::///.::/.../ Y/./../ .///.:>//彡三ニ. /
   ,、-イ::_:_:_:>'"..........:::::::::::/ィ'"//:/:::/::::://../Y/:/  /  イ /彡三ニ- /
  'ィ'"´,,ィ'......:::::......,,>''"´::::::/ /ィ/:::ノ:,,ノ/::://:// 人/..:::/  / /彡三ニ-  /
  , ィ´:::::::::::>''"´:/::::://....:::::::::/..:::::::::/.::::/ .::/∨::::|..::::/ .:::/.:::/彡三ニ='". /
/_,,、-‐''"´/::::/:::::::/:∠..::::::::::∠..:::::::::::/ .::/ ..::/:::::://.{:::/ .::::l::::/彡三ニ='". /
´      ´/::::::::∠::∠.:::::::::::∠..::::::::::::/ .:::/ .:::/:::::// ∨..:::::,:::/彡三ニ=''´ /
       /::::::::::/.::::/ :::::::::::/ :::::::::::::/ .::::/ ::::/:::::/:;  :::ヘ:::::::/彡三ニ=''´. {
     /::::::::::/.::::/ .:::::::::::/ ::::::::::::::/ :::::/ ::::/ ::::/:::;  ::::::∨/彡彡ニィ'"´ .|
    / :::::::::// ::::/ .:::::::::/ ::::::::::::::/ ::::::, :::::/,::::::, :::;  .:::::::|Y'"´∠彡イ'" ./
.   / ::::::/.../ ::::/ .:::::::::/ ::::::::::::::/ :::::, :::::/,:::::::; ::::l  .:::::::|::}  .  彡'"/
  / :::::/  /::::イ,  ::::::::/ :::::::::::::::,  ::::::; ::::; .; ::::::; :::l.   :::::::|::}     ミ:/
  /::::::/   ;:::/ ,  :::::::::; .::::::::::::::::;  :::::::;:::::; | ::::::l:::l.    :::::::|::}      {
 ,::::::/   ;:/ ;  .::::::::;  :::::::::::::/;  ::::::::|:::/ | :::::ハハ   :::::::|::}
..,:::ノ    |  |  ::::::::| :::::::::::/ !:! ::::::::ハ/. .|.::::/  ', : : :.:::: |::}
/'        | : :::::::| ::::::::/ .ソ, ::::::::/   |::::}   ',: : : :::::::|ソ
            {: : :::::/: :::::::/   ; ::::::{    |:/    ',: :::::::::|
          {: : ::/ |: ::::/    {:::::{     |'     ヽ: :::::|
          ヽ:::/ {::::/     {:::|           ヽ:::::|

ドドドドドドドドドド

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:26:30.42 ID:HEbnqmkU0

ドギャンッ

ドゴォォォォォォォッ!!!!


タラオ「……」ペタン

カツオ「立てタラちゃん まだ始まったばっかりでしょ」
ビクッ

タラオ「カツオお兄ちゃん…まさか 世界最強になる気ですか……!!!」

カツオ「先の話をする気はないよ」ドドドド

カツオ「今!!ここで!!僕は町内一位になる…」ドドドドド

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:27:48.96 ID:HEbnqmkU0

タラちゃんを倒して最強を証明する!!それだけだ!!
    ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴//   \|
  |∵/   (・)   (・) |
  (6       つ  |
  |    ___  |
   \   \_/  /
     \_____/
     モンテ・クリスト
     “巌窟王”
      カツオ ガシャンッ

130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:28:58.32 ID:HEbnqmkU0

これで終わりです
最後まで見てくれた人ありがとう
LIGHTWINGは不滅です

135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/11(日) 00:37:27.88 ID:HEbnqmkU0

後日

――学校――

カツオ「………」

中島「い…磯野」

カツオ「!!」

友A「昨日は…俺達どうかしてたよ」

友B「ごめん!!」

友C「昨日、本当にすまなかった」

中島「また、一緒にサッカーやってくれるか…?」

カツオ「………!!」

グスッ

カツオ「うん!!」


END




ツイート

メニュー
トップ 作品一覧 作者一覧 掲示板 検索 リンク SS:涼宮達と泉達の安価で小説のようです