1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/07(水) 23:27:26.08 ID:YG4lnN36O
永沢「涙を促せ!」
永沢「崩玉葱!」
ドドドドドドドド
藤木「へえ…たいした霊圧だね」
永沢「うおおお!」
藤木「でも正面から力押しって言うのはいささか滑稽に映るね」
7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/07(水) 23:45:41.71 ID:YG4lnN36O
ガン!
永沢「なっ?素手で?」
藤木「やれやれ、がっかりさせないでれよ」
藤木「僕に剣を抜かせることも出来ないの…」
藤木「かいッ?!」
ゴシャア!
永沢「ぶっ?!!」
永沢の顔面をとらえた藤木の拳
永沢はそのままのぶっ飛び校舎にめり込む。
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9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/07(水) 23:51:15.31 ID:YG4lnN36O
藤木「利害できてるかい?」
藤木「僕は他とは隔絶した力をてにいれた」
藤木「どうだい?卑怯ってバカにしてたやつに負ける気分は?」
永沢「卑怯者が…」
藤木「」ピクッ
12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:01:37.44 ID:EN5XP+4WO
藤木「もとはといえば君のせいだろう?」
藤木「君はいつもぼくを力でねじ伏せ卑怯だと罵った」
〜一週間前〜
藤木「な、永沢くん!もうこんなことは止めようよ!」
藤木「なぜこんなことをするんだい?」
永沢「なぜ?そんなことも分からないのかい藤木くん!」
永沢「本当に!?」
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永沢「君が弱いから鍛えてやってるだけだよ!!」
14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:07:55.82 ID:EN5XP+4WO
永沢「君みたいな卑怯な屑は僕のサンドバックになってればいいんだよ!」
永沢「ホウラ!いったぞ藤木くん!」
永沢「死ね!」
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25610.jpg
18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:11:52.71 ID:EN5XP+4WO
藤木「ひっ!」サッ
永沢「」イラッ
永沢「避けることだけは一人前だね」
永沢「目障りなんだよぉ!とっとと死ね!」
ズバァ
藤木「うわあああ!僕のッ僕の腕がぁ!!」
永沢「これで終わりだぁ!!」
戸川先生「そこまでです永沢くん」
21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:17:08.21 ID:EN5XP+4WO
永沢「っ!!先生…!」
先生「四番学科のかたはいらっしゃいませんか?」
先生「藤木くんを救護室につれていってあげてください」
永沢「先生、邪魔する気ですか?」
先生「君のそれは、戦いとは言いません」
先生「ただの暴力です」
山田「あばばばばば!藤木くんの腕美味しそうだじょー!」
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:22:48.08 ID:EN5XP+4WO
〜救護室〜
藤木「くそッくそッ!うう…僕の腕がぁ」
先生「藤木くん大丈夫ですか?」
藤木「先生…」
先生「腕のことなら心配いりません。すぐにくっつきます」
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:28:13.19 ID:EN5XP+4WO
絵かいてうpするから五分ほどまって
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:49:56.35 ID:EN5XP+4WO
藤木「うう…なんで僕が…」
藤木「先生僕は…力がほしいです」
先生「…藤木くんそれを本気でいってますか?」
藤木「え?」
先生「本気でいっているかどうかを聞いているんですよ」
先生「難しい質問でしたか?」
藤木「先生?」
先生「力をあげるといっているんですよ!」
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33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 00:56:06.38 ID:EN5XP+4WO
先生「これを…」
藤木「これは?」
先生「これは恒玉、藤木くん、これに認められれば
あなたはすべてを超越する力をてにすることができます」
藤木「ほ、本当ですか?」
先生「はい、家とともに焼け損ねた生焼け玉ねぎを潰すことくらい造作もないことです」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:00:49.23 ID:EN5XP+4WO
藤木「なぜ僕にこれを?」
先生「あなたには才能がある」
先生「私はこれと融合し世界を変える者を探していたのです」
藤木「僕が…変える世界を…はは!」
藤木「ざまぁ見ろ永沢くん!僕はやはりただの卑怯者なんかじゃなかった!」
38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:06:00.75 ID:EN5XP+4WO
先生「しかし、条件があります」
藤木「条件…」
先生「はい…それは」
ーーーーーーーーーーーーーー
『条件があります…それは』
藤木「…」
藤木「そんなことをしてまで僕は力を求めているのか?」
『君みたいな卑怯な屑は僕のサンドバックになってればいいんだよ。』
藤木「くそっ!」ギリッ
40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:09:36.89 ID:EN5XP+4WO
藤木「くくっ、そうだ!いまの僕ならやれる」
藤木「さっきからこの玉は僕に力を与えてきてる」
藤木「明日だ!明日から作戦遂行だ!」
藤木「くくっ、永沢くん君の力もいずれ僕のものになるのさ」
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:19:03.59 ID:EN5XP+4WO
〜翌日〜
「ねえ?聞いた?」
「うん!63席と125席と56席の人殺されたらしいね」
「でね、どの死体も霊圧がまったくなくなってたんだって
「まるで最初から霊圧なんてなかったみたいに」
藤木「…」
永沢「ざまぁないね。」
「永沢くん」
永沢「自分の身も守れないそんなやつはいずれ死に行く運命なのさ」
「永沢くんは4席だからその犯人をつかまえられるね!」
永沢「ああ、一週間後にはそいつの首を校門の前に吊るしてやるよ」
43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:25:52.52 ID:EN5XP+4WO
〜三日後〜
「おかしいよ!」
「とうとう第50席までの席官ぜんいんが!」
「次は…あたしたち…?」
はまじ「おうおう永沢〜お前、前犯人捕まえるとかいってたよなぁー」
永沢「それがなんだい?」
ブー太郎「やめとけよぉ、はまじィ玉ねぎに文句いってもなにも始まらないブー!」
44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:33:48.63 ID:EN5XP+4WO
永沢「聞き違いかい?いま僕に殺してくれと頼まなかったかい?」
ブー太郎「玉ねぎはやっぱりザコだブー!」
ブー太郎「犯人一人も捕まえられないなんてww
やっぱりお家が萌えたからだブー?」プキャキャ
永沢「いいか?もう一度言ってみろ…」
はまじ「何回でも言ってやるよぉ」
はまじ「お家が燃えて残念だったなあー玉ねっッぎィっ?」
スパンッ…ゴロンゴロン
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47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:47:17.63 ID:EN5XP+4WO
ブー太郎「はっはまじッ?!首がおっこちちゃったブー!」
「きゃああああ!」
永沢「…」
まる子「なんだいこりゃ?狂ってるよ…」
たまちゃん「ま、まるちゃん…」ガクガク
永沢「もう一度…もう一度言ってみろぉ!この愚脳が!」
グシャッブチッザシュッ!
永沢「はあはあ、…破道の54…灰炎!」
はまじ「」ゴオッ
ゴオオオオオ
永沢「灰になれっ!バカが!」
48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 01:53:58.51 ID:EN5XP+4WO
丸尾「永沢くん…あなたは」
永沢「今の僕に話しかけない方がいい」
永沢「首が落ちるよ?」
丸尾「ヒイッ」
永沢「灰…片付けときなよ?」
丸尾「は、はいズバリ!この丸尾末男!学級委員として…」
永沢「さっさと片付けろ!」
丸尾「はっはい!」
藤木「」ニヤリ
キーンコーンカーンコーン
藤木「そろそろ、山田くんを狩るかな?ククッ!」
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:05:20.03 ID:EN5XP+4WO
実践演習場
山田「あばばばばば!」
男子A「」グシャッ
男子B「ど、どういうことだよ?六人だぞ、
六人で斬りかかってるのに…」
男子B「なんで倒れずに笑って切り返してくるんだよ!」
山田「あはははは!ズバァだじょ!ズバァ楽しいじょ!」
ブンッ!
男子B〜E「」グシャッ
男子F「こ、こんなの勝てるわけねえバケモンだ!」
山田「逃げるのは卑怯だじょー藤木くんだじょー!
藤木くんの唇!あばばばばば」
男子F「」ゴロンゴロン
山田「輪切り…うまそうだじょー」
バキバキぐしゃぐしゃ…ゴクン!
50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:14:42.80 ID:EN5XP+4WO
藤木「先手必勝だよ」ゴウ
山田「じょーーー?」クル
ガアン
山田「あはははは!藤木くんだじょ!唇そそるじょ!萌え〜だじょー」
藤木「っ!」ゾクッ
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:24:53.08 ID:EN5XP+4WO
山田「じょー!」ガアン
藤木「お、重い……」
ギリギリ
笹山「き、救護に来ました〜ってええ!藤木くん?」
藤木「さ、笹山さん…//」
山田「隙ありだじょー!」
藤木「くっ!」
藤木「任せた!笹山さん」ドン
笹山「え?」
ザクッ
笹山「」タテニマップタツ
山田「あははははー最高にたのしいじょー!!」
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:27:33.96 ID:EN5XP+4WO
山田「あはあはあはぁぎゃぁーーー!もっと血がほしいじょ」
山田「お前もそうだじょ!?」
山田「踊り狂え」
藤木(解放っ!)
54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:31:15.13 ID:EN5XP+4WO
山田「狂麗〜ぇ」(きょうれ)
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藤木「仕方ないね…」
藤木「打ち切れ…」
藤木「卑勇覇!」
ゴウッ
55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:36:03.71 ID:EN5XP+4WO
ギイン!
山田「!」
藤木「大した反応速度だね」
ギギギギギギギギ
ザシュッ!ザン!
山田「あばばばばば」
藤木「っ!こいつ斬っても斬っても笑って…」
藤木(大振りを避けて確実に首を跳ねる!それしかない!)
山田「」ブンッ
藤木「」サッ
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:42:13.56 ID:EN5XP+4WO
藤木「ふんっ!」
ズバァ
山田「あれ?あははははなんでオイラの体があんなに下の方にあるじょ?」
山田「あはははは!オイラ空を飛んで…る…じょ?」
ゴロンゴロン
藤木「お、終わった…」
ガブゥ
藤木「ぐああああ、こいつ首だけでチンコに!」
山田「おいしい…じょ…」
藤木「離せ!破道の54!灰炎!」
ゴオオオオオ
藤木「くそっくそっ僕のチンコの包皮を!」
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:44:50.50 ID:EN5XP+4WO
ーーこれで藤木くんも大人だじょ…
藤木「山田くん…?」
ーーーーーーーーーーーーーー
永沢「山田の霊圧が…消えた?」
永沢「まさか藤木くん…君が…?」
59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:48:28.18 ID:EN5XP+4WO
翌朝
永沢「やっぱり君だったんだね」
藤木「」ニヤリ
永沢「君はなぜ突然」
藤木「これさ…」スッ
永沢「それは…この学校に伝わる…!」
藤木「恒玉だよ…」
永沢「君はやっぱり卑怯だよ…」
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:54:36.02 ID:EN5XP+4WO
永沢「やはり、君はあのとき殺しておくべきだったよ!」
藤木「…」
永沢「なんとかいったらどうなんだい?君はいつも…」
藤木「うるさいっ!」
藤木「」ダッ
永沢「反論できなくなったら、力押しかい愚弄なことだね」
ガアン!
藤木「ははは!どうだい?君以下の席官すべての力と恒玉の
力の融合は?」
ビキッ
永沢「なっ刀ごと?!」
ズバァ!
ポタポタ
61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:58:30.86 ID:EN5XP+4WO
藤木「ははは!不様だね!前まであれだけの実力者だった
君が僕の前では見る影もない!」
藤木「君ごときの剣で僕が斬れると思ったのかい?永沢くん」
永沢「はあ…はあ」ポタポタ
永沢「僕が君みたいな屑に負けてたまるかっ!」
63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 02:59:32.78 ID:EN5XP+4WO
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/12/07(水) 23:27:26.08 ID:YG4lnN36O
永沢「涙を促せ!」
永沢「崩玉葱!」
ドドドドドドドド
藤木「へえ…たいした霊圧だね」
永沢「うおおお!」
藤木「でも正面から力押しって言うのはいささか滑稽に映るね」
64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:01:35.29 ID:EN5XP+4WO
ガン!
永沢「なっ?素手で?」
藤木「やれやれ、がっかりさせないでれよ」
藤木「僕に剣を抜かせることも出来ないの…」
藤木「かいッ?!」
ゴシャア!
永沢「ぶっ?!!」
永沢の顔面をとらえた藤木の拳
永沢はそのままのぶっ飛び校舎にめり込む。
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25657.jpg
65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:03:00.36 ID:EN5XP+4WO
藤木「理解できてるかい?」
藤木「僕は他とは隔絶した力をてにいれた」
藤木「どうだい?卑怯ってバカにしてたやつに負ける気分は?」
永沢「卑怯者が…」
藤木「」ピクッ
66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:10:09.14 ID:EN5XP+4WO
藤木「もとはといえば君のせいだろう?」
藤木「君をいつもぼくを力でねじ伏せ卑怯だと罵った」
永沢「言いたいことはそれだけかい?卑怯者」
藤木「…!残念だよ君はどうやら今の状況も
把握出来ないのほど混乱しているようだね?」
永沢「バカなのは君の方だよ…僕の刀の能力…教えてなかったよね?」
永沢「上を見るといい」
藤木「なっ…なんだこれは?」
藤木の上空には白い巨大な無数の花が咲いていた。
永沢「光を奪え魄涙花」
バシャアアアア
次の瞬間には藤木の目に大量の花の蜜が降りかかっていた
68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:15:07.92 ID:EN5XP+4WO
永沢「その花の蜜は玉ねぎの汁と同じさ、涙を促し、光を奪う」
藤木「ぐああああ、目が!目が!」
永沢「さあ、粉々に砕いてやるよ藤木くん…」
藤木「」ゾクッ
藤木「まっ、待ってくれ!永沢…」
永沢「卍・解」
73 名前:>>67崩玉葱は刀の名前、魄涙花は技のひとつ[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:22:33.52 ID:EN5XP+4WO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
藤木「くそっ目が!目が!みえない!」
永沢「卍解」
永沢「烈火・王玉葱(れっか・おうぎょくねぎ)」
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25604.jpg
永沢「炎を従えた僕に…」
永沢「敵はない」
75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:27:36.15 ID:EN5XP+4WO
永沢「終わりだよ」
藤木「ひっ!」
永沢「轟炎・爆菜!」
永沢の拳から放たれた炎は波の如く藤木を飲み込んだ
藤木「く、くそおおおおお!」
77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:36:13.07 ID:EN5XP+4WO
藤木「」シューー
藤木「くっ!」
永沢「君、まだ生きてたのかい?しぶといね」
藤木「当たり前だ…僕は…僕は恒玉を従える…」
藤木「神になる男だぞぉ!?」
ズモモモモモ
藤木「見ろ!恒玉が僕に進化を促してッ?!べへぇ??」
ドシュッ
藤木「ぐあっ?」ドサッ
先生「恒玉は回収させてまらいますよ藤木くん」
先生「やはり、君に渡して正解でしたよ」
藤木「せ、先生なんで、うっうっ僕を、僕を裏切ったのか?!」
先生「いえいえ、ただ君は非常に
いい肥料だったと言うだけのことですよ」
79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:43:09.24 ID:EN5XP+4WO
永沢「やはりあんたは信用できないと思ってたよ先生」
永沢「生徒の前では実力人望ともに厚い、いい先生」
永沢「とんだピエロですよ貴方は」
先生「永沢くん、あなたの見るべき敵は、
私だけではありませんよ」
ザシュッ!
永沢「なっ?僕の腕が」
「まずは一本だね」
永沢「てめぇ!」
「破道の90・黒棺」
永沢「90番台詠唱破棄だと…!?」
黒い重力の奔流が永沢を絡めとり霊子でできた刃が何度も永沢を切りつける
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 03:49:35.57 ID:EN5XP+4WO
「しぶといね…」
永沢「はあはあ、まさかお前も絡んでるなんてね」
永沢「第3席!さくらももこ!」
まる子「へん!玉ねぎが偉そうなくちを聞くねぇ」
永沢「藤木くん!起きろ!
このままだと本当に肥料にされるぞ!」
藤木「」
永沢「藤木くん!君ばっ?!」ドシュ
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25609.jpg
まる子「なめられたもんだねぇ
あたしの目の前でよそ見するなんてさ」
86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:01:38.60 ID:EN5XP+4WO
永沢「うっ!」
まる子「さっさと死になよ玉ねぎ、
あんたの賞味期限はもうとっくに過ぎてんのさ」
永沢「くそぉ!」ブンッ
ギイン
先生「おっと、彼女はこれから神となる身です
そう簡単にては出させませんよ」
87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:03:12.69 ID:EN5XP+4WO
永沢「ちっ、君に尻拭いをさせることになるとはね、
本当に卑怯だよ…君は」カラン
永沢の投げた刀は倒れている藤木の前に突き刺さった
ザンッ
先生「相手の力量も計らずに飛び出すと
取り返しのつかないことになりかねません」
先生「これからはそういうところも気を付けていきましょうね」
先生「永沢くん」
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25607.jpg
ゴロンゴロン
永沢「すまないね、藤木くん…」
ガクッ
89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:10:36.63 ID:EN5XP+4WO
まる子「これが、恒玉かい」
先生「私の術式で融合させましょう」
まる子「いや必要ないよ」
ブシュッグリグリ
先生「さくらさん、大雑把過ぎるのは行けませんよ」
まる子「あっア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!」
先生「逆に恒玉に取り込まれかねません」
先生「まあ、あなたの霊圧なら大丈夫ですよ」
まる子「」バキバキバキバキビキン
先生「なるほど、完全覚醒のために繭になりましたか」
91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:17:00.35 ID:EN5XP+4WO
先生「あと十分もすれば…」
先生「ところで貴方はいつまで寝たふりをするつもりですか?」
先生「藤木くん」
藤木「くっ!」
先生「いずれあと十分ほどで世界は改変されます」
先生「しかし貴方なら抗うことができるかもしれない」
藤木「僕にそんな力はっ!それに永沢くんも死んでしまった」
藤木「やっとわかったよ、僕は卑怯だよ
永沢くんがしきりにいってた意味がいまわかった」
93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:22:25.50 ID:EN5XP+4WO
藤木「そして僕は独りよがりな理由で皆を恒玉に食わしてしまった」
先生「それを後悔しているのなら逆に皆の力を無駄にしては行けませんよ」
藤木「え?」
先生「君は不完全とはいえ一度恒玉と融合しています
君のなかには永沢君をはじめとする多くの生徒の霊圧と意志があるのですよ」
藤木「!」
94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:29:05.19 ID:EN5XP+4WO
先生「実際あなたの霊圧はすでに強大過ぎて感じとることは出来ません」
先生「それでも貴方は諦めますか?」
藤木「でもっ僕は卑怯でっ!」
先生「あなたのそれは卑怯ではありません臆病です」
先生「藤木くん、君は臆病の殻を打ち破ることができれば」
先生「立派な勇士になる」
藤木「!」
ビキンバキバキバキバキ!
先生「孵化が始まったようですね」
96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:34:59.30 ID:EN5XP+4WO
ドクン
ドクンドクン!
『いい気分だね、これが恒玉の力かい』
藤木「なっ?なんだあの姿は?」
http://mup.vip2ch.com/up/vipper25605.jpg
先生「さあ、どうしますか、諦めますか?」
藤木「永沢くんの力を感じます」
先生「そうですよ。プライドの高い彼があなたに与えた全霊圧です」
藤木「永沢くん…僕はいくよ…!!」
97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:45:34.56 ID:EN5XP+4WO
まる子『藤木かい?』
まる子『今さらあんたが出てきてどうなるのさ?』
藤木「さくら、お前を止める」
まる子『口を慎みな、破片も残さず吹き飛ばすよ?』
まる子『まあ、卑怯なあんたにはッ!!??』
ゴウッ
ガシャアーン
ズドドドドドド
まる子『なっあたしが力だけで?』
藤木「残念ながら引くわけにはいかないんだ」
藤木「永沢くんに期待される僕なんて、
もう今しかないと思うからさ!」
まる子『うるさいっ!』
まる子『死の連射(ディアルーゴ)!』
ゴガガガガガ!
98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:51:16.38 ID:EN5XP+4WO
藤木「」バァン
まる子『全て弾いた…だって?』
藤木「恒玉と融合した時点で君を殺すことは不可能」
藤木「なら、君を僕を媒体にした封印式に封じる!」
まる子『そんなもので、あたしゃ封じられないよ!』
藤木(永沢くん、貰うよ君の力…)
藤木「僕の…最初で最後の卍解だ…」
100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 04:58:58.85 ID:EN5XP+4WO
藤木『卍解・恒光戦士・卑勇覇』
まる子『なんだい…それは?なんだい…その霊圧は?』
藤木『これは、ただの卍解ではないよ僕たち二人の力が合わさった卍解だ』
藤木『ところでなんで君はこんなことを』
藤木『それなりの願いがあったんだろう?』
まる子『復讐だよ、お母さんは、あのばばあは…!』
まる子『あたしとの親子関係を破棄してたまちゃんを養子にしやがったのさ!』
まる子『こんな裏切りだらけの世界なんてあたしがぶち壊してやるよ!』
101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 05:05:58.64 ID:EN5XP+4WO
藤木『そうかい、でもこんな世界でも
永沢くんが僕にたくしてまで守ろうとした世界』
藤木『壊させるわけにはいかないんだよ』
藤木『全ての恒星よ、悪を、欲望を、妬みを、
傲慢を焼け、諸悪を照らし恐災を祓わん』
藤木『恒燃覇!』
地球に一番近い太陽から光の触手が伸び、まる子に巻き付いた。
まる子『くっ!こんなものであたしを!』
102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 05:13:38.63 ID:EN5XP+4WO
そう言ってまる子が触手を切ろうとした瞬間には
宇宙中の恒星から光速で伸びてきた
無数の光の剣がまる子の体を貫いていた
まる子『ッ!がっ!!』
藤木『さあ、さくら、君は僕と一緒に封印され』
藤木『世界のバランスを保つために霊圧を放出する石になるんだ』
先生「やり…ましたね藤木くん」
先生「消すことはできないと思っていた恒玉を」
先生「あなたは見事にこの星から消し去った」
先生「人類が前に進むためにはあの力に頼ってはいけなかった」
先生「本当にありがとう、藤木くん」
103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 05:21:35.99 ID:EN5XP+4WO
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僕は永沢君夫、どうやら藤木くんによって世界は改変されてしまったようだ
霊圧と言う概念はきえて、それを利用した争いもめっきりなくなった。
どうやら僕が生きていると言うことは僕は彼にこの世界にいてほしいと思われていたということだ
全くとんだ卑怯者だよ…君は
そしていま僕は彼をまつった記念碑の前に来ている
永沢「藤木くん一応感謝はしておくよ」
永沢「いったい最初の君は何を願って恒玉にてを出したんだいたい?」
永沢「…答えが帰ってくるわけ…」
『君みたいなかわいい玉ねぎがなる大きな
玉葱畑が作りたかったのさ』
永沢「…!藤木くん…///」
ー終わりー
105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/08(木) 05:33:55.39 ID:EN5XP+4WO
最後まで見てくれてありがとう